2015/09/01 - 2015/09/01
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blumentalさん
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観光の最終日、フライブルクからフランクフルトへ移動。旅の締めくくりはマールブルクとブーツバッハです。マールブルクは、昨年メルヘン街道を旅した時に日程が合わず計画から外しましたが、今回実現。雨の街歩きになりました。
毎年夏に夫婦で行く海外旅行も4回目、今回は南ドイツを中心にチロルとアルザスも加えて計画。用意したのはジャーマンレイルパス(フレキシーツイン2等7日)。
旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
8月25日(火) 10:45関空~14:55ヘルシンキ経由16:15~17:50ミュンヘン着(ミュンヘン泊)
8月26日(水) インスブルック、クーフシュタイン(ミュンヘン泊)
8月27日(木) ウルム、マウルブロン、シュトゥットガルト(シュトゥットガルト泊)
8月28日(金) シュパイヤー、シュヴェービッシュ・ハル(シュトゥットガルト泊)
8月29日(土) テュービンゲン、ルートヴィヒスブルク、エスリンゲン(シュトゥットガルト泊)
8月30日(日) ストラスブール、フライブルク(フライブルク泊)
8月31日(月) ブライザッハ、リクヴィール、コルマール(フライブルク泊)
★9月01日(火) マールブルク、
ブーツバッハ、フランクフルト(フランクフルト泊)
9月02日(水) 11:45フランクフルト~15:10ヘルシンキ17:20~(機内泊)
9月03日(木) 8:55関空着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
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朝のフライブルク駅。観光最終日、宿をフランクフルトに移しマールブルクを訪問します。昨年メルヘン街道を旅した時に旅行計画から漏れていた街です。
7:55フライブルク発のICEで9:23マンハイム着。9:32発のICEに乗り換えて10:08フランクフルト着。 -
フランクフルト中央駅。早速ホテルに荷物を預け、マールブルクに行くため10:52発のICに乗り込みましたが、いつまでたっても出発しません。乗客が別の列車に移動を始めたので、われわれも訳がわからないまま一緒に移動。
結局、11:22発のREで12:19にマールブルク到着。何のトラブルだったのか分かりませんが、とにかく30分のロス。 -
マールブルク駅から南西に延びるバーンホーフ通りBahnhofstr.を進むとエリーザベト教会の尖塔と丘の上の城が見えてきます。
空はどんより、雨もしとしと降っています、旅行最終日なのに残念! -
ラーン川Lahnです。ここからヴェッツラー、リンブルクを通って、コブレンツ南方でライン川に合流します。
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バーンホーフ通りに沿って、ラーン川の中にできた中州地区を通り抜けます。
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突き当りを左折してエリーザベト通りElisabethstr.を進むと聖エリーザベト教会Elisabethkircheに到着です。
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聖女エリーザベトの棺を祀るために1235-83年に建てられました。純粋なゴシック様式の尖塔は高さ80m。ケルン大聖堂のモデルになったそうです。
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教会の正面入り口。
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中央扉上の見事な彫刻。
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聖母マリア像。手にしているのはハンマーに見えるのですが、なぜ?
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身廊です。
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内陣仕切り。
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中央祭壇。
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エリーザベトの聖遺物箱Elisabethschrein。
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祭壇後方のステンドグラス。
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南側翼廊のヘッセン方伯の墓所Landgrafengräbern。
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聖エリーザベト像(1470年制作)Französische Elisabeth。エリーザベトはマールブルクで救貧院を設立し、貧しい人や病人への支援したそうですが、1231年、24歳の若さで亡くなっています。
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驚くべきことに、彼女は亡くなったわずか4年後には「聖人」になっています。すごいですね。
ちなみにジャンヌ・ダルクは「聖人」になるのに500年近くかかっています。 -
柱の聖母像Madonna am Pfeiler。
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教会の入り口側。
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パイプオルガン(2006年設置)。絶対場違いと思えるモダンなデザインです。
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入り口の両側に祭壇がありました。入って右手にあるエリーザベトの祭壇Elisabeth-Altar。
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入って左手にあるのは一族の祭壇Sippen-Altar。
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外に出ました。まだ雨がしとしと降っています。
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教会前の交差点から南へ延びる上り坂シュタイン通りSteinwegを進みます。
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別の道から旧市街のある高台にエレベーターで登るルートもありますが、18年前に来た時、この上り坂に面した木組みの家並みが素晴らしかったので再びこちらを選択。
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あの家、緑が壁に絡みついたって感じでしょうか、面白いですね。隣の石崖からは狼と七匹の子ヤギが頭を突き出しています。ちょっと不気味。
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石畳の上り坂は続きます。木組みの出窓だけでなくベランダも凝った造りの陶芸品店Marburger Töpferhaus。
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今上ってきた坂道を振り返るとこんな風景。
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この家の2階、ベランダなのか部屋ごと飛び出しているのかわかりませんね。
途中から通りの名前はノイシュタットNeustadtに変わり。。。 -
こんなおじさんに出くわします。エレベーター乗り場はこの近くにあります。
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すぐに通りの名前はヴェター通りWettergasseに変わり、立派な木組みの家はさらに続きます。
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通りは少し下り坂に。
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通りの両側にはたくさんの綺麗な店が並んでいます。
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木組みだけでなく、壁の装飾も凝っています。この家の壁は細かく絵が描き込まれていますね。
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木組みの家が続く中で、綺麗な出窓が目を引きます。
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この木組みの家はチョコレート店Hussel Confiserie。
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こんな木組みの風景、青空の下で撮りたいもんですね。それにしても、この街は花を使わず木組みだけで勝負!って感じですね(アルザスとの違いを感じました)。
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ヴェター通りをもう少し進み。。。
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右折してマルクト通りMarktgasseに入ります。
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マルクト広場Marktです。南側には市庁舎Rathaus(1512-27年建築)。
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広場東側にある自然食品販売店Weltladen。壁にはハエが7匹。「勇ましいチビの仕立て屋」の一打ち七殺ですね。
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マルクト広場北側風景。木組みの家が密集しています。窓辺のわずかな花が珍しいくらいに花を使わない街ですね。
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イチオシ
広場の北側の泉。花が納まった貴重な写真。
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広場の西側のレストランMarketは目を引きます。この建物の左(西)はバーフューサー通りBarfüsserstr.。
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バーフューサー通りに入ると、頭上からスパイダーマンがぶら下がっていました。もちろんグリムとは無関係。
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バーフューサー通りを西に。こちらも綺麗な街並みが続きます。
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バーフューサー通りから、城に向かうため写真右端の木組みの家(青果店Heinzelmännchen)から右手に延びる石段の小路(ヴェンデル通りWendelgasse)に入りました。不覚にも素通りしたこの家がグリム兄弟の住んでいた下宿でした(と帰国後気づきました)。
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北への石段を登りきると聖マリエン教会St. Marienkircheの東側に出ました。
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教会の西側(正面)です。
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教会身廊と内陣。
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祭壇とステンドグラス。
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入口の上にあったパイプオルガン。
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教会入り口から北を見上げると城の一角が見えます。
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城に向かう石段を登ります。この石段にもルートヴィヒ・ビッケル階段Ludwig-Bickel-Treppeという名前があります。
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イチオシ
石段を登りきると目の前に巨大な赤いハイヒールが。グリムの「灰かぶり姫」の靴は、1晩目は銀、2晩目は金でした。周りに緑が多いので一番映える赤にしたのでしょうか。(ちなみにペローではガラスの靴)
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赤い靴の左手には城への入場門があります(片面は修復中)。門の所にゴキブリが立っているように見えますが、おんぶしてじゃれあっているカップルです。
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こんな水飲み場がありました。鼻のイボを押したら水が出ました。
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マールブルク方伯城Landgrafenschloss Marburgの西側の面です。
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城の横にあるのは厩舎Marstallでしょうか。手前は駐車場になっています。
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ここから南側を見下ろすと、先程の聖マリエン教会が見えます。
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城の南側に沿って坂を上がります。こちらは方伯の館Landgrafenbau。
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城の東側に位置するヴィルヘルムの館Wilhelmsbau。
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城の中庭Schlosshof。今回は建物内部には入りませんでした。
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城の北側、大広間の館Saalbau。
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城から北方向を見下ろすとエリーザベト教会が見えます。そのずっと向こうにはマールブルク駅(DB)。これからあそこまで戻らねばなりません。
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小雨の中、城を見上げながら坂道(ラントグラーフ・フィリップ通りLandgraf-Philipp-Str.)をとぼとぼ下ります。
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城の東側に降りて来ました。
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雨足も少し強くなりました。街並みに目を奪われることなくひたすら駅に向かいました。そんな中で撮った唯一の写真。
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(レンズに雨のしずくが....)ようやくマールブルク駅に到着。城から30分かかってますね。マールブルクは華はあるのに花の無い街でした。
まだ観光は終わっていません。14:49発のRBでブーツバッハに向かいました。
(ブーツバッハ)https://4travel.jp/travelogue/11449390
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