201706突然ハワイ！の作り方-04　ラニカイビーチに欲しいもの

2017/06/05 - 2017/06/12

Ｒ60★亀（亀次朗）であります。

「天国のビーチ・ラニカイ」

嗚呼なんという魅惑の響きなんでしょう。
あすこのビーチに寝そべって一日ゆっくりと過ごしたい。
ハワイ滞在中ぜひとも訪れたい鉄板ビーチです。

この記事は2017年（平成29年）6月5日のものです。

エリア オアフ島(ハワイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ラニカイビーチに欲しいもの-1/駐車場と直通バス

ワイキキからラニカイビーチを目指すとしたらどんな方法で行きましょうか。

勿論
「パッケージツアーでなるべく近い処で降ろしてもらう」
とか
「お金があるからタクシーかチャーター車で行く」
とかの手もあるのでしょうけど一般的にはレンタカーか市バスですね。

還暦を過ぎて自家用車を手放してしまった老夫婦にはいきなりハワイでレンタカーというのはとてもハードルが高い方法です。

まだ若かったころにはホノルル空港でレンタカーをピックアップして滞在中乗り回していましたし、ネイバーに行けばレンタカーは必須アイテムである事は充分に承知しているんですが、ここんとこ数年ハワイで車を動かしていません。

仮にレンタカーでラニカイビーチを目指していってもビーチパークの駐車場はありません。カイルアビーチの一番端っこにレンタカーを停めてえっちらおっちら坂道を歩いて行かねばなりません。

ラニカイの住宅地で迷惑駐車はしたくないですもんね。

レンタカーを使わない老夫婦はもっぱらホノルル市営バス利用者です。

でも例えばワイキキからラニカイビーチを目指すとしたら一旦アラモアアナに出て＃56・＃57・＃57Ａに乗り換えてカイルアタウンで更に＃70に乗り換えねばなりません。

この＃70のバスは概ね1時間30分に一本というスカスカダイヤ。うっかりするとカイルアタウンのバス停で一時間以上待っていなければなりません。短い滞在中の貴重な一時間をバス停で過ごすだなんって悲しすぎます。

老夫婦は午前中の二本に当たりを付けてアラモアナからバスに乗ります。

そんな訳でアラモアナのバス停まで徒歩圏にあるパゴダが滞在先になっています。

そんな方法でスムーズにラニカイに辿り着いてビーチを楽しみます。

問題は帰りのバス。
ラニカイに辿り着いてビーチを楽しみます。
＃70のバスはおおよそ1時間半に一本です。ラニカイの住宅街のバス停出ぼーっと過ごすのって辛くありませんか？

スマフォユーザーなら市バスのアプリで調べられるというのですが、それでもＧＰＳ搭載バス車両はまだまだ完備されていません。

ハワイ在住のお友達にお伺いしたら
「最近は幹線のバスはようやくＧＰＳ搭載になったけど枝線のバスはまだまだ先」
というのです。

ではいつ頃になるのでしょう？

お友達の答えは明瞭です。
「それはハワイアンタイム！」

ううむ。。。。駐車場も直通バスもないカイルアだからこそ、はるばる出かけた。ようやく辿り着いたと感激できる仕組みなのでしょう。

んじゃ横須賀線も大船まで頻発しておいて北鎌倉と鎌倉には一時間に一本程度しか停まらないようにしたらどうだろう。

きっと鎌倉に辿り着いたという達成感で喜ばれるだろうになあ。

鎌倉旧市街地の空き地に課税強化するのもいいかも。市内に流れ込む観光バスやマイカーを規制しないといつまでたっても慢性的な渋滞は解消しないでしょう。

ありゃ？いつの間にかカイルア住民の立場に近くなってしまってます。

いつだかTVで「京都の市営バスに外国人観光客がおっきな荷物を持ち込んで住民の日常生活に不便をきたしている」ってやってたけど何かしらの規制は必要なんでしょうね。

ラニカイビーチに欲しいもの-2/やっぱり木陰が欲しい


ラニカイビーチは大好きです。
アラモアナを朝出発する乗り継ぎの良い便なら午前9時過ぎにはラニカイに到着します。わたし達がラニカイに出掛ける時は朝ドンキに寄ってスパムムスビか巻き寿司を買ってバスに乗り込みます。バスの中は飲食禁止ですからラニカイに着いてからビーチで朝ごはんを頂きましょう。これも楽しみの一つです。この時間ならまだまだ涼しいしゆっくりと過ごせます。

処が11時頃になると日差しが強烈になってきます。

レンタカーなら大きなパラソルを用意できるのでしょうけどわたし達市バス利用者は極力荷物を少なくしなければなりません。

ビーチの帰りにカイルアのターゲットやホールフーズでお買い物をするから行きの荷物はなるべく少なくしたいのです。

じりじりと熱波が襲ってきます。
堪え性のない亀次朗はカイルアビーチに逃げ出したがっています。
本当はもう少しラニカイビーチでのんびり過ごしていたいのですが、あまりの暑さにカイルアビーチの木陰に避難してしまいました。

いつかはラニカイビーチ沿いのＢ＆Ｂに泊まってみたいと思っている鶴弥です。

ラニカイビーチに欲しいもの-3/何よりも欲しいものは。。。。


皆さんの様にまだまだ若いかたがたには理解し辛い事なんでしょうけど、歳を取りますとお手洗いが恋しくなってくるもんなんです。

＃56・＃57・＃57Ａからタイミング良く＃70に接続するタイムスケジュールで行くというとこは即ち朝パゴダホテルを出発してドンキ経由でアラモアナのバス停に行く時間も含めますとラニカイビーチでノンビリ過ごした後一番近いカイルアビーチ南端のお手洗いに辿り着くまで4時間は我慢しなけれなならないんです。

それはそれは年寄りには地獄の罰ゲームそのものではありませんか。

基本的なスタンスとしてカイルアビーチはカイルア村の住民の物と考えておけば腹も立ちません。

きっと長い長い話し合いの結果お手洗いもパーキングも不要と言う結論が導き出されたのでしょう。

マリヒニ（旅人）は生活している皆さんの場を乱すことなく静かにビーチを楽しませて頂きましょう。

鎌倉市民も土曜日日曜日は小町通りには近寄らないようにしているんです。

もっとも最近は平日でも小中学生や爺婆の団体がうろうろと彷徨っています。
小町通りだけにしておいてね。

こうやってラニカイビーチに欲しいものを列挙してみて思い知らされたのは鎌倉市民が観光客に抱いている感情とある意味ダブってしまう事でした。

訪れる観光客とそこで暮らす住民とでは同じものを正反対の視線で見てしまっています。

では探してみましょう。
市バスの幹線ルート上にあって波静かで景色の良い木陰と芝生のあるビーチパーク。

幹線ルートのバス停から近くって且つレンタカーが置けるパーキング、綺麗なお手洗いとシャワーが完備されているなら文句なしです。

そんな理想のビーチでノンビリと一日過ごしてみたいものです。

次回はそんなビーチを見つけるきっかけとなった一枚の写真の事を記事にします。