2018/11/19 - 2018/11/25
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風のヨータローさん
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7回目の中国旅行だが、初めて中国の歴史の年輪のなかに入った感じがする。西安は昔の長安、そして洛陽、登封など秦の始皇帝や三国志など英雄が跋扈した空気が漂っていた。空海や阿倍仲麻呂など日本人のエピソードも多い。なんといっても兵馬俑の圧巻・・・少林寺の静謐な空気・・・龍門石窟の壮大さ・・・2千年の間、中国の都であった西安の歴史の重厚さはすごい迫力で迫ってきた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
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西安では、旧市街のすぐ東側の金花大酒店で4泊。地下鉄1号線「通化門」駅から徒歩3分の便利な場所にある。コンシェルジュは親切。クリアーな英語をしゃべる。
Golden Flower Hotel Xi'an ホテル
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朝食は中華料理でバラエティーゆたか。
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翌朝、西安北駅から8時40分発の新幹線に乗車。河南省の洛陽へ。いまや中国全土に新幹線のネットワークは伸びている。
西安北駅 駅
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流線型の日本の新幹線に似たフォルムだ。時間は正確だった。
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洛陽からバスで登封の少林寺へ。世界遺産「天地の中央」だ。
嵩山少林寺 エンターテイメント
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少林寺拳法は日本がオリジナルと聞いていたが、本場中国の少林寺は少林拳と言ってまったく異なるものらしい。唐時代の太祖李世民の天下統一に尽力し、天下に知らしめた。日本の少林寺拳法は太平洋戦争後、四国で宗氏が設立した。
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歴代、禅宗の僧侶の墓地で塔が重なり合って塔林と呼ぶらしい。現在240余りの塔が立つ。
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少林寺拳の修行者のデモンストレーションが少林寺武術館演武庁で一日6回行われている。修行僧は在籍だけで10万人いる。
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少林寺の鐘楼。
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洛陽で一泊したホテル。京安牡丹城賓館(ポニープラザ)。市の中心部にある。
ペオニー プラザ (京安牡丹城) ホテル
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洛陽市内は古都らしくクラシックなバスが走っている。
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中国ではSNS(フェイスブック、ツイッター、ラインなど)は一切利用できない。メールも制限されている。
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洛陽名物、水席料理。具沢山のスープ料理。この地域は乾燥地帯のため、より水分をとるために発達した。もともとは宮廷料理。
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世界遺産「龍門石窟」。莫高窟、雲崗石窟とならぶ中国三大石窟のひとつ。石窟1300余、仏像97000余体が全長1キロの山肌に刻まれているのは圧巻だ。
龍門石窟 史跡・遺跡
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メインは盧遮那仏。奈良の大仏様と同じ。お顔はやはり似ているが、こっちのほうが若い感じ。
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盧遮那仏。手前の人間が小さく見える。
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写真を写すためかどうか判らないが、崖下に台座があった。
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対岸から望む龍門石窟。
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三国志の英雄「関羽」の首塚を祀る関林廟。勇猛な武将は、信義に熱いところから、いまは「商売の神様」。金儲け好きな中国人にもっとも人気の神様だ。
関林廟 寺院・教会
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関羽の首は、孫権から曹操に送られたが、祟りを恐れて曹操が丁重に葬ったといわれる。「えべっさん」でもあるし、平将門でもある。
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回転方式の火鍋。肉や野菜が回転テーブルで流れてくる。
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今回のハイライトの兵馬俑博物館へ。現在、1,2,3抗が発掘され、それぞれ屋根がつけられ博物館になっている。写真は1号館。
秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡
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ぎっしりと並ぶ兵馬俑。ここに兵馬俑が8000体。大迫力だ。
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それぞれの顔や衣装も異なり、思ったより精巧に作られている。
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この看板ポイントで1974年農夫が井戸を掘っていた時、掘り当てた。掘れば掘るほど、兵馬俑が2000年以上の時を経て眠っていたという次第。掘り当てた農夫は現在、兵馬俑の名誉館長。
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馬もきちんと整列している。
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兵馬俑のなかで最も有名な兵士。ガラスケースにはいっている。
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兵馬俑博物館を出て、始皇帝陵に向かう途中にあった「ビャンビャン麺屋」。中国漢字でもっとも画数の多い字ということで文字がディスプレイにしてある。
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世界三大王墓のひとつ秦の始皇帝陵。クフ王のピラミッド、仁徳天皇陵と並ぶスケール。日本の仁徳陵のほうが壮大だった。
秦の始皇陵 史跡・遺跡
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唐の玄宗時代の政務所跡にいま興慶宮公園に。楊貴妃と玄宗が過ごしたラブスポットでもある。
興慶宮公園 広場・公園
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興慶宮公園のなかにある阿倍仲麻呂の石碑。仲麻呂は、再度に帰国を図ったが度々の難破で結局日本に帰れず、ここ長安で没した。帰国の際満月を眺め「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」と望郷の歌を残した。
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空海が修行した青龍寺。空海の時代より何度も焼失したりしているが、ここで空海は恵果から密教を学んだ。四国八十八か所参りのゼロ番札所。
青龍寺 寺院・教会
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空海がでてきそうな静謐な伽藍。
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境内で水文字を書いているひとが数人。弘法筆を選ばず。
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625年唐の高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典や仏像を保存するため建設した大雁塔。手前は三蔵法師。
大雁塔 建造物
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大雁塔のてっぺんから西安の街を望む。かなたにPM2.5の空。
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陝西省歴史博物館。ここもメインは兵馬俑が多い。
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周、秦、漢、唐時代を中心に陝西地方の歴史が一堂に集まっている。
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イスラム教徒の回民街。昼も夜も大勢の人が集まる。
回民街 散歩・街歩き
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羊肉のシシカバブーなど多くの店がシルクロードの起点だと感じさせる。
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回民街の南に鼓楼。
鼓楼 建造物
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餃子店へ。
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本日の夕食は、餃子宴。
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ホテルの窓ふきが、スパイダーマンのように突然現れる。
Golden Flower Hotel Xi'an ホテル
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地下鉄は一区間2元から。通化門から北大街まで2元。コインか10元以上の札で買う。
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地下鉄は安全ドアもあり、新しいし綺麗。ロンドンやパリの地下鉄よりずっと近代的。
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鐘楼から月を見る。阿倍仲麻呂も見たであろう。
鐘楼 建造物
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ライトアップされた鐘楼。西安のシンボルで街の中心にある。
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西にシルクロードを望む安定門。明代の城楼の姿をもっとも残している。
安定門 (西の城門) 城・宮殿
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高さは12メートルある。異民族から街を守る城壁は堅固だ。
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幅15メートルの回廊で太極拳。
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この旅行で行ったホテル
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ペオニー プラザ (京安牡丹城)
3.2
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