2019/04/28 - 2019/04/28
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旅行好きとしては、この10連休めいいっぱい有効に使わねば!
ということで、2か月半前には計画を始めたのですが、その時点で奥能登の旅館やホテルはどこもいっぱい。みんな行動早いな・・・。
当初の予定よりも日程をずらしたりしてなんとか宿を確保し、行ってきました!金沢&奥能登を二泊三日でひとり旅です。
平成最後の旅行記その3は、その2に続き、路線バスでめぐる奥能登の旅です。ペーパードライバーな自分にとって、能登半島はかなり難易度の高い土地です。北陸鉄道の能登線がずいぶん前に廃線になり、この土地では交通機関は路線バスのみなのです。
さて、路線バスでどこまで行けるのか?!
結果、心踊る数々の絶景に出会えたのでした。
二泊三日の行程は以下のとおり。
<1日目>
○東京→金沢(北陸新幹線)
○ひがし茶屋街→主計町→長町武家屋敷跡→尾山神社→金沢城公園(レンタサイクル)
○金沢→輪島(北鉄急行バス)
<2日目>
○輪島→白米千枚田→禄剛崎灯台→垂水の滝→接吻トンネル→福が穴→窓岩→時国家→輪島→白米千枚田→輪島(北鉄奥能登バス)
<3日目>
○輪島朝市→輪島漆器会館→石川県輪島塗芸美術館→輪島キリコ会館
○能登空港→羽田(ANA)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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禄剛崎灯台と見た後は、北鉄奥能登バスの「垂水」バス停で下車して曽々木海岸の垂水の滝へ。
断崖に見える白い線がその垂水の滝です。 -
山から海に直接水が流れ落ちています。すごく珍しいですよね。
海に落ちる滝は初めてみました。落差35m。
真下まで近づくことができる。
すぐ横のトンネルは2007年の能登半島地震で崩落し、通れなくなっていて、すぐ横に2009年に新しいトンネルが開通しています。垂水の滝 自然・景勝地
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太陽がちょうど滝の上にあってこんな写真になってしまった。
ちなみに、垂水の滝は、別名「吹き上げの滝」とも呼ばれていて、真冬に強い海風が吹く日は、滝が重力に逆らって滝口からそのまま真っ逆さまに吹き上がるのだそうです。
一度見てみたいけど、極寒でしょうね・・・。 -
能登半島地震後の2009年に開通した八世乃洞門新トンネルを歩くこと徒歩15分ほど。トンネルを一人で歩くって怖すぎる(><)こういうとき誰かと一緒に来れば良かったとちょびっと思うのです。
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能登の難所を切り開いた麒山(きざん)和尚さまの像。近くに石碑があり説明が書いえありました。
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今から200年ほど前までは、私がとぼとぼ歩いてきたようなトンネルはもちろんなく、岸壁の道なき道を危険を承知で行くしかなく、毎年のように死者が出ていたそうです。それを禅僧「麒山和尚」が12年の歳月をかけて、村人らと共に岩盤をきざみ、小さな道を開いたのだそうです。
間近で断崖絶壁を見ると、ここを切り開くのがどんなに大変だったかわかります。ちなみに当時の道が現在の「波の花道遊歩道」となっているのですが、私が行ったときは通行止めになっていました。大きな岩が落ちていたので、おそらく能登地震の影響かと思いました。 -
続いて旧八世乃洞門トンネルのすぐ横にある「福が穴」と「岩窟不動」を徒歩で目指します。
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こちらは能登地震で崩落して現在通行止めとなっている旧八世乃洞門トンネル。
そのすぐ横に福が穴があります。 -
福が穴は日本海有数のパワースポットと言われている場所。
この穴を抜けて入っていく。
その昔、修行僧がたびたび洞窟にこもって護摩を焚き、人々の幸せのために仏像を掘ったと言われる修業場所。 -
遠くに大きな船が。
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アップ。
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ここ、本気で怖かったです。
人感センサーで明かりが灯ると書いてあったのですが、その明かりの乏しいこと・・・。肝試しか?というくらいに真っ暗。
本日二度目のひとり旅後悔の巻。
崩落して通行止めになっているトンネルの下をくぐってさらに奥へ奥へ進む。 -
しかも観光客わたし一人。GWなのになぜ?!
この洞窟奥行70mもあります。 -
一番奥まで行くと石彫りの不動明王が二体鎮座。
人々の願いを叶えるために“気”を解き放っていると言われているそうです。
フラッシュ焚いたので明るいですが、実際は真っ暗です。
一応拝みましたが、真っ暗すぎて本当に怖くて逃げかえりました。
ひとり旅にはおススメしません! -
やっと明かりが見えたよー( ;∀;)
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さらに奥まで進む。
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こちらがせっぷんトンネル。
なんぞや?!
映画「忘却の花びら」(←知らない!)のロケ地で、主人公とヒロインがキスをした場所だそうです。 -
このトンネルを抜ける。
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カップルだらけかと思いきや、誰もいないし笑
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曽々木海岸、なかなか味わい深い場所でした。
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パワースポット福が穴を後にしてしばらく日本海側を歩きます。
目指すは有名な窓岩。曽々木海岸 自然・景勝地
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太陽が雲に隠れて少し曇ってきました。
この旅行の二日後に伊豆諸島の大島に行ったのですが、日本海と太平洋って本当に雰囲気が違いますね。 -
歩くこと15分ほどで窓岩発見!
窓岩 自然・景勝地
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板状の岩の真ん中に直径2mほどの穴が開いている奇岩です。
あの穴に太陽がど真ん中に入るサンセットの時間が人気。 -
想像していたより大きい!
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窓岩から徒歩15分ほどで重要文化財の「時国家」に到着。
壇ノ浦で平家一門が滅亡した後、平大納言時忠が能登の地に流され、生涯を終えました。時国家は、平大納言時忠から数えて二十四代目の平家の邸宅たそうです。時國家 名所・史跡
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この能登の土地が平家と関係があるとは全く知りませんでした。
時国家は、江戸時代初期に三代50年かけて建築された、茅葺入母屋造りによる木造平屋建て。 -
1963年に国の重要文化財に指定されています。
外から見るとこじんまりとしているのですが、中に入るとかなり広い。 -
そしてお庭もとても綺麗でした。
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曽々木バス停から30分ほど路線バスに揺られ、輪島に戻ってきました。
こちらは、北陸鉄道の能登線があった頃の輪島駅。
サンセットの白米千枚田に行く前にホテルでちょっとお昼寝。
なんせ朝7時から路線バスの旅始まってますので。
今回宿泊したのは輪島のバス停から徒歩5分ほどにあるホテルメルカート輪島。古いビジネスホテルなのですが、天然温泉の大浴場がとても良かった。二日連泊しましたが、毎日地元のおばあちゃんたちがお風呂に入りに来ていて賑わっていました。
早めにお風呂に入って、白米千枚田から帰ってきてすぐ寝られる体制を整えて。。。道の駅 輪島 道の駅
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いざ、サンセットの白米千枚田へ!!武者震い。
白米千枚田 自然・景勝地
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戻ってきたよ、千枚田!
わー!なんだか朝と色合いが違う!
やっぱり太陽の向きの関係ですね。
↓朝の様子はこちら。
https://4travel.jp/travelogue/11490837 -
早朝は全然人がいなかったのに、人がいっぱい!
駐車場は満杯で誘導員の方までいました。 -
この日のためにアプリでサン・サーベイというやつをダウンロードして、日没の正確な時間と向きをチェックして来ました。本日の日没時間おは18時36分です!
あと1時間以上ある。
なのに、サンセット撮影のベストポジションと思われる場所には、既に三脚が30台以上並んでいて、驚愕。
そこは諦めよう。しょうがない。他にもいくらでも綺麗な場所はあるはず。 -
どこが綺麗かな。
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どこも綺麗なんですよ笑
迷う。 -
犬連れの方が結構いました。若干ワンコのシルエットも写ってます。
最近はペットOKの宿が増えているので、旅行に愛犬を同伴するスタイルが増えているのかも。 -
ちなみにわたしはカメラはいつも手持ち撮影です。
公共交通機関の旅行の場合、三脚は重くて持ち歩けないので荷物は最小限にせざるをえないし、お土産もちょびっとしか買えません。
そういう意味では自家用車で旅行するスタイルのフォートラメンバーの方々の旅行記をいつもうらやましく拝見しています。 -
微妙に場所を移動しながら、サンセットの瞬間をどこで撮るか模索。
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ここが一番好きなポジションだったのですが、10段上ぐらいの段々に三脚軍団がずらっといて、大勢の舌打ちが聞こえそうな気がするし諦めよう。
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この当たりを陣取りました。
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いよいよ水平線に近くなってきました。鳥肌もんの絶景です。
一緒に見てる見ず知らずの人たちと不思議な連帯感が発生。 -
肉眼で見ると太陽がまん丸なのに、撮影するとぼやけてしまう。
技があるんでしょうけど、素人ではこの程度しか撮れない。でも感動です。 -
夕陽モードなるものにしてみました。
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このほうが太陽の輪郭ははっきりするけど、全体的に暗くなる。
肉眼より若干くらい印象。 -
隣にいた人が人が写らなければ最高なのに!と言っていましたが、私は人のシルエットが入っているほうが、なんだか雰囲気で出で好きです。
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いよいよ、沈みます!
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果たして私はバスに間に合うのか?!
サンセットは18時36分。バスは18時43分!
そんなことを考えながら、この感動の時間を味わいます。 -
違うモードで撮影。
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あと少し!
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沈みました。鳥肌立ったー。
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ちょっと場所をかえてマジックアワーを。
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こりゃやばい眺めです。
バスまであと5分!
急斜面を全速力でダッシュ。 -
最後にバス停から1枚。
ちなみにあんなに大勢人がいたのに輪島行最終バスの乗客は私含め二人だけ。
しかも一人は地元の人でしたので、観光客は私だけ!
みなさん自家用車又はレンタカーでいらっしゃっているようです。
そうです、能登半島はそういう場所です。
ですが、路線バスの能登の旅、感動の連続で満喫しました。白米千枚田には別の季節に再訪したいし、次回は、能登半島の反対側の九十九湾や和倉温泉のほうにも行ってみたいです。
お読みいただきありがとうございました!
次の旅行記は輪島最終日、朝市の様子などをアップします。
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