イギリス(2)今宵music of the night／ロンドン

2018/09/14 - 2018/09/16

心根は優しい異形の人が麗しきヒロインとめぐり逢い…というミュージカルは数あれど、最後は手放し大団円のディズニー版「美女と野獣」が実にアメリカンなら、対極で常に仄暗い「オペラ座の怪人」は英国風。と、決めてかかって二十数回みてきたファントムを、ついに本場ウェストエンドにて。

観劇前は、確かトム・クルーズがこの辺走ってたような？（「ミッション：インポッシブル」）とブラリ立ち寄ったテート・モダンが実に愉快で大満足！実質1.5日のロンドン滞在、ミュージカル後の大好物ムール貝まで大々満足で駆け抜けました。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアインディア ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

早起きしてパディントン駅界わいを散策に。

都心にこんな巨大なハイドパーク。空も広い。

なんとなくセントポール寺院へ。

しかしお目当てはセントポールではなくミレニアムブリッジを渡った対岸のテートモダン！ある種モダンアートの聖地です。

シンボルであるノッポのタワー、天辺が「ミッション：インポッシブル／フォールアウト」のロケ地でした。

日中のテムズはドブ色。ミレニアムブリッジより。

元は火力発電所。エントランスは、タービンが在った空間はスケールでか過ぎる吹き抜けで、早くも興奮で鼻血が出そうに。御多分に漏れず入館無料です。

愛犬ドンちゃんが散歩中に催す場面を思い出しました。

かつて大阪の国立国際美術館のこけら落としで出逢った便器とまさかの再会です。マルセル・デュシャン「泉」。

ぞんざいにピカソ。その他カンディンスキーやウォーホール、ダリやリキテンスタインなどなど名立たるモダン・アートがあっちゃこっちゃに。

ラジカセたちが積み重なった「バベルの塔」。立体も数多く。

全般にポップでうきうきします、テートモダン。

新館スイッチハウス１０階の展望台もお忘れなく。旧館ボイラーハウス越しにセントポール。

シティ方面も丸見えです。夜景もきっと美しい。

展望台を備えたスイッチハウスは見上げても、アート。

ロンドンブリッジ方面までテクテク向かってバラマーケットへ。

デパ地下的に試食コーナー多数です。

絶品あつあつスコッチエッグ！もちろんビールと共に。

お約束のビッグベンに向かう途中にチャーチル像。ロンドン五輪の開会式ではCG参加、上空のエリザベス女王に微笑んでいました。

奇跡的に工期が早まって、なんて事は起きず。ビッグベンは長らく工事中です。

ロイヤルファミリー縁の世界遺産ウェストミンスター寺院はあまりの人出に門前スルーで。

旅に出ると必ずご当地ユニクロへ。お隣アイルランド発祥のファストファッション、PRIMARKです。

決して物価が安くない英国で、安心の価格設定。衣類だけでなくインテリア用品も揃う広大な店舗でした。

遂にロンドン寄り道最大のミッション、「オペラ座の怪人」観劇です。

歴史あるハー・マジェスティーズ劇場、狭い。前列の大柄な南米人一家が座高高すぎて難儀しましたが、とはいえ四半世紀以上ファントムをかける老舗劇場。劇団四季とはちょいちょい異なるオリジナル演出に、圧倒的な歌唱力で心震える夜でした。

次回はこちらにも必ずや。

観劇後は大好物のムール貝専門店BELGOで、ベルギービールと共に。

飲み屋街の一角に。以前ネット記事でこの手の公衆トイレを見て、何かの冗談だと思ったらばりばりの現役で大活躍です。確かにそこら中で立ちションされるよりは。

一夜明け帰国の途、ヒースローはUAのユナイテッドクラブラウンジへ。朝っぱらからカウンターで各種カクテルが楽しめます。

キンキラキンの枕や年齢不詳のキャラクター「マハラジャくん」に惹かれて初エアインディアでまずニューデリーを目指します。

ざっくりしたサービスでした。たとえCクラスでもリクエストしない限りメニューは見せてくれず、アルコールも供されません。全般的にアバウトな感じがインドっぽい。

経由地のインディラ・カンディー空港、お馴染みの美男美女トイレ。いろんな組合せがあります。

ニューデリーから成田までは敵機ＡＮＡで（※専ら赤組です）。

ヒコーキ乗りまくりの旅だったのに、とどめの成田で散々滑走路を愛でて、空港にお勤めのＯさんに北欧土産届けて昼ビール。ほんの一週間強の旅で、タイ→デンマーク→アイスランド→イギリスとあちこち巡れてめでたしめでたし。