デンマーク(1)親友の彼女とぶらり旅／コペンハーゲン

2018/09/07 - 2018/09/09

「狼が来たぞ」的になってきましたが、大人の都合で長旅は本当に年に一度しか出来なくなりました。という事で世界地図の端っこの方に行ってみよう、と。毎度恒例ぶらり途中下車だらけの背伸び旅。最終目的地の前後に、なんとバンコク・コペンハーゲン・ロンドンと３か所も寄り道です。

初デンマークは、３年前に南太平洋のバヌアツ旅行中に出逢ったコペンハーゲン在住の友人カップルとの再会！のはずが、彼氏はインドネシア出張中で、何故か彼女と二人きり。人生、そんな時もあります。朝から晩までマンツーマンでガイドしてくれたイーブン、tak tak（ありがとう）。

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

この度の最終目的地、北欧の某所まではシンプルに行くと４レグで辿り着けるのに、敢えて道中ゆっくり楽しむため、まず１レグ目TGのHND→BKKから。

夕方に着いて、２レグ目の深夜便までタイ人の友達とカオマンガイとチャンビール、安定の大渋滞を横目に。

寒冷地へ向かう前にマンゴー充填完了し、束の間の常夏気分を味わったらスワンナプームにとんぼ返りです。

ここからコペンハーゲンまでもTGのC＝ロイヤルシルククラス、長距離だし背伸び旅。

長旅は一年に一度となってしまったので、こつこつ貯めたUAマイル大放出の特典旅行、嗚呼、あっという間に目減りするマイレージ。

夜明けに。空の上で他の機影を見つけると有無を言わさず大興奮。

雨上がりのコペンハーゲン、虹が迎えてくれました。

空港からは地下鉄で。ノアポート駅から徒歩圏の安宿ホテルヨーエンセンに荷物を預けたら、親友ニコライの彼女イーブンと３年ぶりの再会を果たして街歩きスタート！

チャリンコ王国コペンハーゲン、駅前の駐輪場はどこもえっらい状態になっていますが、皆さん愛車の場所をちゃんと覚えられるのかしらん。

目抜き通りのストロイエを目指せば、早速バターの良い香り。デンマークに来たならデニッシュね、とイーブン。

カロリー高そうなデニッシュ、美味でした。ちなみにデザインシティ、デンマーク。トイレもおしなべてスタイリッシュです。どこかで誰かが言ってましたが、トイレが綺麗なお店は間違いない。

まだ朝も早くて通りも寝惚け気味。日中はごった返す歩行者天国ストロイエ、カフェと花屋は早起きです。

コンパクトな中心街に、やたらめったら騎馬像があります。歴代の王様だったりするわけですが、イーブン曰く「大体、偉人の名前はクリスチャンかフレデリクよ」。

この後、銅像を見つける度に二人で「クリスチャン！」「いや、今度こそフレデリク！」とあてっこ。

街一番の景勝地、ニューハウンへ向かいます。

途中「見て！」と橋の下。まさかのそんな所に彫刻「マーマンと７人の息子」像。これは絶対素通りするやつ。

水路沿いにカラフルな家並みが連なるニューハウン到着。アンデルセンが暮らした家は意外と地味に佇んでいて、これもイーブンに言われなきゃスルーしてた。

ここを発着する観光船、ざっくり２種類ありまして、見た目に劇的な差はないのに、乗船料は劇的に差がありました。

歩いた方が気持ちいいよ、というイーブンに従う。港の向こうの奇抜デザインの建物、屋根の先っちょから飛び込むコンテストがあるそうで「ニコライも飛んだわ」。全く持って共感できない。

定番の世界三大がっかりスポットへの道中。穏やかな光景のすぐ向こうは軍隊の敷地とか。

覚悟していた通りのサイズ感です。

寒そう。

来てみたら、対岸のモダンな建物や無粋な工場群を背にするとシュール度が増す事を知る。ちっこい人魚姫ながら、取り巻く環境との対比が面白く、さして落胆せず。

来た道を引き返す途中で、アマリエンボー宮殿へ。馬が行き交う中で、一匹だけラクダを確かに二人とも見たんですが、追いかけても見つからず。白昼夢か、デンマーク王室公然の秘密なのか。

巡回する衛兵の行く手を遮りバシバシ撮影していた大陸のおばちゃんたち、別の衛兵から叱られていました（それでもめげずにバシバシバシ）。

宮殿の程近くに巨大な教会が。

北欧最大級のドーム建築、フレデリック教会です。

見学自由。圧巻のスケールです。

街角でばったりコレ！今回コペンハーゲンを訪ねた裏テーマは、最後の楽園「クリスチャニア」自治区（自称）を訪ねること。ユニークなフォルムの荷台つきチャリはクリスチャニア・バイクと呼ばれる代物です。

※愉快な愉快な、最後の楽園訪問記はまた次回。

尋常でない頻度でホットドッグ屋に遭遇します。

ランチはご当地グルメのオープンサンド、スモーブロー。もちろんクラフトビールと共に。黒いライ麦パンの上にパテとかニシンの酢漬けとか色んな食材のせてパクリ。一癖あって好き嫌いがありそうですが、ビールには合います。

日本で友達に見せると「女優さん？」と聞かれる位、美人、そして親切聡明なイーブン。食後はついに待望の、「地上最後の楽園＝クリスチャニア」潜入です。