2019/04/26 - 2019/04/26
30位(同エリア56件中)
さよりさん
2日目はテルミニ駅からオルビエートに行って、そこからチヴィタ・ディ・バニョレージョに行きます。
凝灰岩の台地の上に造られた滅びゆく街ということなので、現存の形が有るうちに行きたいと思っていました。
今回ローマから北上するので、この機会に立ち寄ることにしました。
オルビエートは以前に行ったことがあって、ドーモは見学しています。
今回は時間と相談となりますが、サン・パトリックの井戸に行きます。
チヴィタ・ディ・バーニョレージョ(Civita di Bagnoregio)は、イタリア共和国ラツィオ州ヴィテルボ県バニョレージョに属する分離集落(フラツィオーネ)です。
一帯をバニョレージョと言い、チヴィタ・ディ・バニョレージョというのは「バニョレージョのチヴィタ」という感じみたいです。
チヴィタだけだとイタリア国内の他の所にもある名称のため、このように称するのだそうです。
レオナルド・ダ・ヴィンチが「ダヴィンチ村のレオナルド」みたいな感じですかね。
今回の行程は以下の通りです。
4月25日
関空発アシアナ航空でインチョンへ。
インチョン発アシアナ航空でローマへ。
https://4travel.jp/travelogue/11491522
4月26日
ローマ・テルミニから電車でオルビエートへ。
オルビエートからチビタ・ディ・バニョレージョへバスで日帰り。
オルビエート泊
https://4travel.jp/travelogue/11491544
4月27日
オルビエートから電車でボローニャへ。
ボローニャの町散策。
ボローニャ泊
https://4travel.jp/travelogue/11492723
4月28日
オルビエートからラヴェンナへ日帰り小旅行。
ボローニャ泊
https://4travel.jp/travelogue/11492791
4月29日
ボローニャからイタロでヴェネツィア・メストレへ。
ドゥカーレ宮殿、コっレール博物館見学。
メストレ泊
https://4travel.jp/travelogue/11494275
4月30日
トロチェッロ島、ブラーノ島、ムラーノ島小旅行。
メストレ泊
https://4travel.jp/travelogue/11494610
5月1日
ベネネツィア・メストレから電車でトリエステへ。
トリエステの町散策。
トリエステ泊
https://4travel.jp/travelogue/11495737
5月2日
トリエステのミラマーレ城見学。
トリエステから電車とバスでアクイレイアへ。
アクイレイアからベネネツィア・メストレへ。
メストレ泊
https://4travel.jp/travelogue/11497251
5月3日
ベネツィアちょっとだけ散策。
ベネツィアからアシアナ航空でインチョンへ。
https://4travel.jp/travelogue/11497628
5月4日
インチョンストップオーバーのため、曹渓寺の花まつりとパレードを見に。
ソウル泊
https://4travel.jp/travelogue/11497634
5月5日
早朝8:30のアシアナ便で金浦空港から関空へ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
上から時計回りに
①テルミニ駅からオルビエートまでのFSの切符。発券機で現金で買いました。
テルミニ駅は警官とかFSの職員がたくさんいて、ジプシーに釣銭をくれと言われることもありませんでした。
②チビタからオルビエートまでのバスチケット
③チビタ・ディ・バニョレージョの中の洞窟住居に置いてあったカード
④4月27日に入ったサン・パトリツィオの井戸のチケット -
オルビエートまでの列車は1ESTの発車です。
事前に1番線の奥で歩くのに時間がかかる事を知っていたので、早めにホームに向かいました。
遠いのなんのってテルミニ駅の駅舎がはるか遠くに見える感じでした。
やっと着いた1ESTのホーム。向かって左側がフィレンツェ行きの列車です。 -
振り返ってテルミニ駅の駅舎を見たところです。
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とりあえず今夜のホテルPICCHIOに行って荷物を預かって貰うことにしました。
駅から歩くこと5分くらい。
早い時間だったけど、部屋の用意が出来ているのでチェックインさせてもらいました。 -
泊まった部屋がある建物。
PICCHIOの本館の道路を隔てた場所にあります。 -
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ダブルベットのシングルユースです。
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お湯の温度も湯量も大丈夫でした。
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荷物を置いたので、駅にバスチケットを買いに行きました。
他の方の書き込みで見た、バニョレージョ行きの時刻表が貼ってあるはずのバス停には何も貼ってありませんでした。
この写真は翌日の天気のいいときに撮りました。 -
フニコーラの駅前で聞いたら、フニコーラの駅の中に時刻表が貼ってあると教えてもらいました。
日本語でも書いてあります。
タイムテーブルとチケットは鉄道駅バーと書いてあるので、鉄道駅のバールに行ってみます。 -
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鉄道駅のバールで聞いてみたら、タイムテーブルは貼りだしてあるけどチケットの扱いは止めたと言われました。
「じゃ、どこでチケットを買うの?」と聞いてみたら「知らない。バスの中じゃないの」と言われました。
仕方ない、バスのドライバーから買おうということで一旦ホテルに帰りました。 -
天気も今一だし、とりあえずホテルに帰ることにしました。
部屋でグダグダしていたのですが、12:30くらいになったので起きて外に出てみたら雨が降っていた。
雨が降ろうが行くしかないので、バス停に行ってみるとそれらしき人が何人か集まっている。
中国人の女の子二人連れに切符はどうしたのか聞いてみると、やはりバールで売り切れと言われたようだ。
ドライバーから買うしかないよねということで、バスを待つことにしました。
タイムテーブルによると13:10発のはずのバスが12:50くらいに到着した。
ドライバーからチケットを買おうとすると、「フィニッシュ」と言う。
結局チケットは買えず。
同じような状況で皆乗り込むので、とりあえず乗ることにした。
バスはタイムテーブルを完全に無視して、12:55に出発しました。 -
バニョレージョのバス停に着いて、結局誰もお金を払わずにバスを降りました。
別にドライバーに咎められることもなく、普通に無賃乗車となりました。
※他の旅行サイトで見たので注意書きします。
私が体験した無賃乗車のことであろうと思える事に関しての質問が書いてありました。
イタリアで無賃乗車及び切符のヴァリデーション忘れは罰金の対象になります。
実際私もメストレのバス乗り場で二人のスタッフに囲まれた人を目撃しましたし、レオナルド・エクスプレスの中で罰金を徴収されているのも見ました。
たまたま今回は見つからなかっただけで、もしかしたら検札に捕まったかもしれません。
この書き込みは皆さんに同じことをしても大丈夫と言っているわけではありません。
そこの所はご自分で判断してください。 -
バスの進行方向にそのまま進んで右手を見るとチビタ・ディ・バニョレージョへの道標があるので分かりやすい。
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チビタ・ディ・バニョレージョの見えるはずの展望台に着くと、滅びゆく街どころか完全に霧の中に消えて存在が無い。
うっそん。 -
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と言っても仕方ないし、私の信じてやまないthe wether channelによると午後4時くらいから晴れるので、帰りのバスの時間までには何とかなるのではないかという一縷の望みを持ってチケットを買いました。
5ユーロ。
売場の人にチケット一人分と言うと、どこから来たのか?と聞かれました。
東洋人のおばちゃんが一人で来るのは珍しいのかな。 -
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雨、止まないねー。
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地下洞窟の家に入ってみました。
入り口に続く道に案内板があって、日本語で「洞窟住居」って書いてあったと思います。
入り口におじさんがいて、1ユーロだったかな、支払いました。 -
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ブドウだかオリーブを絞る機械だったと思います。
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ワイン樽が置いてある部屋に降りる階段。
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ワイン樽。
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マドンナ・デル・カルセア礼拝堂の洞窟のある岩山。
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マドンナ・デル・カルセア礼拝堂
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礼拝堂の中です。
このあたりがチビタ・バニョレージョのほぼ行き止まり辺りと思われます。
ポエタ庭園もありましたが、この天気では景色も見えないだろうと入りませんでした。 -
すごいぞthe wether channel !
雨が小止みになって来て、傘をささなくても大丈夫になりました。 -
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城壁から下の方を見た所です。
霧が晴れつつあります。 -
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入り口の城門を内側から見た所。
雨のせいかどこのお店も満員みたいで、一人で入りづらい感じでした。
なので、早々に引き上げることにしました。
天気がいいならジェラートを買って、城壁に座って食べるとか出来たのでしょうが、残念です。 -
入り口の城門を外から見たところ。
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チビタの町からチケット売場方面を見たところです。
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凝灰岩の台地の上に造られた町らしいが、今現在も岩の崩落は続いているように見えます。
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雨で濡れた道は滑りそうなので、ゆっくり歩いて帰ります。
結構な急坂です。 -
振り返ると、本当にギリギリの大地の上に建っている町です。
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何とか晴に向かっている感じです。
この風景が見られて良かった。 -
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再び歩いてバニョレージョのバス停に向かっています。
シャトルバスも有るようですが、歩いても10分くらいだと思うし、街歩きも楽しめるので歩いて正解でした。 -
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バス停近くにあるツーリストインフォメーションとお土産屋さんのある広場です。
ここからツアーのミニバスが出ているようで、中国人の観光客が沢山いました。
お土産屋さんの隣のインフォメーションの隣にトイレがあります。
50セントで掃除のおじさんが料金を徴収していました。
ちゃんと掃除がしてあって、綺麗です。
時間を持て余して、水を飲みつつ座っていたら女の子に話しかけられました。
ナポリに語学留学しているそうで、もうすぐ帰国するのでチビタ・ディ・バニョレージョに来たそうです。
オルビエートからバニョレージョのバスの便が悪いので、日帰りは無理でローマに泊まると言っていました。
朝方私が話しかけた中国人の女の子二人が、イタリア語で日本の女の子に話しかけていました。
後で聞いたところ、彼女たちもイタリアへの語学留学中だそうです。
日本の女の子によると、中国の留学生は留学前に本国で既にかなり勉強してくるのでスタートラインからして差があるそうです。
頑張れ日本の若者!!
内向きになっている場合じゃないぞ!! -
着いた所と同じバス停で帰りのバスを待ちます。
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帰りも無賃乗車とはいかないので、インフォメーションで聞くと広場の向こうにあるガソリンスタンドの上の方でチケットを売っていると教えてくれました。
なので、ガソリンスタンドで聞くとそのお店を教えてくれました。
わざわざ連れて行ってくれたのに、その時は閉まっていました。
しばらくしてもう一度行くと今度は開いていて、チケットを買うことが出来ました。
そのお店を説明しますね。
バス停から広場を見たのがこの写真。広場沿いの道を前方に進むとガソリンスタンドがあります。 -
上の写真を拡大したのがこの写真。
ピッツァリアの向かって左隣の店がバスチケットを売っているお店です。
ピッツァリアのお店にはトウガラシの絵が描いてあるので分かりやすいと思います。
日本の女の子にも中国の女の子にも教えてあげて、無事チケットを買えました。 -
バスに乗ったら青空が出て来た。
で、途中のバス停から見えるチビタ・ディ・バニョレージョ。
せめて3時間、いや2時間でも早く晴れてくれていたら……
ま、雨が止んだだけでもいいか。 -
日本の女の子とも中国人の女の子達ともオルヴィエート駅前で別れました。
中国人女の子にどこに泊まるの?と聞かれたので、オルヴィエートと答えたのですが、彼女達もローマまで帰るようでした。
いい感じの一期一会でした。
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