2018 夏・感動のロシア紀行 ⑥

2018/08/17 - 2018/08/24

　2018年夏，ツアーで，モスクワと，ウラジーミルやスズダリ，セルギエフ・ポサードなどの黄金の環，そして，サンクトペテルブルグを巡った８日間のロシア紀行
　パート⑥では，ネヴァ川沿いのネフスキーパルクレスホスの伝統木造教会を訪問し，このツアーの目玉の一つ，エルミタージュ美術館をたっぷり４時間見学し，プルコヴォ国際空港から帰国の途についた，７日目から最終日の旅程を掲載

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

８月23日（木）

7:00　朝食

　朝食後，フォンタンカ川周辺を散策。写真は，マロ=カリンキン橋

　オールド･カリンキン橋。1786～88年に建造されたもので，上流に架かるロモノソフ橋と同じ，２対のドーム付き小塔のある石橋。全長61.6ｍ，幅30.8ｍ

　こんな赤レンガの建物も見かけた。

　ポクロフスキー広場を通るトラム

8:30　ホテルを出発

　ネヴァ川右岸をバスでボゴスロフカまで約１時間

コートヤード サンクト ペテルブルク センター ウェスト プーシキン ホテル ホテル

　ネヴァ川を走る高速艇

9:30　ボゴスロフカ民族公園に到着。30分程早く，教会が開いておらず，兵の外から

　こんな猫が。リボンを付けているので，飼い猫のようだ。

ポクロフスカヤ教会

　1764年に建てられた伝統木造教会。火災で焼失したが，2008年に復元。世界遺産のキジ島のプレオプラジェンスカヤ教会にそっくり。材料は，本体は特殊な固い樹齢100～300年の松の木。25個あるねぎ坊主部分はポプラ

　内部の撮影はできなかったが，知らずに撮ってしまった。

　元の鐘楼は17世紀に造られた。鐘の音で周りの村人に色々な情報を伝えることに使われた。鐘は15個あるが，今はコンピュータで操作されている。

　手前には小さな礼拝堂

　礼拝堂の内部

　木の皮に描かれたキリスト像


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11:10　サンクトペテルブルグに戻る

　リバークルーズ船とユニークなマンション

　ネヴァ川沿いあるクジラの形をしたレストラン

　聖トリニティゼレンネ修道院

　アレクサンドル・ネフスキー修道院

　モスクワ駅


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モスクワ駅 (モスコーフスキー駅) 駅

12:15　昼食は，マリインスキー劇場の裏手近くのエスト・カフェで。ポテトときのこの田舎風サラダ，ビーフストロガノフ，アイスクリーム

　マリインスキー劇場


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13:20　車窓観光しながら，エルミタージュ美術館へ

　青銅の騎士像

青銅の騎士像 モニュメント・記念碑

　宮殿橋のたもとに置かれた獅子像

　ペトロパブロフスク要塞


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13:45　宮殿広場に到着

宮殿広場 広場・公園

エルミタージュ美術館

　サンクトペテルブルク観光の目玉。エルミタージュの歴史は，1711年ピョートル大帝がここに冬宮を建てたことに始まる。現在の冬宮は，女帝エリザヴェータ時代の1754～62年に，バルトロメオ･ラストレッリの設計より建設されたロココ建築。エカテリーナ２世が1764年に購入した225点の美術品を搬入し，「隠れ家」を意味する「エルミタージュ」と命名。1775年に小エルミタージュ，1787年に旧エルミタージュ，1852年に新エルミタージュが完成。世界最大規模の美術館で，現在の収蔵美術品は，310万点余り

　まずは，パステルグリーンの豪奢な建物，冬の宮殿から

エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　大使の階段

　この階段を登ったところで，日本語版のガイドブックを立ち売りしていた（日本円で1,000円）。購入すると，日本語版のガイドマップが付いてきた。

　ピョートル大帝の間

　紋章の間

　1812年祖国戦争のギャラリー

　玉座の間

　パビリオンホール。孔雀の時計は，特別な時にしか動かしていないらしい。


　新エルミタージュに移って，絵画等を鑑賞

　まずは，オランダ美術。レンブラントの「ダナエ」

　レンブラントの「女神フローラに変装した妻サスキアの肖像」

　レンブラントの「放蕩息子の帰還」

　続いて，初期ルネサンスの間

　フラ･アンジェリコの「聖母子，聖ドミニコ，聖トマス･アクイナス」

　レオナルド･ダ･ヴィンチの間

　レオナルド･ダ･ヴィンチの「ベヌアの聖母」

　レオナルド･ダ･ヴィンチの「リッタの聖母」

　ティツィアーノの「懺悔するマグダラのマリア」

　ティツィアーノの「ダナエ」

　ラファエロの回廊

　ラファエロの「コネスタビレの聖母」

　ラファエロの「聖家族」

　この作品は，ラファエロの弟子ロレンツェッティの「イルカと少年」。ある日少年が海で溺れ，イルカは少年を乗せ陸を目指したが，少年は死んでしまい，ずっと寄り添っていたイルカもまた死んでしまうという悲しい物語を描いた作品

　ミケランジェロの「うずくまる少年」

　イタリア天窓の間

　スペイン天窓の間。スペイン美術作品が集合

　ベラスケスの「昼食」

　ゴヤの「アントニア･サラテの肖像」

　エル･グレコの「使徒ペテロとバウロ」

　ムリリョの「犬と少年」

　古代絵画史の画廊

　中央階段の横を抜ける。

　ルーベンスの「キリスト降架」

　ルーベンスの「大地と水の結合」

　ルーベンスの「ペルセウスとアンドロメダ」

　空中庭園

　アレクサンドルの間

　フランス美術の間

　ファルコネの「指を噛むキューピッド」

　ファルコネの「冬」

　ジャン＝アントワーヌ・ウードンの「ヴォルテール座像」

　ジャン･オノレ･フラゴナールの「内緒の接吻」



　冬宮に戻って

　白の広間

　黄金の客間

　ブドゥアール

　タペストリーの回廊を抜けて

　白い食堂

　孔雀石の間

　アレクサンドル・ネフスキーの銀製の霊廟

　本館を出て，宮殿広場へ

宮殿広場

　冬宮殿とロシア帝国旧参謀本部に挟まれた大きな広場で，血の日曜日事件の舞台の一つ

宮殿広場 広場・公園

アレクサンドルの円柱

　宮殿広場の中央。1834年にナポレオン軍との戦争への勝利を記念して，モンフェランにより建てられた，高さ47.5m，直径約４m，重さ約600tの円柱。一つの石でできたものとしては世界一の高さ。頂にはアレクサンドル１世をモデルにしたとされるオルロフスキー作の蛇を退治する天使の彫刻が置かれている。

アレクサンドルの円柱 史跡・遺跡

旧参謀本部
　　　　　　
　カルル・ロッシによって，1827～29年に建設された，全長600ｍのアンビール様式の傑作。アーチの上には，勝利の女神ニケの馬車。2014年から，東翼部が近現代美術を展示するエルミタージュ美術館の新館としてオープン


　新館に移って，フランス印象派の作品等を鑑賞

旧参謀本部 建造物

　ルノワールの「庭の女」

　モネの「ジヴェルニーの干草」

　ルノワールの「ジャンヌ･サマリーの肖像」

　H.E.クロスの「アッシジ近郊のサンタ･マリア･デり･アンジェリ教会」

　セザンヌの「煙草を吸う男」

　ゴーギャンの「果物を持つ女」

　ゴッホの「ライラックの木」

　ゴッホの「アルルの女たち」

　ピカソの「二人の姉妹（訪問）」

　ピカソの「アブサンを飲む女」

　マティスの「ダンス」

　アンリ・ルソーの「ルクセンブルグ公園，ショパンの銅像

　アンリ・ルソーの「熱帯の森（虎と牡牛との闘い）」

　アンフィラーダ（吹き抜け）の大階段

　ジャン･アントゥワーヌ･グロの「アルコル橋上のナポレオン」

　フランソワ･ジェラールの「ジョセフィーヌ・ド・ボーアルネ」

17:45 夕食会場へバスで約１時間


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　パンテレイモノフスキー橋

　音楽博物館（シェメレチェフ宮殿）

　ボリショイ･ドラマ劇場

トフストノーゴフ記念ボリショイドラマ劇場 劇場・ホール・ショー

　ノヴォテヴィチ修道院のキリストの復活の大聖堂

　聖ニーナとラドネジの聖セルゲイの礼拝堂

　モスクワ凱旋門

モスクワの凱旋門 建造物

　モスクワ広場のソビエトの家

ハウス オブ ソビエト 建造物

　モスクワ広場のレーニンの記念碑


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19:10　夕食は，空港周辺のカフェ･ヒンカリナヤで。温野菜サラダ，ポークチョップ，デザートがブリヌイ（ロシア風パンケーキ）


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20:30　サンクトペテルブルク・プルコヴォ国際空港（LED）に到着

プルコヴォ国際空港 (LED) 空港

23:20　予定から出発時間が20分繰り下がる。大韓航空（Ａ330-300　KE930便）で，仁川まで８時間50分のフライト

24:25 遅めの晩御飯。選択したビビンバは，結構美味しかった。


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　仁川時間に時計を調整（サンクトペテルブルクとの時差は，＋６時間）

８月24日（金）
　　　　　　　　
12:30　機内で朝食

14:35　仁川国際空港（ICN）に到着。到着が遅れたため，手荷物検査後すぐに搭乗ゲートへ

仁川国際空港 (ICN) 空港

15:20　大韓航空 KE725便 で，関西空港まで１時間50分のフライト。新型のＢ787-9に乗れた。

16:20 軽食に韓国のおにぎり

17:29　関西国際空港（KIX）に到着


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関西国際空港 空港

　おみやげ品