北海道「利尻島・礼文島への旅」ーその４－（利尻から岡山まで）

2017/07/12 - 2017/07/17

　旅と山が大好きな私達夫婦。この年は離島の旅が続き、春の西表島や石垣島など国内最南端の島旅に続き、夏には国内最北端の利尻島と礼文島を訪れた。
　「利尻島・礼文島への旅」での一番の目的は礼文岳登山であった。
　１日目、岡山空港から千歳空港を経由して利尻空港まで飛んだ私たちは、その日のうちにフェリーで礼文島に渡った。飛行機から、フェリーから見た利尻富士はきれいだった。
　２日目、小雨の中、礼文岳に登った跡、この日も礼文島に泊った。礼文岳に登れたことに満足！
　３日目、利尻島に戻り鬼脇で泊まった。
　４日目、利尻島をレンタカーで観光をし、この日も利尻島鴛泊で泊。
　５日目、利尻空港からの飛行機の欠航で、フェリーで稚内に出て１泊、稚内から千歳、羽田空港を経由し、予定より１日遅れで岡山に帰ってきた。
　以上５泊６日の旅を、「利尻島・礼文島への旅」ーその１－（岡山から礼文まで）・「利尻島・礼文島への旅」ーその２－（礼文岳登山）・「利尻島・礼文島への旅」ーその３－（利尻島観光）・「利尻島・礼文島への旅」ーその４－（利尻から岡山まで）に分けてアルバムを作ってみた。
　これは「利尻島・礼文島への旅」－４で（利尻から岡山まで）をまとめたものである。

エリア 稚内(北海道)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　「利尻島・礼文島への旅」の５日目。利尻島鴛泊港のペシ岬近くにある旅館「最北亭」で目覚めた私は、窓の外の風景に目を疑った。霧で港が霞んでいるのだった。この日は、利尻空港から札幌（新千歳）空港を経由して一気に岡山空港まで飛ぶ予定の日なのだ。霧が気になった私は外に出てみた。

鴛泊港 乗り物

　付近を散策、ペシ岬の麓に厳島神社が祭られていたので参拝、予定通り、無事帰れるように祈った。

厳島神社 寺・神社・教会

　その間にも鴛泊港一帯を覆う霧は、薄くなったり、濃くなったりを繰り返していた。

鴛泊港 乗り物

　とにかく旅館「最北亭」に帰り、朝食にする。
　空港に行ってみなければ状況がつかめないので、食事の後、宿の人に空港まで送ってもらう。

利尻 旅館 最北亭 宿・ホテル

　ここは利尻空港だ。私たちのような個人旅行の人が窓口を尋ねていた。午前中のANAは欠航とのことなので、私たちは午後のJALを取り直してみたが、これも欠航になってしまった。仕方なく、翌日の稚内空港からの便を取り直す。

利尻空港 空港

　こうなったら、この日の内に、稚内まで行かなければならない。タクシーで鴛泊港へと向かうが、利尻空港から飛行機に乗せるはずだったお土産品の数々が邪魔になるし、タクシー代やフェリー代、稚内での宿代など予定外の出費だ。これこそ泣きっ面に蜂という気分だ。

利尻空港 空港

　ハートランドフェリーに乗るため、鴛泊港にやってきた。

鴛泊港 乗り物

　鴛泊港のフェリー乗り場は多くの観光客でごった返していた。地元の人たちが歌や踊りで賑やかに見送りをしてくれた。利尻島訪問３度目で、こんな見送りは初めてであった。愉快で楽しい見送りに、交通事情に振り回されて疲れきって沈んでいた私の気持ちも、幾分和らいだのだった。

鴛泊港 乗り物

　これがハートランドフェリー。

ハートランドフェリー 乗り物

　稚内港に着いた私たちは、タクシーが拾えないまま、大きな荷物を持ってJR稚内駅まで歩く。ところが予約の宿は、JR稚内駅前ではなくJR南稚内駅前だと聞きガックリ！そこから尋ね訪ねて、バスでJR南稚内駅前まで行き、そこから歩き、やっとやって来たのが「ホテル大将」だった。本当に疲れきった一日だった！

ホテル大将 宿・ホテル

　これが私たちが利尻島から電話をかけまくり、やっと予約をとった宿、「ホテル大将」だ。ここはその玄関だ。

ホテル大将 宿・ホテル

　私たちの泊まったホテル大将の外観だ。

ホテル大将 宿・ホテル

　「ホテル大将」の私たちが泊まったツインルーム。

ホテル大将 宿・ホテル

これもホテル大将のツインルームの中。

ホテル大将 宿・ホテル

　夕食はホテルの近くの店に食べに出る。これはイクラ丼と味噌汁￥１０００．

これは海鮮丼と味噌汁￥１０００。

翌日の朝食は「ホテル大将」で取った。

ホテル大将 宿・ホテル

　朝食後はタクシーを呼んでもらい、稚内空港へ向かった。稚内空港ではチケットの手続きをし、荷物を預け、お土産を買い足した。

稚内空港 空港

　稚内空港の中にはクッチャロ湖のコハクチョウの剥製が飾られていた。

稚内空港 空港

　これは私たちが稚内空港から新千歳空港までの間を乗ったANA4842便で、８０人乗りの小型のプロペラ機だ。

稚内空港 空港

　私はプロペラ機に乗るのは初めてだった。

稚内空港 空港

　これは私たちが稚内空港から新千歳空港までの間を乗ったANA4842便で、８０人乗りの小型のプロペラ機の内部だ。

稚内空港 空港

　私の乗ったANA4842便は離陸している所で、見えているのは稚内空港だ。

稚内空港 空港

　１１時４５分稚内空港を飛び立った飛行機は、新千歳空港へと向かい飛行中だ。

新千歳空港 空港

　１２時４０分、広い新千歳空港の一角に到着。新千歳空港には多くの飛行機が乗り入れていた。

新千歳空港 空港

　新千歳空港からはANA４７２４便で羽田に向け１４時出発、１５時４０分羽田着。羽田で４時間３０分待ちの末、２０時１０分岡山に向けて出発、２１時３０分、２日がかり、１日遅れでやっと岡山空港に帰ってきた。本当に疲れ果てた！
　だが、振り返れば帰路の大変さもこれはこれで貴重な体験だし、「利尻島・礼文島への旅」自体はとても楽しかった。

新千歳空港 空港