妻と春の神戸の旅その2

2019/04/10 - 2019/04/13

生田神社の参拝のあとは、神戸の街を散策しました。

賑やかな街で、震災の被害はとてもひどかったものの見事に復興し、神戸の底力を感じます。

エリア 神戸(兵庫)

その日の夜は東門街という繁華街で食事をしました。

とても賑やかな商店街で、夜まで活気がありました。

翌朝、生田ロードという生田神社の参道でもある商店街へ行きました。朝早かったため、人通りは少なかったですが、こちらも昼間や夜はとても賑わう通りです。

生田神社の目の前には東急ハンズもあります。妻と、旅先で忘れ物をしてもここのトラベルコーナーで調達できたのでホテル近くに東急ハンズがあって助かりました。

生田ロードはほとんどが飲食店です。なので、ここに来れば食事に困ることはないと思います。神戸牛のレストランもありますよ。

二日目も来てしまった！生田神社。その1で紹介しなかったものを少し紹介します。

こちらは折れ鳥居です。安政元年の大きな地震により、折れてしまった鳥居です。

この鳥居は、二度も震災を見てきたということですね。

こちらは、最近の神戸の震災によって被害をうけた直後と、復興してからの２首の短歌が詠まれている復興記念碑です。

長い歴史の中で何度も災害や戦争によって被害にあいましたが、そのたびに復興してきました。今回の震災でも見事に復興し、生田神社のパワーを目の当たりにしました。

こちらは井戸です。

源平の戦が行われたときに、ここで梶原景季がここの井戸の水を汲んで生田神社に勝運を祈ったと言われています。

何度見てもすごい、松尾神社の杉木。まっすぐ伸びています。

こちらは生田新道という通りです。朝は交通量がそこまで多くはありません。

屋根のある商店街もありました。このあたりは飲食店がほとんどです。

朝だからこちらも開いていないお店も多かったですか、線路の下にはこんな商業施設が。ピアザという神戸の線路下のスペースを行かした商店街です。

居酒屋が多くて、夜にはサラリーマンがはしご酒を楽しんでいました。朝はゆっくりです。

チケットショップもあるので、帰りの新幹線のチケット安く買えそうです。今度来たときのために覚えておきます。

こちらはトアロードという商店街です。現在線路より南側に来ています。

このあたりから少し旧居留地のにおいを感じてくるような雰囲気になってきます。

トアロード沿いに、三宮神社があります。神戸には一宮、二宮、三宮、四宮、五宮、六宮、七宮、八宮と、八社の神社があります。そのうちのひとつの三宮神社です。

三宮という地名もこの三宮神社からきているのです。

この神社には大砲があります。この大砲は、この付近で起きた神戸事件のときに、備前の兵士たちが用いたものと同じ年代のものだそうで、全くそのものではありませんが、歴史的にも有名な神戸事件がたしかに、ここであったことを物語るもののひとつです。

こちらは、三宮神社の社殿になります。繁華街にあるとは思えない静けさでした。

神戸事件を見てきた神社です。

開港して間もない神戸で、備前藩の隊列に、フランス人の水平がそれを横切りました。

それに腹をたてた滝善三郎が命令し、その水平を切りつけました。

これを神戸事件といいます。

日本のことを知らない外国人にとって、とても難しい問題ですね。結果的に、居留地にいる外国人は、居留地の安全確保と滝の処刑をもとめ、滝は切腹することになりました。

神戸には歴史深いものがたくさんあります。神戸事件についてくわしく学んだあと歩いていると、

そんななか、見えてきたのが神戸の大丸。

立派。高級感もただよう百貨店です。

神戸は道沿いに美しい花壇があることでも有名です。フラワーロードといって、花と彫刻が調和した見た目にもきれいな歩道があります。

手入れも大変なものだと思います。

フラワーロードはわりと交通量が多くて太い通りです。

フラワーロード沿いにはこんなおおきな神戸国際会館があります。ホールや貸会議室もありますし、海外旅券(パスポート)を発行する施設もあり、神戸市民にとっては欠かせないスポットです。

その3へつづく。