2019年ＧＷ　金沢＆奥能登ひとり旅　その１（レンタサイクルで金沢ぐるぐる！）

2019/04/27 - 2019/04/29

旅行好きとしては、この１０連休めいいっぱい有効に使わねば！
ということで、２か月半前には計画を始めたのですが、その時点で奥能登の旅館やホテルはどこもいっぱい。みんな行動早いな・・・。

当初の予定よりも日程をずらしたりしてなんとか宿を確保し、行ってきました！金沢＆奥能登を二泊三日でひとり旅です。

平成最後の旅行記その１は金沢をレンタサイクルでくるくる回った記録。
１０連休初日の金沢はガラガラ空いていました。寒かったけど行きたいと思っていたところは全て回れたので、大満足！

二泊三日の行程は以下のとおり。
＜１日目＞
○東京→金沢（北陸新幹線）
○ひがし茶屋街→主計町→長町武家屋敷跡→尾山神社→金沢城公園（レンタサイクル）
○金沢→輪島（北鉄急行バス）
＜２日目＞
○輪島→白米千枚田→禄剛崎灯台→垂水の滝→接吻トンネル→福が穴→窓岩→時国家→白米千枚田→輪島（北鉄奥能登バス）
＜３日目＞
○輪島朝市→輪島漆器会館→石川県輪島塗芸美術館→輪島キリコ会館
○能登空港→羽田（ＡＮＡ）

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

10連休の初日、東京駅６時１６分発の北陸新幹線で金沢駅に到着したのは９時前。
あいにくのどんより曇り空。
そして寒い！え？本当に４月末？真冬並みの寒さ。
北海道では雪が降っているとか・・・。
春コートのみという軽装で、服装大失敗（＞＜）

金沢駅 駅

前回金沢を訪れたときに、バスが混んでいてなかなか来なかったのと、バスは小回りが利かない印象だったので、今回は雨さえ降っていなければレンタサイクル「まちのり」を利用しようと決めていました。
雨は降っていないけど、とにかく寒い。寒い意外のことが考えられないくらいに寒い！
とにかく新幹線降りて数分のところにあるポートへ到着。

「まちのり」とは、レンタサイクルのシェアサービスです。金沢駅周辺の２２か所のサイクルポートで、自転車のレンタル＆返却がその都度できるというとっても便利なサービス。
しかも、基本料金は１日２００円で３０分以内で乗り降りすれば追加料金は発生しません。わたしは今回追加料金０円でしたので、たった２００円で金沢を満喫することができました。

金沢レンタルサイクル まちのり 乗り物

まずやってきたのは、ひがし茶屋街。駅から自転車で１５分ほどでした。ひがし茶屋街近くの「まちのり」ポートに自転車を返却して、街歩きスタート！
ＧＷ初日だというのに空いてる。
ＴＤＲ同様に初日は穴場だったのかも。ラッキー！

ひがし茶屋街 名所・史跡

ひがし茶屋街は前回来れなかったので、今回絶対来たかったところ。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

街並みは素晴らしいけど、霧雨が降り出して、とにかく寒い寒い寒い（＞＜）

両サイドに老舗や町屋をリノベーションしたようなオシャレなショップが並ぶ。

暖を取りにショップの店内に入ったら、中庭に金箔の蔵があるとのことで、写真を撮らせてもらいました。

奥まったところに東山菅原神社を発見。旅の安全を祈願。

東山菅原神社社務所 寺・神社・教会

東山菅原神社前の通りもとても風情があって素敵。

一番有名な通りから１本奥に入った通り。

とにかく寒すぎるので、暖を取りに国指定重要文化財の「志摩」というお茶屋さんへ。
入場料５００円で、荷物は全て入口のロッカーに入れて、撮影はスマホのみＯＫという謎のルール。
ここは入って大正解。当時のお茶屋さんの様子がよくわかったし、何より温まりました。笑

志摩 名所・史跡

志摩は、１８２０年、ひがし茶屋街の誕生とともに建てられたお茶屋さんです。

いくつかの部屋があって、それぞれ利用方法が違う。

粋な空間が広がります。

芸妓さんが舞を披露していたところ。

中庭も風情がある。

お茶屋さんは、一見さんお断り、だそうです。

御台所にも昔ながらの品々。

奥で和菓子と抹茶をいただきました。別料金。
空いてるし、雰囲気がとても良い。何より暖かい（←一番重要！）。

和菓子をいただく。

お抹茶とともに、しばし休憩。

やっと晴れてきた。でもまだ寒いよぅ。

続いて歩いて数分で主計町へ。

主計町茶屋街 名所・史跡

こちらも独特の素敵な雰囲気。

ひがし茶屋街が全体的に茶系な雰囲気なのに対して、主計町は赤茶な感じ。

そしてひがし茶屋街に比べて道がめちゃくちゃ狭い！そのせいか秘めた雰囲気を醸し出していました。

あかり坂へ。

暗がり坂 ・ あかり坂 名所・史跡

こちらがあかり坂。

こちらは暗がり坂。尾張町の旦那衆が茶屋街に向かうときに使ったと場所だとか。

暗がり坂 ・ あかり坂 名所・史跡

主計町緑水苑を目指して浅野川沿いの風情ある街並みをお散歩。

主計町緑水苑は、桜には遅すぎ、ツツジには早すぎ・・・。残念（＞＜）

金沢城惣構跡 (西内惣構跡主計町緑水苑内遺構) 名所・史跡

東茶屋街の「まちのり」ポートで自転車をレンタルして、今度は長町武家屋敷跡を目指す。その前に近江町市場で腹ごなしをと思っていたけれど、激混みでゲンナリして素通り。寒いから海鮮丼食べたい気分でもなかったし、別にいいです。

近江町市場 名所・史跡

東茶屋町からのんびり自転車で１５分ほどで長町武家屋敷跡の「まちのり」ポートに到着。そこで自転車を返却して街歩きスタート！

長町武家屋敷跡 名所・史跡

江戸時代に中級武士たちが住まいを構えていた界隈。
石畳の細い路地が当時の雰囲気を残している。

長町研修塾の建物。

迷路みたいになっていて、何度も同じ道をいったり来たりしてしまった。

武家屋敷跡野村家。

武家屋敷跡野村家 名所・史跡

加賀藩の重職を歴任した野村家の屋敷跡で、現在の建物は加賀藩の豪商の屋敷を一部移築したものだそうです。

なんとすごい！

こちらがその石。

庭園の雰囲気がとても良い。

とてつもなく大きな錦鯉。

紅葉の時期はさらに美しい庭園になりそうです。
秋にまた来たいな。

暖かければ軒先に座ってゆっくりお庭を拝見したかったけど・・・とにかく寒い！！

ランチに入った小さなお店。名前はチェックし忘れました。
ここで温かい治部煮汁と焼きおにぎりをいただき、体の芯から温まりました。ホッっと一息。

ついでにまたお抹茶と和菓子。

武家屋敷そばの「まちのり」ポートでまた自転車をレンタルし、尾山神社へ。武家屋敷からは自転車で数分です。神社のすぐ近くにまちのりポートがあったので、そこで返却。
まちのり、とっても便利です。超おススメ。しかも金沢の街は道がわかりやすいです。

尾山神社 寺・神社・教会

神社にしてはとっても珍しいステンドグラスの神門。
たぶん太陽の向きによっては光り輝くのでしょう。
てっぺんの避雷針は現存する日本最古のもの。

本堂側から見るとこんな感じ。
神門は国の重要文化財。

加賀藩主の前田利家と正室のお松の方を祀る神社。

社殿は厳かな雰囲気。

ステンドグラスがとにかく素敵なのです。

菊桜。

ちょうど満開。

ふんわりしていてとても綺麗。

デカイ蓮の葉っぱの上に金のカエルさんがいます。

社殿と。

カエル三匹。これにも深い意味があるのかな。特に説明書きはなかったけど。

尾山神社を通り抜け、その先にある金沢城公園にやってきました。
お庭がとっても素晴らしい！

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

残る城壁。

だだっ広い空間に白い屋根の建物が映えます。
この時ちょうど晴れてきたのもラッキーでした。

たしか平成の大改修が行われたはず。荘厳な雰囲気。

反対の芝生側から。こちらも開放的な空間にドカンとお城。なんだか感動してしまいました。
暖かければ芝生に寝っ転がったりしたかったな。

１７８８年建築の石川門。国の重要文化財。こちらは中に入ることもできました。

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

石川門を反対側から。

石川門を出て徒歩数分のところにある「まちのり」ポートで自転車をレンタルして、金沢駅へ戻りました。

結局一度の自転車乗車時間は全て３０分以内だったので、かかった費用は基本料金の２００円のみ！
とっても便利な「まちのり」です！とてもおススメ！（回し者ではありません。笑）

一つ難点があるとすると、自転車を引っ張り出すのに、かなり力が必要なところ。最初いくら引っ張ってもびくともしなくて、パニックになりましたが、ふんがー！と力いっぱい引っ張ったら抜けました。あと返却するときにもそれなりに力を入れてガチャンとやらないと、返却ランプがつきません。

金沢駅から急行の北鉄バスで輪島へ。二時間半ほどかかりました。到着は１７時前。
まだ明るいです。

道の駅 輪島 道の駅

宿に荷物を置いて、近くのお寿司屋さんへ。阿づま寿司さん。
一人でお寿司屋さん入るの初めてでちょっと緊張。

阿づま寿し グルメ・レストラン

地物のお寿司セット。
感動の美味しさ！蟹味噌のお寿司を初めて食べました。

猫ちゃんに睨み付けられつつ、ホテルに戻って１日を終えます。
こういうムスっとしたブスな猫ちゃん（失礼！）、大好物。

お読みいただきありがとうございました！
続きは旅行記その２で。感動の白米千枚田の記録です。

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