2018/08/10 - 2018/08/26
87位(同エリア191件中)
とめさんさん
この旅行記のスケジュール
2018/08/18
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電車での移動
ミラノ(9:20発) → ティラノ(12:05着)
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クール駅に到着!
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電車での移動
クール(18:31発)→マイエンフェルト(18:42着)
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この旅行記スケジュールを元に
サラリーマンながら16連休を取得して行ったヨーロッパ一人旅。
1人で海外は初めてにも関わらず完全個人手配で行った先には色んな出会いや経験が――。
今回はシリーズ第7回(全13回)として、ベルニナ急行をご紹介します!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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一日の始まりはミラノ中央駅から。イタリア北部の中心都市として栄えたミラノは、今日も色んな方面の列車が出発しています。
様々な方面の発車時刻が同じ電光掲示板に表示されるのはヨーロッパならでは。空港の発車時刻表に通ずるものがあります。ミラノ中央駅 駅
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6番線から9:20発のティラノ行きに乗り込みます。国境の町までおよそ3時間の列車旅です。
国境の田舎町まで堂々の8両編成で向かいます。先頭列車は客車で、最後尾の機関車が終点まで推進運転を行うという、日本国内と比べると異様な編成となっていました。 -
ミラノ駅を発車して1時間。コモ湖が見えてきました! イタリアで3番目に大きい湖で、湖畔はヨーロッパ有数の避暑地として有名だそうな。
コモ湖 滝・河川・湖
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列車はどんどん田舎へ。アルプス山脈の南端まで来ました。とても長閑な風景です。
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ティラノ駅には定刻12:05に到着。
列車は堂々8両編成ですが、降りた人はまばらで100人もいませんでした。ティラーノ駅 駅
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駅の外まで出て来ました。イタリア国鉄の駅舎は3階建てのお洒落な建物でした。
ティラノはスイスまでわずか5kmに位置する国境の町。のんびりとした雰囲気が感じられます。ただし国境の町と言うのに両替できる所が一カ所もないので、ティラノでスイス入りされる方はミラノで両替しておいた方が吉でしょう。
でもベルニナ急行や氷河急行ではユーロが使えるのでご安心を! ホテルやレストランでもクレジット払いが基本なので、小さな商店に行かない限り、とりあえず無くても大丈夫です。 -
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本日のランチは駅前のパスタ屋さん。緑豊かなオープンテラスでパスタを頂きます♪
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パンはサービス! とても絵になります。
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イタリア最後の町では、カルボナーラを注文しました。とても美味しかったです(^^)
オープンテラスで頂くランチは気持ちの良いものです♪ -
現在時刻は13時過ぎ。ベルニナ急行の発車時刻は14:25発と1時間ほど空いていたので、何をしようかなと思っていたら、ちょうど駅前の街路地図にオススメルートが書いてあった。「これだ」と思い、このルートでティラノをプチ観光することにしました★
ちなみに大荷物はスイス側のティラノ駅で預かってくれました(^^)
むしろ、ティラノ駅周辺で荷物を預かってくれるのは、そこしか無い模様です。 -
途中で川を渡ります。川の水は青白く濁っており、「石灰でも混じっているのかな」と感じました。
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石畳の素敵な街並みです♪
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教会もあります。庭園など特に入れるような観光スポットは無いですが、街歩きだけでも十分に楽しめます。
ティラーノ 散歩・街歩き
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1時間のお散歩を終えて、ティラノ駅に戻ってきました!
先ほどとは駅舎が違いますが、こちらはスイス側の駅舎、スイスの私鉄レーティッシュ鉄道の駅舎です。レーティッシュ鉄道はスイス南東部の鉄道網を担っていて、グラウビュンデン州を中心に約400kmの路線網を持っているそう。ティラーノ駅 駅
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レーティッシュ鉄道と箱根登山鉄道(神奈川県)は姉妹鉄道となっており、ティラノ駅の中には箱根登山鉄道から寄贈された日本語表記の駅名札がありました。
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ホームに行くとすでにベルニナ急行が到着していました。
14:25発のクール行きベルニナ急行に乗り込みます! -
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ベルニナ急行は、電車3両、客車4両の計7両でクールまで向かいます。
電車が客車が牽引するのですが、実はこの電車、日本で言うと貨物列車を引く機関車並みにパワーがあります笑
世界文化遺産「レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」を巡る4時間の旅の幕開けです!レーティシュ鉄道アルブラ線 ベルニナ線と周辺の景観(イタリア) 文化・芸術・歴史
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ティラノを出てしばらくは併用軌道を走ります。
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町を抜けると勾配区間に差し掛かり、山岳鉄道の雰囲気が出てきます♪
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ここはすでにスイス領。
ティラノの街が遠くに見えます。 -
遠くにループ橋が見えてきました。
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このループ橋は「ブルージオのループ線」と言われ、ティラノ駅から10分ほどで
通過します。鉄道の敵である勾配をいかに克服するか、という問題をループ線を取り付けることで勾配を緩和しています。100年前に作られた橋が未だに現役で活躍しています。ブルージオループ橋 建造物
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このループ線はカーブもきつく、先頭車両がよく見えます。
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ループ線を登り切ると、ループ線の全容が見えてきました。
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ご紹介遅れましたが、私が乗った展望車はこんな感じ! 窓が大きく、開放感たっぷりです。座席は欧米人向けに作られており、日本のそれと比べて全く窮屈さを感じさせません。
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テーブルには路線図とパンフレットが置かれていました。これで路線のどのあたりを走っているかが一目瞭然です。車内放送は駅到着時のみで各名所での詳しい説明は無いので、パンフレットや路線図は重宝します。
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ブルージオが近づいてきました。小さな教会のある谷間の田舎町です。
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ここで列車交換を行います。山から赤い列車が駆け下りてきました。
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ブルージオを出発し、列車はさらに山奥へと進んでいきます。
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ここもベルニナ急行のハイライトの一つ、ポスキアーヴォ(Poschiavo)湖。氷河湖です。
天気は曇っていましたが、瑠璃色の水が貯まった美しい湖でした。 -
列車はさらに上流の山奥へ!
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レーティッシュ鉄道が人々を魅了させる所以は、山岳鉄道で風景が美しいことの他に、『沿線の芝が整備されていること』だと思うのです!
どうです、そう思ってきませんか?? -
つづら折りに差し掛かり列車はどんどんと高度を上げていきます。
つづら折りは道路ならよくありますが、鉄道でつづら折りは不思議な感じがしますね。 -
だいぶ登ってきました!
先ほどの氷河湖ははるか彼方に見えています。ポスキアーヴォの街もはるか下の方に。 -
線路は斜面にへばり付くように続いています。
山に沿って線路が取り付けられているために、この区間はカーブが多く、
このように
右へ -
左へ
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時折、小休止しながら登っていきます。
勾配がきつく、停車するときには、下方に1mぐらい列車が下がっていく感じがしました。 -
8割ほど登った所にアルプ グリュム(Alp Grum)駅があります。
ポスキアーヴォ湖を遠くに望むこの駅付近は、ちょうど森林限界に差し掛かっており、この先には森が無く大草原か荒涼とした荒れ地が広がっています。アルプ グリュム駅 駅
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ポスキアーヴォ湖とは反対側の山の方を眺めると、氷河もあります。
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山の上は荒涼としています。この辺りはベルニナ峠といい、ベルニナ急行の名称の由来となっている場所です。同時にベルニナ急行の最高地点でもあり、標高が約2250mもあります。国道最高地点の渋峠と同じくらいです!
さらにポー川水系とドナウ川水系との分水嶺でもあります。ここよりイタリア側はポー川に合流してアドリア海へ。スイス側はドナウ川に合流して黒海に流れ込みます。
列車はこのように民家も無く荒涼とした土地をのんびりと走ります。ベルニナ急行の中でも好きな車窓です♪ -
左へ
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右へ
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また左へ
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ときどき牛さん
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ときどき駅
こんな感じで進んでいきます。日本では中々見ることの出来ない風景なので、新鮮みがあり、とても楽しいものです。 -
峠を越えると、しばらく見なかった森が戻ります。
サンモリッツは近いです!
(この列車は経由しませんが…) -
川を渡り、サンモリッツの隣町サメダン(Samedan)に到着です。
ここからクールまでの区間は氷河急行も走っており、賑やかな区間です。 -
サメダンを過ぎると再び山間に。実はこの辺りにも分水嶺があって、この先で降った雨はライン川を通じて北海へと流れ込みます。
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途中小さな町をいくつか通り過ぎます。
この辺りは下り勾配となっており、列車は2重ループ線やつづら折りを通ってどんどんと高度を下げていきます。 -
ベルギューン(Bergun)を過ぎると、斜面にへばり付くように走ります。
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そして、フィリスール(Filisur)駅を過ぎるとすぐに有名なランドヴァッサー橋を通ります。ほんとにトンネルを出てすぐなので、カメラの準備はしっかりと!
ランドヴァッサー橋 建造物
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線路が複線になったら世界遺産区間はほぼ終わり。終点のクールまで30分ほどです。
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電光掲示板にもクールの文字。終点が近いことを感じさせます。
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列車を降りる前にトイレへ。綺麗なトイレで、エアータオルはあの有名なDysonでした!
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クールには定刻18:20から3分遅れで到着! 地下にプラットホームを結ぶ通路がありますが、とても綺麗で治安も良いです。
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18:31発のザルガンス(Sargans)行きの列車で本日の宿泊地マイエンフェルトに向かいます。ここからはスイス国鉄の区間です。
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やってきたのは、LRTみたいな列車。
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中はこんな感じでとてもお洒落です(^^)
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外観を裏切るように快調に飛ばしていきます。スマホのGPSで速度を見ると150km/hぐらい出してました。
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10分ほどでマイエンフェルト駅に到着です。スイスでは基本的にホームとの間に改札が無く、無賃乗車が簡単にできてしまうのでは、といった感じです。
マイエンフェルト駅 駅
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ここマイエンフェルトはハイジの舞台として有名です。
のんびりしていて素敵な町で、駅前の案内標識も素敵です。 -
メインストリートはこんな感じ。
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本日の宿、ホテルヒルシェン(Hirschen)です。
Hirschen B&B ホテル
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泊まるのは屋根裏部屋。予約するときに屋根裏部屋と書かれていて料金も安かったのでここにしました。
狭いですが、天窓からは山並みを眺めることができ、とても楽しい部屋でした(^^) -
そしてお待ちかね。
本日の夕食は、、、 -
スープとパンとワイン、
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そして肉とチーズとポテト!
スイスのチーズはどこでも美味しいので、ぜひご賞味あれ! -
部屋の天窓から山際に落ちる夕日を眺めながら、短い夜を迎えます。
金融の町から始まりハイジの村に終わる、中々に楽しい1日でした!
ここまで読んで頂きありがとうございます。
次の旅行記ではハイジの村・マイエンフェルトの全容と氷河急行をご紹介します。お楽しみに!
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