2019/05/02 - 2019/05/02
4位(同エリア24件中)
さよりさん
いよいよ今回のモザイクの旅のメインイベント。
アクイレイアのモザイクを見に行きます。
と言っても、そんなに詳しく知っているわけじゃないので、行ってみないと分からない。
その前にトリエステ市街から少し離れたミラマーレ城に行きます。
ホテルローマの前からバスが出ていて、行き方はわかり易いのでOK。
もうここまできたら足が痛いのどうのって感じじゃなくて、おばちゃんの根性で淡々と日程をこなします。
しかし、ミラマーレは行って良かった。海辺のいい感じのお城でした。
オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の弟であるマクシミリアン大公(のちにメキシコ皇帝)によって築かれた彼のこだわりが詰まったお城です。
フランツ・ヨーゼフ1世の妃であるシシィも何度か訪れたそうです。
そして、時間を間違えて1時間待ちとか、思いっきり乗り継ぎの悪い行程をこなしつつアクイレイアのモザイクを堪能したのでした。
今回の行程は以下の通りです。
4月25日
関空発アシアナ航空でインチョンへ。
インチョン発アシアナ航空でローマへ。
https://4travel.jp/travelogue/11491522
4月26日
ローマ・テルミニから電車でオルビエートへ。
オルビエートからチビタ・ディ・バニョレージョへバスで日帰り。
オルビエート泊
https://4travel.jp/travelogue/11491544
4月27日
オルビエートから電車でボローニャへ。
ボローニャの町散策。
ボローニャ泊
https://4travel.jp/travelogue/11492723
4月28日
オルビエートからラヴェンナへ日帰り小旅行。
ボローニャ泊
https://4travel.jp/travelogue/11492791
4月29日
ボローニャからイタロでヴェネツィア・メストレへ。
ドゥカーレ宮殿、コっレール博物館見学。
メストレ泊
https://4travel.jp/travelogue/11494275
4月30日
トロチェッロ島、ブラーノ島、ムラーノ島小旅行。
メストレ泊
https://4travel.jp/travelogue/11494610
5月1日
ベネネツィア・メストレから電車でトリエステへ。
トリエステの町散策。
トリエステ泊
https://4travel.jp/travelogue/11495737
5月2日
トリエステのミラマーレ城見学。
トリエステから電車とバスでアクイレイアへ。
アクイレイアからベネネツィア・メストレへ。
メストレ泊
https://4travel.jp/travelogue/11497251
5月3日
ベネツィアちょっとだけ散策。
ベネツィアからアシアナ航空でインチョンへ。
https://4travel.jp/travelogue/11497628
5月4日
インチョンストップオーバーのため、曹渓寺の花まつりとパレードを見に。
ソウル泊
https://4travel.jp/travelogue/11497634
5月5日
早朝8:30のアシアナ便で金浦空港から関空へ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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上から
①トリエステからチェルビアーノ・アクイレイア・グラードへのFSのチケット
②その左下。チェルビアーノ・アクイレイア・グラードからメストレへのFSのチケット
③ミラマーレ城のチケット
④バジリカと地下教会のチケット
⑤チェルビアーノの駅からアクイレイア聖堂へのバスチケット -
ホテル コロンビアの朝食。
種類は少ないです。パンとコーヒーが美味しいので◎。
ヨーグルトもあったので◎
9時前にチェックアウトして、ミラマーレ城に向かいます。 -
ホテルローマの道をはさんだ所にあるバス停。
6番のバスでGrignanoまで行きます。終点だから間違いなし。 -
街中を抜けたら、海岸線を進みます。
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Grignanoのバス停。
海のすぐ側です。 -
バス停からカフェを左に見ながら進みます。
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ここがミラマーレ城に行く入り口です。
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もう一つ門があります。
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門を入ると庭園の雰囲気が広がります。
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ヨットハーバーが見えたりして、なかなか良い散歩道です。
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しばらく歩くとミラマーレ城が見えます。
白亜のきれいなお城です。
マクシミリアンはロンバルディア=ヴェネト領邦の大公としてヴェネツィアにいたが、若い頃から各地を周り、自由主義的なロマンチストとして知られていた。
そこへナポレオン三世がメキシコに君主国を樹立し、カトリック信仰を復興させて民衆を統治できる体制をつくろうと考え、メキシコ皇帝としてマクシミリアンをあてることを考えた。
マクシミリアンも旧スペイン=ハプスブルク家の領土であったメキシコにキリスト教帝国を作るというロマンに賭けることにし、1864年妻のシャルロッテとともにメキシコのヴェラクルスに上陸した。
皇帝マクシミリアンはメキシコ市に宮殿を建設し、自由主義的で理想的な君主政治を実践しようと、メキシコ風の服装なども採り入れて融和をはかった。
しかしメキシコの人々はこの新皇帝に冷ややかで、フアレスらの抵抗も各地で続いていた。そのうち、ナポレオン3世は遠征費用が財政を圧迫するようになったこと、65年に南北戦争を終えて統一を維持したアメリカ合衆国の反発が強まっていることなどから撤兵を決意、マクシミリアンにも退位を勧めたが、彼はあくまで理想を追求するとしてその勧めを拒否、結局メキシコ共和国軍にとらえられて67年6月に処刑されてしまった。
マクシミリアンが処刑される前にヨーロッパに戻っていたシャルロッテはその後しばらくミラマーレ城で暮らしたが、精神に異常をきたしてベルギーに里帰りした。 -
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テラスから階段を下りて来て振り返ったところ。
一番左端がトイレです。
無料できれいでした。
庭師さんがたくさんいて、手入れがされているので庭がきれいに保たれているのも納得です。 -
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入り口です。
ここを入って左手にチケット売場があります。
ちょっとお高めの8ユーロでした。 -
2階へ上がる階段。
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この階段を守護しているのが6人の若い兵隊。
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若い兵隊の像。
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左側の肖像画はオーストリア=ハンガリー帝国の皇帝(兼国王)フランツ・ヨーゼフ1世の皇后であるシシィ。
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東洋的な部屋です。
日本とか中国をイメージしているそうです。 -
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船旅を愛したマクシミリアンは自分の書斎はお気に入りの船「ノヴァーラ号」の船室に似せるように指示しました。
他の部屋より低めの天井や、トイレにあるバランス式の水桶などがその特徴だそうです。 -
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マクシミリアンの蔵書がおいてある図書館。
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シャルロッテの部屋。ここでフォルテピアノを弾いたり、絵を描いたりしていたそうです。中央の肖像画はシャルロッテ。
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礼拝堂
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Grignanoのバス停に着いたらちょうどバスが発車するところでした。
乗り込んだのは私と地元民と思われるおばちゃんとおじちゃん。 -
途中、「えっ、ここがバス停?」と言うようなところに沢山止まりながら進みます。
今度は終点がトリエステ駅じゃないので、グーグルで確かめつつ降りるところを探します。
運転手さんに確認しておりました。 -
トリエステ中央駅に帰って来ました。
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駅の中です。
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12時15分のレッジョナーレに乗るつもりで駅に来ました。
ちょうどいい時間かなって思ったら、1時間時間を間違っていた。
1時間早かった……
早めに間違っていたから良かったけどね。
アクイレイアに行く列車は9:38発の次は12:15発。
で、その次は12:20発でその次は13:02発だって。
なので、待つしかありません。
時計が読めなくなるなんて、足だけじゃなくて頭も捻挫しているのかも……
なんて考えても仕方ないので、駅中のカフェでパニーニを食べて待ちました。
生ハムがこれでもかっていうほど入っていた。
スマホも充電できたし良しとしよう。
トリエステ駅は正面の駅舎とホームとの間にショッピングセンターみたいなのが挟まっている感じです。
そこにトイレもあります。1ユーロで掃除のおじさんが徴収しています。 -
1時間前から止まっていたサンタルチア行きのレッジョナーレ。
これに乗りました。 -
トリエステ中央駅から36分でチェルビアーノ・A・G駅に到着です
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他の方の旅報告で書いてあった様に、駅の窓口でバスのチケットは買えました。
バス停は駅を出て右側に行くとあります。
待っていたらバスが来たので、ドライバーに聞いたらアクイレイア行きのバスではありませんでした。
チェルビアーノ駅発のアクイエリア行きのバスの時間は13:11。次は14:08。
ベネツィア方面からの列車よりトリエステ方面からの列車の方が乗り継ぎが良いみたいです。
なぜかそのバスはなぜかずーっと駅前に停まっていて、私の乗るバスが来たとき「このバスだよ」って教えてくれました。 -
バスに乗ってさてどこで降りるかな?と思って、隣の席の男の子に聞いたのですが、わからないって言われました。
確か鐘楼が見えたら降りるって書いてあったので、鐘楼をひたすら探しています。
見えたので降りました。
するとこの遺跡があって、少し歩くと聖堂に着きました。 -
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アクイレイア大聖堂。
こんな田舎町に立派な大聖堂があるのが不思議ですが、イタリア北東部から東へと抜けるアンニア街道沿いにあるアクイレイアは、紀元前181年にローマ人により建設され、ヴェネツィアが、まだヴェネツィアとして存在する以前、「ヴェネツィア及びイストリア地方」の首都だったのです。 -
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主祭壇に向かって右側にはガラスの渡り廊下が作ってあり、モザイクの上を歩いて行きます。
一番手前の層は、円や多角形の中に、幾何学模様や人の顔、小鳥などがあります。
渡り廊下より右側を見ると、もう少し大き目の枠の中に、さまざまな動物が描いてあります。
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祭壇に近づくにつれ、円や多角形の中に描かれたモザイクは海の生物へと変わって行きます。
色々な魚、タコ、イカなど。
旧約聖書の中のヨナの物語の一場面を描いたモザイクが有るはずなですが、分かりませんでした。 -
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祭壇です。
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祭壇に向かって左側は渡り廊下ではなく、直接回廊を歩けます。
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大聖堂正面入り口の左側に、小さな出入り口があります。
聖堂と違って、狭い、地下空間の中、いくつか異なる高さのところにモザイクが見えています。
とくに手前にあるのは、さきほど大聖堂内で見た鮮やかで表現豊かなモザイクに比べると、ずっと原始的です。 -
ここも透明な樹脂の渡り廊下を歩きます。
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もう一度大聖堂を見て外に出ました。
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隣の建物にあったモザイク。
中には入れなくて、外からガラス越しに見ました。 -
アクイレイア国立考古学博物館の庭。
もういいかなって思ったので入りませんでした。
帰ろうとしてバス停を探していたら、バスが通り過ぎました。
14:41のバスでした。
次は15:46。
動くのも面倒くさくなってきたので、バス停で待ちました。
向こう側のグラード行きのバスは結構来るのに、こちらのバスは全然来ません。 -
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やっと来たバスはビックリの2階建て。
2階の最前列に乗って景色を楽しみました。 -
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チェルビアーノ・A・G駅に帰って来ました。
ここでも乗り継ぎが悪くて、16:52発のレッジョナーレの発車まで1時間待ちました。のどかな駅です。
トイレ情報ばかりで申し訳ないですが、ここのトイレは駅舎のはずれにあって、なんと和式のトイレでした。
もちろんポットンじゃなくて水が流れましたが、びっくりした。
無料でそこそこきれいでした。 -
16:52にきっちり発車しました。
そう言えば今回のイタリア列車の旅では、ほぼ定刻通りの発車でした。
すごいぞイタリア。
この後メストレ駅でお土産を探して、さらにホテルの近くのスーパーマーケットでお土産を探しました。
ここでなんと1リットル1.19ユーロというあり得ない安さのワインを発見。
お総菜売り場のタコのマリネも美味しそうだったし、他にも美味しそうなものがあったので、今晩はスーパーマーケット飯にしました。
ワインは値段を考えるとすごーく美味しかったです。
飲みきれなかったので、パックをビニール袋に入れてグルグル巻きにして持って帰りました。
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