2018/12/29 - 2018/12/29
1745位(同エリア5590件中)
Reisさん
2018年の冬休み休暇を1週間早く取得し、約1週間マレーシアを旅行してきました。今回の旅行の目的は以下2点です。
1. クアラルンプールやその周辺都市が28年前の訪問時とどう変わったのかを自分の目で確かめること
2. マレーシアの食べ物に再挑戦する。
実は私は28年前に比較的長期間の海外出張でクアラルンプールに滞在していました。当時から街は大きく変わったことは知っていますが、それを自ら実感したいという気持ちがありました。また、当時は仕事ということもあり、あまり思い切って現地のローカルフードに挑戦しなかったので今回はぜひ試してみたいと思っていました。
この目的ですので基本は都市部での滞在が中心です。そして食べ物には少々こだわりをもってみました。
日程と航空券の価格を考えて、キャセイの香港経由往復にしました。香港での乗り継ぎ時間に関しては帰りは7時間あるので街に出てみようと考えています。日程は以下のような感じになりました。
□ 2018年12月24日:成田出発、香港経由でクアラルンプールへ
□ 2018年12月25日:クアラルンプール市街地散策
□ 2018年12月26日:クラン、カジャン
□ 2018年12月27日:マラッカを経由してバトゥパハへ
□ 2018年12月28日:スレンバン経由でクアラルンプールへ
■ 2018年12月29日:バトゥケーブ見学、ドリアンを求めてPJへ
□ 2018年12月30日:クアラルンプール出発、香港半日観光
□ 2018年12月31日:早朝に成田到着
PR
-
【2018年12月29日】
昨日は長距離のバス移動に加えてかなり歩き、さらには腹の具合も悪くするなどいろいろありましたが、一晩寝てもまだ少々疲労が残っています。風邪の方は喉をやられてしまったようで咳がなかなか止まりません。
今日の予定はヒンズー教の洞窟寺院があるバトゥ・ケーブへ行こうと思います。あとは行ってみたいカレー屋などがあるのでそれらを回ることにします。いずれにしてもこれまでよりはのんびり過ごすつもりです。 -
さて朝食は近くのレストランで軽くすまそうと思います。ホテルから2、3分歩いたところに「Husen Cafe」という比較的大きなレストランに入りました。ロティ・チャナイ2枚とテーをオーダー。胃腸には優しくない料理ですが、もう大丈夫でしょう。
-
食事を終えたらそのままKLセントラル駅へ。バトゥ・ケーブ行きのKTMコミューターに乗って終点のバトゥ・ケーブ駅で下車しました。電車は外国人観光客で満員。駅の改札口では渋滞してしまい駅から出るのに時間がかかりました。日本と比較してマレーシアの自動改札は反応が遅いし故障で塞いだままの改札があったりします。日本ならすぐにクレームが入りそうです。
バトゥ ケーブス駅 駅
-
駅から5分くらい歩くと目の前に洞窟への階段が見えてきました。実にカラフルです。そして巨大なムルガンの像が立っています。昔の記憶とはずいぶん異なります。
バトゥ洞窟 寺院・教会
-
大勢の人たちと一緒に272段の階段を登っていきます。ただでさえ急な階段なのにこれだけ混雑して、しかも途中に座って休んでいる人などもいたりするのでかなり登りづらいです。階段のすぐわきには猿がたくさんいます。何となく危険なので目を合わせないようにしてひたすら階段を登ります。
バトゥ洞窟 寺院・教会
-
階段を登り切ると洞窟の中です。これだけスケールの大きな洞窟はやはり何か特別な場所のように思え、ここが聖地となるのも理解できます。洞窟内の寺院では礼拝をしている信者も大勢いましたが、それ以上に観光客が多かったです。
しばらく見学してから階段を降り駅へ向かいました。駅には既に電車が停まっていましたが、まだ出発時刻まで30分以上あります。駅へ入ってしまったので電車の中で発車を待つことにしました。バトゥ洞窟 寺院・教会
-
電車でKLセントラルへ戻ってきました。やはり体調はあまり良くないようですぐに疲れてしまいます。いったんホテルに戻って休もうと思いブリックフィールズの通りを歩いていると、オールドタウン・ホワイトコーヒーの向かいあたりに屋台が出ていて人が集まっていました。近づいてみると小さなバナナを天ぷらのように揚げています。これはピサンゴレンです。以前から話は聞いたことがあり興味があったので1つだけ買ってホテルに持ち帰りました。
Mr Chiam's pisang goreng 地元の料理
-
ピサンゴレン。衣がさっくりとしていて中の柔らかく甘いバナナの実と対照的でおいしいです。ちょっとしたおやつに最高です。
Mr Chiam's pisang goreng 地元の料理
-
しばらくホテルの部屋で休み体力が回復してくると今度は空腹感に襲われるようになります。昼食はどこで食べようか迷いましたが、思い切って遠出することにしました。
KLセントラル駅からLRTに乗って一駅のバンサー(Bangsar)で下車しました。ここから少し歩いた先に行ってみたいカレー屋があるのです。
写真はバンサー駅を出たところからの眺めです。左の線路はKLIAエクスプレス/トランジット、右の分岐している線路がKTMの線路です。 -
バンサー駅から徒歩約20分。目的地に着きました。”Annuar's Fish Head Curry"です。場所はバンサー・ヴィレッジというショッピングモールの近くです。ホーカーセンターのようなスタイルでカレー屋の屋台は大人気で行列ができていました。
-
フィッシュヘッドカレーは魚の頭のカレーですが、見たところひとりで食べるには大きすぎると思ったので、普通のカレーにフライドチキンを1つつけました。
このカレーはかなり強烈な辛さで刺激的な味です。料金は4RM(約112円)と驚きの安さ。ドリンクは注文したわけではないのですがテーブル席に座ったらいつの間にか用意されていました。甘くて冷たい紅茶で辛いカレーとの相性は良かったです。 -
再びバンサー駅へ戻ってきました。次はドリアンを食べに行ってみようと思います。ドリアンは昔一度だけ食べる機会があったのですが、強烈な匂いに圧倒され、警戒して少ししか食べなかったので味は記憶していません。日本ではほとんど食べる機会はないのでここで味わっておこうと思ったのです。郊外のペタリン・ジャヤ(Petaling Jaya)に専門店があると聞いていたので地図で調べ行くことに決めました。
バンサー駅から再びLRTに乗車しタマン・パラマウント(Taman Paramount)駅で下車。ここからバスに乗ることにします。目的地のドリアンSS2(Durian SS2)は歩けない距離ではありませんが、路線No. T790 のバス(Mid Valley行き)に乗ると近くを通るのでこれを利用しました。 -
バスを降りて目的地へ歩いていくと大きなテントが見えてきました。ここが「ドリアンSS2」です。
-
テントの中には棚があり、ものすごい数のドリアンがずらりと並んでいます。たくさんのテーブルが並べられていて、その場でドリアンを食べるのです。
-
店の人に「小さいドリアンを1つ欲しい」と言うと、D24で重さ0.8Kgのドリアンを取り上げてくれました。ドリアンの種類まではよく知らないので、迷うことなく購入です。あとは口直しのココナッツジュースも一緒に買いました。
-
店のお兄さんがドリアンをナタで割ってくれます。中には黄色い実が入っています。手に匂いが付くと大変なので店に用意されているビニール手袋を着用して食べます。ねっとりとした果実はほんのりと甘さを感じます。
このD24というドリアンは想像していたほど匂いもなく味も癖がなく食べやすいと思います。おそらく初心者にはよい種類なのでしょう。 -
ドリアンSS2の近くのバス停に行きバスでタマン・パラマウント、またはミッド・バレーまで行こうと思いましたが、バス停でいくら待ってもバスはきません。ふと2日前のマラッカでの経験が頭をよぎります。タマン・パラマウントまでなら道はわかるし歩けない距離ではないと思ったので歩くことにしました。結局、約25分かかりました。途中でバスに追い抜かれましたが気にしません。
タマン・パラマウントからLRTに乗り、KLセントラルで降りずにそのままKLCCまで乗車。ペトロナス・ツインタワーを眺めようと思います。KLCC駅から人の流れに従って歩いていくとスリア KLCCというショッピングセンターに入ります。ここには伊勢丹がありました。ショッピングセンターを抜けて外に出たところがKLCC公園(Taman KLCC)です。KLCC公園 広場・公園
-
KLCC公園は噴水のある池を囲むように木立があり周遊路も整備されています。かつてここには競馬場がありました。その昔、私が滞在していたホテルの窓からは競馬場が見えたことを覚えています。
スリアKLCCの上にはペトロナスツインタワーが聳えています。ちょうど空が暗くなりビルに明かりがつき始めた頃です。ペトロナスツインタワー 現代・近代建築
-
しばらく周囲を散策し、ペトロナスツインタワーを眺めたらホテルに戻ります。スリアKLCCの前には大きなクリスマスツリーがあり、華やかなデコレーションの前で記念写真を撮る人たちの姿が絶えません。このあたりはクリスマスが過ぎてもまだクリスマス気分を引きづっているようです。
スリアKLCC ショッピングセンター
-
ブリックフィールズに戻りました。夕食はホテルの近くにあるクレイポット・チキンライスの屋台で。場所はトゥン・サンバンタン4通り(Jalan Tun Sambanthan 4) 沿いでKLセントラルから行くとオールドタウン・ホワイトコーヒーの交差点を越えて100メートルほど先です。土鍋が火にかけられている様子に惹かれてしまいました。歩道のスペースにテーブルがいくつか並べられていて、そこで食べることになります。ぽつぽつと雨が降っていましたが大丈夫でしょう。
-
暗くて写真がうまく撮れませんでしたが、土鍋に入ったご飯は見ただけでおいしいことがわかります。かなり色が濃いので味も濃いかと思いましたが、それほどでもなく釜飯のような感じでおいしかったです。
-
【2018年12月30日】
マレーシア最終日の朝です。昼すぎのフライトでマレーシアを発つので、朝食を食べて空港へ向かうだけです。香港経由の長旅になるので胃腸に負担のかけないように軽く麺でも食べようかと思います。
ホテル周辺はインド人街ですが「One Sentral Restaurant(中環美食中心)」という看板を見かけたので、朝食はここに決定です。 -
この店はいわゆるコピティアムです。入口に雲呑麺の写真があったのでそれを指して注文し店の奥のテーブルに座りました。すると別の女性がやって来て飲み物の注文を聞かれたのでコピ(コーヒー)をオーダーしました。
雲呑麺はごく普通の味でボリュームも控えめでさっぱりとして胃腸には優しいと思います。それにしても暑い。店内は扇風機が回っていましたがコーヒーと雲呑麺のスープを飲んだら汗をびっしょりかいてしまいました。 -
いったんホテルに戻り荷物をまとめてチェックアウトです。チェックインにはやたら時間がかかりましたが、さすがにチェックアウトはあっさりとしたものです。KLセントラル駅のKLIAエクスプレス専用フロアでチケットを購入し空港へ向かいます。
列車は空いていました。KLIAエクスプレスは順調に走り時刻通りにクアラルンプール国際空港駅に到着しました。料金は高いですがやはり速くて快適な移動手段ではないかと思います。クアラルンプール国際空港駅 駅
-
出発ロビーは広々としています。時間にだいぶ余裕があったので周囲を探索してみましたが、特に興味深いものはありませんでした。
クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港
-
これからCX5732便に搭乗し香港へ向かいます。マレーシア滞在は5日間でしたが本当にあっという間に終わってしまったという気持ちです。27年ぶりのマレーシアは大きく変貌していましたが、変わっていないところもあり懐かしい気持ちを味わうこともできました。次回はこんなに間をあけずに再訪できればと思います。
マレーシア滞在はこれで終わりですが、帰路は香港でのトランジットに7時間あり、少しだけ観光もしていますので次の旅行記にそれを記します。
続くクアラルンプール国際空港 (KUL) 空港
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2018年12月 マレーシア
-
2018年12月 マレーシア (1) : 香港経由でクアラルンプールへ
2018/12/24~
クアラルンプール
-
2018年12月 マレーシア (2) : クアラルンプール市街地
2018/12/25~
クアラルンプール
-
2018年12月 マレーシア (3) : クアラルンプール郊外
2018/12/26~
クアラルンプール
-
2018年12月 マレーシア (4) : マラッカ
2018/12/27~
マラッカ
-
2018年12月 マレーシア (5) : バトゥ・パハ
2018/12/27~
その他の都市
-
2018年12月 マレーシア (6) : スレンバン経由でKLへ
2018/12/28~
その他の都市
-
2018年12月 マレーシア (7) : バトゥ・ケーブとドリアン挑戦
2018/12/29~
クアラルンプール
-
2018年12月 香港トランジット
2018/12/30~
香港
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
クアラルンプール(マレーシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2018年12月 マレーシア
0
26