2018/12/26 - 2018/12/26
2027位(同エリア6077件中)
Reisさん
2018年の冬休み休暇を1週間早く取得し、約1週間マレーシアを旅行してきました。今回の旅行の目的は以下2点です。
1. クアラルンプールやその周辺都市が28年前の訪問時とどう変わったのかを自分の目で確かめること
2. マレーシアの食べ物に再挑戦する。
実は私は28年前に比較的長期間の海外出張でクアラルンプールに滞在していました。当時から街は大きく変わったことは知っていますが、それを自ら実感したいという気持ちがありました。また、当時は仕事ということもあり、あまり思い切って現地のローカルフードに挑戦しなかったので今回はぜひ試してみたいと思っていました。
この目的ですので基本は都市部での滞在が中心です。そして食べ物には少々こだわりをもってみました。
日程と航空券の価格を考えて、キャセイの香港経由往復にしました。香港での乗り継ぎ時間に関しては帰りは7時間あるので街に出てみようと考えています。日程は以下のような感じになりました。
□ 2018年12月24日:成田出発、香港経由でクアラルンプールへ
□ 2018年12月25日:クアラルンプール市街地散策
■ 2018年12月26日:クラン、カジャン
□ 2018年12月27日:マラッカを経由してバトゥパハへ
□ 2018年12月28日:スレンバン経由でクアラルンプールへ
□ 2018年12月29日:バトゥケーブ見学、ドリアンを求めてPJへ
□ 2018年12月30日:クアラルンプール出発、香港半日観光
□ 2018年12月31日:早朝に成田到着
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【2018年12月26日】
今日はKLから外へ出てみようと思います。最初の訪問地はセランゴール州のクランという街です。クランは港町として知られていますが、同時に「バクテー(肉骨茶)」でも有名です。それならクランまで行ってバクテーを食べてこようと思います。
フェデラルホテルを出発しインビ駅からモノレールに乗りKLセントラル下車。KLセントラルからはKTMコミューターという電車に乗ります。KTMコミューターのチケットは、「コミューターリンクカード」を買い、これにチャージして改札でタッチしていく形になります。JR東日本のスイカのようなものですが、残念ながらこの「コミューターリンクカード」はKTMコミューター専用のようです。実際は他に「タッチンゴーカード」などKL市内の他の路線も使用できるカードもあるようですが、私は今回使用しませんでした。KLセントラル駅 駅
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KTMコミューターのクラン港(Pelabuhan Klang)行きの電車に乗って約70分。10:25頃にクラン駅に到着しました。駅のホームはややレトロな雰囲気が漂っています。私は以前に一度この駅で下車したことがあるはずですが、駅の様子などは全く記憶に残っていません。
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クラン駅の駅舎。現在は正面入口は使われておらず、写真の右側に入り口があります。さて遅くなりましたが朝食をとりに出かけることにします。
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事前にGoogle Mapsでクラン駅周辺に何軒かバクテーの店があることは確認していたので、地図を頼りにそのうちの1軒に向かいます。写真がその店のようですが何とも地味です。店の名前も出ていません。それでも現地の人が結構入っているので、それなりに期待はできそうです。
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店に入る際に良く見ると小さな看板がありました。「Kedai Makanan Teck Teh」(徳地)という店のようです。店の入口に店主と思われる男性がいて、ほかにも女性の店員がいましたが、言葉が思いどおりに通じません。それでもここで食事したいということを伝えると店内の空いたテーブルに案内されました。
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最初にお茶が出されました。自分で急須に茶葉を入れ、近くで火にかけられていたやかんの熱湯を急須に入れるようです。
しばらくするとお目当てのバクテーとライスが出されました。漢方薬に用いるスパイスと中国醤油で煮込んだ料理ですので、漢方薬のようなくせがあるものと思っていましたが、それはあまり感じず独特の深い味わいのスープに柔らかく煮込まれた肉が入っていておいしい料理でした。ライスは少なめでしたのでやや物足りない気もしましたが、味の方は満足です。 -
続けてもう1軒行ってみることにします。こちらは「Restoran Seng Huat Bak Kut Teh」という店です。先ほどの店とは違って店が大きく大勢の客で繁盛しています。
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客層も「Teck Teh」とは明らかに異なっていました。「Teck Teh」が近所のおじさん、おばさんがほとんどでしたが、こちら「Seng Huat」は家族連れなどグループが多く賑やかです。
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ここではお茶はジョッキに入って出てきました。さすが人気店。こちらのバクテーもとてもおいしかったです。
立て続けに二食、食べてしまい、ちょっと食べすぎかなと思いましたが、もうすぐ正午ですので、朝食、昼食を一緒に食べたのだと考えれば問題ないでしょう。 -
とはいうもののやはり少し体は動かしておいた方がよいでしょう。周辺を少し歩いてみることにします。過去の記憶からクランの中心地はクラン川を渡った反対側だと知っていましたが、さすがにそこまで歩く元気はありません。駅周辺を歩いてみることにします。駅周辺は古い建物が延々と連なっていました。
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きれいなモスクがありました。地図によると「Masjid India Klang」とあります。以前私がクランを訪れた時にはこの場所にこんなに大きなモスクはなかったような気がします。
周辺を少し歩きましたが、やはりマレーシアは暑くて体力もすぐに消耗します。駅へ戻って休むことにします。 -
せっかくクランまで来たのだから、ポート・クランにも行ってみることにします。KTMコミューターに乗り終点の「Pelabuhan Klang」で下車。駅の改札口を抜けて目の前の踏切を渡ると港のターミナルがあります。ここには黄金の巨大な蟹のオブジェがありやけに目立っていました。
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ここからはフェリーが出ています。ケタム島(Pulau Ketam)などクラン川の河口の沖合にある島に行けるようなのですが、そこまでは考えていないので港の風景をしばらく眺めてから駅へ戻ります。
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先ほど乗ってきた列車はすでにKL方面へ出発してしまいました。次の列車の到着まで20分以上時間があります。近くには特に何も無いので駅でのんびりと待つことにします。
ポートクランは旅客列車は終点ですが、レールはまだ先に延びていて長い貨物列車がゆっくりと通過していきました。 -
次の目的地はカジャンです。カジャンへはポート・クランからいったんKLセントラルへ戻り、タンピン行きのKTMコミューターに乗り換えます。
ところでこのKLコミューターという電車。それなりにスピードは出るのですが、なぜかわかりませんが、駅の間で謎の徐行を繰り返します。何かあって遅延しているわけではないようで、ほぼ時刻通りに走ってはいたのですが、普通に走ればもっと早く目的地に着くと思うのですがなぜでしょう。
何はともあれカジャン駅で下車しました。空はどんよりと曇り始め、今日もそろそろスコールがやってきそうな気配です。駅は街からやや離れていますので雨が降る前に歩いてしまおうと思います。 -
私がカジャンにやってきた目的はサテです。サテは鶏肉、牛肉、山羊肉などを串に刺して焼いたもので、一見すると焼き鳥に似ています。マレーシアではカジャンのサテが有名だという話は昔から聞いていて過去に何度かこの街でサテを食べたことがあります。
当時のことを思い出してみたいということもあり、あえてカジャンにやってきたのです。当時の記憶を頼りにサテを食べた場所に向かいます。 -
自動車の渋滞で市街中心の交通がほぼ麻痺しているのではないかと思われるカジャンの街を歩いているとサテを食べられる店を見つけました。店の様子は当時とずいぶん違いますが、場所はここに間違いありません。ここは、メダン・サテ(Medan Sate)といい、サテ屋台の集合体、いわゆるホーカーズ・センターのようです。中途半端な時間だったせいもあり多くの店は閉まっていましたが、「Sate Kajang HJ Rono」という店は営業していました。
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アヤム(鶏肉)とダギン(牛肉)を5本ずつ。それにココナッツジュースを注文しました。サテにはピーナツをベースにした甘いタレが付いてきて、これにつけて食べるのですが、焼き鳥をイメージすると甘すぎると感じてしまいます。しかしサテは焼き鳥とは別もの。これはこれで行けます。サテは肉も小ぶりですのでこれだけで満腹にはなりません。間食のような感じになりましたが、ちょっとした空腹を満たすにはちょうどよかったように思います。
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カジャンを去る前に市街を少し見て回ろうと思います。当時の記憶ではこじんまりとまとまった町という印象でしたが、今は街自体がかなり拡大しているようでどこまで歩いても建物が途切れることはありません。
ある程度のところで引き返し、街中にあるMRTのStadium Kajang 駅を目指します。駅の近くには先ほどのサテ・メダンとは違ってとても大きなサテ専門店がありました。クアラルンプールからカジャンに来るならMRTを利用してこの駅で下車するのがよいでしょう。 -
MRTの Stadium Kajang 駅からMRTスンガイブロー・カジャンラインに乗ります。この路線はブキット・ビンタンを通るのですが、プドゥ市場周辺を歩いてみたいのであえて途中で別路線(LRTアンパンライン)に乗り換えてプドゥ駅で下車しました。
KTMと違ってMRTやLRTは駅が多いもののスムーズに走るので乗車していて変なストレスを感じません。しかし車内のエアコンの強さは何とかならないものでしょうか。上着がないと長時間の乗車は厳しそうです。
プドゥに着く直前にスコールがありましたが駅に降りた頃には日差しが出ていて綺麗な虹まで見えていました。 -
プドゥ駅から歩いて市場にやってきましたが、すでに市場は終わっていて閑散としていました。それでも敷地の広さからかなりの規模の市場なのだとわかります。雨上がりでできたぬかるみを避けながら少し歩いてみます。
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写真には写っていませんが散乱したごみに集まったたくさんのカラスが飛びかい、足元にはネズミが走り回ったりもしています。周辺のビルの様子も含めてなんなく退廃的な光景です。
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プドゥ市場の周辺には小さな商店や大衆的なレストランがあって、また改めてこのあたりを歩いてみたい気持ちになりました。しかし時間があるかどうか・・・。
ホテルまではプドゥ通りを歩きます。通りの左側にはかつてプドゥ刑務所があり、私が滞在していた頃には通りに沿って高い壁があり、壁には絵が描かれていました。刑務所はすでに移転し、現在は取り壊されて正門のみがきれいに塗装されて残っていました。
ホテルに到着しシャワーを浴びた後、迂闊にもエアコンをいれたまましばらく居眠りをしてしまいました。目が覚めたときは体に震えがあり軽く風邪を引いてしまったようです。 -
夕食はアロー通りに行ってみることにします。すでに路上一杯にテーブル席が広がりすごい賑わいでどの店にはいればよいか迷います。迷っていても仕方がないので、ちょうど空いた近くのテーブルに座りました。
西湖 アジア料理
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ここは Sai Woo(西湖)という店。メニューは写真入りのが立派なのがありました。中華からタイ料理、マレー料理まで非常に多くの料理ができるようです。
まずはタイガービールを注文。今回の旅行で初めてのビールです。20RM。やはりこの国ではビールは高いです。西湖 アジア料理
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料理の方は迷いましたが、Four Heavenly Kings Vegetable (18RM) という野菜炒めと Fish Porridge (12RM)に決めました。
ビールを飲んでいるとフィッシュ・ポリッジがやってきました。さっそく食べてみるとだしが効いていておいしいお粥でした。胃腸にも優しくてよいと思います。西湖 アジア料理
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次にFour Heavenly Kings Vegetable。料理名が何を意味するのかはわかり待線が、インゲン、ソラマメ、なす、オクラなどを炒めた油っこい料理でかなり辛くて、お粥とは対照的に刺激の強い味です。これはビールに合います。これが最初に出てきてほしかったところです。
ところでビールを1本飲んだだけなのに変に酔ってしまいました。疲れているのかもしれません。ホテルはすぐそばですが、支払いを済ませた後に少し散歩をして帰ろうかと思います。西湖 アジア料理
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少々ふらふらしながらアロー通りからはずれて周辺を散歩します。このあたりは私が滞在していた当時の面影はほとんどありません。私の記憶が薄れていることもありますが、当時よりもかなり観光地化されたように思います。ただ地元の人向けのレストランなども残っていてほっとします。
Changkat Bukit Bintang という通りは、マッサージの勧誘がすごくて私が通った時にはたかだか100メートルくらい歩くのに5回くらい声をかけられました。ただし、それほどしつこくはありませんでした。
のんびりと歩いて酔いが覚めてきたころにホテルに戻りました。明日はホテルをチェックアウトしてマラッカへ向かいます。
続く
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