ダルムシュタット旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 観光6日目、リンブルクを観た後フランクフルトに移動。ホテルにチェックインしてダルムシュタットの観光です。午前中リンブルクは曇天でしたがダルムシュタットは快晴。暑い中、この街ではたっぷり歩かされました。<br /> 昨年13年ぶりに女房を海外旅行に連れ出したのがきっかけで、毎年夏には絶対ヨーロッパに行きたいと女房が言い出し、今回の旅行となりました。<br /><br /> 旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。<br /> 8月28日(水) 10:45関空~15:00ヘルシンキ経由16:15~17:50ミュンヘン着(ミュンヘン泊)<br /> 8月29日(木) ミュンヘン(ミュンヘン泊)<br /> 8月30日(金) ネルトリンゲン、ドナウヴェルト、アウクスブルク(ミュンヘン泊)<br /> 8月31日(土) プリーン(ミュンヘン泊)<br /> 9月01日(日) コブレンツ(コブレンツ泊)<br /> 9月02日(月) コッヘム、トリーア(コブレンツ泊)<br /> 9月03日(火) リンブルク、<br />★       ダルムシュタット(フランクフルト泊)<br /> 9月04日(水) ヴォルムス、バッハラッハ、マインツ(フランクフルト泊)<br /> 9月05日(木) 11:45フランクフルト~15:10ヘルシンキ17:20~(機内泊)<br /> 9月06日(金) 8:55関空着<br /><br />

2013夏バイエルンからモーゼル川の旅10:ダルムシュタット

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2013/09/03 - 2013/09/03

16位(同エリア45件中)

blumental

blumentalさん

 観光6日目、リンブルクを観た後フランクフルトに移動。ホテルにチェックインしてダルムシュタットの観光です。午前中リンブルクは曇天でしたがダルムシュタットは快晴。暑い中、この街ではたっぷり歩かされました。
 昨年13年ぶりに女房を海外旅行に連れ出したのがきっかけで、毎年夏には絶対ヨーロッパに行きたいと女房が言い出し、今回の旅行となりました。

 旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
 8月28日(水) 10:45関空~15:00ヘルシンキ経由16:15~17:50ミュンヘン着(ミュンヘン泊)
 8月29日(木) ミュンヘン(ミュンヘン泊)
 8月30日(金) ネルトリンゲン、ドナウヴェルト、アウクスブルク(ミュンヘン泊)
 8月31日(土) プリーン(ミュンヘン泊)
 9月01日(日) コブレンツ(コブレンツ泊)
 9月02日(月) コッヘム、トリーア(コブレンツ泊)
 9月03日(火) リンブルク、
★       ダルムシュタット(フランクフルト泊)
 9月04日(水) ヴォルムス、バッハラッハ、マインツ(フランクフルト泊)
 9月05日(木) 11:45フランクフルト~15:10ヘルシンキ17:20~(機内泊)
 9月06日(金) 8:55関空着

旅行の満足度
4.0
観光
3.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
航空会社
フィンランド航空

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  • ここはダルムシュタット。いきなり、ヘッセン大公ルートヴィヒ1世からスタートします。<br />11:55リンブルク発のREに乗り12:58フランクフルト着。ホテルにチェックイン後、14:06発のRBでダルムシュタット中央駅14:25着。(この間の写真は1枚もありません)<br />

    ここはダルムシュタット。いきなり、ヘッセン大公ルートヴィヒ1世からスタートします。
    11:55リンブルク発のREに乗り12:58フランクフルト着。ホテルにチェックイン後、14:06発のRBでダルムシュタット中央駅14:25着。(この間の写真は1枚もありません)

  • 中央駅から駅の南側のライン通りRheinstr.を東に約1.5kmてくてく歩いてたどり着いたのが街の中心ルイーゼン広場Luisenplatzです。広場の中央にそびえ立つのがルートヴィヒ記念柱Ludwigsmonument。<br />ヘッセン大公国は1806年(ナポレオンによって)ヘッセン・ダルムシュタット方伯が大公に格上げされたことによってできた国で、この初代ヘッセン大公ルートヴィヒ1世(在位1806-30)の時代に急速に発展したそうです。

    中央駅から駅の南側のライン通りRheinstr.を東に約1.5kmてくてく歩いてたどり着いたのが街の中心ルイーゼン広場Luisenplatzです。広場の中央にそびえ立つのがルートヴィヒ記念柱Ludwigsmonument。
    ヘッセン大公国は1806年(ナポレオンによって)ヘッセン・ダルムシュタット方伯が大公に格上げされたことによってできた国で、この初代ヘッセン大公ルートヴィヒ1世(在位1806-30)の時代に急速に発展したそうです。

  • 多くの人やら電車やら自転車やらが行きかう落ち着かない広場です。

    多くの人やら電車やら自転車やらが行きかう落ち着かない広場です。

  • 広場の北側にあるのはダルムシュタット県庁Regierungspräsidium Darmstadt。<br />それにしても午前中リンブルクは曇天でしたが、午後のダルムシュタットは天気が良過ぎ、日差しが強い。<br />

    広場の北側にあるのはダルムシュタット県庁Regierungspräsidium Darmstadt。
    それにしても午前中リンブルクは曇天でしたが、午後のダルムシュタットは天気が良過ぎ、日差しが強い。

  • ライン通りをもう少し東に行くとエルンスト・ルートヴィヒ広場Ernst-Lutwigs Platzがあります。広場の東側にはダルムシュタット城Residenzschloss Darmstadt、今は博物館です。<br />

    ライン通りをもう少し東に行くとエルンスト・ルートヴィヒ広場Ernst-Lutwigs Platzがあります。広場の東側にはダルムシュタット城Residenzschloss Darmstadt、今は博物館です。

  • ダルムシュタット城の西側入り口。

    ダルムシュタット城の西側入り口。

  • 広場の南側にあるヴァイサー塔Weisser Turm。この塔の両側には大きなデパートがあり賑やかでした。<br />

    広場の南側にあるヴァイサー塔Weisser Turm。この塔の両側には大きなデパートがあり賑やかでした。

  • エルンスト・ルートヴィヒ広場に接して北側はフリーデンス広場Friedensplatzになっています。この広場にあったヘッセン大公ルードヴィッヒ4世の騎馬像(在位1877-92)。

    エルンスト・ルートヴィヒ広場に接して北側はフリーデンス広場Friedensplatzになっています。この広場にあったヘッセン大公ルードヴィッヒ4世の騎馬像(在位1877-92)。

  • フリーデンス広場の(道路をはさんで)北側にはヘッセン州立博物館Hessisches Landesmuseumがあります。<br />

    フリーデンス広場の(道路をはさんで)北側にはヘッセン州立博物館Hessisches Landesmuseumがあります。

  • 州立博物館の東隣にあるのは歴史館Haus der Geschichteと呼ばれる建物。昔は宮廷劇場だったところが今はヘッセン州立公文書館になっています。広場の名前はカロリーネン広場Karolinenplatz。

    州立博物館の東隣にあるのは歴史館Haus der Geschichteと呼ばれる建物。昔は宮廷劇場だったところが今はヘッセン州立公文書館になっています。広場の名前はカロリーネン広場Karolinenplatz。

  • 歴史館の(道をはさんで)南側には城の北側入り口が見えます。

    歴史館の(道をはさんで)南側には城の北側入り口が見えます。

  • さらに東に行くとダルムシュタット会議場Darmstadtiumがあります。近代的な建物ですが、一部昔の外壁が使われていました。<br />会議場の北側(写真左手)のアレクサンダー通りAlexanderstr.を進みマチルダの丘を目指します。

    さらに東に行くとダルムシュタット会議場Darmstadtiumがあります。近代的な建物ですが、一部昔の外壁が使われていました。
    会議場の北側(写真左手)のアレクサンダー通りAlexanderstr.を進みマチルダの丘を目指します。

  • 途中で名前がディーブルガー通りDieburget Str.に変わりますが、とにかくなだらかな上り道をひたすら歩くと(ダルムシュタット会議場からほぼ1km)、右手にルーカス通りLucaswegへの分岐点があり、通りの先に目的の塔が見えました。

    途中で名前がディーブルガー通りDieburget Str.に変わりますが、とにかくなだらかな上り道をひたすら歩くと(ダルムシュタット会議場からほぼ1km)、右手にルーカス通りLucaswegへの分岐点があり、通りの先に目的の塔が見えました。

  • やれやれやっとマチルダの丘Mathildenhöheに到着です。結局ダルムシュタット駅からここまで全部で約3km歩いたでしょうか。<br />

    やれやれやっとマチルダの丘Mathildenhöheに到着です。結局ダルムシュタット駅からここまで全部で約3km歩いたでしょうか。

  • 芸術家村となる以前、大公ルートヴィヒ2世(在位1830-48)がここに英国風庭園を造っており、完成時(1833年)に結婚した長男(のちの大公ルートヴィヒ3世:在位1848-77)の結婚を祝い、妃の名前マチルダ・カロリーネから「マチルダの丘」と名付けました。<br />ちなみに、マチルダは今回の旅行でもミュンヘンのあちこちでお目にかかったバイエルン王ルートヴィヒ1世の長女です。<br />

    イチオシ

    芸術家村となる以前、大公ルートヴィヒ2世(在位1830-48)がここに英国風庭園を造っており、完成時(1833年)に結婚した長男(のちの大公ルートヴィヒ3世:在位1848-77)の結婚を祝い、妃の名前マチルダ・カロリーネから「マチルダの丘」と名付けました。
    ちなみに、マチルダは今回の旅行でもミュンヘンのあちこちでお目にかかったバイエルン王ルートヴィヒ1世の長女です。

  • ロシア正教会Russische Orthodoxe Kirche St. Maria Magdalenaです。<br />ここが芸術家村になったのは1899年、最後のヘッセン大公エルンスト・ルートヴィヒ(ルートヴィヒ4世の長男:在位1892-1918)によってです。この教会はそれ以前からの着工で1897-99年の建築、ペテルスブルク出身のレオン・ベノアの設計。

    ロシア正教会Russische Orthodoxe Kirche St. Maria Magdalenaです。
    ここが芸術家村になったのは1899年、最後のヘッセン大公エルンスト・ルートヴィヒ(ルートヴィヒ4世の長男:在位1892-1918)によってです。この教会はそれ以前からの着工で1897-99年の建築、ペテルスブルク出身のレオン・ベノアの設計。

  • 金の玉葱屋根が光っています。<br />ヘッセン大公ルートヴィヒ4世の4女アレクサンドラ(エルンスト・ルートヴィヒの妹)は、ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世の皇后で、この皇帝一家の訪問を記念し、ベノワの設計でロシア教会が建設されました。<br />ちなみにロシア帝国崩壊の一因となったラスプーチンを神格化したのがこのアレクサンドラです。<br />

    金の玉葱屋根が光っています。
    ヘッセン大公ルートヴィヒ4世の4女アレクサンドラ(エルンスト・ルートヴィヒの妹)は、ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世の皇后で、この皇帝一家の訪問を記念し、ベノワの設計でロシア教会が建設されました。
    ちなみにロシア帝国崩壊の一因となったラスプーチンを神格化したのがこのアレクサンドラです。

  • 教会西側入り口の絵画。<br />

    教会西側入り口の絵画。

  • 教会東側の絵画。<br />

    教会東側の絵画。

  • マチルダの丘全景。左が結婚記念塔、中央が展覧会場、右がロシア正教会。<br />

    マチルダの丘全景。左が結婚記念塔、中央が展覧会場、右がロシア正教会。

  • 展覧会場の屋根には、Hubert von der Goltzの作品Zwischen den Zeiten (1999年制作)。

    展覧会場の屋根には、Hubert von der Goltzの作品Zwischen den Zeiten (1999年制作)。

  • マチルダの丘の北側にプラタナスの木立ちがありました。これは木立ちの中にあった彫刻。<br />

    マチルダの丘の北側にプラタナスの木立ちがありました。これは木立ちの中にあった彫刻。

  • マチルダの丘のシンボル結婚記念塔Hochzeitsturm。エルンスト・ルートヴィヒ大公とエレオノーレ妃の結婚(再婚です)を記念して建てられました(1908年)。<br />※「D社の歩き方」には、”大公とマチルダ妃の結婚を記念して”と書かれていますが、これは大間違いです。エレオノーレ妃との結婚です。マチルダ妃と結婚したのはルートヴィヒ3世です。

    マチルダの丘のシンボル結婚記念塔Hochzeitsturm。エルンスト・ルートヴィヒ大公とエレオノーレ妃の結婚(再婚です)を記念して建てられました(1908年)。
    ※「D社の歩き方」には、”大公とマチルダ妃の結婚を記念して”と書かれていますが、これは大間違いです。エレオノーレ妃との結婚です。マチルダ妃と結婚したのはルートヴィヒ3世です。

  • 高さ48.5m。ヨセフ・マリア・オルプリヒの設計です。<br />

    高さ48.5m。ヨセフ・マリア・オルプリヒの設計です。

  • 5本の指の形は、エルンスト・ルートヴィッヒ大公が結婚式で宣誓した手をモチーフにしたようです。<br /><br />

    5本の指の形は、エルンスト・ルートヴィッヒ大公が結婚式で宣誓した手をモチーフにしたようです。

  • 結婚記念塔の入り口上の記念レリーフ。<br />

    結婚記念塔の入り口上の記念レリーフ。

  • 記念塔の外壁にある12星座のモザイク付き日時計。<br />

    記念塔の外壁にある12星座のモザイク付き日時計。

  • こちらは展覧会場Ausstellungsgebäude。

    こちらは展覧会場Ausstellungsgebäude。

  • 結婚記念塔の踊り場天井のモザイク。<br />

    結婚記念塔の踊り場天井のモザイク。

  • 展覧会場のテラスから西を見た風景。右はプラタナスの木立ち。

    展覧会場のテラスから西を見た風景。右はプラタナスの木立ち。

  • 展示会場の南にある芸術家コロニー美術館Museum Künstlerkolonie。これもオルブリヒの設計。<br />

    展示会場の南にある芸術家コロニー美術館Museum Künstlerkolonie。これもオルブリヒの設計。

  • 丘の南側には、ユーゲントシュティール(アールヌーヴォー)の芸術家達の家がずらり。

    丘の南側には、ユーゲントシュティール(アールヌーヴォー)の芸術家達の家がずらり。

  • 丘を南側へ下りて、西から東へ歩きました。<br />まずベーレンス・ハウスHaus Behrens。ペーター・ベーレンス作。<br />

    丘を南側へ下りて、西から東へ歩きました。
    まずベーレンス・ハウスHaus Behrens。ペーター・ベーレンス作。

  • 次がグリュッケルトハウスGlückerthaus 。オルプリヒ作。<br /><br />

    次がグリュッケルトハウスGlückerthaus 。オルプリヒ作。

  • プリンツ・クリスチャンス通りPrinz-Christians Wegからの眺め。左がベーレンス・ハウス、右がグリュッケルトハウス。

    プリンツ・クリスチャンス通りPrinz-Christians Wegからの眺め。左がベーレンス・ハウス、右がグリュッケルトハウス。

  • さらに東にはハウス・ダイタースHaus Deiters。これもオルプリヒ作。<br />

    さらに東にはハウス・ダイタースHaus Deiters。これもオルプリヒ作。

  • ハウス・ダイタースのある角からマティルデンMathildenhöhwegを北に行くとハウス・オルプリヒHaus Olbrich。これもオルプリヒ作。<br /><br />

    ハウス・ダイタースのある角からマティルデンMathildenhöhwegを北に行くとハウス・オルプリヒHaus Olbrich。これもオルプリヒ作。

  • そのまま北に進み展覧会場の裏側に出ました。日陰ながらもタイルの装飾は色鮮やかです。<br />このままルーカス通りを北に、ディーブルガー通りまで戻りました。もちろん駅まで歩く気はありません。バス停Mathildenhöheからバスに乗って中央駅に(約15分)。17:24ダルムシュタット発のICでフランクフルトに戻りました(17:40着)。もう夕方ですが、少しだけフランクフルトをぶらっとします。<br /><br />(フランクフルト)https://4travel.jp/travelogue/11490107

    そのまま北に進み展覧会場の裏側に出ました。日陰ながらもタイルの装飾は色鮮やかです。
    このままルーカス通りを北に、ディーブルガー通りまで戻りました。もちろん駅まで歩く気はありません。バス停Mathildenhöheからバスに乗って中央駅に(約15分)。17:24ダルムシュタット発のICでフランクフルトに戻りました(17:40着)。もう夕方ですが、少しだけフランクフルトをぶらっとします。

    (フランクフルト)https://4travel.jp/travelogue/11490107

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