世界一周～ビジネスクラスで11ｹ国⑱～（ヨーロッパ編その5）ブリュッセル移動

2019/03/10 - 2019/03/22

世界一周～ビジネスクラスで11ｹ国⑱～（ヨーロッパ編その）ブリュッセルへ移動
　3月14日、旅行も半分を過ぎ、ローマからブリュッセルへのフライトはエコノミークラス、そして世界一美しい広場といわれるグランプラスに行きます。
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　2月25日から5週間の長期休暇を取り、以前から夢だった世界一周に挑戦した。約1年前から計画し行きたい所・やりたい事のBucket listを作成、31日間11か国の一人旅、訪問した都市はバンコク、シェムリアップ、ドバイ、イスタンブール、ローマ、ブリュッセル、パリ、ジュネーブ、ニューヨーク、ナイヤガラフォールズ、シカゴとなった。

BUCKET LISTその7　世界一美しい広場、グランプラスの夜景を見る。
SN3176/ FCO10:45→ BRU 12:55

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

テルミニ駅から空港まではバスを利用します。
最初のフライト予約は6:30発のビジネスクラスでしたが、夜中3時頃のバスがあるか不安だったので、出発前に10:45発のエコノミーに変更しました。

実際にテルミニ駅で調べたところ、いくつかのバス会社が運行しており、TERRAVISIONは4:40が始発でしたが、

TAM社は24時間営業で、00:30から1時間おきに出ており、早朝のフライトでも大丈夫な様です。

乗ったのはRomeAirportBusで、フィウミチーノ空港まで7ユーロでした。

フィウミチーノ空港でチェックインします。

初めて乗るBrussels航空、エコノミーですがスタアラゴールドでFAST LANEとなってます。

この後セキュリティーチェックを終え、制限区域内に入りゲートD区域に向かいますが、何か足りない。。

何だろう？
そうです、EU域内（シェンゲン協定加盟国）はパスポートコントロールはありません。
EU域外に出発する場合はゲートE区域でパスポートコントロールがある構造となっていました。
EU圏内は人の行き来が自由ということを実感します。

早速ラウンジを目指して移動、

スタアラウンジに到着。
ここは昨年6月にオープンし、ロンドン、パリなどに続いて世界で7カ所目です。

大きな窓で、明るく開放的なラウンジです。比較的空いており、

トイレも綺麗で

生ハム、プロシュートや

果物、パン類、ワインなどがあります。

赤ワイン、プロシュート、パン、スクランブルエッグで朝食とします。

イタリアのデザイナー家具がオシャレです。

USB電源もありました。

搭乗ゲートはD2で、

出発ゲートからBrussels航空のロゴが確認でき、機材はA-320でした。
SN3176/ FCO10:45→ BRU 12:55

席はA2窓側で隣は空席、実質なんちゃってビジネスとなりました（笑い）
最初、フライト便を変更するとエコノミーにダウングレードするので、迷っていましたが、EU域内ではそこまで大きな違いは無いかも？

でも食事はこのパスタのみ、そして味はう～ん、イマイチでした。

ヨーロッパ大陸上空。

まもなく着陸ですが、

この旅行初めての本格的な雨です。

出口に向かって進みますが、

何と案内板に中国語とともに日本語で「出口」の表示がありました。何故かうれしくなります。

荷物を受け取り、地下1階に降ります。
空港駅窓口で切符を買おうと販売機を確認していたら、観光係の女性が買うのを手伝ってくれました。
9ユーロでチケット購入、改札も無いのでそのまま列車に乗り込みます。

ブリュッセル中央駅「Bruxelles Central」まで約20分で到着。
ただ駅名の表記がフランス語、オランダ語のみでスペルも異なる為、初めてだと結構分かり難くいです。
実際「Bruxelles Midi」を中央駅と思いこみ、危うく乗り過ごすところでした。

駅からホテルを目指しますが、この頃は雨も上がっており、何やら塔も見えてきました。
このヨーロッパらしい街並みにテンションも上がります。
(結局、今回の旅では傘をさして歩くことはなく、天候にはとても恵まれました。)

10分程度で予約したHotel Mozart（朝食付き90ユーロ）を発見。
道は石畳で風情があっていいのですが、スーツケースだとガタガタと振動がすごいので、ゆっくりしか進めません。

チェックインしますが、内装は何やら豪華で

ベルサイユ調で煌びやかでした。（あまり自分の趣味ではありませんが）

部屋はごく普通でしたが、

シャワー付きで特に過不足はありません。

窓からは洒落た街並みが見え、

ベルギーは初めてですが、ブリュッセル、素敵な街です。

ホテルから徒歩5分、いよいよやって来ましたグランプラス。
1998年に世界文化遺産に登録されています。

右側にはゴディバなどの店が、その隣の黒っぽい建物は「王の家」で現在は市立博物館。

左は市庁舎。文豪ヴィクトル・ユゴーが「世界で最も美しい広場」と賛嘆したと言われてますが、本当に美しい広場です。

正面はギルドハウス。
日によっては花市やビールフェスタ等で広場に出店やテントが張られてますが、何も邪魔するものがなく広場が見渡せます。

市庁舎の塔は高さ96ｍで、遠くからでも目印となり、

ゴシック建築の装飾も見事です。塔の上には大天使ミカエルの像もありました。

市庁舎の左側にはビール博物館、黄金の装飾が印象的です。

振り返るとMaison Grand-Place。ホテルやレストランが入ってます。

この後、小便小僧を目指して西に向かうと、ベルギーの有名な漫画「タンタン」の壁画があり、さらに進むと

ありました！世界3大ガッカリ、小便小僧です。
確かに小さい！　しかもレプリカ（オリジナルは盗難されたらしい）。
でも周りには人だかりで皆記念撮影をしてます。

それから広場に戻ると、

ビール博物館のすぐ脇にはセルクラースの像が。この像に触れると幸福が訪れるとかで、ところどころツルツル、私も思わず触ります。

さらに北東に向かうと世界最古のアーケード「ギャルリー＝サンテュベール」

1847年に完成したそうです。レース、革製品、宝石といったベルギー自慢の名産品を販売する由緒正しいブティックが54店舗立ち並び、

クラシカルで高級感が溢れています。

ギャルリー＝サンテュベールから東に5分でサン・ミッシェル大聖堂。

パリのノートルダム寺院を思わせる二つの四角い塔が特徴的ですが、

カール5世の戴冠式や歴代国王の結婚式など、歴史的な式典舞台となってます。

1226年に着工、300年後に完成したためローマ＝ゴシックからルネッサンスまで様々な様式が混じり合っています。

大きな柱で支えられた高い天井、左側にパイプオルガンが見えます。

そして綺麗なステンドグラスが

幾つもあります。

ゴシック建築の特徴である円形状の天井。

ロワイヤル広場には十字軍の騎馬像があり、この近くには王宮や美術館もあります。

芸術の丘からはグランプラスの市庁舎も見えます。

広場のすぐ後ろには憲法裁判所。

途中の通りの建物も、すごく素敵です。

中央駅ですが、

通路の天井にも何気にアニメがありました。

駅近くのビール店には、ものすごい種類の瓶ビールが。
早く飲みたいなあ。

ということで、グランプラス近くの「Roue d'Or」に入ります。

店には年配の男性と若い女性店員がおり、ビールが飲みたいというと

タップビールを持ってきました。

店の壁と天井の壁画も洒落てます。

料理はムール貝とどちらか迷いましたが、ビールに合いそうな牛肉のビール煮込みをオーダー、フライドポテトもカリカリです。

次は一番ポピュラーな瓶ビール「Tripel karmeliet」をもらいます。
料金は全部で33.5ユーロでした。

そして再度グランプラス向かうと、

既に広場はライトアップされており、

雨で濡れた石畳に照明が反射して、本当に綺麗です。

塔の上の大天使ミカエルもちゃんと見えます。

結構冷えましたが、この景色を見るだけでもブリュッセルに来る価値はあります。

ギルドハウスから振り向いたところ。
BUCKET LISTその7「世界一美しい広場、グランプラスの夜景を見る」をクリアーしました。

名残惜しいですが、ハードロックカフや、

賑やかなカフェを横目に見ながら

ホテルに帰りました。

旅程を組むとき、ローマからパリへの直行便が取れず、ブリュッセ経由で陸路としたので、ベルギーはオマケ程度でしたが、素敵な街でした。
明日は高速鉄道タリスでパリに移動します。