雪の鎌倉宮

2019/02/15 - 2019/02/15

　雪がしきりに降るので鎌倉宮（https://4travel.jp/travelogue/10458660）の参拝者休憩所に逃げ込んだ。産経新聞の記事（平成30年（2018年）5/22付）が貼られており、「建武中興十五社」が載っている。戦前までの社格でいうと、後醍醐天皇を祭神とする吉野神宮の官幣大社（1社）と皇子を祭る鎌倉宮などの官幣中社（4社）、忠臣を祭る湊川神社などの別格官幣社（10社）である。この別格官幣社（10社）の中には日野俊基を祭神とする葛原岡神社は含まれていない。鎌倉宮の支社扱いなのだろう。
　相模国を基本にしてできた神奈川県では相模一宮である寒川神社や鎌倉の鶴岡八幡宮の2社は国幣中社であるために官幣中社である鎌倉宮より社格が低かったことは神社関係者であれば誰でも知っている常識として報告（https://4travel.jp/travelogue/11346863）している。
　鎌倉宮の境内社には村上社がある。村上義光公は護良親王の忠臣で、身代わりとなって切腹し、親王は落ちのびることができた。忠臣を祭る場合にはこうした官幣大社や官幣中社の境内社になっている場合も多くあるのだろう。
（表紙写真は雪の鎌倉宮）

エリア 鎌倉(神奈川)

雪の鎌倉宮門前。

雪の鎌倉宮。

雪の鎌倉宮境内。

雪の鎌倉宮。

「鎌倉蚤の市　３月23 24日」ポスター。

産経新聞（平成30年（2018年）5/22付）の一面の記事。

「建武中興十五社会」。

「寺社特別参拝」ポスター。

酒樽。

「鎌倉宮の御神酒　千福について」。

「鎌倉宮骨董市」ポスター。

「鎌倉薪能」ポスター。

「鎌倉薪能」解説。

「カマクラ・アカペラ・サミット」ポスター。

境内に江ノ電の観光バス。

江ノ電の観光バスから下りて参拝に向かう人たち。

「鎌倉蚤の市　３月23 24日」ポスター。

渡り廊下。

「お手植の梅」。熊本県八代から移植したもの。

手水舎。

「舞姫（サクラ）」。

舞姫（サクラ）。

社務所神門。

厄割り石。かつては入口鳥居後ろにあった。

かわらけを割る。

注連縄が張られたオガタマキノの御神木。

「オガタマキノ」。

石燈籠。瓢箪だ。

社務所。

紅梅。

石燈籠。

斉場。

「境内では　たき火　喫煙　禁止」看板。鎌倉市消防本部の名しかない。鎌倉宮の名は何故ないの？

拝殿前の鳥居。

おみくじ結び。

入場門。

絵馬掛け。

拝殿。

拝殿奥。

村上社。

「撫で身代わりの由来
　村上義光公は 護良親王の忠臣にして　元弘三年（一、三三三年）正月吉野城落城の折、最早これまでと覚悟を決めた護良親王は、別れの酒宴をされました。
　そこへ村上義光公が鎧に十六本もの矢を突き立てた凄まじい姿で駆けつけ、親王の錦の御鎧直垂をお脱ぎいただき、自分が着用して「われこそは大塔宮護良親王ぞ、汝ら腹を切る時の手本とせよ」と告げて腹を一文字に掻き切り、壮絶な最期をとげ、その間に親王は、南に向かって落ちのびました。
　このように身代わりとなられた村上義光公を境内の樹齢一０三年の欅の大木にて彫り上げ「撫で身代わり」として入魂致しまいた。」

村上義光公の像。

村上社本殿。

「身代り絵馬」。

身代り絵馬。

奥に本殿。

奥に本殿。

太平殿。1階は参拝者休憩所。

太平殿の礎石プレート。

「高田みかん」。

寒桜。

入口の「鎌倉宮」。

バスロータリー側にある社号標石。