ベルギー王立美術館・古典美術館【6】Jacques-Louis David etc

2018/08/08 - 2018/08/08

ベルギー王立美術館・古典美術館旅行記の第6弾、新古典主義最大の画家ジャック＝ルイ・ダヴィッドによる歴史画の傑作「マラーの死」をはじめとする１９世紀の絵画などです。
※HPから作品名等検索しましたが詳細不明なものもあります。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5

ジャック＝ルイ・ダヴィッド「マラーの死」1793年
新古典主義最大の画家ジャック＝ルイ・ダヴィッドによる歴史画の傑作。本作は18世紀に起きたフランス革命において指導者的立場で同革命を推進したジャコバン派の政治家（革命家）ジャン＝ポール・マラーが、対立するジロンド派の美しき擁護者シャルロット・コルデに暗殺された場面を描いた作品。

ジャック＝ルイ・ダヴィッド「ビーナスに武装を解かれた軍神マルス」1824年
ジャック＝ルイ・ダヴィッドは、フランスの新古典主義の画家。
「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」（ルーヴル美術館所蔵）も描いているダヴィッドですが、ナポレオンの失脚後、ブリュッセルへ亡命し同地で77年の生涯を終えています。本作は死の直前3年もの年月をかけて完成させた作品。

ジャン＝オーギュスト＝ドミニク・アングル「叙事詩アエネーイスを聞く皇帝アウグストゥス」1819年頃
ジャック＝ルイ・ダヴィッドの弟子でもあったドミニク・アングルがローマで描いた作品。

フランソワ＝ジョセフ・ナヴェス「Portret van de schilder Louis David」1817年

フランソワ＝ジョセフ・ナヴェス「砂漠のハガルとイシマエル」1820年
聖書のハガルとイシマエルの物語を描いた作品。

フランソワ＝ジョセフ・ナヴェス「自画像」1826年
ブリュッセル出身のフランソワ＝ジョセフ・ナヴェスですが、パリに留学ダヴィッドに師事しています。ダヴィッドのブリュッセル亡命を追って帰国し彼の助手を務めた後、ブリュッセル画壇の指導者的立場に立ち、王立美術館の初代館長も務めています。

フランソワ＝ジョセフ・ナヴェス「Portret van de familie de Hemptinne」1816年

フランソワ＝ジョセフ・ナヴェス「ヴェルデル夫人と息子の肖像」1825年
母親とその息子が、田舎の別荘で犬との散歩から戻ったばかりという風情で描かれています。

Jean-Baptiste Claude Robin 「Vermoedelijk portret van de fluitspeler Francois Devienne 」

Pierre-Joseph Francois 「Marius op de ruines van Carthago」1791-94年

Pierre-Joseph Francois 「De ontvoering van Europa」1810年

詳細不明

Mathieu van Bree 「Slachtoffers voor de Minotaurus」1815年

Mathieu Kessels「Tafereel van de Zondvloed」1832-35年頃

ベルギー王立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

Andries Cornelis Lens「Dalila knipt Samsons haar」
旧約聖書・士師記に登場するサムソンとデリラの物語が描かれています。

Andries Cornelis Lens「Offeranden aan Bacchus」
こちらはローマ神話のワインの神バッカスでしょうか。

Constantin Fidele Coene 「Tafereel van de revolutie van 1830」1830年

フスタフ・ワッペルス「Portret van de jeugdige hertog van Brabant」
ベルギーの画家フスタフ・ワッペルスの作品。

フスタフ・ワッペルス 「Schets voor De eedaflegging van koning Leopold I, 21 juli 1831」1831年

詳細不明

詳細不明

シャルル・ヴェルラ「Merrie en veulen」1846年
シャルル・ヴェルラ（Charles Verlat）は、ベルギーの画家、版画家。
動物画で知られています。

Charles-Joseph Watelet 「Portret van graaf della Faille de Leverghem」 1933年