2019/04/28 - 2019/04/28
42位(同エリア204件中)
さよりさん
4月28日はボローニャからラヴェンナへモザイクを見に行きます。
残念ながら朝から雨で、テンション下がり目気味。
でも、モザイクを見に行くから雨でも関係ないか。
と、気を取り直して行きました。
今回の行程は以下の通りです。
4月25日
関空発アシアナ航空でインチョンへ。
インチョン発アシアナ航空でローマへ。
https://4travel.jp/travelogue/11491522
4月26日
ローマ・テルミニから電車でオルビエートへ。
オルビエートからチビタ・ディ・バニョレージョへバスで日帰り。
オルビエート泊
https://4travel.jp/travelogue/11491544
4月27日
オルビエートから電車でボローニャへ。
ボローニャの町散策。
ボローニャ泊
https://4travel.jp/travelogue/11492723
4月28日
オルビエートからラヴェンナへ日帰り小旅行。
ボローニャ泊
https://4travel.jp/travelogue/11492791
4月29日
ボローニャからイタロでヴェネツィア・メストレへ。
ドゥカーレ宮殿、コっレール博物館見学。
メストレ泊
https://4travel.jp/travelogue/11494275
4月30日
トロチェッロ島、ブラーノ島、ムラーノ島小旅行。
メストレ泊
https://4travel.jp/travelogue/11494610
5月1日
ベネネツィア・メストレから電車でトリエステへ。
トリエステの町散策。
トリエステ泊
https://4travel.jp/travelogue/11495737
5月2日
トリエステのミラマーレ城見学。
トリエステから電車とバスでアクイレイアへ。
アクイレイアからベネネツィア・メストレへ。
メストレ泊
https://4travel.jp/travelogue/11497251
5月3日
ベネツィアちょっとだけ散策。
ベネツィアからアシアナ航空でインチョンへ。
https://4travel.jp/travelogue/11497628
5月4日
インチョンストップオーバーのため、曹渓寺の花まつりとパレードを見に。
ソウル泊
https://4travel.jp/travelogue/11497634
5月5日
早朝8:30のアシアナ便で金浦空港から関空へ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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①上の切符はボローニャからラヴェンナへのFSの切符
これをボローニャの駅の発券機で買っていたら、ジプシーのおばちゃんが来ておつりをくれって言ったから、「ノー!!」と断りました。
甘い顔をするとこの後日本人が迷惑すると思って。
②右下はラヴェンナからボローニャへのFSの切符です。やはり発券機で買いました。ラヴェンナにはおつりをくれという人はいませんでした。
③左下はラヴェンナのコンビネーションチケットです。
サン・ヴィターレ教会の近くのブックショップで買いました。
並んでいたら、スタッフのおじさんが値段を書いた紙を配ってくれました。
このチケットに書いてある5か所全部なら11.5ユーロ。ガラ・プラチディア霊廟を除いた4か所なら9.5ユーロだったと思います(紙を無くしてしまいました) -
朝ごはんです。
昨晩は控えめのスーパーマーケットご飯だったので、朝ごはんはガッツリ食べました。
この他にもヨーグルトも食べました。
パンも何種類かあって美味しかったです。 -
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外に出ると雨が降っていて、若干テンションダウン?
それでも楽しみにしていたラヴェンナだから頑張って出かけました。
9:06発のラヴェンナ行きに乗りました。
そんなに混んでなくて、向かい合わせの席に一人で座りました。
遅延なし。 -
ラヴェンナの駅に到着。
トイレは改札から少し離れた所にあります。
入り口におじさんが居て1ユーロ徴収していました。
着いたお客さんが利用したので、結構並んで待ちました(トイレは3個)
私の使った所はきれいでしたが、真ん中のトイレは何か問題があったようで、一回入った女の子が出てました。結局もう一回入りましたが、汚かったのかな?
しかし、トイレ使用代1ユーロは高くなったもんだ。
大昔だけど、ヴェルサイユ宮殿でトイレ使用料20セント取られてびっくりしたもんね。 -
ラヴェンナの駅構内。
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外から見たラヴェンナ駅。
駅に着いたら曇ってはいるものの、雨は降っていませんでした。 -
駅からポポロ広場を目指して進んできました。
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ラヴェンナがヴェネツィアの支配下に入った時に建てられた円柱。
当初はベネツィアの象徴のライオンが載っていたが、ベネツィアがこの町から撤退したらさっさとライオンを引きずり降ろして、町の守護聖人である聖ヴィターレ(向かって右)と聖アポリナーレの二人の像を載せたそうです。
市役所は改修中でした。 -
ポポロ広場からカヴール通りを進んでサンヴィターレ教会に来ました。
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皆さんが並んでいる所がコンビネーションチケットを売っているブックショップです。
並んでいるうちに雨が降り出して来ました。
チケットを買うとき、「入るのは12時過ぎね」と言われました。
他の人は言われてないのになーと思っていたら、後で謎が解けました。
ガラ・プラチディア霊廟の並ぶところに「12:00 HANKYU.T」とありました。
これだよね、きっと。 -
まず、ガラ・プラチディア霊廟に行きます。
雨の中並んで待ちました。 -
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一回に15人くらい入れてくれます。
5~10分くらい中に居させてもらえます。
ガラ・プラチディアは西ローマ帝国のテオドシウス帝の娘で、ラヴェンナを華やかな都市に変貌させたそうです。
彼女は410年のローマ攻略の時に侵入した西ゴートの王アラリックの手に落ちたり、アラリックの弟のアタウルフと恋に落ちるなど波乱の人生を送った女性です。
彼女は幼い息子を皇帝に擁し、自らは摂政として傾きかけた西ローマ帝国の最後の火を掻き立てる努力をしました。 -
霊廟の扉の上の内側の半円形の部分に描かれたモザイク。
よき羊飼い(キリストを指す)。 -
水を飲む鳩。
庭の鳩が水が一杯の器のふちにとまって水を飲んでいる。
平和な庭園のモザイクとしては古典的なテーマで、鳩の生き生きした様子、水の溢れんばかりの感じ、どちらもモザイクの表現の豊かさと技術の高さを示すものだ。 -
天井には十字架をブルーのタイルで囲んであり、そこに星が沢山きらめいている。
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聖ロレンツォの殉教。
入り口から正面に見えるモザイク。
十字架と書物を携えて燃える火に向かって歩む聖人。
左には殉教の意思を支える4冊の福音書があります。 -
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左右に石棺がおいてありました。
もう少しゆっくり見たかったな。 -
次にサンヴィターレ教会に行きます。
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圧倒的な豪華さです。
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後陣の天井。
中央は救世主。両脇に天使が控える。
右端の人物はこの教会の建設を計画したエクレシウス大司教。
左端が教会を捧げられた聖ヴィターレ。 -
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ユスティニアヌス帝。
イタリア半島からゴート族を追い出し、ラヴェンナにビザンチン文化の黄金期をもたらした皇帝。
皇后のモザイクと対になった傑作。 -
テオドラ皇后。
ミサを執り行うための聖杯を手にしたテオドラはきわめて豪華な衣装を着け、宝石のアクセサリーをいっぱいつけている。
衣装の裾には東方の三博士の到来の図が刺繍されているという繊細さ。 -
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神への捧げもの。
左ではアベルが子羊を、右からはメルキゼテックがパンを、それぞれ神に捧げている。
雲を割って神の手がそれに向かって伸びている。地上にはユリが咲き乱れている。 -
アブラハムの物語。
左はサラとアブラハムが神の使いである天使たちに食事を差し出している。
右はアブラハムが自分の子供のイサークを生贄に差し出そうとしているところ。
まさに剣を振り下ろそうとしたところに神の手が現れとどめる。
アブラハムの神への忠誠は証明された。 -
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床もモザイクで埋め尽くされている。
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外に出たら晴れて来ました。
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再びポポロ広場に来て、ネオニアーノ洗礼堂に向かいます。
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円柱の基部。
ベネツィアで活躍したピエトロ・ロンバルドの手になるものとされている。 -
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道を間違えたみたいで、サンフランチェスコ教会に来ました。
隣がダンテのお墓のあるところです。 -
ネオニアーノ洗礼堂に来ました。
外観はとっても地味な建物です。
雨が降っています。 -
建物は八角形で、オルトドッシ洗礼堂、あるいは6世紀にこの洗礼堂を建てた司教の名前にちなんでネオニアーノ洗礼堂と呼ばれている。
洗礼堂の内部には椅子が並べてあり、座ってゆっくり天井を見上げることが出来ます。
ここは時間制限もなく、心いくまでモザイクを堪能できます。 -
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天井一杯にキリストとそれを取り巻く使徒たちが描かれている。
1400年前の色彩が鮮やかに残っている。
モザイクが東方において教会の装飾に多用されたのは、その色彩が永遠に失われないためと言われている。 -
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次にドーモに来ました。
ドーモの内部。 -
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大司教区博物館へ入る階段。
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ここは撮影禁止です。
トイレ情報。
ここの階段近くにあるトイレはタダで使えて、綺麗でした。 -
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大司教区博物館の入り口。
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サンタポリナーレ・ヌオヴォ教会に来ました。
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祭壇はいたってシンプルです。
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右側壁の殉教者の行進。
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パラティウム。
殉教者の行進の出発点であるテオドリック王の宮殿「パラティウム」。
宮殿の背後には街並みが連なっている。
殉教者の行進の上部にはアーチ型の窓の間に聖人のモザイクが配されている。
この聖人のモザイクは聖女の行進の上部にも描かれている。 -
カルヴァリの丘に登るキリスト。
右の壁の上部にはキリストの受難と死のテーマのモザイクが連なっている。 -
殉教者の行進。
教会の右の壁のモザイクのテーマは、テオドリック王の宮殿から出発し、キリストに到達する殉教者の行進である。
行進の先頭に立っているのは聖マルチヌス。 -
キリストと天使たち。
身廊左の聖女の行進の終点が聖母子だったのに対し、右側のモザイク壁の終点はこのキリスト像。
こちらで行進するのは殉教者たちである。キリストは絶対的権威をもって殉教者を待つ。 -
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左側壁の聖女の行進。
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クラッセの港。
5~6世紀のラヴェンナの玄関は、今は郊外になっているクラッセ村だった。
港は東方からの船で賑わっている。
聖女の行進はここから始まる。 -
三人の王からの貢ぎ物。
この三人の王たちの表情、衣装の多様さは素晴らしい。
華やかなマントを翻し、聖母子への貢ぎ物を運ぶ王たちは躍動感にあふれ、使命感に溢れている。 -
王座の聖母。
両脇を天使にかしずかれた聖母子。
三人の王と聖女たちによる行進の目的地はここである。 -
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外に出たら晴れていました。
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駅の近くの教会。
門が閉まっていて入れませんでした。 -
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ラヴェンナのホーム。
写っている電車でボローニャに帰ります。
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