
2019/03/09 - 2019/03/09
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ドクターキムルさん
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鎌倉文学館前から小路を通って来ると、吉屋信子記念館の手前に和洋折衷の民家が見える。これまでは塀や木立に隠れて中々その建物を確認できなかったのだが、今日は木の芽が芽吹く前なので幾らかはその様子を伺い知ることができる。
前に二階建ての洋館、その後ろに平屋建ての和風日本家屋というL字形の和洋折衷の家屋だ。典型的な和洋折衷の民家である。こうした和洋折衷の家屋を建てたのは大正時代から昭和初期の頃であろうか。鎌倉では関東大震災(大正12年(1923年))があったから、現存している民家の大部分は関東大震災後に建てられたものである。ただし、洋館部分を地盤の固い場所に選りすぐりの部材で、しっかりとした構造・施工で建てたならば築の浅い建物は関東大震災でも大丈夫であった。和館部分は平屋で腕の良い宮大工か大工が建てたものは関東大震災でも無事だった場合も見受けられる。建坪がある和風建築の母屋は古く見え、関東大震災前に建てられた可能性子もあろうか?洋館部分はその後の増築である可能性が高い。それならば関東大震災後であることは間違いないだろう。
それにしても広い家屋敷だ。建設当時はお金を掛けてしっかりとした和洋折衷の家屋を建てたことが想像される。それで今でも健在なのだろう。
(表紙写真は和洋折衷の民家)
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