エティハド航空で行くエジプト3～優雅なナイル川クルーズとコム・オンボ神殿とホルス神殿

2019/01/28 - 2019/02/04

アスワンでクルーズ船に乗り北に、コムオンボ神殿、ホルス神殿、エスナの水門を通りルクソールに向かいました。クルーズ船は部屋で横になれるので本当に楽で、ナイル川を眺めながら優雅な気分になりました。2月初めはエジプトのベストシーズンですが、昼間は暑い位で、夜は気温がぐっと下がります。
それにしても神殿の柱の大きさ、レリーフには驚きます、古の時代にすごい物を造ったものです。

エリア コム・オンボ(エジプト)

アスワンでクルーズ船ブルーシャドーに乗船しました。停泊し、明日朝出航するようです。

廊下はこんな感じ

まだ、新しい船らしく部屋も広くて快適でした。

ガラス越しにバスルーム、バスタブ付きです

夕食はビュッフェスタイル

明け方にデッキに出てみました、きれいな月と星が。自分が今ナイル川にいるなんて。

プール付きです、夏ならみんな泳ぐでしょうか？

朝食もいろいろありました。

コム・オンボはアスワンから北に50km位、船で1時間半位。
船から降り、徒歩でコム・オンボ神殿に行ける位、近い所に止まりました。嬉しいですね。

コムオンボ神殿は、2つの神を祭る珍しい二重構造になっています、柱頭は開花式ですね

コム オンボ神殿 城・宮殿

人物と比べると大きさがよくわかります、ここでも係の人が一緒に写真とっていいと言って撮ったら「1ダラー」と請求されました。恐るべしエジプト人。

プトレマイオス朝時代に建てられたエジプトとしては比較的新しい神殿です。クレオパトラの時代でしょうか？

新しいといっても紀元前ですが

ギリシャの影響を受けてちょっとギリシャ風な感じもします

柱がスパッと切れています、元々この高さだったのか？レリーフの感じからは上もあったきがします。

右側に出産シーンのレリーフが

神々でしょうか？

柱のレリーフもしっかり残っています

水？をかけているようす。水滴が面白い。

中央やや右の小さな絵も出産シーンでしょうか？

天井には少し色彩が残り

拡大、コンドル？ハヤブサ？と文字

ワニのミイラ館もありました。ワニまでミイラにしていたんですね。

船はナイル川を下って行きます

この風景もまた良かった、ゆったりした気分になります。

部屋ではベッドメーキングの係が、こんな素敵なあつらえをしてくれました、ワニとハート

ワニさん、可愛い、係の方はチップが欲しいようでしたが、チップ込みで乗船しているので払う必要はないそうです。何とかチップ貰おうとする恐るべしエジプト人。

次のエドフまでは100kmはない位です。
3時間以上かかるようですが、部屋で休んだり、操舵室の見学したり。ゆっくりと過ごします。

操舵室からの眺め、ナイル川はゆったり流れて行きます、

エドフに着きました、ホルス神殿に向かいます。馬車でパカパカ、揺れますが気持ちいいです

乗った馬車の方はとても親切そうなエジプト人でした。

ホルス神殿はあっちだよと、とか指さしながら教えてくれます。

町には車も、かわいいトゥクトゥクも走っています

お店、アラビア語全くわかりません。エジプトにいる間アラビア語だらけ、数字なんか特にわかりずらくて。

ホルス神殿、メチャクチャ大きな建物です。第2塔門高さ36m、レリーフは左右対称に描かれています
中央がへこんでいて東をむいています、このへこみをアケトといい、朝、太陽がこのアケトを通り昇っていきます。

中庭から、柱頭は開花式、デザインもちがっています

ここはハヤブサの神ホルスを祭る神殿で、エジプト１美しいと評判のホルス像

ホルス神殿 城・宮殿

この神殿はクレオパトラ女王の父の時代に造られました。紀元前237年に始まり紀元前57年に完成と伝えられます

天井が黒くなっています

後にキリスト教徒達が、台所として使用したためススで黒くなってしまったそうです

至聖所、レバノン杉で造られた船

壁のレリーフも細かくて

アンクを持つホルス伸

壁一面にレリーフ、文字もいっぱい

カバ、カバはホルス神の宿敵セト神の象徴

カバを踏みつけています

文字が鮮明に。ヒエログリフの表で読もうと試みましたが、読めませんでした。

これもアンクを持った神

中庭は広く

これもアンクを持った神

前に人がいる？ホルス像

日中は日差しも強く暑かったです。冬でこれくらいなので、夏はかなり暑いと思います。馬車乗り場までの歩く距離も意外と長いです。

これがエジプト１美しいホルス像

また馬車で帰ります。行きに乗った同じ馬車に乗るので番号を覚えておきます。馬を写真撮るの見られると「1ダラー」と言われるのでこっそり撮りました

町の建物はどうでしょうか？

エジプトとしては意外と良い方だと思いました。

船に着くと、馬車の方はやっぱりチップを要求。出た、「1ダラー」。でもチップはもう払ってあるので。

乗船しルクソールに向かいます。午後4時からはデッキでティーがもらえます。昼間は暖かいのですが、川の上なので風が出てきて少し寒くなりました。

夜11時過ぎにエスナの水門を通る予定というのでみるためにデッキに行きましたが、予定よりかなり遅く水門にきました。夜、外はかなり寒かった。

船の前に小さなボートや人影がみえるでしょうか？彼らは噂の絨毯売り、船に向かって絨毯投げて来ます。それで、買わなかったので「絨毯返せ、返せ」と叫んでいました。すごい商売です。恐るべしエジプト人って何回も思ってしまいます。

水門に入って行きます

初めの水面の高さはこれ位

こちらは後ろのゲート

だんだん水面が下がります

エスナの水門 建造物

わかりますか？どうでしょうか？

すっかり下がりゲートが開きました。川なのに水門があるなんて不思議な感じ。ここは、ダムになっているんですね。なかなか見られない光景が見れて面白かった

夜中のうちにルクソールに着き、外をみると気球が。王家の谷を見る気球のツアーですね。あれに乗ったらどんな景色が広がっているんでしょうか？今日は待望の王家の谷に行きます、何かワクワクします。

エジプト4に続く