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それは突然やってきました。<br /><br />【年末はウィーンで音楽三昧!2018年を“ウィンナワルツ”と“第九”で締めくくる6日間】<br />新聞に載っていたある某旅行会社の広告。<br /><br />このツアーのポイントは<br />・12/29(土)~1/3(木)という完璧な年末年始<br />・ウィーン1都市4泊連泊<br />・12月30日に、かのウィーンフィルの「ニューイヤーコンサート」のプレビューコンサート(=ゲネプロ)を鑑賞<br />・大晦日はウィーン交響楽団の「第九」で締めくくり<br />・音楽以外は食事も含めてすべてフリー<br />・お値段38.8万円(TAX,サーチャージ他除く)<br /><br />私の母は毎年NHKがウィーンから中継するウィーンフィルの「ニューイヤーコンサート」を楽しみにしており、いつか行ってみたいと何十年も聞かされてたので、取り急ぎ「こんな広告出てたけど…」と電話すると、「行く!」と即答。いやまだ何もツアーの説明していませんけど…。<br /><br />ニューイヤーコンサートが30日、31日、1日と3日間あるのも初めて知りました。プレビューコンサートといえ個人では入手するのが難しいプラチナチケットであることは間違いない。それを考えたらこの広告を見たの何かのご縁。<br /><br />とはいえ、ツアーでそこそこの海外旅行の経験はあるといえども、79歳の母には自由度の高く、真冬のウィーンに一人で行かせるのはさすがにハードルが高い。<br /><br />ってなわけで、妻の理解もあり、妻子を妻の実家に残し私が同行することに。その日のうちにネット申し込みし、かくして「平成最後の年末年始」はウィーンで過ごすことと相成りました。<br /><br />●旅程●<br />12/28 GK518 福岡2015⇒2200成田  実際は…GK518 欠航<br />  振替⇒JAL330 福岡2000⇒2130羽田<br />           ~電車で成田空港へ(最終にぎりぎり間に合う)~ホテルへ<br />12/29 NH209 成田1055⇒1505デュッセルドルフ<br />    LX1025 デュッセルドルフ1850⇒2000チューリッヒ<br />    LX1584 チューリッヒ2125⇒ウィーン2245~ホテルへ<br />12/30 1100 ウィーンフィル「ニューイヤーコンサート」プレビュー@楽友協会<br />        指揮:クリスティアン・ティーレマン<br />    夕方 自然史博物館<br />12/31 午前 美術史美術館 <br />    午後 国立オペラ座<br />    1800 ウィーン交響楽団「第九」@コンツェルトハウス<br />        指揮:アンドレス・オロスコ=エストラーダ<br />    2400 ニューイヤー・カウントダウン@市庁舎前<br />1/1   午前 王宮(ホーフブルグ)←★この旅行記<br />      旧王宮 宮廷銀器コレクション、シシィ・ミュージアム、皇帝の部屋<br />      午後 シェーンブルン宮殿<br />1/2   午前ゆっくり~食事~空港へ<br />           OS159 ウィーン1625⇒1800デュッセルドルフ<br />    NH210 デュッセルドルフ2000⇒<br />1/3                                                   1525成田~ホテルへ<br />1/4      成田~銀座「寿初春大歌舞伎」@歌舞伎座<br />          一條大蔵譚(幕見席) ~<br />    JAL637 羽田1720⇒1915熊本(妻の実家へ)<br /><br />●レート●<br />1ユーロ≒¥130くらい(クレジットカード請求レート)<br />ATMは1ユーロ140円くらいと最悪。勝手に日本円に変換してくるヤツだった…。最近そういうATM多いですよね。お気を付けあれ。心配な方は普通に両替してください。<br />※ウィーンではクレジットカードが使えますが、タクシーやトイレ(0.5ユーロくらい)など多少の現金は必要です。<br /><br />●マイル●<br />私のスタアラ系はUAで貯めています。<br />ツアーでしたが100%ついていました。

ウィーンで過ごす年末年始'18-'19【8】元日の王宮(ホーフブルグ)~シシィ博物館~ペーター教会オルガンコンサート編

15いいね!

2018/12/28 - 2019/01/04

1985位(同エリア6047件中)

ポゾ

ポゾさん

この旅行記スケジュールを元に

それは突然やってきました。

【年末はウィーンで音楽三昧!2018年を“ウィンナワルツ”と“第九”で締めくくる6日間】
新聞に載っていたある某旅行会社の広告。

このツアーのポイントは
・12/29(土)~1/3(木)という完璧な年末年始
・ウィーン1都市4泊連泊
・12月30日に、かのウィーンフィルの「ニューイヤーコンサート」のプレビューコンサート(=ゲネプロ)を鑑賞
・大晦日はウィーン交響楽団の「第九」で締めくくり
・音楽以外は食事も含めてすべてフリー
・お値段38.8万円(TAX,サーチャージ他除く)

私の母は毎年NHKがウィーンから中継するウィーンフィルの「ニューイヤーコンサート」を楽しみにしており、いつか行ってみたいと何十年も聞かされてたので、取り急ぎ「こんな広告出てたけど…」と電話すると、「行く!」と即答。いやまだ何もツアーの説明していませんけど…。

ニューイヤーコンサートが30日、31日、1日と3日間あるのも初めて知りました。プレビューコンサートといえ個人では入手するのが難しいプラチナチケットであることは間違いない。それを考えたらこの広告を見たの何かのご縁。

とはいえ、ツアーでそこそこの海外旅行の経験はあるといえども、79歳の母には自由度の高く、真冬のウィーンに一人で行かせるのはさすがにハードルが高い。

ってなわけで、妻の理解もあり、妻子を妻の実家に残し私が同行することに。その日のうちにネット申し込みし、かくして「平成最後の年末年始」はウィーンで過ごすことと相成りました。

●旅程●
12/28 GK518 福岡2015⇒2200成田  実際は…GK518 欠航
  振替⇒JAL330 福岡2000⇒2130羽田
~電車で成田空港へ(最終にぎりぎり間に合う)~ホテルへ
12/29 NH209 成田1055⇒1505デュッセルドルフ
    LX1025 デュッセルドルフ1850⇒2000チューリッヒ
    LX1584 チューリッヒ2125⇒ウィーン2245~ホテルへ
12/30 1100 ウィーンフィル「ニューイヤーコンサート」プレビュー@楽友協会
        指揮:クリスティアン・ティーレマン
    夕方 自然史博物館
12/31 午前 美術史美術館
    午後 国立オペラ座
    1800 ウィーン交響楽団「第九」@コンツェルトハウス
        指揮:アンドレス・オロスコ=エストラーダ
    2400 ニューイヤー・カウントダウン@市庁舎前
1/1   午前 王宮(ホーフブルグ)←★この旅行記
      旧王宮 宮廷銀器コレクション、シシィ・ミュージアム、皇帝の部屋
    午後 シェーンブルン宮殿
1/2   午前ゆっくり~食事~空港へ
OS159 ウィーン1625⇒1800デュッセルドルフ
    NH210 デュッセルドルフ2000⇒
1/3 1525成田~ホテルへ
1/4 成田~銀座「寿初春大歌舞伎」@歌舞伎座
          一條大蔵譚(幕見席) ~
    JAL637 羽田1720⇒1915熊本(妻の実家へ)

●レート●
1ユーロ≒¥130くらい(クレジットカード請求レート)
ATMは1ユーロ140円くらいと最悪。勝手に日本円に変換してくるヤツだった…。最近そういうATM多いですよね。お気を付けあれ。心配な方は普通に両替してください。
※ウィーンではクレジットカードが使えますが、タクシーやトイレ(0.5ユーロくらい)など多少の現金は必要です。

●マイル●
私のスタアラ系はUAで貯めています。
ツアーでしたが100%ついていました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 徒歩

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  • 1/1 <br />あけましておめでとうございます。<br />2019年になりました。<br />昨夜、ホテルに戻った後から雨が降り、朝には止んだものの曇天の年明けです。<br /><br />昨夜の喧騒はどこへやら。<br />元日のウィーンは静かなものです。<br /><br />朝からトラムに乗り王宮へ。<br />振り返って左は美術史博物館、右は自然史博物館。

    1/1
    あけましておめでとうございます。
    2019年になりました。
    昨夜、ホテルに戻った後から雨が降り、朝には止んだものの曇天の年明けです。

    昨夜の喧騒はどこへやら。
    元日のウィーンは静かなものです。

    朝からトラムに乗り王宮へ。
    振り返って左は美術史博物館、右は自然史博物館。

  • ブルク門から入り、こちらの写真は民族学博物館。

    ブルク門から入り、こちらの写真は民族学博物館。

  • 左前方は昨日の夜盛り上がった市庁舎。

    左前方は昨日の夜盛り上がった市庁舎。

  • フランツⅡ世像。<br /><br /><br />元日の朝イチ、あまり人はいません。

    フランツⅡ世像。


    元日の朝イチ、あまり人はいません。

  • 王宮に入ります。<br />「シシィチケット」を購入。<br /><br />クチコミにも書きましたが、元日でも普通に営業中です。<br />http://4travel.jp/overseas/area/europe/austria/wien/tips/13486611/

    王宮に入ります。
    「シシィチケット」を購入。

    クチコミにも書きましたが、元日でも普通に営業中です。
    http://4travel.jp/overseas/area/europe/austria/wien/tips/13486611/

    ホーフブルク宮殿 (王宮) 城・宮殿

  • このチケットは王宮、家具博物館、シェーンブルン宮殿の3つに入場可能。<br />シェーンブルン宮殿で並ばなくて入場できるというメリット付き。<br />午後に行ったシェーンブルン宮殿は【9】の旅行記へ。

    このチケットは王宮、家具博物館、シェーンブルン宮殿の3つに入場可能。
    シェーンブルン宮殿で並ばなくて入場できるというメリット付き。
    午後に行ったシェーンブルン宮殿は【9】の旅行記へ。

  • 「銀器コレクション」とのことですが、

    「銀器コレクション」とのことですが、

  • まずはハプスブルク家の膨大なコレクションを

    まずはハプスブルク家の膨大なコレクションを

    銀器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

  • ひたすら見ます。

    ひたすら見ます。

  • こんな食器で食べていたら

    こんな食器で食べていたら

  • 落ち着かないこと請け合いです。<br /><br /><br />銀器以外の磁器ももたっぷりで…

    落ち着かないこと請け合いです。


    銀器以外の磁器ももたっぷりで…

  • 中には古伊万里も。

    中には古伊万里も。

  • こんな絢爛豪華なコレクションの中で

    こんな絢爛豪華なコレクションの中で

  • かのハプスブルク家に愛されていたのは日本人として誇らしい。

    かのハプスブルク家に愛されていたのは日本人として誇らしい。

  • これでもか、と食器を見た後、<br />ようやく3階。

    これでもか、と食器を見た後、
    ようやく3階。

  • シシィ博物館です。<br /><br /><br />元日でもここは人が多かったです。

    シシィ博物館です。


    元日でもここは人が多かったです。

  • フランツ・ヨーゼフ1世に見初められ、17歳で結婚。<br /><br />説明をオーディオガイドを聞きながら回るので結構ゆっくりめです。<br /><br />展示物がないところでも数字順通りなので、ぜひエピソードを聞いてみてください。

    フランツ・ヨーゼフ1世に見初められ、17歳で結婚。

    説明をオーディオガイドを聞きながら回るので結構ゆっくりめです。

    展示物がないところでも数字順通りなので、ぜひエピソードを聞いてみてください。

    シシィ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

  • 波乱の人生を送った彼女は、もともとおてんば娘。<br /><br />それが良かったのか悪かったのか…

    波乱の人生を送った彼女は、もともとおてんば娘。

    それが良かったのか悪かったのか…

  • 王宮の堅苦しい生活になじめず欧州各地に旅に出たそう。<br /><br />宮廷生活って何一つ不自由なく豪奢な暮らしができるとはいえ、きっとあう人、あわない人いるんでしょうな。<br /><br />その「お召し列車」を復元。

    王宮の堅苦しい生活になじめず欧州各地に旅に出たそう。

    宮廷生活って何一つ不自由なく豪奢な暮らしができるとはいえ、きっとあう人、あわない人いるんでしょうな。

    その「お召し列車」を復元。

    シシィ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

  • 王宮のいろんな部屋をめぐります。<br /><br />

    王宮のいろんな部屋をめぐります。

  • これはストーブ。<br /><br />後ろの部屋でまきをくべる人がいたとか。<br />

    これはストーブ。

    後ろの部屋でまきをくべる人がいたとか。

  • そんなシシィ、最後はスイス・レマン湖畔で暗殺されてしまうのです。<br /><br />宮廷にはなじめず、息子(皇太子)を自殺で亡くし、悲しみに明け暮れながら、心を乱して生涯を閉じた悲劇の皇妃。<br />最後は黒い服しか着なかったとか。<br /><br />使用したコカイン注射(当時は薬として)なども展示されていました。<br />立場が立場だけに人には言えない心の病、闇をかかえて生きていたことでしょう。<br /><br />いやー、じっくりと見ました。

    そんなシシィ、最後はスイス・レマン湖畔で暗殺されてしまうのです。

    宮廷にはなじめず、息子(皇太子)を自殺で亡くし、悲しみに明け暮れながら、心を乱して生涯を閉じた悲劇の皇妃。
    最後は黒い服しか着なかったとか。

    使用したコカイン注射(当時は薬として)なども展示されていました。
    立場が立場だけに人には言えない心の病、闇をかかえて生きていたことでしょう。

    いやー、じっくりと見ました。

  • 王宮を出てまっすぐ。<br />コールマルクトのNORDSEE(ノルトゼー)。<br /><br />市内中心部にもあちこち見かけました。

    王宮を出てまっすぐ。
    コールマルクトのNORDSEE(ノルトゼー)。

    市内中心部にもあちこち見かけました。

    ノルドゼー (ウィーン) シーフード

  • 店頭で売っているのはサンドイッチ、スナック的な6ユーロくらいのテイクアウト専用商品。

    店頭で売っているのはサンドイッチ、スナック的な6ユーロくらいのテイクアウト専用商品。

  • ただ、この時期外で食べるのはあまりにも寒い。

    ただ、この時期外で食べるのはあまりにも寒い。

  • ということで店内へ。<br /><br />店内で食べると日本感覚では決してお値段はそんなに安くありませんが、肉料理が多いウィーンではけっこうありがたい存在ですね。

    ということで店内へ。

    店内で食べると日本感覚では決してお値段はそんなに安くありませんが、肉料理が多いウィーンではけっこうありがたい存在ですね。

  • 皿を指さすと、それを鉄板で焼いてくれます。

    皿を指さすと、それを鉄板で焼いてくれます。

  • ロブスター!

    ロブスター!

  • ホタテトマトソース。<br /><br />海ないのに、結構旨そうなシーフードメニューがあります。<br /><br />しかも目で見て確認して指さし注文できるのはありがたい。

    ホタテトマトソース。

    海ないのに、結構旨そうなシーフードメニューがあります。

    しかも目で見て確認して指さし注文できるのはありがたい。

  • とってもカジュアルな割にはふつうにおいしかった!

    とってもカジュアルな割にはふつうにおいしかった!

  • 店内で食べるとひとり1500円~。<br />調子に乗って頼み、ドリンクとあわせると軽く3000円/人とかなっちゃいました。

    店内で食べるとひとり1500円~。
    調子に乗って頼み、ドリンクとあわせると軽く3000円/人とかなっちゃいました。

  • さておなかも満たされて外へ。

    さておなかも満たされて外へ。

    グラーベン通り 散歩・街歩き

  • 新年おめでとうサイン。

    新年おめでとうサイン。

  • 馬車(フィアカー)がかなり走っていますが、みんな乗るのかな?<br /><br />ペーター教会前のこの辺りが乗り場です。

    馬車(フィアカー)がかなり走っていますが、みんな乗るのかな?

    ペーター教会前のこの辺りが乗り場です。

  • ペーター教会。<br /><br /><br />

    ペーター教会。


    聖ペーター教会 寺院・教会

  • 中に入ると…パイプオルガンの音色が。

    中に入ると…パイプオルガンの音色が。

    聖ペーター教会 寺院・教会

  • パイプオルガンコンサート中だったんです。<br /><br />しかも無料。<br /><br />頻繁に行っているそうですので、調べて狙っていっても良いかもしれません。

    パイプオルガンコンサート中だったんです。

    しかも無料。

    頻繁に行っているそうですので、調べて狙っていっても良いかもしれません。

  • 5曲くらい、すわってゆっくりと聞きました。<br /><br /><br />このあと、シェーンブルン宮殿にレッツゴー!<br />旅行記は【9】に続きます。<br />

    5曲くらい、すわってゆっくりと聞きました。


    このあと、シェーンブルン宮殿にレッツゴー!
    旅行記は【9】に続きます。

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