長崎へ！　夫婦共に初めての長崎を訪れました。　その２　グラバー園へ　PART1

2019/04/19 - 2019/04/21

大浦天主堂のあとはグラバー園へ。
まずはエスカレーターで上まで上がり、旧三菱第２ドッグハウスから旧ウォーカー住宅、旧長崎地方裁判所長官舎、旧自由亭、三浦環とプッチーニの像まで下ってきて少々休憩。。。

エリア 長崎市(長崎)

大浦天主堂の隣にあるグラバー園へ。

入ってみましょう。

園内の案内図。

居留地時代の面影を残す洋風住宅が集結しているグラバー園をこれより歩き回ります。

躑躅が綺麗。

ホテルで事前に割引チケットを購入済み。

ルートマップを頂いて中に入りましょう。

高台にあるグラバー園の入口。
先ほど訪れた大浦天主堂が見えます。

山にあるグラバー園。
まずはエスカレーターを乗り継いで上まで上がっちゃいましょう。

エスカレーターを２本乗り継ぎました。

エスカレーターで一番上まで上がると、そこに現れたのが旧三菱第２ドッグハウスです。

居留地時代、道の各所に居留地と日本人の住む地域の境にこのような石標が建てられました。
ここにはかつての石標が集められていました。

石標の説明

これは長崎造船所で使われていた錨です。

長崎造船所の錨の説明書き。

さあ、旧三菱第２ドッグハウスに入ってみましょう。

ドッグハウスは船を修理している間、乗組員たちが宿泊した施設のことです。

ベランダに出てみましょう。

カッコいいベランダです。

ベランダから長崎港のドッグが見えます。

すてきな景色が楽しめるベランダです。

こんな窓だったんですね。

このドッグハウスは、実際には対岸に見える三菱重工長崎造船所第２ドッグのすぐ近くに建てられたようです。

案内看板にはドッグの横にあった旧三菱第2ドッグハウスの写真が表示されていました。

長崎市内も良く見えます。

旧三菱第２ドッグを出て池の横の坂を降りると、左側に旧ウォーカー住宅がありました。

旧ウォーカー住宅の説明書き

イギリス人実業家ロバート・ニール・ウォーカーの次男が暮らした家です。
ウォーカーは海運業を中心に活躍した親日家でした。

明治の中頃、大浦天主堂のすぐ隣に建てられました。

木造平屋の家屋です。

イギリス式と言われても、どこがイギリス式なんだろう？
庭ならまだわかるのですが、、、

ベランダも素敵ですね。

旧ウォーカー住宅の斜め向かいは旧長崎地方裁判所長官舎。

明治16年頃、長崎市上町に建てられた長崎地方裁判所の長官舎です。
居留地の外側に建てられた洋風の官庁建築として長崎で唯一残る貴重な建物です。
外部は洋風ですが、内部は日本人の生活様式に合わせた造りのなっていました。

今は、レトロ写真館で、幕末や明治の格好に着替えることができる施設になっています。

旧長崎地方裁判所長官舎の説明書き

更に坂を下ると旧自由亭がありました。

明治11年に長崎市内の諏訪神社下に建てられた西洋料理店です。
当時は内外の貴賓や地元高官などに使われていました。
天主であった草野丈吉の死後、閉店しましたが、日本政府が店を購入し、戦後は検察庁官舎として使用されていました。

今は、グラバー園の喫茶室となっていました。

草野丈吉之像です。
彼が日本の西洋料理の開拓者なんですね。

西洋料理発祥の碑です。

更に坂を降りると、着物の女性の銅像がありました。
そうです！
三浦 環です！
蝶々夫人ですね。
世界的に有名なプッチーニのオペラ「マダムバタフライ」ですね。

「蝶々夫人は、没落藩士令嬢の三浦 環とアメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛の悲劇を描いたオペラで、確かに長崎が舞台になっています。

一度も観たことは無いけど、、、、

三浦 環の像の近くにプッチーニの像もありました。

三浦 環とプッチーニの像の前で少し休憩しましょう。
家内が何か冷たいものをオーダーしています。

蝶々夫人をバックにジンジャエールで乾杯。
少々暑いです。。。

冷たいものを飲みながらこのようないい景色も楽しめます。