ファランポーンからドンムアンまで、鈍行列車の旅を楽しみました。(ファランポーンを出発)

2018/12/01 - 2018/12/17

ファランポーン駅から、ドンムアン空港駅まで、鈍行列車の旅を楽しみました。
列車の旅は、楽しいものです。
飛行機も、楽しいです。バスも楽しいです。
でもタイの列車の旅は、格別に楽しいです。
鈍行列車に乗って、ファランポーン駅から、バンスー駅を経由して、ドンムアン駅までの列車の旅を楽しむことにしました。

ファランポーン駅は、タイの鉄道の最初の駅として、伝統ある駅で、郷愁を覚える駅です。
タイの鉄道は、創設当時は、国の命運を左右する役割でしたが、近年、バスやトラック等を主とする自動車輸送が重要視され、車両数が急激に増加すると、交通事情が悪化し、交通渋滞が激化してきました。

このため、一時、鉄道線路を撤去し、交通渋滞を緩和しようとする動きがありました。
即ち、ファランポーン駅を廃止し、ファランポーン駅からバンスー駅までの線路を撤去しようとする計画が検討されたのです。

さすがに、ファランポーン駅の廃止は、沙汰止みになれましたが、バンスー駅の機能強化は、進められています。

今回、ファランポーン駅からバンスー駅を経て、ドンムアン駅までの線路沿いを見てみました。
長くなりますので、前半のバンスー駅までについて、まず紹介し、バンスー駅からドンムアン駅の間は、次稿とさせて頂きます。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は、ファランポーン駅から、国鉄の普通の鈍行列車に乗って、バンスー駅までゆっくり行きます。

スクウィンヴィット通りのホテルからは、地下鉄でファランポーン駅まで行き、その後、国鉄ファランポーン駅まで、少し歩きます。

ファランポーン駅にかかげられていたチャイナタウンの観光案内の表示パネルです。
チャイナタウンは、歩いて１０分程度で近いです。

同じく、ファランポーン駅の観光案内の表示パネルです。

ワット・トライミットと黄金仏の案内です。
歩いて５分程度で近いです。

ホテルから国鉄のファランポーン駅までは、地下鉄を利用して、地下鉄のファランポーン駅から国鉄のファランポーン駅までは、５分程度歩きます。

地下鉄から国鉄のファランポーン駅までの連絡通路には、歴史的な展示物や解説資料があります。

この椅子は、鉄道関連の式典に使用された国王と王妃の椅子です。

鉄道関連の式典に使用された国王と王妃の椅子に関する説明文です。

日本の援助で建設されたバンコクの地下鉄の説明です。

建設機材の解説です。

地下鉄のファランポーン駅の紹介です。

現在工事中の地下鉄延長区間の駅の解説です。

チャイナタウンのワットマンコン駅の計画です。

地下鉄の歴史を綴った資料や展示物のコーナーです。

鉄道の創設に伴う記念式典の写真です。

ラーマ５世当時の写真です。

ラーマ５世チュラロンコーン王の命令により、鉄道が創設され、タイ全土に普及して行った歴史を記しています。

タイの鉄道の歴史は、イギリスのヴィクトリア女王から送られた鉄道の模型から始まったと言われています。

地下鉄のファランポーン駅から国鉄ファランポーン駅への通路です。

国鉄ファランポーン駅は、バンコク駅と称されています。

バンコク鉄道駅(ファランポーン)との表示です。

国鉄ファランポーン駅の配置図です。

少なくとも１０年程度は、同一ののままですが、一部は、変わっています。

鉄道の創設者ラーマ５世の肖像画が中央上部に、右にラーマ１０世の肖像画が掲げられています。

国鉄ファランポーン駅の待合室の様子です。

一時、取り外されていた座席が、元通りに設置されています。

列車の到着状況の案内板です。

少しづつ、進歩しています。

国鉄ファランポーン駅の営業時間です。

しかしながら、利用客は、夜間も、列車を利用しています。

近年は、Ｗｉ－Ｆｉの普及が進み、ファランポーン駅でも利用できます。

一時、利用できなかったシャワーも利用できるようになりました。

屋外で観光の後、汗を流すためには、助かります。

トイレの使用料３バーツ、シャワーの使用料１０バーツです。

シャワー区画のドアーです。

使用中の様子です。

使用されていないシャワー区画です。

地下鉄への連絡通路を示す案内です。

ファランポーン駅の食堂です。

ファランポーン駅の食堂のメニューです。

値上げされたものもありますが、全体的に安いです。

ファランポーン駅の食堂の内部です。

朝の１０時前ですので、比較的すいている時間帯です。

乗車券は、切符売り場で購入します。

料金は、とても安いです。

発車時間の案内板が無いので、出発時間を案内所で確認します。

外国人観光客への切符売り場ですが、使用されていません。

外国人観光客のための乗車券売り場の標識がありますが、別個の取り扱いは無いようです。

ファランポーン駅の駅の表示です。

バンコク駅です。

ファランポーン駅の荷物一時預かり所の看板です。

ホームの南側には、散髪コーナーができていました。

半年前には、ありませんでした。

ファランポーン駅のホームに入線中の列車です。

客車の車両標示です。

日本の東急車両の表示です。

ホームへの案内板です。

ウボンラチャターニへの列車が、１０：０５に１０番ホームから出発するようです。

ウボンラチャターニに出発する列車が、１０番ホームに入っています。

今回は、この列車に乗り、ドンムアン駅まで行く計画です。

タイにおいては、僧侶は、特別の扱いを受けます。

待合室も、別個に準備されています。

列車にも、特別の座席が準備されています。

普通の座席とは異なり、乗車料金が高い場合は、座席が柔らかいシートとなります。

エアコンが付いています。

座席が、リクランニングシートとなっていて、快適です。

普通車です。

シートが固定されていて、硬い座席となっています。

エアコンではなく、扇風機となります。

乗客は、陽射しが射しこむ右側には、あまり座りません。

他のホームには、別の列車が出発を待っています。

列車に積み込む荷物のようです。

車内販売もあるようですが、そのための保冷庫でしょうか。

他のホームには、出発を待つ列車が見られないホームもあります。

列車が、ファランポーン駅を出発しました。

ホームの先にある駅の施設です。

踏切は、列車が通り過ぎるまで、閉まったままです。

交通渋滞が、厳しくなります。

線路を撤去しろという意見も、出たようです。

踏切と線路と並行している幹線道路の信号により、車が止まっています。

交通渋滞に影響します。

鉄道と並行している道路との間に、運河の跡があります。

ファランポーン駅の北側の停車場です。

ファランポーン駅の北側の停車場における対抗線路の列車です。
バンスー駅の方向からやって来た列車が停車しています。

ファランポーン駅の北側の停車場における対抗線の列車です。

線路に並行している道路の状況です。

北方向へは、混雑しているようです。

工事中のバンスー駅からの線路は、高架から、逐次、地上運行になりつつあります。

バンスー駅に近づくに従い、高架になりつつあります。

複線の対抗線路を通過する列車です。

新設工事中のバンスー駅が見えてきました。

新設バンスー駅の工事の状況です。

新設工事が進んでいる新バンスー駅です。

新設バンスー駅の工事の状況です。

高架になっています。

新設バンスー駅の工事の状況です

新設バンスー駅の工事は、順調のようです。

工事は、半年前に来た時よりも、だいぶ進んでいます。

走行中の客車を撮影しています。

東急車両の客車です。

新設工事中の新バンスー駅の工事の様子です。

手前は、在来の国鉄の車両です。

日本のＯＤＡ援助の資金で工事中のレッドラインです。

バンスー駅からランシット駅まで、鉄道工事が進んでいます。

現在のバンコク都市鉄道の運営及び受注の状況です。

レッドラインは、日本のＯＤＡ予算で、日本企業が受注しています。

レッドラインのバンスー～ドンムアンの間の路線は、高架路線になっています。