しまなみライナーを使って福山から松山へ、B級グルメの旅 【後編】松山・道後温泉

2019/01/13 - 2019/01/14

3連休を使って福山からしまなみライナーを使って今治経由、松山に行って来ました。前編の福山としまなみ海道に続く後編です。結局、伊予鉄と道後温泉とおいしいものを食べたくらいの旅行です。

エリア 愛媛

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 私鉄

今治からバスで1時間。松山市駅に到着。バスのいいところは、松山市駅まで直行できることですね。坊ちゃん列車がお出迎え。

松山市駅 駅

松山市駅前にどーんと構えるのはいよてつ高島屋です。松山のランドマークです。

いよてつ高島屋 百貨店・デパート

伊予鉄道には、1日乗車券、2日乗車券、3日乗車券の3種類あり、市内電車だけのものと郊外電車、市内電車、バスが乗れるものがあります。リムジンバスも乗れるので、後者のほうが便利。

松山市駅 駅

松山市駅からホテルまでは歩けない距離でもありませんが、2日間、伊予鉄乗り放題切符を買ったので、市内電車を利用します。降車駅は西堀端です。

松山市駅前駅 駅

市内電車も郊外線も路線バスもリムジンバスも、コーポレートカラーのオレンジに塗り替えられました。古い車両に似合うかは別にして印象に残ります。

伊予鉄道 市内線(路面電車) 乗り物

市内電車に乗ること5分くらい。西堀端電停に到着。ホテルは目の前です。

西堀端停留場 駅

ホテルは、ホテルマイステイズ松山。もともとはJALシティ松山だったホテルです。市内電車の西堀端電停前におり、空港バスの愛媛新聞社前停留所が近くにあるのも嬉しいですね。

ホテルマイステイズ松山 宿・ホテル

ホテルで休憩後、大街道へ。もちろん市内電車を利用。

大街道停留場 駅

大街道の松山三越でお買い物。お馴染みのライオン像がお出迎え。

松山三越 百貨店・デパート

大街道側が正面玄関。三越という老舗を感じさせますね。

松山三越 百貨店・デパート

大街道は、一番町通りから千舟町通りにかけての全長483mの南北方向の商店街で、松山市を代表する商店街です。夜も人通りが多いです。

大街道商店街 市場・商店街

大街道を松山市駅まで歩いて目的のお店に向かったものの、予約でいっぱいだったので断念(翌日のランチで目的達成)。再び、大街道に戻り、三越裏のうどん店へ。実は伊予うどんは美味。

伊予の手造りうどん 名代 つるちゃん 本店 グルメ・レストラン

うどんを待つ間、おでんをチョイス。お酒の肴にはぴったり。一本100円。

伊予の手造りうどん 名代 つるちゃん 本店 グルメ・レストラン

松山と言えば、アルミの鍋に入った鍋焼きうどんが有名ということで、こちらを注文。

伊予の手造りうどん 名代 つるちゃん 本店 グルメ・レストラン

伊予のうどんは、かなり強めのコシの麺と甘めのだしが特徴。忠実に再現しているのがこのお店。麺も量はなべやきうどんを除き1玉～3玉までを選択できる(鍋焼きうどんは1玉か1.5玉まで)。具には、卵焼き、牛肉、油揚げ、蒲鉾、ちくわ、ネギが入っており、お好みでとろろごんぶと揚げ玉を投入。出汁にはかなりのこだわりがわかる味で、思ったよりは甘くない。何よりもうどんののど越しがよい。

伊予の手造りうどん 名代 つるちゃん 本店 グルメ・レストラン

食事を終え、大街道から市内電車で道後温泉へ。やはり、松山に来たら外せないスポット。何度も来ているので、入浴だけ。松山に住んでいたら、しょっちゅう通うだろうな。

道後温泉本館 温泉

道後温泉から市内電車で大手町駅へ。せっかくなので、郊外線も乗車。とはいえ終電も気になるので一駅の松山市駅で下車。元井の頭線を走っていた3000系。オレンジ色一色になりイメージも一新。

松山市駅 駅

翌朝もまずは松山市駅に向かいます。電停前のホテルは便利ですね。

西堀端停留場 駅

郊外電車で高浜に向かうことにしました。この車両610系は自社発注車でステンレス車両。同時期に製造会社であるアルナ工機で製造されている東武20000系と共通点が多いです。

松山市駅 駅

高浜駅からバスに乗り換えて松山観光港へ。こちらから広島港や呉港に向かうこともできます。

松山観光港フェリーターミナル 乗り物

再び高浜に戻り、松山市に向かいます。元井の頭線を走っていた車両もオレンジ色です。

高浜駅 駅

松山市に戻りました。今日はお待ちかねの鯛めしのランチ。松山市駅前にある、宇和島の鯛めしが食べられるお店。カウンターと奥の座敷だけのお店なので、夜は予約がないと入れないことも多く、観光客としてはランチがオススメ。

鯛めし槇 松山店 グルメ・レストラン

鯛めしは、最初に鯛のお刺身を出汁にいれてご飯にかける。麺には、蒸した鯛がのっていてこれまた美味。こちらも途中からゆすワサビを入れて、味の変化を楽しみます。多分、これまで食べてきた鯛めしの中でも一番に入ると思う。

鯛めし槇 松山店 グルメ・レストラン

甘味のあるお出汁とご飯、そして身の締まった鯛めのコラボレーションは最高。そして半分くらいたべたら玉子の黄身とゆずワサビを入れて味変を楽しむ。全然別物。出汁の角が取れてまろやかに。

鯛めし槇 松山店 グルメ・レストラン

再び、松山市駅。今度は、郡中線に乗ります。多分、井の頭線時代にもお世話になった車両だろうな。

松山市駅 駅

郡中線の古泉駅下車。愛媛県最大のショッピングモール、エミフルMASAKIに行きました。ホーム一本のローカルな駅ですが、こちら目当てのお客さんが結構降ります。

エミフルマサキ ショッピングモール

無印良品やロフトなど、お馴染みのお店も多数。それにしてもデカイ！端までの移動は結構疲れます。奥のほうにある地元のスーパーFujiでお土産を購入。

エミフルマサキ ショッピングモール

再び、古泉駅から松山市駅へ、向かいます。電車は京王線を走っていた元5000系でした。まだまだ現役で活躍しています。

古泉駅 駅

松山市で市内電車に乗り換え。まずは大街道へ向かいます。

大街道の松山三越へ。こちらの三越の地下1階には、松山のお土産を集めた売場があり、コンパクトにまとまっているので便利。

松山三越 百貨店・デパート

大街道から再び市内電車に揺られて道後温泉を目指します。

伊予鉄道 市内線(路面電車) 乗り物

昨夜も来た道後温泉。しかし、夜に入るお風呂と昼間に入るお風呂は、風情がなんとなく違う気がします。

道後温泉本館 温泉

道後温泉本館で汗を流した後は帰路へ。道後温泉駅では坊っちゃん列車が待機中でした。

坊っちゃん列車 (伊予鉄道) 乗り物

市内電車に乗って、最後の目的地、大手町へ。東京の大手町じゃないです。

南堀端停留場 駅

こちらが松山の大手町駅です。東京の地下鉄大手町駅とはかなり違いますが、ここは隠れたスポットのひとつです。

大手町駅 駅

伊予鉄道高浜線と市内線大手町駅前にある「ダイヤモンドクロス」。鉄道線(郊外電車)と路面電車とのダイヤモンドクロスは、過去、京都などでも見られましたが、現在はここだけ。鉄道線同士、路面電車同士のものを合わせても、日本には3つしか残っていない貴重な存在です。

大手町駅 駅

路面電車と車が踏み切り待ちをしているところを郊外線が横切る光景は、ガタガタガタという音と相まってダイナミックさを感じさせます。

大手町駅 駅

伊予鉄によれば、架線の保守が大変とのこと。鉄道好きにはたまらないスポットで、ついつい時間を忘れてしまいます。

大手町駅 駅

大手地からホテルまでは徒歩5分。預けた荷物を取りに行き、ホテル前の停留所「愛媛新聞社前」からリムジンバスに乗車します。(写真は道後温泉駅バス停で撮影したものです)

松山空港リムジンバス (伊予鉄道) 乗り物

松山空港着。ここからはJAL便で帰京。空港内にあったポンジュースのオブジェをパシャリ。しかし、この後、空港大混雑で検査場渋滞。入るのに40分もかかりました。松山空港発の夕方の便を利用される際は、少し早めに到着されることをオススメします。

「しまなみライナーを使って福山から松山へ、B級グルメの旅」をご覧いただきありがとうございました。

松山空港 空港