【ロシアワールドカップとチロル＆ドロミテ】旅の最後はカザンクレムリンの美しさが際立っていたカザンへ

2018/07/07 - 2018/07/10

ワールドカップ観戦のついでにロシア各地を旅する上で日本代表のベースキャンプ地となったカザンという街を調べてみると中々面白そうな街だったので旅の最後にカザンへと行く旅程を立てました。

カザンはワールドカップの開催都市の一つで本当は日本代表がサランスクでの試合後にカザン入りしたかった所ですがカザンのホテルに空きが無かったので6月のカザン入りは諦めて7月になってから改めてカザン入りしました。
7月7日にカザンで最後の試合があり、7月9日頃からホテル代が通常価格に戻っていたのも決め手でした。

カザンへはサンクトペテルブルクから国内線で飛び、その後カザンからモスクワ経由で帰国する様な旅程です。

この時既に旅を始めてから1ヶ月近く経っています。
寝台電車でロシア各地を旅している時に同じコンパートメントに乗り合わせたロシア人の人達にどこに行くのかを聞かれてカザンに行くと言うと皆がカザンは良いところだよと言っていたので地味に楽しみでした。

初日は深夜3時近くの到着なのでホテルは取らずに空港で野宿をしてから3泊カザンのホテルに滞在する結構余裕のある日程でカザンを訪れましたが果たしてカザンという街で楽しめたのでしょうか。

【旅程】★が付いているのがこの旅行記に該当するスケジュール
6/9 S7航空（JAL運航のコードシェア便）で成田からモスクワ（ドモジェドヴォ）へ。 [Holiday Inn Express Moscow Paveletskaya泊]
6/10 S7航空でモスクワ（ドモジェドヴォ）からミュンヘンへ。ミュンヘンからオーストリアのマイヤーホーフェンまで電車で移動。 [Posthotel Mayrhofen泊]
6/11 マイヤーホーフェンでハイキング。 [Posthotel Mayrhofen泊]
6/12 【親善試合：日本対パラグアイ観戦】マイヤーホーフェンから日本代表のパラグアイ戦を観戦するためインスブルックへ電車で移動。試合観戦後にイタリアのカンポディトレンスへ電車で移動。 [Hotel Lener泊]
6/13 カンポディトレンスを拠点にボルツァーノ観光とその近郊をハイキング。 [Hotel Lener泊]
6/14 カンポディトレンスを拠点にヴィピテーノ観光とカヴァッロ山をトレッキング。 [Hotel Lener泊]
6/15 カンポディトレンスを拠点にシウジ高原をハイキング。 [Hotel Wieser泊]
6/16 カンポディトレンスを拠点にサンタマッダレーナ村をハイキングし、その後ヴィピテーノ近郊のスタンゲの滝を散策し、ミュンヘンへ電車で移動。 [Holiday Inn Munich Unterhaching泊]
6/17 ミュンヘン観光。 [Holiday Inn Munich Unterhaching泊]
6/18 S7航空でミュンヘンからモスクワ（ドモジェドヴォ）へ。その後モスクワ市内のカザンスキー駅へアエロエクスプレスとメトロで移動。 [モスクワ-サランスク間の無料列車泊（2等個室下段）]
6/19 【ワールドカップグループH第1戦：日本対コロンビア観戦】無料電車でモスクワ（カザンスキー駅）からサランスク駅へ。その後スタジアムで試合観戦し、試合後バスでルザエフカへ移動しウファへ電車で移動。 [ルザエフカ-ウファ間の有料列車泊（3等通路沿い上段）]
6/20 電車でウファに到着後ホテルへ。 [Holiday Inn Ufa泊]
6/21 ウファ観光。 [Holiday Inn Ufa泊]
6/22 ウファ観光。 [Holiday Inn Ufa泊]
6/23 ウファからエカテリンブルクへ電車で移動。 [ウファ-エカテリンブルク間の有料列車泊（2等個室上段）]
6/24 【ワールドカップグループH第2戦：日本対セネガル観戦】電車でエカテリンブルク到着後エカテリンブルクを観光。その後スタジアムで試合観戦。 [Apartments on Belinskogo 222泊]
6/25 エカテリンブルクからサマーラへ電車で移動。 [エカテリンブルク-サマーラ間の有料列車泊（2等個室上段）]
6/26 電車でサマーラ到着後サマーラ観光。 [Holiday Inn Samara泊]
6/27 サマーラからヴォルゴグラードへ電車で移動。 [サマーラ-ヴォルゴグラード間の有料列車泊（2等個室下段）]
6/28 【ワールドカップグループH第3戦：日本対ポーランド観戦】電車でヴォルゴグラード到着後ヴォルゴグラードを観光し、その後スタジアムで試合観戦し、試合後にモスクワ行きの無料電車に乗るためヴォルゴグラード駅へ移動。 [ヴォルゴグラード-モスクワ間の無料列車泊（2等個室下段）]
6/29 ヴォルゴグラードからモスクワ（パヴェレーツキー駅）へ終日無料電車で移動。 [Prince Park Hotel泊]
6/30 無料電車でモスクワ到着後1泊してモスクワ観光。 [Prince Park Hotel泊]
7/1 モスクワ（カザンスキー駅）からロストフオンドンへ無料電車で移動。 [モスクワ-ロストフオンドン間の無料列車泊（2等個室下段）]
7/2【ワールドカップラウンド16：日本対ベルギー観戦】電車でロストフオンドン到着後スタジアムで試合観戦。 [Okhotnichiy Club泊]
7/3 ロストフ観光後アエロフロート（ロシア航空運航のコードシェア便）でロストフからサンクトペテルブルクへ。 [サンクトペテルブルク空港で野宿]
7/4 サンクトペテルブルク観光。 [Hotel City泊]
7/5 サンクトペテルブルク観光。 [Hotel City泊]
7/6 サンクトペテルブルク観光後S7航空でサンクトペテルブルクからカザンへ。 [カザン空港で野宿]
★7/7 カザン観光。 [Ostrovsky Hotel泊]
★7/8 カザン観光。 [Ibis Kazan泊]
★7/9 カザン観光。 [Ibis Kazan泊]
★7/10 S7航空でカザンからモスクワ（ドモジェドヴォ）へ。その後S7航空（JAL運航のコードシェア便）でモスクワ（ドモジェドヴォ）から成田へ。 [機内泊]
7/11 帰国

エリア カザン(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL S7航空 アエロフロート・ロシア航空

7月7日（土）
サンクトペテルブルクを0時半過ぎに出発したS7航空の国内線でカザンへとやって来ました。カザンに到着したのは午前3時前です。

午前2時台でこの空の明るさです。
この時間の空は明るくても空港からカザンへと行く手段がタクシーしか無いので空港内で野宿します。
仮にホテルを取るにしても朝の3時位に空港を出て4時過ぎにホテルに着いてそれから寝るとなるともう朝になってしまうのと、この日は丁度カザンでワールドカップの試合日の夜なのでホテルがそもそも空いていないか高騰しているので空港で野宿をしました。

カザンでは到着する数時間前にワールドカップのブラジル対ベルギー戦があり、カザン空港で野宿する時にブラジル人サポーターが沢山いました。
カザン空港内はエアコンが効いていて寒かったです。
あと、椅子がそれ程多くないので寝場所を見つけるのにちょっと苦労しました。

朝の7時過ぎ位まで空港で仮眠を取ってからアエロエクスプレスで市内に出るため早めに駅に行きました。
横になれないタイプの椅子しか無かったのであまり眠れませんでした。

8:50発のアエロエクスプレスで市内へと向かいます。
運賃は40RUBと安いです。

駅で電車を待っていたらタイ人の旅行者から話しかけられて電車を待っている間と電車に乗っている間色々会話しました。

彼はこの時期にワールドカップ目当てではなく普通にロシアを旅しているということに軽く驚きました。

駅を出てタイ人旅行者の人と途中まで一緒に歩きました。
彼はどこかのホステルへ、私は予約したホテルへと途中の道で別れます。

カザンには3泊しますが、ホテルは2ヶ所に泊まります。
初日はカザンでのワールドカップの最後の試合の翌日で、この日から安いホテルと翌日から安いホテルの大体2パターンがあったのですが、良いホテルは全然空きが無いか高いので仕方なく1泊目と2泊目以降のホテルを別々に予約しました。

カザンの街はちょっと歩いている限り中々味のある街並みです。
カザンの国鉄駅からカザンの中心部も近いです。

1泊目のホテルはカザンの旧市街のど真ん中にあるOstrovsky Hotelです。
1泊4,600円位でした。1人旅ですがシングルルームの空きが無く、安かったファミリールームを予約しています。

まだ10時前なのでチェックイン出来たらラッキー位な感覚で来ています。
中に入りチェックイン手続きをしますがやはりまだ部屋には入れません。
フロントで荷物を預けて外に出ます。

オストロフスキー ホテル

カザン旧市街にあったカザンから主要都市の方角と距離を示すオブジェクトがありました。
その中に東京もありました。カザンから東京まで6,841kmのようです。

カザンクレムリンから地下鉄のプロシャジ・トゥカヤ駅までのバウマナ通りは歩行者天国のようになっていて地元の人や観光客で賑わっていました。

バウマナ通りを歩いてカザンクレムリンを目指します。
途中に良さ気な教会があったので入ってみます。

小さい割に豪華な教会でした。

先ほどの教会のすぐ近くに地下鉄のクレムリョフスカヤ駅がありました。
その先に見えるのがカザンクレムリンですね。

カザンクレムリンのすぐ近くまで歩いてきました。
可愛らしいドラゴンですね。

あのモスクがいい味出してますね。

カザンクレムリンを歩いてぐるっと回り込みました。
先ほどのモスクが見えている場所の反対側は教会が見えています。

こういう1つの所にモスクと教会が共存するのはとても珍しい事でカザンはそれで世界遺産になっているようです。

この立派な建物はタタールスタン食糧・農業省が入っている建物なので農業宮殿と呼ばれています。

農業省ビル (カザン) 建造物

カザンカ川沿岸は綺麗に整備されていました。中々オシャレな感じです。

カザンはワールドカップ開催都市なのでこういう物もありました。

カザンカ川沿岸はカフェやミニ遊園地もあって雰囲気がとても良かったです。

カザンカ川に架かる橋の上からカザンクレムリンを撮影してみました。

そして橋は渡らずにカザンクレムリンの方へと引き返しました。

カザンクレムリンの方からカザン旧市街に戻り、メインストリートのGoogleマップで評価が高いカフェで昼食をとりました。

入った店はドブラヤ・ストロヴァヤというカフェで主に学生御用達の様な店です。
お昼の時間帯だったので店内は行列が出来ていて非常に混み合っていました。

ロシアのカフェは最初にトレイを取って順番に欲しい料理をピックアップしていくスタイルでまるで日本の学校の学食やら社員食堂とほぼ同じ感じです。
食べたい料理を全てピックアップしてからレジで会計します。
NHK教育の「テレビでロシア語」で勉強したようなシチュエーションなのでその回を思い出し無事に注文に成功。
指差しと「モージュナ エータ」（これください）や「パミーシチェ パジャールスタ」（もっと少なくして下さい）という様な言葉を使いました。
何だかんだでロシア入りしてからもう3週間近く経っているのでこの辺のロシア語もバッチリ通じる様になっています。

これだけ頼んで72RUB、日本円で約130円という安さです。
しかもクレジットカードも使えます。
味は普通程度でしたがなるほどこれだけ安ければ学生が集まるのもわかります。

無事に昼食を終えた後は再びカザン旧市街へ。
今度はカザンクレムリンの逆方向にある地下鉄のプロシャジ・トゥカヤ駅の方へと歩きます。

カザンのメインストリートは小規模なかわいい建物が多く雰囲気も良かったです。

そしてこのようなツーリストインフォメーションが何箇所かありました。
これはワールドカップ期間中だけかもしれませんが、予備知識が無くてカザンに来ているワールドカップの観客も多いのでありがたいです。

特に、決勝トーナメントの試合の場合は予選リーグの順位次第でトーナメントの山が変わり試合会場が変わってしまうので現地で旅程を組み立てるのが大変でした。

プロシャジ・トゥカヤ駅近くのバーガーキングで安いソフトクリームをテイクアウトして食べました。

30RUB（約55円）で注文出来る割にミルクが濃厚でとても美味しいのでおすすめです。
ロシア各地にあるバーガーキングは多言語対応のタッチパネルがありそこから注文出来るのでロシア語が出来ない観光客でもそれ程問題なく注文出来ます。
支払いもクレジットカードが使えます。

バーガーキングでソフトクリームを食べた後はプロシャジ・トゥカヤ駅近くのデパートに入って地下のスーパーマーケットの品揃えなんかを見てましたが、期待していたほどの大きさのスーパーではなくやや高級な感じなスーパーでした。

その後プロシャジ・トゥカヤ駅近くにあった何かの銅像の近くまで来ました。

カザンがこの旅最後の都市なのでお土産をガッツリ買い込みたいと思っています。
そういう場合は街中の小規模や中規模のスーパーに行くよりも郊外の大型スーパーに行く方が楽しいし満足できると思うので後日郊外のスーパーに行くことにしました。

銅像の所の階段を上がってカザンの街並みを撮りました。
カザンは他のロシアの都市と比べて中央アジア感がありました。
ただそれ程中央アジア感が強いわけではなくいい感じでブレンドされていると思いました。

色々観光していたら時間も14時を過ぎていてホテルにチェックイン可能な時間になっていたのでその後ホテルに戻って部屋に入れるか聞いてみて入れたので部屋で休みました。
午前2時過ぎにカザン空港に到着し、空港で仮眠を取って朝からカザンを歩いていたので流石に疲れました。

1泊4,600円程度のファミリールームは予想外に広くて快適でした。
エアコンも使えます。
WIFIもフリーでそこそこの早さがありました。

この日の夜はロシア代表とクロアチア代表のワールドカップの準々決勝があるのでそれまで仮眠することにしました。

オストロフスキー ホテル

バスルームはシャワーブースのみでした。

トイレの排水が弱くて中々流れないのと、部屋が4階にあってエレベーターが無いので重い荷物を持っての階段の上り降りが大変だった以外は立地もカザン旧市街のど真ん中にあってカザンクレムリンも徒歩圏内と非常に便利なホテルでした。

オストロフスキー ホテル

ホテルで仮眠を取って19時半過ぎに外に出ます。
日本代表のレプリカユニフォームに着替えて街を歩きました。

もちろん目的地はカザンのファンフェスト会場です。
そこで21時キックオフのロシア対クロアチアの試合をパブリックビューイングで観戦します。

ワールドカップ開催中にファンフェスト会場には何度か行きましたが、まともに試合を見たのがサマーラでのアルゼンチン対ナイジェリアとこの日のロシア対クロアチアの2戦のみでした。

丁度空の色が夕焼けで非常にいい感じでした。

カザンクレムリンが非常に良い感じです。

さっさとバス停からカザンカ川の対岸にあるファンフェスト会場に行く予定でしたが、景色が非常に良かったのでここで写真を何枚も撮りました。

ワールドカップ開催都市にある記念碑です。
カザンは背景のカザンクレムリンがとても綺麗なので写真スポットとして大人気でした。

右端にロシア国旗を纏ったおじさんがいますが、多分彼もこの後のロシア代表の試合をパブリックビューイング会場で見るのだと思います。

花畑とカザンクレムリンを入れて撮影してみました。
ここからの景色は非常に良かったのでパブリックビューイング会場に行く前なのに時間をかけてしまいました。

キックオフまで1時間を切っています。
急ぎましょう。

カザンクレムリンの近くのバス停から路線バスに乗り、次のバス停のカザンのファンフェスト会場の近くのバス停まで移動しました。

カザンカ川の橋を渡るだけなので徒歩でも行ける距離ではありますが時間短縮のためバスで渡りました。運賃はワールドカップの観客が持つFANIDを見せて無料だったと思います。

カザンのファンフェスト会場はかなり大きいですが、人が凄いです。
キックオフまであと45分しか無いので入場ゲートへ急ぎます。

入場の列に並びますが大混雑していてキックオフまでに会場に入れるかどうか不安になってきました。

私の並んでいたすぐ後ろで入場制限がかかりました。ファンフェスト会場のキャパ以上の人が詰めかけていたようです。

ギリギリ入れそうで良かったと思いつつ、20分以上列に並んでセキュリティチェックを受けた後ようやくファンフェスト会場の中へと入れました。

入場したのが20:45でキックオフまで後15分しかありません。
それにしても物凄い人が詰めかけています。
カザンのファンフェスト会場は今まで行った各都市のファンフェスト会場よりも全然広かったですがそれでも足りないくらいの人が詰めかけています。

やはり今大会で躍進した地元のロシア代表の準々決勝の試合なので現地の人の盛り上がりは相当のようでした。

カザンファミリーセンター 現代・近代建築

キックオフまでに試合をまともに見れそうな場所を確保する必要がありました。
多分1万人以上が詰めかけていたと思うのでパブリックビューイング会場にしては物凄い熱気です。
今まで見てきたパブリックビューイング会場での試合とは全く別物の盛り上がり方でした。
試合のチケットは無くてもこういうワールドカップの楽しみ方は大いに有りです。

カザンファミリーセンター 現代・近代建築

試合開始までに何とか画面が見れる場所を確保しました。
試合前の国歌斉唱時は回りのロシア人サポーターが国家を歌っていてまるでスタジアムにいるかのような雰囲気です。

そんな中私はクロアチア押しだとは口が避けても言えませんｗｗ
ワールドカップの予選リーグの何試合かを現地のテレビで見ていてモドリッチ擁する今大会のクロアチア代表はかなり良いところまで行きそうだったので注目していました。

試合はクロアチア代表が押し気味に進めますが前半にロシア代表が先制します。
キーパーが反応出来ない素晴らしいミドルシュートでした。
ゴールを決めた時はパブリックビューイング会場も物凄い盛り上がりようでした。

私はクロアチア押しですが、純粋にサッカーファンとしてこの試合を見ているのでロシア代表のゴールの時も普通に喜びます。

人が多すぎて中々良いポジションで大画面の試合を見れませんでしたが、この盛り上がりを体感するとホテルの部屋のテレビ観戦ではなくパブリックビューイング会場まで来て試合を見て良かったと思いました。

カザンファミリーセンター 現代・近代建築

その後すぐにクロアチア代表が追いついて1-1でハーフタイムへ。
ハーフタイムでは売店で軽食と飲み物を買いましたが物凄い行列でした。

ハーフタイム中に対岸のカザンクレムリンを写真に撮ったりもしました。

カザンファミリーセンター 現代・近代建築

ここはカザンファミリーセンターという場所で左奥の独特な形の建物が特徴的でした。
ハーフタイムで売店に行きましたがガチの軽食しか売っていなかったのでお腹をあまり満たせません。

ファンフェストに行く前にご飯を食べてくれば良かったと思いつつ後半戦を見ます。

カザンファミリーセンター 現代・近代建築

後半は1-1のまま終了し延長戦へ。
ロシア代表にもワンチャンがありそうな雰囲気です。

延長戦はクロアチア代表がコーナーキックを決めて勝ち越して延長後半のロスタイムに入りこのまま終了かという雰囲気でしたが、ロシア代表が土壇場でペナルティエリアの角の近くからのFKを頭で合わせて同点に追いつくという劇的な展開です。

この時は物凄い盛り上がりようでした。
周りのロシア人が喜びを爆発させ、この劇的な展開でロシア人以外のサッカーファンも大いに沸きました。

まさかこんな凄い試合展開になるとは全然思っていなかったので大興奮です。
大番狂わせが起きそうな雰囲気で試合終了まで何が起こるかわからないサッカーってやっぱり面白いなと思います。

そして試合は2-2で終わりPK戦へ。

カザンファミリーセンター 現代・近代建築

PKではロシア代表の選手がPKを外してしまいクロアチア代表が勝ちました。
ファンフェスト会場にいたロシア人の人達は負けてしまい残念がっていましたが荒れたりするわけでもなく、むしろベスト8まで来れてありがとうという感じの雰囲気でした。

ファンフェスト会場を出る時にどこかのロシア人サポが「スパシーバ」（ありがとう）というフレーズを入れたチャントを歌い出し、周りもそのチャントを歌っていて至って平和的な雰囲気だったのが印象深いです。

ロストフでの日本対ベルギーも熱い試合でしたが、この試合も中々熱い試合でした。
ファンフェスト会場の熱気も物凄かったのでこの試合をホテルの部屋のテレビではなくファンフェスト会場まで見に来て本当に良かったです。

7月8日（日）
21時キックオフの試合で延長とPK戦になってしまったのでホテルに戻る前に日付が変わってしまいました。

帰りはカザンカ川の橋を歩いて帰ります。歩道に手すりがあったのでカメラを乗せてカザンクレムリンの夜景を撮影しました。

ライトアップされていて綺麗でした。

橋を渡り終えた後は遠目から見て緑にライトアップされていて気になった農業宮殿へ。
中央の木の部分だけ緑にライトアップされていて中々面白いですね。

農業省ビル (カザン) 建造物

その後カザンクレムリンへと向かいます。
深夜1時近くですがパブリックビューイング帰りのロシア人が普通に歩いているので治安的にやばそうな感じは一切ありません。

カザンクレムリンの入り口が開いていたので中に入ってみました。
ライトアップされているモスクが綺麗です。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

この時期のロシアは日が長いので夜景を撮るには22時を過ぎないと暗くなりません。
中々その時間帯にわざわざ外出するのも面倒なのでホテルにまっすぐ帰らずにカザンクレムリンなんかに寄り道しています。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

綺麗なモスクです。
もう日付が変わっているので翌日と言うかこの日の昼にカザンクレムリンに行ってモスクの中にも入るつもりです。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

最後にモスクの写真を撮ってからホテルへと戻ります。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

カザンクレムリンの入り口近くの街並みです。
レトロな雰囲気があってとてもいい感じですね。

夜中の1時を回っていますが写真をじっくり撮りながらホテルへと戻ります。

深夜のメインストリートもこの日は賑わっていました。

この通りは昼間も良い雰囲気でしたが、夜もまた良い雰囲気です。
モスクワやサンクトペテルブルクとはまた違った雰囲気があってカザンはとても気に入りました。

深夜2時近くになると空がやや明るくなってきました。
そしてホテルに戻ってシャワーを浴びてから寝ました。

翌朝、泊まっていたオストロフスキーホテルをチェックアウトして次のホテルのイビスカザンへ。
オストロフスキーからイビスまでは徒歩5分もかからないような距離なので歩いて向かいます。

12時位の到着でチェックイン時間よりも早かったですが問題なくチェックイン出来ました。
レセプションの男性スタッフがフレンドリーで英語もちゃんと通じます。

ここは2泊で7,400円位、1泊約3,700円とこの日からワールドカップ価格ではなく通常価格になっていたのでここで2泊しました。

部屋はそれ程広くなく質素ですがベッドの寝心地も悪くありません。
アコー系のホテルはコンセントの位置とか机の配置とかをあまり深く考えて無い感があるのであまり好きでは無いですが、今回は価格とコスパ重視でイビスを選択しました。

WIFIは無料でしたが、接続が安定せずに速度もかなり遅かったです。
その点は非常に不満でした。
あと部屋のスリッパが有料でした。

イビス カザン ホテル ホテル

バスルームはシャワーブースのみで至って普通です。
Ibisはまさに東横インの様な安ビジホ的なブランドなのでこんなもんじゃないでしょうか。

部屋に荷物を置いて休憩してから外に出ました。

イビス カザン ホテル ホテル

ホテルでダラダラしていたら昼食が16時過ぎになってしまいました。

入った店はバウマナ通り沿いの地下鉄のクレムリョフスカヤ駅の出口付近にあるちょっと高そうな「チャクチャク」というカフェです。
ここもGoogleマップの評価が高かったので入ってみました。

ロシア式のカフェなのでトレイを取ってから食べたい皿を選んで会計をしたら660RUBと1,200円位になりました。
お腹が減っていたのでちょっと頼みすぎたな・・・と後悔。

しかしいざ食べて見るとどれも美味しい！！
特にタルタルステーキとチーズタルトが絶品でした。
チーズタルトに至っては今まで食べたタルトの中で一番美味しかったです。

ここは中々の当たりでした。昨日のカフェと比べると高いですが明らかに料理が美味しいので来て良かったです。

そしてカザンクレムリンを目指して歩きます。

晴れていると白と青のモスクがより映えますね。

あの真っ白な塔の下からカザンクレムリンの中に入ります。

カザンクレムリンの入口前です。

カザンクレムリンの中へ入りました。
入場料はかからないので気軽に入ることが出来ます。

カザンクレムリンからヴォルガ川の方の景色です。

そしてモスクが美しいです。

このモスクは中東感とロシア感が上手く合わさっていて美しいです。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

ミナレットが無ければ正教系の教会にも見えなくもないので周りの建物や景色と溶け込んでいるのでしょうか。

このモスクは中に入れるので早速入ってみます。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

モスクに入りました。
1階は博物館の様になっています。
見たいのはドーム内部なので階段を上がります。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

階段を上がるとドームの内部が一望できる場所に出ました。

ステンドグラスが美しいです。
ロシアでモスクの中に入ったのは初めてですが、これは中々凄いです。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

私はイラン、UAE、トルコ、ボスニアヘルツェゴビナ等でモスクに入ったことがありますが、それらのモスクとはまた違った感じです。

何と言うか教会とモスクの良い所取りな感じがします。
カザンが異文化の共存する街というのがこれを見てしっくり来ました。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

天井の色使いもセンスが良い感じです。
1階から上は無料でした。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

今度はモスクの地下にある博物館に行ってみました。
ここは有料で入場料は確か100RUB（約180円）でした。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

中に入るとタッチパネル式のコーランが目を引きます。
これを操作するといくつかあるお祈りの歌を流すことが出来ますｗ

展示物は正直どれほどの価値のあるものかが私にはわかりませんでした。
ぶっちゃけイスラム教徒ではない私には地下の博物館はお金を払ってまで見に行く必要は無かったかなという印象です。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

外に出てカザンクレムリン内の散策を再開します。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

何やら中世の弓やボーガンを撃てる射的コーナー的な所があったので有料でしたが弓を撃ってきました。

弓を選んで何発か撃ったものの残念ながら的には当たらずｗ
ただ結構楽しめました。

そしてこちらはカザンクレムリン内にある教会です。

ブラゴヴェシチェンスキー聖堂 寺院・教会

教会にももちろん入ってみます。

ブラゴヴェシチェンスキー聖堂 寺院・教会

内部はロシア正教とカトリックが合わさったような感じの教会でした。

ブラゴヴェシチェンスキー聖堂 寺院・教会

そして教会から出てカザンクレムリン内を歩きます。

カザンクレムリンにはこのような立派な建物がいくつか有りました。

18時を過ぎると日も傾いてきます。

カザンクレムリンから見える景色も良いので楽しめました。

正面の川がカザンカ川で左側にチラッと見える川がヴォルガ川です。
カザンカ川はここでヴォルガ川に合流します。

ヴォルガ川はヨーロッパ最大の河川でカスピ海へと流れ込みます。
この旅でヴォルガ川を見たのは3都市目です。
カザンより下流のサマーラともっと下流の日本対ポーランド戦の舞台となったヴォルゴグラードでもヴォルガ川を見てきました。

カザンクレムリンを出てカザンカ川の沿岸に来ました。
次はカザンカ川の向こう側にある大型ショッピングモールを目指します。

バス停がカザンクレムリンの近くからも出ていますがバスには乗らずに徒歩で橋を渡ります。

ファンフェスト会場帰りに夜景を撮ったカザンカ川に架かる橋からカザンクレムリンを撮影しました。

カザンカ川の水面が白く輝きとても不思議な感じで綺麗でした。

ファンフェスト会場のカザンファミリーセンターの所まで橋を渡ってきました。

カザンファミリーセンターの近くにあった公園にはワールドカップに出場した国名がこのように残されていました。

この付近のバス停からショッピングモールの前まで行く路線バスに乗ってショッピングモールへと移動しました。

「АШАН」（アシャン）という大型スーパーが入るモールへとやって来ました。
アシャンはフランス系の大型スーパーでヨーロッパやロシア各地にあります。
フランスやヨーロッパ各国だと「Auchan」でオーシャンと読みますがそこはロシア風にしたのでしょうか。

店内はとても広く品揃えも豊富です。
なんと日本製のおむつが売られていました。流石に値段は1,528RUBと3千円近くして高いです。

お土産の他にワールドカップのグッズも売っていたのでちょっと買い足したりしました。
おみやげとして1パック20円程で買えるクノールのボルシチの素やはちみつ、イクラの缶詰なんかを買い込みました。

このPARK HOUSEというショッピングモール内にアシャンというスーパーが入っています。
この近くのバス停からホテル前まで直行する路線バスがあったのでそれに乗ってホテルまで戻ってこの日は終了です。

7月9日（月）
6月9日に日本を出国してからこの日で丁度1ヶ月経ちました。翌日はいよいよ帰国です。

昨日アシャンで買ったワールドカップグッズに防犯用のタグが付きっぱなしで自力では取れそうもなくタグを取ってもらうために再びバスに乗って昨日行ったアシャンへ行きました。

サービスカウンターで無事タグを取ってもらい、ついでにまた買い物をしました。
今回のロシア旅ではモスクワでもアシャンに行っています。
チェーン店なので価格も品揃えも多少の差こそあれど大体同じような感じでした。

ロシアのスーパーに行って感じるのが野菜や果物の鮮度が悪いという事です。
魚類は意外と充実しています。日本ではまず見ることのない川魚なんかも売っています。

あと驚いたのが植物の種子が激安でした。
1パックに数粒入っているビーツとかの種子が1RUB（2円！！！）とかで売っていました。

海外のスーパー巡りは観光地を見ているだけでは決して味わえない色々新しい発見があって楽しいですね。

そして買い物を終えて路線バスで一旦ホテルへと戻ります。
カザンは3泊するので「観光しなければ！」という感じも薄れてしまいついついダラダラ行動してしまいます。
何だかんだで1ヶ月も旅行していると疲れも溜まってくるし観光しようという熱も冷めてきます。

昔出会った旅人が3ヶ月位旅していると新しい街に行っても観光しようと言う気が無くなると言っていた意味が良く解ってきました。
バックパッカーが沈没する心境が今ならとても理解できます。

ホテルに荷物を置いて15時近くになりようやく昼食へ。
向かったのは昨日行ったチャクチャクというカフェです。
ここは昨日行って美味しかったので間違いありません。

ピロシキ的な中に具の入っているパンと昨日食べて絶品だったチーズタルト、後はタタールスタンの地元料理っぽい皿を取りました。

これで450RUB（830円位）です。
正直安くはないですがこの店は安定して美味しいので全然OKです。
カザンに住んだらここの店に定期的に通ってしまうかもしれません。

何だかんだでロシアを中心に1ヶ月旅行していますが、総額で40万円に届かない位で想定よりも旅費が抑えられているので最後は軽く奮発しています。

旅行後に計算すると航空券やら試合のチケット代やらホテル代やら現地での飲食代やらお土産代やらを全て合わせて38～39万円位の出費で済みました。
ワールドカップ期間中にも関わらず旅費を抑えられたのはやはりぼったくり価格のホテルを徹底的に避けたのが大きかったです。

チャクチャク店内の写真です。
ロシアのカフェは社食や学食のような半セルフサービス的な感じで、まずはトレイを取ってその上に食べたい皿をピックアップしながら最後にレジで会計するシステムです。

食後はカザンクレムリン周辺のまだ行っていない所を歩いてみました。
街並みは結構いい感じです。

教会があったので入ろうかなと思ったら思いっきり工事中でした。

カザンクレムリンの入り口からまっすぐ伸びている通りは綺麗に整備されていて良い感じです。

もう一箇所教会があったので入っています。
内部は写真撮影NGでした。

バガロディッキー修道院 (カザン) 寺院・教会

教会を出てカザンクレムリンの方まで歩きます。

そして何だかんだでまたカザンクレムリンへとやって来ました。

カザン近郊にはスヴィヤシュスクという観光地やボルガルという観光地もあったので機会があれば行ってみようかと思っていましたが、どちらもカザン市内からは結構遠く観光ツアーのバスか船でしか行けないようで結局行きませんでした。

カザンクレムリン前の広場です。
この辺りの街並みが綺麗なのでついつい何度も来てしまいます。

小規模ですが中々味のある立派な建物が多く建ち並んでいました。

そしてカザンクレムリンに入ります。
入場料がかからないので気軽に入れるのでついつい何度も来てしまいます。

背景の雲とモスクが天空の城感を醸し出しています。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

カザンで撮った写真ではこのモスクの写真が圧倒的に多かったです。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

カザンクレムリンの城壁に上がると塔の展望台に上がれるので上がってみます。
ここは確か有料でした。

塔に上がる前にもう一度カザンクレムリンを撮ってみます。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

塔の内部のほぼハシゴのような急な階段を登って上の展望台へ。
こちらはカザンクレムリンの入口側の風景です。

こちらはヴォルガ川側です。
下流にあるサマーラではヴォルガ川沿いにビーチがあり多くのロシア人で賑わっていました。
その時はロシア人は川で泳ぐのかとカルチャーショックを受けたのを思い出します。

展望台からのモスクです。
奥に教会の頭もチラッと見えています。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

展望台と城壁から降りてカザンクレムリンを散策します。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

この日は空も綺麗で写真映りも良かったのでカザンクレムリン内を散策しながら写真を撮りました。

やっぱりこのモスクの美しさがカザンクレムリンの最大の見所でした。
白と青のカラーが青空に映えます。

モスクワのクレムリンと比べるとカザンクレムリンは大きさも小さいですがここにはここの良さがありました。

タタールスタン共和国の存在を知ったのは昨年乗継でモスクワを訪れた際にドモジェドヴォ空港からモスクワ市内に行くアエロエクスプレスに乗った時にタタールスタンの観光ポスターが目に入ったのがきっかけでした。

その時見たカザンの写真がとても良い感じだったので何となくそのうち行ってみたいなと思いましたが、まさか1年もしないで行くことになるとはその時は想像もしていませんでした。

カザンのちょっとレトロで可愛らしい東欧風の街並みがとても気に入りました。
カザンクレムリンのどこを切り取っても絵になります。

カザンカ川の対岸にも買い物目当てで行きましたが、対岸は新市街と言うか割と最近の街並みで地下鉄駅の周辺が賑わっていた以外は普通の住宅街でした。

カザンクレムリン内の教会と銅像です。
銅像の人の服装がイスラム感がありますね。

翌日は午前10時半発のフライトでモスクワに飛んでから帰国します。
1ヶ月という長い旅でしたが楽しい思い出しかない最高の1ヶ月でした。
やはり日本代表の試合目当てでロシアに来たので代表が躍進してくれたのが一番大きいです。
そして旅を通じて出会った人達との交流もとても良い思い出になっています。

カザンクレムリンからホテルに戻る前に最後にモスクの写真を撮りました。
この旅行記でこのモスクが写っている写真が大量にありますが、やはりこのモスクが一番美しかったというのがあります。

このとても美しいモスク無しではカザンクレムリンの魅力は半減すると思います。

クル シャリーフモスク (カザン) 寺院・教会

そしてカザンクレムリンの出口へと歩きます。

カザンクレムリンの入り口の門の中はこんな感じでした。
午前中は天候が悪かったのでホテルでゆっくりしていましたが午後は晴れたので良かったです。

一旦カザンクレムリンを出てから城壁沿いの道を歩いています。
先程は左側の展望台に登って写真を撮りました。

数日前のロシア戦があった日にとても賑わっていたフォトスポットです。
数日前はカザンで試合のあったブラジル人サポーターが数多くいましたが試合から2日も経つと彼らの姿も見なくなり観光客の数も落ち着いていました。

とても綺麗な景色でした。

翌日は朝から空港に行くのでまずはカザン駅から空港へ行くアエロエクスプレスの時刻表を確認しに駅に行きます。

カザンのアエロエクスプレスは本数が少ないので逃すとタクシーで空港に行く羽目になります。
それは避けたいので前日の内に確実な時刻表を確認しておく必要が有りました。

カザンクレムリンから徒歩でカザン駅へと向かいます。
途中にあったデパートに入ってみたりして寄り道しながら歩きます。

そして駅前まで来ました。
駅舎に入って時刻表を確認します。
スマホのカメラで時刻表を撮影してホテルへと戻りました。

ホテルに着いてからは大量に買ったお土産やらワールドカップのグッズやらのパッキングで寝たのは深夜になってしまいました。

そして翌朝6時過ぎにホテルをチェックアウトして歩いてカザン駅へ。
7時過ぎのアエロエクスプレスに乗って8時前にカザン空港に到着です。
カザン空港でS7航空のモスクワドモジェドヴォ空港行きの便にチェックインしました。
カザン空港の国内線ターミナルは小規模でラウンジはありませんでした。

この後ドモジェドヴォに飛び、そこで何時間か過ごした後東京行きの便に乗り換えて帰国です。

旅の最後の目的地だったカザンはカザンクレムリンが綺麗でタタールスタン料理も美味しくとても好印象でした。
この旅でロシア各地を訪れましたが一番気に入ったかもしれません。

3週間位ロシアにいて9都市に行きましたが幸いトラブルにも巻き込まれること無くおそロシア感も全く感じずに気持ち良く旅することが出来てロシアという国に対する印象がとても良くなりました。
ロシアという国家はともかく、ロシア人は非常に親切で良い人が多いというのが正直な印象です。

1ヶ月もの長期間のワールドカップ観戦を中心に組み立てた旅でしたが今までで一番楽しかった旅となりました。
本当にワールドカップを観にロシアに行って良かったです。サッカーの試合自体もそうですが、旅自体も多くの人との出会いが有り非常に充実した旅でした。