毎日歩きまくった母娘のGWスペイン旅行8泊10日 Vol. 7 息を飲む美しさ!! サグラダ・ファミリアに魅せられて…☆

2019/04/24 - 2019/05/05

バルセロナを訪れたメインの目的でもある、サグラダ・ファミリア教会の内部の見学ツアーに行く日がやって来ました!　好きなおかずは最後に食べる…じゃないけど、数あるガウディ建築の中で、サグラダ・ファミリア教会が1番美しいに決まってる!!と見に行く前から確信してたので、最後の最後に取っておこうと思い、バルセロナ滞在3日目に見学の予約を入れました。

ガイドブックを見ると、繁忙期は1週間くらい前には内部見学ツアーも埋まってくると書いてあったのですが、まぁ私たちが行くのは繁忙期ではないし問題なさそうかな?なんて思っていたのですが、2ヶ月弱前に予約を試みたところ、既に希望日の生誕のファサード側の朝一の予約はいっぱい!!　えぇぇぇ～!　

日程を変更してみても状況は大して変わらず。　ガイドブックを読んだり、旅番組の録画を確認してみても、朝11時前後に教会内部に差し込む光によって、ステンドグラスが照らされてめちゃくちゃキレイらしく、塔へ上るツアーを終えて朝11時前後に教会に戻って来られる時間…として計算すると、やっぱり朝9時台には塔に上るツアーを予約したい…という事で、結局、生誕のファサード側は諦め、受難のファサード側の塔に上ることにしました。　2か月前の時点で、受難のファサード側の朝の予約はまだ全然ヨユーで空いていました。

ここまで色々と考えて日時を指定して予約してみたものの、天気予報によると当日の午前中は曇り…!　こればかりはどんなに事前に完璧に準備をしたところでどうにもならない…。　曇っていても、ステンドグラスから陽が差し込んだあの美しいサグラダ・ファミリア教会を見ることは出来るのでしょうか?!

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空 ブエリング航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。　バルセロナ滞在3日目です。　とりあえず朝起きたら、窓を開けて、目の前にそびえ立つサグラダ・ファミリア教会を眺めてしまいますね!

朝食を簡単に済ませ、早速ツアーを予約したサグラダ・ファミリア教会へ。　

受難のファサード側に出来ていた行列に何も考えず並んでしまったのですが、実はその列はツアー団体の行列でした!　道理で予約確認書の提示とか何も求められなかったわけだわ!　グループで説明を聞きながら、絶対にこの団体、何か違う!と確信し、ガイドさんらしき人に話してグループを抜けて個人用の受付へ。　受付時間をちょっと過ぎてしまってたけど、問題なく入れてもらえてよかったわ!

コインロッカー(無料)に荷物を預け、エレベーターへ。　バッグなどは預けないとならないですが、カメラ等はもちろん持っていけます。ポシェットみたいな小さい斜めがけのバッグがあると便利かもですね。　

塔のエレベーターを降りてすぐ現れる、塔と塔をつなぐ橋。　おー、ここは録画をした旅番組でも何度も観た事ある場所です!　

真上を見上げると、今まさに作られている塔が両側にそびえ立ち、その間にはクレーンも!　世界中から注目されている現在進行形の建設現場であり、観光客が日々うじゃうじゃとやってくる…。　絶対に事故を起こさないように、相当気を使いながらの工事なんでしょうね!

金網の向こうにある、赤く光る文字のようなもの、何て書かれているんだろう?　GLORIA...的な感じで読める気もするけど、英語なワケないしね。

文字っぽいのは結局分からないまま。　山盛りの果物の彫刻がとっても美しいです。

ぶどうなどの彫刻も見つけました!

工事現場の人たちが見えました。　これからも安全第一でよろしくお願いいたします!　

まだ完成はしてなくても、1年後に再訪したら全く違う姿を見ることが出来るんだろうな!

私たちが宿泊していたアパートメントホテルの名前は、"Watching Sagrada Familia"と言いましたが、今日は"Watching our apartment hotel from Sagrada Familia"です(笑)。　これが出来るのも、受難のファサード側だけだったから、こっち側の塔に上るツアーを申し込んで良かったのかもしれない!

こんな大きくて、新しく設置されたばかりの十字架も、地上から見たらめっちゃ小さく見えるんでしょうね!

今にも吸い込まれそうな螺旋階段!　巻き貝のように見えます。

この階段を下りながらも途中に何か所か写真スポットがあったりしました。

地上階に下りてきて、そのまま生誕のファサード側へ!　お金を払って入場している今が1番、生誕のファサードも1番近くから見ることが出来る瞬間なので。

言葉では言い表せないほどの細かい彫刻です!

イエス・キリストの生誕の様子が彫刻で表現されています。

めちゃくちゃ細かい彫刻!(それ以外の表現が思い付かない!)

これらの15体の天使像は、1978年からサグラダ・ファミリア教会で働く日本人彫刻家・外尾悦郎さんの作品だそうです!　こんな風に、全世界からやってくる観光客を魅了する彫刻を日本人が手掛けたなんて、すごく誇らしいですよね。

見上げてみても、一体これはどこがどうなってるの?状態…。

入口の扉にまで装飾が施されていて、まるで本物みたいなカブトムシの彫刻を発見しました!

このステンドグラスが見たかったのです!!

受難のファサード側(太陽が昇る東側)はブルー/グリーン系のステンドグラス。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

生誕のファサード側(太陽が沈む西側)はレッド/オレンジ系のステンドグラスで飾られています。

外が曇っていてもこんな感じでキレイなステンドグラスを見ることが出来るのですね!　晴れていれば、このステンドグラスのブルー/グリーンの光がもっと強く床に反射して幻想的に見えたことでしょう。

こうやってヨーロッパ旅行にハマって毎年のように行き始めたのは2014年なので、まだまだ初心者な私。　今までに訪れた国々で素晴らしい装飾の教会や聖堂を見て来て、そのたびに感動しましたけど、やっぱりサグラダ・ファミリア教会は特別というか、別格な感じがします。

天井の高さも去ることながら、今までに見て素晴らしい!と思った教会や大聖堂は、天井やドーム部分の内側にフレスコ画などが描かれ、それらが幻想的なものが多かったのですが、サグラダ・ファミリア教会は内部(壁とか柱とか)建築そのものが素晴らしいです!

まるで生き物みたいに見える!　今にも光の粒が天井から降ってきそう!

高い場所にあるステンドグラスもこだわりの色でデザインされています。

地下では、礼拝が行われていました。　一般の見学者に公開されているとガイドブックには書いてありましたが、ミサの時間に合わせて行かないといけないのかな…。　ここにはガウディのお墓もあるそうで是非行きたかったんですけどね…。

行き方の案内などは特に近くでは見かけませんでした。

素晴らしい色使いのステンドグラスを見て興奮冷めやらぬ状態のままギフトショップにやって来ました。 何かステキなアクセサリーがあったら記念に欲しいな...と思っていたのですが、期待してる時に限って出会えないものですよね...。

カラフルなステンドグラスをイメージして作られたのかな?と思われるグッズの数々。　これだけを見ると、あからさまにサグラダ・ファミリア感がなくて良いのかな?

ギフトショップはこんな感じでたくさんの人で賑わっています。　何か購入するとしたらその列に並ぶだけでも大変そう!

ステンドグラスの資料に関して展示されているエリアにやってきました。

このような職人さんのおかげで、これから先もサグラダ・ファミリア教会の美しさは受け継がれていくのですね!

サグラダ・ファミリア教会の歴史を写真とともに解説したパネル。　とても興味深かったです。　モノクロの写真でも、迫力を感じました!

ガイドツアーで使用した電話型のイヤホンガイドは、外にあるこの回収箱に返却して、サグラダ・ファミリア教会の見学は終了です!

ツアー団体で来たらこんなにじっくりは見学出来なかっただろうな…と思うので午前中をフルで使って満足の時間を過ごすことが出来ました!

メトロに乗って、ランチを食べに移動します♪　予約済みのレストランです!

サグラダ ファミリア駅 駅

最寄りのバルセロネータ駅から5分ほど歩きます。　午前中は曇っていたのに、今はこんな良いお天気!!　それなら朝から晴れて欲しかったなぁー。

プラヤ デ ラ バルセロネタ ビーチ

事前にネットで予約をしたお店、Can Soleに到着!

ガイドブックに載っていて覚えた料理名のスペイン語の1つ、Pan con Tomate(パンコントマテ)。　意味はそのまま、Bread with Tomatoです。　オシャレなブルスケッタみたいなのが運ばれてくるかなーと想像したら…!　まさかの自分で手作り方式(笑)。　これがフツーなのかしら?

偶然ですが、お隣のテーブルのご家族(ヨーロッパ人)も同じのを注文していたので、チラ見しながら同じように作りました。　パンにガーリックをこすって塗って、上からトマトの断面をこすりつけながら塗る…みたいな。　作り終わった後は、手がめっちゃ臭くなりました(笑)。

お目当てのパエリャ!　パエリャを扱うレストランに行けば、色々な味(肉系からシーフード系など)のパエリャが楽しめるのかと思っていたのですが、マドリードで入ったお店も、このお店も、パエリャはこのシーフードの1種類のみでした。

こりゃまたすごいボリュームだなー。

カン ソレ 地元の料理

店員さんが取り分けてくれました。　お米にちょっとだけ芯が残る、ちょうど良い硬さで美味しかった!

結局、お腹いっぱいになって半分くらい残ってしまったので、ダメ元でTake away出来る?と聞いたら、Of Course!と言って、結構ちゃんとしたタッパーみたいなのに入れてくれました。　これで、今夜もまたこの味を楽しめます♪

バルセロネータ駅から徒歩で移動して、ボルン地区に来てみました。　

歴史を感じる教会!!　このエリアに来たのは、ちょっと気になったスイーツの店(bubo)に行きたかったからなのですが、お店をちょっとだけ覗いて結局何も買わずに出てきました…。　

サンタ マリア ダル マル教会 寺院・教会

ジャウマ・プリメ駅から再びメトロに乗って、サグラダ・ファミリア教会前まで戻ってきました!　午後は本当にめっちゃ晴れてるよ!　どうしてこの日の午前中だけ曇り空だったんだろう…^^;

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

昼間のこんな晴れた時間帯にアパートメントホテルからサグラダ・ファミリア教会を眺める機会はなかったので、ちょっと早めに帰ってきて良かったかも。

日本から持参したコーヒーポーションとスーパーで買った牛乳でアイスカフェラテを作り、ベランダで飲みました、この景色を堪能しながらネ…。　その後は数時間昼寝しました(笑)。　

せっかくの海外旅行中なのに昼寝って…もったいない!って思われるかもね。　でも、あと数日を乗り切るためにこの昼寝は必要でした!　今までで1番贅沢なお昼寝タイムだったと思います。

バルセロナ滞在は今夜が最終日ですが、何気に初日の夜に行ったシーフードのお店以外はレストランを何も調べて来てなかったな…。　

明日の朝、早い時間に出発予定だし、ランチのお店で食べ切れなかったパエリャをテイクアウトしたのがあるので、それ以外のおかずだけ買おうかな…と思って、またまたコレも脂っぽいKFCでチキンを買う事に!　日本にいても殆どKFCなんて行かないですが、たまーに食べたくなるんですよね、あのギトギトのフライドチキン(笑)。　わざわざバルセロナに来てまで食べなくても良かったんじゃ?!って気もするけど、まぁイイや。

ここでもちゃんと英語が通じたし、思いもよらない商品が出てくる心配はゼロなので安心です。

バルセロナに来た時からずーっと気になってたこちらのファストフードでバナナミルクシェイクを買ってみたら、何故か20分くらい待たされました…。

バルセロナでの最後の晩餐♪　物価の高いスペインに来て、随分安上がりなディナーだわ。

おはようございます。　

5/1(水)、バルセロナ出発日です!　3泊の間、快適な滞在を楽しんだアパートメントホテルを後にして、地下鉄で空港へ向かいます。　空港に行くときは、距離的に10回券は使えないので、空港駅までのきっぷを別途購入の必要があります。　券売機にはめっちゃ分かりやすく飛行機のマークが出てきたので、迷うことなく購入することが出来ました!

メトロ (地下鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

さすがに早朝6時台という事もあり、サグラダファミリア駅では2日前のような通勤ラッシュに巻き込まれることもなく、スーツケースを持ってても問題なく乗車出来ました。

サグラダ ファミリア駅 駅

ちゃんと座れたけど、朝6時台の割には混んでる方なのかな?

途中のCollblanc駅で、空港駅に向かう9号線に乗り換えます。　ホームの案内も分かりやすくて助かります!

9号線の中では、通常の10回券などのきっぷは無効で、空港駅行きのきっぷを買って下さい!の案内が車内の至る所にありました。　それだけ、間違う人やキセル乗車的な事をする人が多いの?!

9号線は車両もピカピカで広かったです!　早朝だからか、ガラガラでした。

Airport T1駅に到着!　かなりヨユーを持って移動したので、写真撮る余裕もあります。

メトロの改札を出てまずやってきたのは、荷物預り所。

飛行機で移動とは言っても、今日このまま日本に帰国するわけではなく、帰る前に1泊、別の場所に滞在する予定で、そこまでわざわざ大きなスーツケースを持っていくのも面倒だなーと思っていたので、色々と調べてスーツケースはバルセロナの空港内の荷物預り所に預けていくことにしました。　

今日利用する飛行機はLCCなので、預け入れ荷物にもお金がかかるのですが、往復で計算すると、空港に預けて行ってしまう方がちょっと安い&移動もラクという事で、事前(日本出発前)にそのように計画してました。　なので、小さく畳めるボストンバッグを私も母も持参し、昨日アパートメントホテルでの荷物整理の時に荷物を分けておきました。　ただ、ボストンバッグはcarry-onするので100ml以上の液体は持ち込めないという事で、荷物整理には結構気を使いました。

荷物預り所のスタッフは朝早くても対応は丁寧で、笑顔でスーツケースを預かってくれました。

バルセロナ空港の荷物預り所に関して調べていた時に、この階段を目印に!と書いてあるブログを発見し、プリントアウトして持って来ていたのですが、メトロから出た後にすぐ荷物預り所を発見できたので、この場所に来たのは、スーツケースを預かってもらった後でした。

この日利用するLCCのvueling航空のチェックインカウンターへ。　さすがLCC!　セルフチェックインの機械がたくさん並び、全部自分でやるようになっています。　まぁ、セルフチェックインなら他の空港でもフツーにやってて慣れてるので問題ナシです。　

バルセロナの空港も大きいねぇ!

スタイリッシュなvueling航空の機体が並びます!

バルセロナ エル プラット空港 (BCN) 空港

スペイン旅行の最後の1泊は、マヨルカ島で過ごします!

パルマの空港に向けて出発～♪

続きは次の旅行記へ!