スリランカ 6泊バワの旅④【アバニベントータホテル泊】危険な目に遭う

2017/05/02 - 2017/05/08

スリランカ南西部ベントータビーチは美しい海に心地よい風が吹くパラダイス。
リゾート建築家のバワが、この地を気に入り、いくつもリゾートを建てたり、生涯の地にしたのが分かる。
今日はアバニ・ベントータホテル周辺を散策し、アーユルヴェーダを受けます。

エリア ベントータ(スリランカ)

チャーターカーのサミーラさんから、リゾートからなるべく出ない方がいい、もし出るなら誰かに話しかけられても断ってね、と注意を受けていた。
ホテルを出てすぐにタクシーに乗らないか？名所につれてくよ？安いよ？なにか食べたいか？アーユルヴェーダは？といろんな人が来たがお断り。
近くのスーパーへ行ってみる。

野菜やら、豆やら、たくさん！
量り売りなんだなー。

スーパーを出ると突然、シャーッと自転車レースが駆け抜ける！！なんだなんだ？！
沿道では真剣に応援する人。
聞くと、毎年世界から強豪が集まる大会でニゴンボからゴールまで走り抜けるそう。
プロのレースを間近で初めて見た！
迫力あるなー。
しばらく一緒になって観戦。

一行が過ぎ去ったあと、お兄さんがスリランカは初めて？この辺は回ったの？裏にいいお寺があるけど行ったの？とのこと。
サミーラさんの言葉を思い出すが、話しかけたのはこちらだし、いい人そうだし、一緒に応援してたし！ついていくことに。

民家を抜け、路地を曲がり、花々の名前を教えてもらいながら歩くこと30分。小さな寺に到着。
仏教伝来の由縁、カリンガ女王がインドから仏歯を持って逃げてきた。最終的にそれを納めた仏歯寺がある古都キャンディ。
でも、実は、最初にたどり着いたのはこのお寺なんだよ、と、彼は言う。
ほんまかいな！

この穴に隠れてこのトンネルを抜けてキャンディまで行ったのさ、と。
確かに寺の裏に穴蔵があって奉ってあるが。
ほんまかいな！

いろいろ説明されるごとに怪しさが増す。

なぜかお寺のお坊さんが出てきて拝観料1,000円取られる。
記帳を見るとすべて外国人の名前。
あやし～

菩提樹の花。
これがあるのが仏教伝来の証だ、と。
アヌラーダプラとここだけだという……
ついでにカレーリーフの木も教えてくれた。
すごいこれは、ホントにカレーの匂いだ！

お寺の脇を下ると、川が。
さて、ホテルまでショートカットして送るよ。
え？どうやって？？
示し合わせたように(もちろんだが)ボートがやって来て、促されて仕方なく乗船。
何かあったらおしまい的な状況だが、なりゆきで乗ってしまった…

手漕ぎ舟でリバークルーズ

そして、航路を逸れ、マングローブへ。

ジャングルにきたよ、ほら！トカゲ！楽しい？とか言われるが、う、うーん…とにかくゴミだらけで汚い。濁った水にペットボトルとか缶とか。

無事ホテル近くに着岸。
これでやっと帰れると思ったら、
なにやら3人が、後ろを向いてヒソヒソ円陣　
そして木の板にチョークで書いて掲げる。
「＄350」
「…………」
はぁあ！？ええっ？？なにいってんの？？
無いです無いです、あるわけないし。
あっても払うわけないし。
しかもこれが350ドルって、おい！！！
でも舟に乗ったろ？みたいなやりとり。
まぁ舟に乗ったり案内してもらったのは間違いないし、もう疲れて面倒臭いので、とりあえず持っていた5000スリランカルピー(3,000円ほど)をおいて、Bye～！と去る。
若干ガックリしてた3人。おいおい。

その後ホテル近くのアーユルヴェーダへ。
地元の安いところなのでシャワーなし。シロダーラ施術後軽く拭いただけでおわり。
髪から油が滴りながらホテルへ戻る。
髪はペッタリ、顔も体もテッカテカ(笑)

ホテルでシャワーを浴びてビーチへ。
やはりリゾートから出るんではなかったな…
リゾートって、最高だ！

今夜は奮発してビーチでのディナーを予約

くっ、暗い！

モルディブのときも、バリのときも、ビーチディナーは日が落ちると真っ暗！！
ムードも何もあったもんじゃない(笑)
かなり早めのセッティングをお薦めします！

伊勢海老とか和牛ステーキとか。
よく暗闇でワインをテイスティングすると五感が研ぎ澄まされて味覚が冴えるというが、
食べ物の旨さに関しては見た目も重要。
そのせいか、味はそこそこ。

そそくさと切り上げてバーへ。
こっちのがリラックス～
ギターの生演奏してました。
明日はルヌガンガとゴールへ向かいます。