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予定外の長期休暇が取れたため、以前から興味のあった、トルクメニスタン・ウズベキスタンに一人で行ってきました。元々興味があったのは「地獄の門」でしたが、これにヤンギカラとサマルカンド他の入った個人向けのツアーで行きました。ガイドさん、運転手さん以外は私しかいませんから自由度は高いですが、行き先は元から決まっていて、興味の薄いところに連れて行かれることもしばしば。ストレスを感じることも多く、どんな形であるにせよ、ツアーはやはり苦手です。<br /><br />で、どうだったかと言うと、まあ色々ありましたが、トータルでは大満足の旅となりました。<br /><br />トルクメニスタンは、とても不思議&不自然な国でした。「地獄の門」といい、ヤンギカラといい、ワールドクラスの素晴らしい観光地であるにも関わらず、観光客はまばら。首都のアシハバードは大理石で出来た豪華なビルばかりで、夜はラスベガスと見間違うばかり。にもかかわらず、ゴーストタウンのように歩いている人はほとんどいない。とても不思議かつ不自然な国ですが、それがゆえに逆に不思議な魅力を感じる国でした。<br /><br />一方、ウズベキスタンは、これまで訪問した国の中でも最も対日感情の良い国だと感じました。ここまで心から歓迎されていると感じた国はありません。ビザも不要となり入国審査も簡単です。この数ヶ月で劇的に変化し、旅行しやすい国になりました。サマルカンドはとても綺麗な町です。是非沢山の日本人に訪れてもらいたいと思いました。<br /><br />1日目:仁川経由アシアナ航空でタシケントへ。タシケント泊。<br />2日目:早朝便で国境の町ヌクスへ。ヌクスより国境を越えトルクメニスタンへ。陸路で「地獄の門」へ移動。テント泊。<br />3日目:陸路アシハバードへ移動。アシハバード市内観光。アシハバード泊。<br />4日目:早朝便でカスピ海に面した町トルクメンバシへ。トルクメンバシより陸路ヤンギカラへ。トルクメンバシ泊。<br />5日目:早朝便でアシハバードへ。ニサ遺跡観光、アシハバード観光。アシハバード泊。<br />6日目:早朝便でマーリへ。メルブ遺跡観光。マーリ泊。<br />7日目:マーリから陸路、国境の町トルクメンアバードへ。国境を越えウズベキスタンへ。夕刻ブハラ観光。ブハラ泊。<br />8日目:早朝、鉄道にてサマルカンドへ。終日市内観光。サマルカンド泊。<br />9日目:早朝、鉄道にてタシケントへ。終日市内観光。夜の便で仁川経由成田へ。<br /><br />⑥は7日目の旅行記です。この日はマーリより陸路で国境の町、トルクメンアバードに移動しました。ランチの後、いよいよウズベキスタンへの国境越えです。結局、出国・入国合わせて約2時間かかりましたが、嫌な思いもすることなくスムーズ越えることができました。国境地帯はもちろん撮影厳禁でしたが、国境越えの様子を細かくスマホのメモに記録しておきました。詳しくは本編に書いてありますので、興味のある方は是非読んでみてください。<br /><br />ウズベキスタンに入国後は、まるで共産圏から自由主義圏に戻ってきたかのような解放感を感じました。別にトルクメニスタンがそんなに警戒の必要な国というわけではないんですが…。空気が軽くなったというか、普通のことが普通に行われているのが逆に新鮮に感じられました。トルクメニスタンの反動からか、初日からお土産を買いまくってしまいました。<br /><br />この日の主なイベントは次の通りです:<br />●マーリより陸路トルクメンアバードへ<br />●トルクメニスタン出国、ウズベキスタン入国<br />●ブハラ歴史地区観光&amp;買い物<br />●ブハラのレストラン屋上で夕食<br />

トルクメニスタン・ウズベキスタン 一人旅⑥(国境越え・ブハラ)

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2018/08/21 - 2018/08/30

160位(同エリア408件中)

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31

タブラオ

タブラオさん

予定外の長期休暇が取れたため、以前から興味のあった、トルクメニスタン・ウズベキスタンに一人で行ってきました。元々興味があったのは「地獄の門」でしたが、これにヤンギカラとサマルカンド他の入った個人向けのツアーで行きました。ガイドさん、運転手さん以外は私しかいませんから自由度は高いですが、行き先は元から決まっていて、興味の薄いところに連れて行かれることもしばしば。ストレスを感じることも多く、どんな形であるにせよ、ツアーはやはり苦手です。

で、どうだったかと言うと、まあ色々ありましたが、トータルでは大満足の旅となりました。

トルクメニスタンは、とても不思議&不自然な国でした。「地獄の門」といい、ヤンギカラといい、ワールドクラスの素晴らしい観光地であるにも関わらず、観光客はまばら。首都のアシハバードは大理石で出来た豪華なビルばかりで、夜はラスベガスと見間違うばかり。にもかかわらず、ゴーストタウンのように歩いている人はほとんどいない。とても不思議かつ不自然な国ですが、それがゆえに逆に不思議な魅力を感じる国でした。

一方、ウズベキスタンは、これまで訪問した国の中でも最も対日感情の良い国だと感じました。ここまで心から歓迎されていると感じた国はありません。ビザも不要となり入国審査も簡単です。この数ヶ月で劇的に変化し、旅行しやすい国になりました。サマルカンドはとても綺麗な町です。是非沢山の日本人に訪れてもらいたいと思いました。

1日目:仁川経由アシアナ航空でタシケントへ。タシケント泊。
2日目:早朝便で国境の町ヌクスへ。ヌクスより国境を越えトルクメニスタンへ。陸路で「地獄の門」へ移動。テント泊。
3日目:陸路アシハバードへ移動。アシハバード市内観光。アシハバード泊。
4日目:早朝便でカスピ海に面した町トルクメンバシへ。トルクメンバシより陸路ヤンギカラへ。トルクメンバシ泊。
5日目:早朝便でアシハバードへ。ニサ遺跡観光、アシハバード観光。アシハバード泊。
6日目:早朝便でマーリへ。メルブ遺跡観光。マーリ泊。
7日目:マーリから陸路、国境の町トルクメンアバードへ。国境を越えウズベキスタンへ。夕刻ブハラ観光。ブハラ泊。
8日目:早朝、鉄道にてサマルカンドへ。終日市内観光。サマルカンド泊。
9日目:早朝、鉄道にてタシケントへ。終日市内観光。夜の便で仁川経由成田へ。

⑥は7日目の旅行記です。この日はマーリより陸路で国境の町、トルクメンアバードに移動しました。ランチの後、いよいよウズベキスタンへの国境越えです。結局、出国・入国合わせて約2時間かかりましたが、嫌な思いもすることなくスムーズ越えることができました。国境地帯はもちろん撮影厳禁でしたが、国境越えの様子を細かくスマホのメモに記録しておきました。詳しくは本編に書いてありますので、興味のある方は是非読んでみてください。

ウズベキスタンに入国後は、まるで共産圏から自由主義圏に戻ってきたかのような解放感を感じました。別にトルクメニスタンがそんなに警戒の必要な国というわけではないんですが…。空気が軽くなったというか、普通のことが普通に行われているのが逆に新鮮に感じられました。トルクメニスタンの反動からか、初日からお土産を買いまくってしまいました。

この日の主なイベントは次の通りです:
●マーリより陸路トルクメンアバードへ
●トルクメニスタン出国、ウズベキスタン入国
●ブハラ歴史地区観光&買い物
●ブハラのレストラン屋上で夕食

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  • この日は、マーリより陸路、ウズベキスタンとの国境の町、トルクメンアバードに向かいました。お腹の調子が依然として優れなかったため、朝食はまた抜きました。<br /><br />写真はトルクメンアバードに向かう道です。相変わらず乾いた砂漠地帯を走りました。途中、対向車に向かって運転手さんが手を振ることが何度もあったため、同じ旅行会社の知り合いなのかと思い、聞いてみたら、スピード違反の取り締まりのないことをお互いに知らせ合っているとのことでした。

    この日は、マーリより陸路、ウズベキスタンとの国境の町、トルクメンアバードに向かいました。お腹の調子が依然として優れなかったため、朝食はまた抜きました。

    写真はトルクメンアバードに向かう道です。相変わらず乾いた砂漠地帯を走りました。途中、対向車に向かって運転手さんが手を振ることが何度もあったため、同じ旅行会社の知り合いなのかと思い、聞いてみたら、スピード違反の取り締まりのないことをお互いに知らせ合っているとのことでした。

  • トルクメンアバードの町中の建物です。窓が丸くて特徴的なマンションが目立ちました。アシハバードやマーリ他の町とは趣が異なる建物がたくさんあって、新鮮でした。

    トルクメンアバードの町中の建物です。窓が丸くて特徴的なマンションが目立ちました。アシハバードやマーリ他の町とは趣が異なる建物がたくさんあって、新鮮でした。

  • お昼もレストランをキャンセルして、スーパーで果物でも買って食べるつもりでしたが、食べなくていいから、レストランに行って欲しいとガイドさんに頼まれたため、仕方なくレストランに行きました。<br /><br />上の写真で、奥の暗いところにいるグループですが、お役人さんのようでした。横柄な態度でウェイターを呼びつけたりで、とても嫌な感じでした。

    お昼もレストランをキャンセルして、スーパーで果物でも買って食べるつもりでしたが、食べなくていいから、レストランに行って欲しいとガイドさんに頼まれたため、仕方なくレストランに行きました。

    上の写真で、奥の暗いところにいるグループですが、お役人さんのようでした。横柄な態度でウェイターを呼びつけたりで、とても嫌な感じでした。

  • スープを飲んだ以外、ほんの少し口を付けただけで、ほとんど残しました。右側の一番下は、角砂糖なんですが、レモンとかカシスの味が元から染み込ませてあり、紅茶に入れたらレモンティーになりました。<br /><br />この時は、私だけでなくガイドさんもお腹の調子が悪かったらしく、二人してほとんど残してしまいました。

    スープを飲んだ以外、ほんの少し口を付けただけで、ほとんど残しました。右側の一番下は、角砂糖なんですが、レモンとかカシスの味が元から染み込ませてあり、紅茶に入れたらレモンティーになりました。

    この時は、私だけでなくガイドさんもお腹の調子が悪かったらしく、二人してほとんど残してしまいました。

  • 時間があったため、またマーケットに連れて行ってもらいました。例によってマーケット内は撮影禁止でしたので、外から離れて写真を撮りました。

    時間があったため、またマーケットに連れて行ってもらいました。例によってマーケット内は撮影禁止でしたので、外から離れて写真を撮りました。

  • お土産をほとんど買っていなかったというか、売ってもいなかったため、マーケット内でこの帽子を買いました。お店のおばちゃんとのツーショットを撮ろう思い、ガイドさんに聞いてもらいましたが、拒否られ、結局、帽子の写真だけ撮らせてもらいました。<br /><br />その後、この町から少し走ると国境でした。

    お土産をほとんど買っていなかったというか、売ってもいなかったため、マーケット内でこの帽子を買いました。お店のおばちゃんとのツーショットを撮ろう思い、ガイドさんに聞いてもらいましたが、拒否られ、結局、帽子の写真だけ撮らせてもらいました。

    その後、この町から少し走ると国境でした。

  • 【トルクメニスタン出国審査詳報】<br /><br />国境地帯は当然撮影不可でしたが、国境越え時の全てのやり取りをスマホのメモに残しておきましたので、以下にその時の様子をお伝えしたいと思います。<br /><br />14:18 国境地帯に到着。まず小さな離れの詰所のような建物へ行きました。この詰所には、現地の人が30人位並んでいましたが、外国からの旅行者ということで、これら30人位を全員スキップし、すぐに受付してもらいました。まずはパスポートを見せ、次にウズベキスタンのビザについてしつこく聞かれました。その時には既にウズベキスタンのビザは不要となっていましたが、それを知らなかったのか、どうしてビザがないのかとしつこく聞かれました。ガイドさんにも助けてもらい乗り切ることができましたが、その間、他の係官にもホントに不要になったのかと聞いていたみたいで、何とも不勉強な係官で困ったものです。<br /><br />14:30 次に500メートル位先にある、国境の建物群まで車で移動しました。車代として1ドル取られました。トルクメニスタン滞在中ずっとお世話になったガイドさんとは、車に乗るところでお別れしました。<br /><br />14:33 国境の建物に着くと、まずは入口で警官がパスポートチェック。次にまた100メートル位歩くと今度は税関がありました。中に入ると他の皆さんは用紙に記入していたため、その用紙がどこにあるか聞いてみると先の方にあるとのことでした。そのため先の方まで行って用紙はどこかと聞くと、そのまま係官に招かれ、用紙を持って待っていた他の人たち(10人以上)を全員抜かして、税関のエックス線のところへ連れていかれました。すぐにスーツケースを開けるように言われ、中をチェックされました。手持ち現金の金額も聞かれましたが、予め明細を書いたメモを用意していたため、それを見せただけで、金額までは数えられませんでした。それからアシハバードで買ったカーペットについてもチェックされましたが、用意しておいたドキュメントを見せただけでした。税関の用紙は、英語の話せる係官のお姉さんが書いてくれ、私はサインしただけでした。結局、税関でのやり取りには5分もかからず拍子抜けでした。<br /><br />14:47 続いて出国審査ですが、私の前に5人くらい並んでいました。私の番になりましたが、特に何も聞かれず、すぐ終わり、めでたく無事にトルクメニスタンを出国できました。

    【トルクメニスタン出国審査詳報】

    国境地帯は当然撮影不可でしたが、国境越え時の全てのやり取りをスマホのメモに残しておきましたので、以下にその時の様子をお伝えしたいと思います。

    14:18 国境地帯に到着。まず小さな離れの詰所のような建物へ行きました。この詰所には、現地の人が30人位並んでいましたが、外国からの旅行者ということで、これら30人位を全員スキップし、すぐに受付してもらいました。まずはパスポートを見せ、次にウズベキスタンのビザについてしつこく聞かれました。その時には既にウズベキスタンのビザは不要となっていましたが、それを知らなかったのか、どうしてビザがないのかとしつこく聞かれました。ガイドさんにも助けてもらい乗り切ることができましたが、その間、他の係官にもホントに不要になったのかと聞いていたみたいで、何とも不勉強な係官で困ったものです。

    14:30 次に500メートル位先にある、国境の建物群まで車で移動しました。車代として1ドル取られました。トルクメニスタン滞在中ずっとお世話になったガイドさんとは、車に乗るところでお別れしました。

    14:33 国境の建物に着くと、まずは入口で警官がパスポートチェック。次にまた100メートル位歩くと今度は税関がありました。中に入ると他の皆さんは用紙に記入していたため、その用紙がどこにあるか聞いてみると先の方にあるとのことでした。そのため先の方まで行って用紙はどこかと聞くと、そのまま係官に招かれ、用紙を持って待っていた他の人たち(10人以上)を全員抜かして、税関のエックス線のところへ連れていかれました。すぐにスーツケースを開けるように言われ、中をチェックされました。手持ち現金の金額も聞かれましたが、予め明細を書いたメモを用意していたため、それを見せただけで、金額までは数えられませんでした。それからアシハバードで買ったカーペットについてもチェックされましたが、用意しておいたドキュメントを見せただけでした。税関の用紙は、英語の話せる係官のお姉さんが書いてくれ、私はサインしただけでした。結局、税関でのやり取りには5分もかからず拍子抜けでした。

    14:47 続いて出国審査ですが、私の前に5人くらい並んでいました。私の番になりましたが、特に何も聞かれず、すぐ終わり、めでたく無事にトルクメニスタンを出国できました。

  • 【ウズベキスタン入国審査詳報】<br /><br />14:50 トルクメニスタンの建物を出ると、またバスに乗って、今度はウズベキスタン側の国境施設に向かいました。バスには7人が乗り、ぎゅうぎゅう詰めの状態で約1キロほど進みました。<br /><br />14:51 バスでの移動の途中で、ウズベキスタン側の国境係官がバスに乗り込んできて、全員のパスポートをチェックしていきました。<br /><br />14:53 国境の建物に到着。まず警官によるパスポートチェックがありました。更に50メートルほど歩いて、また次の建物へ移動し、再度パスポートチェックを受けました。ここはただ見るだけでした。<br /><br />14:59 また次の建物に行くための、小型マイクロバスが来ましたが、定員オーバーで乗れませんでした。結局、5分位待って、また同じバスが来たため乗り込みました。<br /><br />15:08 約1キロほど走って、次の建物に到着しました。車代として1ドル取られました。建物に入る時にまたパスポートチェック。建物の中でまたパスポートチェック。一体何回パスポートチェックするんだろ? 次に検温でした。36.3度でしたが、もし熱が下がらずにここに来ていたらどうなっていたことか…。入国拒否?<br /><br />15:15 更に200メートル位歩いて、次の大きめな建物に到着し、入国審査のカウンターに並びました。4人待ちでしたが、順番抜かしする人がいて感じが悪い。<br /><br />15:21 入国審査スタート。<br />係官(難しい顔して):「コンニチハ」でしたっけ?<br />私:「コンニチハ」ですよ! <br />係官:中国は?<br />私:「ニーハオ」ですよ<br />係官:笑い<br /><br />結局、これだけのやり取りだけで入国審査は終わりでした。<br /><br />15:26 次に税関ですが、「ツーリストか? 一人か?」と聞かれ、イエスと言うと、「行ってもよし」ということになり、スーツケースも開けられずにそのまま外に出ることが出来ました。ただ、その場からすぐに立ち去れば良かったものを、忘れないうちにやり取りを記録しておこうと思い、建物を出たところでスマホをいじっていたら、同じ係官からまた質問を受けるはめに。バッテリーのような物がスーツケース内のエックス線で見えたが何か、と執拗に聞かれましたが、何とか振り切ることができました。その後、更に歩いて100メートル位行ったところに出口がありました。<br /><br />15:33 出口を出たところでまたパスポートチェックを受け、これで全て終わりとなりました。出口ではガイドさんが待っていてくれました。<br /><br />結局、トルクメニスタン出国、ウズベキスタン入国に合計2時間くらい掛かりました。ガイドさんによると、この数ヵ月で劇的に変わり、以前は4時間、5時間掛かるのも珍しいことではなかったとのことでした。もっとストレスフルなものをイメージしていたため、正直拍子抜けでした。嫌な思いをしなかったから言えるのかもしれませんが、旅の一つのイベントとして、いい思い出となりました。<br /><br />写真は、ウズベキスタン入国直後に撮ったものです。

    【ウズベキスタン入国審査詳報】

    14:50 トルクメニスタンの建物を出ると、またバスに乗って、今度はウズベキスタン側の国境施設に向かいました。バスには7人が乗り、ぎゅうぎゅう詰めの状態で約1キロほど進みました。

    14:51 バスでの移動の途中で、ウズベキスタン側の国境係官がバスに乗り込んできて、全員のパスポートをチェックしていきました。

    14:53 国境の建物に到着。まず警官によるパスポートチェックがありました。更に50メートルほど歩いて、また次の建物へ移動し、再度パスポートチェックを受けました。ここはただ見るだけでした。

    14:59 また次の建物に行くための、小型マイクロバスが来ましたが、定員オーバーで乗れませんでした。結局、5分位待って、また同じバスが来たため乗り込みました。

    15:08 約1キロほど走って、次の建物に到着しました。車代として1ドル取られました。建物に入る時にまたパスポートチェック。建物の中でまたパスポートチェック。一体何回パスポートチェックするんだろ? 次に検温でした。36.3度でしたが、もし熱が下がらずにここに来ていたらどうなっていたことか…。入国拒否?

    15:15 更に200メートル位歩いて、次の大きめな建物に到着し、入国審査のカウンターに並びました。4人待ちでしたが、順番抜かしする人がいて感じが悪い。

    15:21 入国審査スタート。
    係官(難しい顔して):「コンニチハ」でしたっけ?
    私:「コンニチハ」ですよ! 
    係官:中国は?
    私:「ニーハオ」ですよ
    係官:笑い

    結局、これだけのやり取りだけで入国審査は終わりでした。

    15:26 次に税関ですが、「ツーリストか? 一人か?」と聞かれ、イエスと言うと、「行ってもよし」ということになり、スーツケースも開けられずにそのまま外に出ることが出来ました。ただ、その場からすぐに立ち去れば良かったものを、忘れないうちにやり取りを記録しておこうと思い、建物を出たところでスマホをいじっていたら、同じ係官からまた質問を受けるはめに。バッテリーのような物がスーツケース内のエックス線で見えたが何か、と執拗に聞かれましたが、何とか振り切ることができました。その後、更に歩いて100メートル位行ったところに出口がありました。

    15:33 出口を出たところでまたパスポートチェックを受け、これで全て終わりとなりました。出口ではガイドさんが待っていてくれました。

    結局、トルクメニスタン出国、ウズベキスタン入国に合計2時間くらい掛かりました。ガイドさんによると、この数ヵ月で劇的に変わり、以前は4時間、5時間掛かるのも珍しいことではなかったとのことでした。もっとストレスフルなものをイメージしていたため、正直拍子抜けでした。嫌な思いをしなかったから言えるのかもしれませんが、旅の一つのイベントとして、いい思い出となりました。

    写真は、ウズベキスタン入国直後に撮ったものです。

  • ウズベキスタンに入国してから、小一時間でブハラの町に着きました。ブハラの歴史地区はユネスコの世界遺産にも登録されている古い町です。<br /><br />ブハラの第一印象ですが、まずは埃っぽいなあと感じました。写真の辺りは、カトマンズに通じるものがありました。でもトルクメニスタンの無機質な町と比べると、暖かみを感じました。

    ウズベキスタンに入国してから、小一時間でブハラの町に着きました。ブハラの歴史地区はユネスコの世界遺産にも登録されている古い町です。

    ブハラの第一印象ですが、まずは埃っぽいなあと感じました。写真の辺りは、カトマンズに通じるものがありました。でもトルクメニスタンの無機質な町と比べると、暖かみを感じました。

  • 「ホテル コミル ブハラ」<br /><br />元々は「ホテル マリカ ブハラ」という4つ星のホテルに泊まる予定でしたが、Booking.comを見ていたら、この「ホテル コミル ブハラ」の内装がとてもカラフルで雰囲気が出ていたため、ツアー会社に頼んで替えてもらいました。このホテルが3つ星であることは知っていましたが、実際に行ってみると、入口のドアといい、受付といい、3つ星にも満たないのではと思われるほどのちゃちなホテルでした。<br /><br />左側の写真で、受付にいるのはガイドのニソさんです。日本語のガイドさんですので、英語でやり取りするのと比べてとても楽でした。ビザ免除になってから日本人観光客が急増しているらしく、おまけに日本人観光客でトラブルを起こす人は皆無とのことで、日本語を勉強していて良かったと、しみじみ仰っていたのが印象的でした。

    「ホテル コミル ブハラ」

    元々は「ホテル マリカ ブハラ」という4つ星のホテルに泊まる予定でしたが、Booking.comを見ていたら、この「ホテル コミル ブハラ」の内装がとてもカラフルで雰囲気が出ていたため、ツアー会社に頼んで替えてもらいました。このホテルが3つ星であることは知っていましたが、実際に行ってみると、入口のドアといい、受付といい、3つ星にも満たないのではと思われるほどのちゃちなホテルでした。

    左側の写真で、受付にいるのはガイドのニソさんです。日本語のガイドさんですので、英語でやり取りするのと比べてとても楽でした。ビザ免除になってから日本人観光客が急増しているらしく、おまけに日本人観光客でトラブルを起こす人は皆無とのことで、日本語を勉強していて良かったと、しみじみ仰っていたのが印象的でした。

  • 肝心のお部屋ですが、確かにカラフルではありましたが、見ての通りで、とても狭い部屋でした。わざわざこのホテルにしてもらいましたが、余計なことをするんじゃなかったと後で後悔しました。

    肝心のお部屋ですが、確かにカラフルではありましたが、見ての通りで、とても狭い部屋でした。わざわざこのホテルにしてもらいましたが、余計なことをするんじゃなかったと後で後悔しました。

  • 泊まったホテルの前の通りです。立ち入ってはいけないような雰囲気の通りですが、この通り沿いにホテルが並んでましたので、治安の悪い地域でもないみたいです。

    泊まったホテルの前の通りです。立ち入ってはいけないような雰囲気の通りですが、この通り沿いにホテルが並んでましたので、治安の悪い地域でもないみたいです。

  • ホテルの前の未舗装路を少し歩くと、ここに出ました。

    ホテルの前の未舗装路を少し歩くと、ここに出ました。

  • 当たり前と言えば当たり前なんですが、お土産屋があちこちにあるのがとても新鮮に感じました。トルクメニスタンの反動は大きい。

    当たり前と言えば当たり前なんですが、お土産屋があちこちにあるのがとても新鮮に感じました。トルクメニスタンの反動は大きい。

  • 地球の歩き方にも載っている、サイフッロー・イクラモフ氏の手作りはさみ店。ウズベキスタンのナイフが有名であることを知っていたのと、ここでお土産を買い損ねると、次にお土産を買う機会がないのではという強迫観念から、ついついこのお店でまとめ買いをしてしまいました。

    地球の歩き方にも載っている、サイフッロー・イクラモフ氏の手作りはさみ店。ウズベキスタンのナイフが有名であることを知っていたのと、ここでお土産を買い損ねると、次にお土産を買う機会がないのではという強迫観念から、ついついこのお店でまとめ買いをしてしまいました。

  • コウノトリの形のハサミが人気とのことでしたので、雄雌を織り混ぜて買いました。小さくても切れ味は抜群でした。

    コウノトリの形のハサミが人気とのことでしたので、雄雌を織り混ぜて買いました。小さくても切れ味は抜群でした。

  • たくさん買いましたので、記念撮影にも気持ちよく応じてくれました。下は税関用の書類だと思います(確か)。ロシア語で書かれているため、さっぱりわかりません。

    たくさん買いましたので、記念撮影にも気持ちよく応じてくれました。下は税関用の書類だと思います(確か)。ロシア語で書かれているため、さっぱりわかりません。

  • 露店で売られていた茶碗。カラフルで私好みのデザインだったのと、売り子のお嬢さんの愛想が良かったのとで、ついついまた買ってしまいました。お茶碗は現在進行形で我が家で活躍中ですが、既にあちこち欠けてしまっていて、普段使いには向かないみたいです。

    露店で売られていた茶碗。カラフルで私好みのデザインだったのと、売り子のお嬢さんの愛想が良かったのとで、ついついまた買ってしまいました。お茶碗は現在進行形で我が家で活躍中ですが、既にあちこち欠けてしまっていて、普段使いには向かないみたいです。

  • 売店のお嬢さん。とても商売熱心であれもこれも勧めてきました。写真をお願いしたら、気持ちよく受けてくれました。

    売店のお嬢さん。とても商売熱心であれもこれも勧めてきました。写真をお願いしたら、気持ちよく受けてくれました。

  • 絨毯と言えばトルコかイランだと決めつけていましたので、期待せずに入りましたが、店内が広く、絨毯のクオリティも予想外に高くてビックリしました。

    絨毯と言えばトルコかイランだと決めつけていましたので、期待せずに入りましたが、店内が広く、絨毯のクオリティも予想外に高くてビックリしました。

  • 好みの色の絨毯がありましたのでパシャリ。その内にトルコかイランに行って、時間をかけていい絨毯を選んでこようかと思っていますが、いつ行けない国になるかもわからないので、早めに行った方がいいのかな?

    好みの色の絨毯がありましたのでパシャリ。その内にトルコかイランに行って、時間をかけていい絨毯を選んでこようかと思っていますが、いつ行けない国になるかもわからないので、早めに行った方がいいのかな?

  • 絨毯の製作現場。色んな国で見せてもらいましたが、ここはその後の猛烈なセールスもなくて良かったです。このお姉さんも、お願いしたら、気持ちよく撮影に応じてくれました。

    絨毯の製作現場。色んな国で見せてもらいましたが、ここはその後の猛烈なセールスもなくて良かったです。このお姉さんも、お願いしたら、気持ちよく撮影に応じてくれました。

  • 広場に出てきました。この塔がブハラのシンボル、カラーン・ミナレットです。この辺りには、青い装飾が施された、美しい建物があちこちにありました。まだ綺麗に思えていた頃であったため、何枚も写真を撮りました。

    広場に出てきました。この塔がブハラのシンボル、カラーン・ミナレットです。この辺りには、青い装飾が施された、美しい建物があちこちにありました。まだ綺麗に思えていた頃であったため、何枚も写真を撮りました。

  • 花嫁とそのお友達。ウズベキスタンの有名な広場では、ウェディングドレスを着て撮影する光景を何度も見ました。

    花嫁とそのお友達。ウズベキスタンの有名な広場では、ウェディングドレスを着て撮影する光景を何度も見ました。

  • 地球の歩き方にも載っている「ドロン」というレストランで夕食を食べました。

    地球の歩き方にも載っている「ドロン」というレストランで夕食を食べました。

  • 屋上で、夕暮れ時の町を見ながら、夕食を楽しみました。心地よい風を浴びながらの夕食は格別でした。まあほとんど食べられませんでしたが(^_^;)

    屋上で、夕暮れ時の町を見ながら、夕食を楽しみました。心地よい風を浴びながらの夕食は格別でした。まあほとんど食べられませんでしたが(^_^;)

  • この日もほとんど食べていなかったため、日中の観光には大きな問題はありませんでしたが、やはりまだお腹の調子が良くなく、食欲もなかったため、少しだけ食べて、後は全て残しました。

    この日もほとんど食べていなかったため、日中の観光には大きな問題はありませんでしたが、やはりまだお腹の調子が良くなく、食欲もなかったため、少しだけ食べて、後は全て残しました。

  • こちらも少しだけ口を付けて残しました。ちなみに、右上はデザートですが、美味しかったです。改めて見てみると、結構美味しそうですので、食べられなかったのが悔やまれます。

    こちらも少しだけ口を付けて残しました。ちなみに、右上はデザートですが、美味しかったです。改めて見てみると、結構美味しそうですので、食べられなかったのが悔やまれます。

  • ナディール・ディヴァンベギ・メンレセ。神学校だそうです。遅い時間でしたが、建物前の池の周辺はまだ大勢の人で賑わっていました。

    ナディール・ディヴァンベギ・メンレセ。神学校だそうです。遅い時間でしたが、建物前の池の周辺はまだ大勢の人で賑わっていました。

  • フッジャ・ナスレッディン像。ガイドさん曰く、「ブハラの一休さん」だそうです。とても人気があるため、みんなが触っていくそうです。

    フッジャ・ナスレッディン像。ガイドさん曰く、「ブハラの一休さん」だそうです。とても人気があるため、みんなが触っていくそうです。

  • レストランからホテルまで近かったため、歩いて帰りました。途中、真っ暗な場所もあったため、スマホのライトを頼りに歩きました。この日は満月でしたが、暗い夜道から月が綺麗に見えました。

    レストランからホテルまで近かったため、歩いて帰りました。途中、真っ暗な場所もあったため、スマホのライトを頼りに歩きました。この日は満月でしたが、暗い夜道から月が綺麗に見えました。

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