神力（台湾ひとり旅 5）～（ 台南・高雄の旅/台南2日目 ① ）

2019/01/04 - 2019/01/08

台湾ひとり旅5回目 （通算8回目）
高雄・台南の旅は初めて

旅行初日の夕方の疲れは発熱の前触れでした。旅行が台無しになるかもと思いつつ2日目の朝を迎え、なんとか出かけたら「進香団」と呼ばれている巡礼に遭遇。その後、何事もなかったかのように元気になり台南の旅を満喫しました。台湾の神様は偉大です。

エリア 台南(台湾)

夜中に、からだが異常なほどに熱く目が覚めました。頭もガンガンするほど痛い(＞＜)
病院行きを覚悟しながら、ひたすら水分をとって断続的に眠りながら朝を迎えると、食欲はあったので外食は諦めてホテルで食べてみました。
豆漿が胃も心も癒してくれた(^ ^)

朝食のあと2～3時間ほど眠ったら（連泊で良かった）身体はだるいけれど熱っぽさがとれてきたので、意を決して出かけました。
そこで偶然に見つけた「 火鶏肉飯店」は台南名物「七面鳥」でした。

並んだ小菜をお盆にのせて、汁物と火鶏肉飯はメモに書いて注文。カウンターで支払いを済ませて好きな席に座りました。新装開店なのかな。店内はとてもきれい。
選んだものは、みんな美味でした。でも、体調不良のせいか鶏肉飯に比べて油っぽく感じて少し残しました。ごめんなさい。

ちょっとフラフラ(@_@)しながらも、「一」が見たくて先ずは天壇へ。

天壇 寺院・教会

台湾の寺廟の装飾は、いつ見ても圧倒されます。

熱心にお祈りする姿に台湾らしさを感じます。

天壇近くを歩いていたら爆竹の音とともに、ラッパや太鼓など大音量に鳴らす行列に出会いました。

あとで調べたら「進香団」と言われる方々みたい。
地方の信者さんたちが総本山をお参りする巡礼のようです。

龍の舞踊のあと、黒い神様と白い神様がお出ましに。
神様ごめんなさい、お名前を存じ上げないため黒い神様・白い神様と呼ばせていただきますm(_ _)m

黒い神様は、前を向いたり後ろを向いたり日本でいうところの「舞」を奉納されます。

動きはかなりダイナミック。

お札が外れそうになるほどの舞。

舞が終わると、寺廟にいた方が神様の腰にお札のような布を巻きつけてました。

黒い神様が舞を終えると、次は白い神様が舞を奉納します。

白い神様はとても背が高いので、寺廟の中には入れず両手を前後に揺らしながら手前の方で舞っています。

ゆらゆらと舞う白い神様。黒い神様と対照的。

布を巻く前に手を合わせています。やっぱり、お札の意味があるみたい。

白い神様の腰にも、赤い布を巻いています。

布を巻き終わると、ポンポンと腰を叩いて合図。黒い神様には、肩をポンポンしてました。

次々と、いろんな方が登場。

太鼓にラッパ。とにかく賑やか。

クルクル回るお飾り。これは何を示しているのか分からないけど、とにかく綺麗。

この方はお供えもの担当なのかな。
お寺にいた方が、すぐに近づいていました。お香を焚べるみたいです。

もうひとりの方は、首に巻いていた黄色い布を渡しています。これも、お札の代わりかな。

お神輿に鎮座された、ご本尊様がみえました。

小さなご本尊様ですが威厳を感じます。

ご本尊さまに、お供えとお返しが行われます。

子供は素直です。ラッパや太鼓、爆竹の大音量が苦手みたいで、ご本尊の前で両耳を手で塞いでます(^◇^;)
実は私も鼓膜が振動しすぎてつらかった・・・

神様が退席される時に、また爆竹の音がして男の子はずっと耳を塞いでます(^_^;)

この道はそんなに広くないので寺廟前にドラム缶があって、その中で爆竹を鳴らしてました。

ご本尊様が退席されると、ご挨拶されて巡礼が終わります。龍の登場から15分弱でした。

次の寺廟でも、同じようにお参りされています。

この寺廟の前が広かったからか、路上で盛大に爆竹鳴らしてます。

巡礼団の方も慣れているみたい。軽快なフットワークで鳴り終わった爆竹を道路脇に蹴って回収してました。

不思議なことに、巡礼を見てる間にからだが軽くなってきました。爆竹とともに邪気も祓われたみたい。台湾の神様のおかげです。ありがとうございます。