アルベロベッロ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
  11月4日の夕刻ベネツイア港を出港したコスタ・デリチョーザ号はアドリア海の真ん中で朝日を浴びていました。添乗員三名がツアーメンバーを3組に分けて船内ツアーを企画し、私たちもそれに参加しました。この日の午後にはイタリアのかかとにあたる海辺のバーリの港に接岸しました。ショア・エクスカーション「アルベロベッロのトウルッリの街並み」を申し込んでいた私たちは混載のバスになるのかなと思っていましたが、私たちのツアーメンバーだけのバスとなりました。これ以降の各地でのエクスカーションもすべて私たち日本人だけのバスでした。混載だとほかの国の乗客ともお話できたりするのを少し楽しみにしていたのですが・・・<br />  ツアーの9割方の方々が参加していたようでした。現地ガイドの方も港ですぐにミートし、流ちょうな日本語で挨拶を受けました。バーリも城壁に囲まれた旧市街のある素敵な町ですが、時間の関係で街歩きはできません。夕食時に同じテーブルのあるご夫婦に旧市街の様子や写真を見せてもらうことができました。<br />  アルベロベッロの町は日本の白川郷と姉妹都市になっているそうです。アルベロベッロのあるイタリアのブーリア州はイタリアでも赤ワインやオリーブ、サクランボの有数の生産地だということです。ワインはほかの地区のワインのブレンドようとして多く出荷されているそうです。バスの走る道路に沿ってブドウ畑やさくらんぼ、オリーブの畑が広がっていました。とても気持ちの良い風景でした。<br />  やがて、あちこちの畑の中にに石造りのトウリッツがちらほら見えてきて、アルベロベッロの町が近づいてくるのを私たちに知らせてくれます。<br />  アルベロベッロに到着すると、町はずれの駐車場で下車し、まずとあるトラットリアで耳たぶパスタとワインの試飲試食となりました。かなりの繁盛店で次から次へとグループ客がやってくるので、あわただしく飲みかつ食べました。ほろ酔い気分でとんがり帽子の街並みをガイドさんの後についてあるきまわります。坂の多い町なので、足が悪いとたいへんですね。一名、杖を突かないと歩けない方がいらっしゃり、はやばやと離団したのはお気の毒でした。<br />  大通りを挟んで右と左の地区に大きく分かれた街を、最初は右側の地区を歩き、次にはよく旅行雑誌に出てくる地区を散策しました。散策の後は、自由時間となり、有名な「陽子さんのお店」によったりしながらそろそろと駐車場に向けて坂を下って行きました。ここでわたし、足を石畳の濡れた石で滑って腰から転倒してしまいました。ドイツ語をしゃべる若者に助け起こされました。近くのお土産やのおばちゃんにも「滑るからきをつけなさい。」と英語で注意された。<br />  駐車場につくと、ほとんどの同行者は待っていたが、一部約束の時間を過ぎて帰ってきた人たちがいたので、バーリの港への帰着時間が我々の指定ディナータイムに間に合うかどうか微妙となった。ドライバーは往路と違った道を選びぎりぎり間に合った。添乗員に「お部屋には戻らないで、すぐにレストランへ行って下さい!」の指示に従って走った。リュックをしょった一団がレストランの私たちのコーナーに駆け込むと、担当のカマレ-ロたちが一瞬驚いた顔を見せた。たぶん、「今夜は、客が少なくて楽だなあ。」とおもっていたのにという風にも見えた。ごめんね、君たち!<br /><br />表紙の写真はアルベロベッロのトウリッツ右側の地区のⅠシーンです。

コスタ・デリチョーザでアドリア海・エーゲ海周遊 2 とんがり帽子の家並みのアルベロベッロ

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2018/11/05 - 2018/11/05

149位(同エリア556件中)

tadashi

tadashiさん

  11月4日の夕刻ベネツイア港を出港したコスタ・デリチョーザ号はアドリア海の真ん中で朝日を浴びていました。添乗員三名がツアーメンバーを3組に分けて船内ツアーを企画し、私たちもそれに参加しました。この日の午後にはイタリアのかかとにあたる海辺のバーリの港に接岸しました。ショア・エクスカーション「アルベロベッロのトウルッリの街並み」を申し込んでいた私たちは混載のバスになるのかなと思っていましたが、私たちのツアーメンバーだけのバスとなりました。これ以降の各地でのエクスカーションもすべて私たち日本人だけのバスでした。混載だとほかの国の乗客ともお話できたりするのを少し楽しみにしていたのですが・・・
  ツアーの9割方の方々が参加していたようでした。現地ガイドの方も港ですぐにミートし、流ちょうな日本語で挨拶を受けました。バーリも城壁に囲まれた旧市街のある素敵な町ですが、時間の関係で街歩きはできません。夕食時に同じテーブルのあるご夫婦に旧市街の様子や写真を見せてもらうことができました。
  アルベロベッロの町は日本の白川郷と姉妹都市になっているそうです。アルベロベッロのあるイタリアのブーリア州はイタリアでも赤ワインやオリーブ、サクランボの有数の生産地だということです。ワインはほかの地区のワインのブレンドようとして多く出荷されているそうです。バスの走る道路に沿ってブドウ畑やさくらんぼ、オリーブの畑が広がっていました。とても気持ちの良い風景でした。
  やがて、あちこちの畑の中にに石造りのトウリッツがちらほら見えてきて、アルベロベッロの町が近づいてくるのを私たちに知らせてくれます。
  アルベロベッロに到着すると、町はずれの駐車場で下車し、まずとあるトラットリアで耳たぶパスタとワインの試飲試食となりました。かなりの繁盛店で次から次へとグループ客がやってくるので、あわただしく飲みかつ食べました。ほろ酔い気分でとんがり帽子の街並みをガイドさんの後についてあるきまわります。坂の多い町なので、足が悪いとたいへんですね。一名、杖を突かないと歩けない方がいらっしゃり、はやばやと離団したのはお気の毒でした。
  大通りを挟んで右と左の地区に大きく分かれた街を、最初は右側の地区を歩き、次にはよく旅行雑誌に出てくる地区を散策しました。散策の後は、自由時間となり、有名な「陽子さんのお店」によったりしながらそろそろと駐車場に向けて坂を下って行きました。ここでわたし、足を石畳の濡れた石で滑って腰から転倒してしまいました。ドイツ語をしゃべる若者に助け起こされました。近くのお土産やのおばちゃんにも「滑るからきをつけなさい。」と英語で注意された。
  駐車場につくと、ほとんどの同行者は待っていたが、一部約束の時間を過ぎて帰ってきた人たちがいたので、バーリの港への帰着時間が我々の指定ディナータイムに間に合うかどうか微妙となった。ドライバーは往路と違った道を選びぎりぎり間に合った。添乗員に「お部屋には戻らないで、すぐにレストランへ行って下さい!」の指示に従って走った。リュックをしょった一団がレストランの私たちのコーナーに駆け込むと、担当のカマレ-ロたちが一瞬驚いた顔を見せた。たぶん、「今夜は、客が少なくて楽だなあ。」とおもっていたのにという風にも見えた。ごめんね、君たち!

表紙の写真はアルベロベッロのトウリッツ右側の地区のⅠシーンです。

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  • 2018/11/5 am6:00<br />バルコニーから外を眺めると後方に有明の月がかかっていました。

    2018/11/5 am6:00
    バルコニーから外を眺めると後方に有明の月がかかっていました。

  • ズームしてみました。<br />半月です。

    ズームしてみました。
    半月です。

  • 朝食を早めに済ませてデッキ3のプロムナードをゆっくり歩いています。<br /><br />デッキは濡れていますので滑らないように要注意。

    朝食を早めに済ませてデッキ3のプロムナードをゆっくり歩いています。

    デッキは濡れていますので滑らないように要注意。

  • デッキ3の船尾からの航跡を眺めます。<br />アドリア海の中ほどから西にむかっているようです。

    デッキ3の船尾からの航跡を眺めます。
    アドリア海の中ほどから西にむかっているようです。

  • 朝の8時過ぎ<br /><br />朝日が後方から登ってきます。

    朝の8時過ぎ

    朝日が後方から登ってきます。

  • 10時半から船内ツアー

    10時半から船内ツアー

  • このバーが私たちの集合場所となると説明を受ける。<br />ショアーエクスカーションの集合は基本個々でした。

    このバーが私たちの集合場所となると説明を受ける。
    ショアーエクスカーションの集合は基本個々でした。

  • 毎晩、通った船首近くのシアター

    毎晩、通った船首近くのシアター

  • デッキ1,2,3の三層吹き抜けになっています。<br />つまりここの<br />入り口はその各々の階にあります。

    デッキ1,2,3の三層吹き抜けになっています。
    つまりここの
    入り口はその各々の階にあります。

  • 一番大きなクラブ

    一番大きなクラブ

  • 船内ツアーの後は最上階のデッキあたりを歩き回った。

    船内ツアーの後は最上階のデッキあたりを歩き回った。

  • 陸地が見えてきました。

    陸地が見えてきました。

  • バーリの港に近づいています。

    バーリの港に近づいています。

  • pm3:00頃<br /><br />下船し、バスに乗り込みます。

    pm3:00頃

    下船し、バスに乗り込みます。

  • バスの車窓からコスタの船尾が見えました。

    バスの車窓からコスタの船尾が見えました。

  • 港近くの町の雰囲気

    港近くの町の雰囲気

  • すぐに、城壁が見えてきました。<br /><br />城壁の中は旧市街。<br />ここを尾と連れた同行のカップルも素敵間街だといっていました。

    すぐに、城壁が見えてきました。

    城壁の中は旧市街。
    ここを尾と連れた同行のカップルも素敵間街だといっていました。

  • 街路樹の間からコスタの全体が見えました。

    街路樹の間からコスタの全体が見えました。

  • バーリの郊外には工業地帯もあります。

    バーリの郊外には工業地帯もあります。

  • 若いブドウの畑です。<br /><br />サクランボの畑や、桃の畑、オリーブの畑が車窓に次々に現れてきます。

    若いブドウの畑です。

    サクランボの畑や、桃の畑、オリーブの畑が車窓に次々に現れてきます。

  • 畑の真ん中に石積のとんがり帽子が見えたりします。<br /><br />農機具などの保管用でしょうね。

    畑の真ん中に石積のとんがり帽子が見えたりします。

    農機具などの保管用でしょうね。

  • アルベロベッロに到着。<br /><br />駐車場から歩いて街中にいきます。

    アルベロベッロに到着。

    駐車場から歩いて街中にいきます。

  • まず、このトラットリアでこの地方の特産の耳たぶ・パスタとワインの試食試飲をします。

    まず、このトラットリアでこの地方の特産の耳たぶ・パスタとワインの試食試飲をします。

  • 洞窟のような雰囲気の店内

    洞窟のような雰囲気の店内

  • ミートソースの耳たぶパスタを赤ワインでいただきました。

    ミートソースの耳たぶパスタを赤ワインでいただきました。

  • 広場にでていったん行動の説明があった。

    広場にでていったん行動の説明があった。

  • 最初に右の上方の街を散策します。

    最初に右の上方の街を散策します。

  • 屋根に花のプランターが・・・

    屋根に花のプランターが・・・

  • 窓辺にはこのおうちの飼い猫でしょうか、まどろんでいます。

    窓辺にはこのおうちの飼い猫でしょうか、まどろんでいます。

  • 中世から使われている水汲み場

    中世から使われている水汲み場

  • 白い壁が青空に映えます。

    白い壁が青空に映えます。

  • 大きな噴水のある広場にやってきました。<br /><br />ここには反対側の丘の街並みの絶好のヴィウー・ポイントです。

    大きな噴水のある広場にやってきました。

    ここには反対側の丘の街並みの絶好のヴィウー・ポイントです。

  • この広場から下に通じる階段があります。<br />会談の左下にたくさんのカメを置いてあるお店がありました。

    この広場から下に通じる階段があります。
    会談の左下にたくさんのカメを置いてあるお店がありました。

  • 階段わきの展望台から反対側の街並みを撮ってみます。

    階段わきの展望台から反対側の街並みを撮ってみます。

  • ズームしてみます。

    ズームしてみます。

  • 階段を下りて大通りを渡ると大通りの左側の丘の街をこの写真の左の登り坂を上っていきます。

    階段を下りて大通りを渡ると大通りの左側の丘の街をこの写真の左の登り坂を上っていきます。

  • 素敵な玄関の家

    素敵な玄関の家

  • 衛星放送受信装置が中世の形の家にも

    衛星放送受信装置が中世の形の家にも

  • 丘の上に出てきました。

    丘の上に出てきました。

  • おおきなしゃもじは自分のガイドさんの目印。<br /><br />私たちは15でした。

    おおきなしゃもじは自分のガイドさんの目印。

    私たちは15でした。

  • ここで自由時間となり、駐車場のⅠの説明と集合時間が説明された。<br /><br />ピンクの自転車が玄関先のワンポイントになっていた。<br />おしゃれえ!!!

    ここで自由時間となり、駐車場のⅠの説明と集合時間が説明された。

    ピンクの自転車が玄関先のワンポイントになっていた。
    おしゃれえ!!!

  • 夕日が沈みかけています。<br /><br />シルエットが印象的だった。

    夕日が沈みかけています。

    シルエットが印象的だった。

  • 近くにはこんな緑の小公園もある。

    近くにはこんな緑の小公園もある。

  • ここにも猫が悠然と休んでいる。

    ここにも猫が悠然と休んでいる。

  • 駐車場方向に向かって下り坂を歩いていきます。<br /><br />カテドラルの双頭の鐘楼が目立ちます。<br />ここもいってみたかったが、次にチャンスあれば見学してみよう。

    駐車場方向に向かって下り坂を歩いていきます。

    カテドラルの双頭の鐘楼が目立ちます。
    ここもいってみたかったが、次にチャンスあれば見学してみよう。

  • お土産物のお店が密集しているあたりまで降りてきました。

    お土産物のお店が密集しているあたりまで降りてきました。

  • 有名な「陽子さんのお店」によってみました。<br /><br />いただいたお豆をポリポリかじりながら屋上から周りを眺めます。<br /><br />旅の雑誌に載っている謎の模様ですね。

    有名な「陽子さんのお店」によってみました。

    いただいたお豆をポリポリかじりながら屋上から周りを眺めます。

    旅の雑誌に載っている謎の模様ですね。

  • 陽子の店もこの部分も購入拡張するそうです。<br /><br />この後、店を出てあるっているときに、足を滑らせ腰から落ちて、手首で無理にささえようとしたために、数日手首の痛みが続いて。<br />独逸語をしゃべる青年(少年かもしれない)に助け起こされた。DANKE!<br />

    陽子の店もこの部分も購入拡張するそうです。

    この後、店を出てあるっているときに、足を滑らせ腰から落ちて、手首で無理にささえようとしたために、数日手首の痛みが続いて。
    独逸語をしゃべる青年(少年かもしれない)に助け起こされた。DANKE!

  • 最初に試飲試食したトラットリアももうしまっていました。

    最初に試飲試食したトラットリアももうしまっていました。

  • 駐車場でまだ戻ってこない数人を待っています。

    駐車場でまだ戻ってこない数人を待っています。

  • ディナータイムに間に合うかどうか心配しながら、バーリの旧市街のあたりまでやってきました。

    ディナータイムに間に合うかどうか心配しながら、バーリの旧市街のあたりまでやってきました。

  • 城壁いい感じですね。

    城壁いい感じですね。

  • ディナータイムにかろうじて間に合ったが、あわただしく食べたので全くこの日もディナーの様子の写真はゼロでした。<br /><br /><br />バーリを出航して、しばらくの時間帯。 灯りが美しかった。

    ディナータイムにかろうじて間に合ったが、あわただしく食べたので全くこの日もディナーの様子の写真はゼロでした。


    バーリを出航して、しばらくの時間帯。 灯りが美しかった。

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