2017/10/31 - 2017/11/01
737位(同エリア6659件中)
レイジーガーデナーさん
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- 旅行記86冊
- クチコミ362件
- Q&A回答0件
- 151,114アクセス
- フォロワー28人
またまた4トラ落ちが長くなり、どちらさまにも
ご無沙汰ばかりで失礼しております。
昨年中のアップが目標だった2017年秋の旅行記、
ははは…今ごろの完成です。(^^ゞ
* * *
ずっと行きたいと思いつつ、国内の名所旧跡は
トシを取ってから…と思っていた京都。
でも、ハタと気づけば十分すぎる年齢に
なってるじゃないですか!(爆)
それでも、近年の混雑ぶりを聞くにつけ、なかなか
踏ん切りがつかなかったのですが、もしや紅葉シーズン
前なら、それほどの人込みではないかも、と。
念願の小川治兵衛作庭の庭で、至福の
ひとときを味わえました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
-
今回の旅、関西よりは東京志向の姉を説き伏せ、例のごとく
二人三脚でいざ、熊本空港(愛称:阿蘇くまもと空港)へ!
熊本空港は、住所的には阿蘇でなく上益城郡益城町になります。
が、阿蘇郡と隣接する位置にあることから、県外的にもメジャーな
「阿蘇」を2007年から愛称として冠しています。
…と、ウィキで確認してたら、あらまあ!
英国の航空・空港関係関係格付会社スカイトラックス社の
「世界ベスト空港(World's Best Airport)」国内線部門
(調査対象期間2017年3月~2018年2月)で、熊本空港が
世界第8位に選ばれたと。
えーーーっ! せ、せかい8位!?(爆)
評価の詳細はわかりませんが、思うに
こぢんまりとしてわかりやすい→人に優しい空港
ってことかしら??
いやいや、こぢんまり空港なら、日本全国に
同様の規模が多々ありそう。うーむ??
そーいえば、県産材のPRを込めて数年前だったか、
空港ビルのリニューアルの際、木をふんだんに使った
内装にしたことと関係してるのかな?
まあ、何はともあれ、日本人は海外からの評価に
ヨワいし(笑)、嬉し恥ずかし、よかったです♪熊本空港 (阿蘇くまもと空港) 空港
-
今回は久々のJAL。そもそも、4トラ参加はJALのチケットを
ネット購入したことがきっかけだったのですが、なぜか、
その後はANA利用が多くて。
これじゃマイルがたまらない! とようやく気付いて
(気づくの遅すぎ)久々にJALにしたら…、あらまあ、
ANAより搭乗口が遠い! 出発ロビーも空いてる!
ははは…(汗)。空いてて、いいじゃないですか♪
それはともかく(笑)、いよいよ、搭乗が迫ってきました。
きれいな青空。幸先いいなと嬉しくなります。
関西へ飛行機で行くのは数十年ぶり。
古~い記憶では、離陸して、水平飛行になって、落ち着いたと
思ったら即、着陸態勢になって「え!?」(笑)
飛んでる時間は正味30分もない?とびっくりしたものですが、
時刻表を見ると、出発から到着までの時間は1時間5分に
なっています。 -
あっという間に大阪(伊丹)に着き、京都行の高速バスへ。
終点のJR京都駅の八条口でバスを降りました。
京都駅ではコインロッカー難民多発中との情報に基づき、
八条口の方で空いているコインロッカーを無事発見。
荷物を預け、まずは順調と思ったら、ここから想定外の問題が!
八条口から反対側の烏丸口(路線バスの乗場がある京都タワー側)
に行くには、「駅内の階段をどれでもいいから上ればよい」と
事前のネット情報で楽観視していたら、どうしても行けません。
イザ階段の前に行って見上げると、その先には新幹線や
在来線の乗場が表示してあるだけで、烏丸口へ行ける
という「自由通路」の文字が見つからない…。
ウロウロした挙句、なんで、こんな簡単なことができないの?
とつくづく情けなくなってインフォメーションに尋ねると
「いったん駅から出て外階段を上ってください」と。
駅の中じゃない、外だったんだ…。
この頃になると、すでに姉君は相当、不機嫌そう。
や、ヤバい!(>_<)
と、自由通路探しにムダ歩き&無駄時間を費やして、
やっと京都タワー側に到着。
バス乗場に行くと、そこには修学旅行生のおびただしい行列が!
幸い、その列は嵐山方面の乗場のようで、ひと安心。
めでたく、四条河原町方面に行くバスに乗り込みます。
その間、座席にショッピングバッグを置いて両替で席を立った
姉は、席に戻ると見知らぬオバちゃんが座っている!
「あのー、席取ってたんですが…」と言うも、相手は完全無視。
ショッピングバッグはシッカリ脇によけてあったそう(笑)。
下車後、「信じられな~い!こんなこと初めて!」とカンカン。
ま、マズい…。雲行きが超アヤシイ(大汗)。
午後1時を回っているので、空腹もあってよけい
拍車がかかったのかも…。
四条河原町の交差点は、平日の午後ながら、これまたスゴイ
人出で、あらためて京都の人気ぶりがうかがえます。
下りたバス停からは近いはず…と旅の最初の目的地である
北京料理の「東華菜館(とうかさいかん)」を目指します。
目の前に橋が見えて来て、「あ! これが四条大橋!?」と
嬉しくなって、ついグングン進みかけ、ハッとして
橋のたもとにあるお店に気づきました。
おお! この古色蒼然とした入り口!
イイ! イイではないですか!
中へ入ろうとするとドアマンが「いらっしゃいませ」と
さっとドアを開けてくれます。
二人とも、それまでのよどんだ空気感が一掃され、
テンション急上昇(笑)。
(人物をトリミングしたお見苦しい写真で、失礼~)東華菜館 本店 グルメ・レストラン
-
中に入ると、これまた古色蒼然のエレベーターにワクワク!
ここにも、エレベーターガールならぬボーイさんがいます。
こちらのお店、以前、檀ふみさんと阿川佐和子さん登場の
京都の旅番組で紹介され、建物に一目ぼれ。
今回、ランチはどこにしよう? やっぱり、おばんざい?と
アレコレ検索して膨大な情報量に目が痛くなったころ、姉に
「あのお店は?」とリクエストされ即、決定したのでした。
東華菜館の詳細については、同店のHPに紹介されているので、
そちらをご覧になると、興味深い写真がいっぱいあります♪
で、HPとウィキからかいつまんでご紹介すると、この建物は
1926年竣工で、国の登録有形文化財。
当初は、洋食レストランをイメージして米国出身の建築家、
ウィリアム・メレル・ヴォーリズに設計が依頼されました。
(ちなみに、ヴォーリズは後の近江兄弟社の創立者の
一人として、メンソレータムを広く日本に普及させた
実業家でもあるとか。)
その後、戦争など紆余曲折を経てオーナーが変わり、
昭和20年末、現在のお店が誕生したそうです。
どおりで最初見た時に、洋風なのに中華のお店?と
思ったナゾが解けました。
ちなみに、その2。
この建物はスパニッシュ・バロックと呼ばれる
建築様式で、エレベーターは1924年の米国製。
現存する日本最古の(!)エレベーターの一つで、
手動式なのだそうです。だから、客任せでなく
スタッフが動かしていたんですね。
「こちらの建物を見て以来、ぜひ来てみたかったんです」と
ボーイさんに話すと、とっても嬉しそう。
「維持管理が大変では?」と尋ねると、「そうなんです」と
苦笑しつつも、その口ぶりから、お店への誇りと愛着が
伝わってきました。
帰りは、ドアマンもエレベーターボーイも別の人で、
特定の係ではなく、手の空いたスタッフが交替で
務めているのかな?という印象でした。 -
訪問前は、「見学のみはお断り」で、ランチ設定はナシ。
コースは3000円~とのHPの内容に、気難しいお店?と
ちょっと心配でした。
でも、いざ店内に入ってみると、お客は若い人から中高年まで
幅広い世代がほどよくざわめいていて、スタッフの対応も
ごくフレンドリー。
席に着くと、鴨川をはさんで南座が見えます。
あいにく耐震補強の工事中だったようで、シートで
外観が見えず残念!(2019年現在は工事終了&開館のもよう)
写真下部の赤い瓦は、お店のバルコニー部分で、瓦の手前には
ビアガーデンらしきスペースがありました。
夏場は、鴨川を望む絶好のロケーションで
ビールが飲めるのでしょうね。 -
特定されたランチメニューはありませんが、事前にHPを
チェックしたら、手ごろなチャーハンからアワビ、フカヒレなどの
高級食材使用の一品まで幅広く揃っています。
そういえば子供の頃、たまに家族で行っていた地元の
中華のお店も、ランチなんて設定はなく、好みの料理を
取って取り分けてたなあ、と思い出しました。
で、気になっていたのが、「炸春捲 ハルマキ(豚肉と野菜の
玉子巻き揚げ)」1500円。春巻…だけど卵巻?
えーっと、1年前の記憶なので細かいところは
覚えてませんが(汗)、期待どおりの美味しさ!
卵焼きの生地は薄くて、中の具材はぎっしり。
これはおススメ!と思った記憶があります。
ただ、ボリュームがすごいので、この1品で
3~4人分くらいあるのが唯一の誤算でした(笑)。 -
こちらは、湯葉と野菜の葛掛け1500円。湯葉と葛だなんて、
京都らしくていいなと気に入ったのですが、もしや元々、
北京料理にあるメニューとか?
こちらも、あっさり上品な味わいだったと思います。 -
そして、3品目はエビのトマトソースからめ1800円。
もちろん、エビチリ2500円もありますが、
予算の都合で(笑)。
こちらはトマトソースからめというだけに、エビチリより
フレッシュというか、あっさりめの味わいで、かつエビが
プリプリ!だった記憶があります。 -
最後は五色炒飯700円。チャーハンって久々♪
懐かしい味わいです。
が、この頃になると二人とも「食べきれない…どうしよう…」。
注文した以上、とにかく必死で詰め込みました(笑)。
コース3000円~の文字が頭にこびりついていて、
多めに注文しなきゃと思い込んでしまって。
が、隣のテーブルに一人で来ていたおじいちゃんは、
「ビールとギョウザ! ん! ここのビールは、
いつもうまいな~」とゴキゲン。
繰り返し、ビールがうまい!とホメるので、
そこですか!と内心ツッコんでしまいました(笑)。
まるで居酒屋のノリなおじいちゃんに、若手スタッフが
「そうですか~」と気さくに応対しているのも、
好感が持てます。
最後に、お手洗いのドアや壁のタイル、小窓などもレトロで
すごく素敵なデザインと色遣いを写真に収めたかったのですが、
かなり狭い空間だし、誰かが入ってきてトイレ撮影のアヤシイ人物と
思われるのも困るので(笑)、諦めました。
総括(笑):東華菜館は、老舗ながら気取りがなく、地元の人にごく
日常的に愛されている、昔懐かしいお店だなと。料理は全体に上品な
薄味で、良い食材が使われているなーという印象。建物の魅力に加え、
食事も楽しめるスポットとして、また訪れたいなと思いました。 -
食事が済み、1階のエレベータホールでスタッフに
記念の写真を撮ってもらい、満足度MAX♪
外に出て外観撮影を試みましたが、見事な逆光(笑)。四条大橋 名所・史跡
-
ホントは橋の反対側まで行って有名な外観全景を
撮りたかったのですが、時間が押していて諦めました。
で、中途半端にお店の前の鴨川を撮ってみる(爆)。鴨川 自然・景勝地
-
お店を出るとき、「三条大橋に行きたいんですが、鴨川沿いに
歩いて行けますか?」と聞いたところ、
「川沿いでも行けますが、あの『せんとちょう』の看板が
かかっている通りでも行けますよ」と。
指さす道向こうを見ると「先斗町」の文字が。
え! あれって、もしや、ぽんとちょう!?
えーっ! アノ先斗町って、こんなトコにあるの!?
いやはや、京都は数十年ぶりの超初心者なんで、先斗町が
どこにあるかなんて、今まで考えたこともなくて。(^^ゞ
京都に不慣れそうな観光客に配慮して、わかりやすく
わざと「せんとちょう」と、教えてくれたんですね。
キミぃ、近頃の若いモンにしては、気配り
できすぎじゃないですか!(爆)
事前の計画では、鴨川の景観を楽しみながら川沿いを歩こうと
考えていましたが、先斗町が目の前とわかったからには、
せっかくなので通りを見てみることにしました。先斗町 名所・史跡
-
先斗町は、花街のキレイどころや常連のお客さんが行くところ、と
雑誌の京都特集などで読んだ記憶があるので、一見さんや
観光客は無縁の閉ざされたエリアかと思い込んでいました。
こんな風に、ごくフツーに通り抜けできる通りだったとは!
お昼過ぎの時間帯だったので、閉まっているお店も多いのですが、
和の小物の雑貨店や喫茶店、お好み焼き屋さん、イタリアン、
居酒屋など、さまざまなお店が軒を連ねています。
国内外の観光客も三々五々、通り抜けていきます。 -
おや、先斗町で警戒中のクロネコさん。
キミも粋なエリアにお住まいなんですね。 -
「鴨川をどり」の赤い文字に目を惹かれて見直すと、
「先斗町歌舞練場」の看板が。
ひえー、ホンモノだわ~!(@_@)
(だから、ココは先斗町だってば) -
と、京都超初心者ならではの発見を楽しみつつ
通り抜け、三条大橋近くまで来ました。
あー、これがテレビや雑誌でよく見る
三条大橋かあ、としばし鑑賞。
写真には入っていませんが、橋のたもと(左手)には
京都の景観に配慮した、古い洋館風のシックな
デザインのスタバがありました。
なんと、このスタバには納涼床もあるそうです。
うわー、機会があれば行ってみた~い!
地下鉄に乗るべく、三条大橋を渡って
三条駅へ向かいます。
あれ? 後になって思い出しましたが、橋の上は
フツーに今風の車道だったような?
この、時代劇シーンを思い起こさせる風流な三条大橋、
三条河原で処刑云々の凄惨な歴史も盛りだくさん。
後になって、河原を歩かなくて良かったかも、と
ちょっとコワくなりました…。(>_<)三条大橋 名所・史跡
-
不慣れな京都での移動、最初はバスを検索していましたが、
観光客の激増で、けっこう渋滞が多いとの情報。
バスのルートやバス停探しもトライしましたが、結局、
目的地には地下鉄がよさそうだな、と。
地下鉄東西線の三条駅から乗って、蹴上(けあげ)駅で下車。
ここからは大丈夫!とミョーに自信をもって歩き出し、
あ、左手にウエスティンが見えてきた、よしよし♪と
調子に乗って道なりに左に進み、失敗(汗)。
軌道修正しつつ、やっと目的地・無鄰菴(むりんあん)の
近くまで、たどり着きました。
そこで、「あ、素敵な建物」と近づいてみたら
「瓢亭」の文字が!
無鄰菴の近くと聞いていたけど、すっかり
忘れてました。ここにあったのね。
ちなみに、事前に検索した時は、ランチ2万円代の
文字に即、「失礼しました~」(爆)。
縁もゆかりもない身ではありますが、ちょっと
お写真をば…。(^^ゞ瓢亭 本店 グルメ・レストラン
-
で、そろそろ、無鄰菴ね…と思ったら、いきなり
瓢亭と細い道をはさんだお隣が、無鄰菴でした。
人物をトリミングしたら、瓢亭と無鄰菴の
門構えがそっくり!
同時代の建物ってことかな?無鄰菴庭園 名所・史跡
-
門をくぐって中に入り、写真には写ってませんが
左手に設けられた窓口で入場券を購入。
「ただいま、アンケートをお願いしています」
とのことで、「どちらから?」とお尋ね。
「九州から!? 遠いところをよく…」とねぎらいの
お言葉をいただきました。いえいえ、飛行機で1時間。
どうかすると、同じ県内の移動より早いんですよ~。(^^ゞ
「無鄰菴を何で知りましたか?」
「えーと、BSで南禅寺界隈別荘群のお庭の番組を見て」
と、2、3の設問をクリアして写真右手の
小さなくぐり戸から入りました。 -
無鄰菴は山縣有朋が別荘として建てたもので、庭は
庭師として名高い、七代目小川治兵衛の手になります。
ウィキによると…七代目小川治兵衛(1860-1933)は、
京都出身で、近代日本庭園の先駆者とされる作庭家、庭師。
明治初期、京都東山・南禅寺界隈に新たに形成された
別荘地において、東山の借景と琵琶湖疎水の引き込みを
生かした、近代的日本庭園群(南禅寺界隈疎水園地群)を
手がけたことで名高い。
とあります。
東山を借景とする庭ですが、この写真の真ん中、
奥に見える稜線が東山かな? -
訪問した10月末は、紅葉がほんのり始まったという時季。
午後3時を回った時間帯だったためか、人も
さほど多くなく、じっくり楽しめました。
澄んだ水の浅い池に映った樹々の姿が、とてもきれい。
実際には計算されて造り込まれているのでしょうが、
ごく自然な植栽に見えて、心がすっと軽くなる明るさです。 -
京都の名園鑑賞というと、寺社仏閣の故事来歴に
疎い私には敷居が高かったのですが、このお庭には
理屈抜きで、ほっと心がなごみます。
南禅寺別荘群の庭を知ったのは数年前、松下幸之助さんの
伝記的ドラマを見た際に出てきたお庭がきっかけ。
え? このお庭ステキ! と一目ぼれして検索。
その後、井浦新さんが南禅寺界隈別荘群の庭を巡る
という番組を見て、ますます治兵衛の庭を見たい!と
思いが募りました。 -
一帯の庭は、企業の所有などで非公開が多い中、国の名勝に
指定されている京都市所有の無鄰菴が見学できるとわかり、
今回の旅の個人的な目玉となりました。 -
この写真は、庭を正面に望む母屋のお座敷。
入園時に希望すれば、ここで抹茶と和菓子を
楽しむことができます。
が、ランチの中華を必死に詰め込んだため、
この時点では満腹状態で。
後で、つくづく、この景観を見ながらお茶を
いただきたかったと後悔しました(笑)。 -
お庭では、紺の法被を着た若い女性の方が
手入れをしながら、にこやかに挨拶してくださって、
とても好印象でした。 -
ひと通り見終わって、母屋の見学範囲を拝見。
坪庭がなんだか懐かしい感じです。
使用はしませんでしたが、お手洗いの周囲の廊下の
造りなどが、いまはなくなってしまった母方の実家を
彷彿とさせました。
つい先ごろ―昭和の時代までは、こんな日本家屋が
ごく普通に各地にあったんだなあと、しみじみ。 -
意外にこぢんまりとした4畳半程度?のお茶の間も
すごーく懐かしい感じ。
絢爛豪華な豪邸よりも、こんな空間のほうが
有朋も落ち着いたのかな。 -
芝生で覆われた、乾いた日当たりのよい部分。
-
澄んだ浅いせせらぎが流れる部分。
-
風情ある小道。
個人宅なので極端に広大な庭ではありませんが、
いろんな要素があって、見飽きません。
あ~、こんなお庭を半日、ぼーっと眺めていたい…。(^^)
えー、お庭の写真はどれも私同様、ぼーっとしてイマイチな
写りばかリですが、実際には澄んだ空気と水と緑が
織りなす静寂の空間で、素晴らしいの一言でした。 -
名残惜しく、最後に敷地内にある別棟の洋館へ。
1階のやや広い部屋では資料が展示され、
ビデオ映像も流されていました。
写真は2階の応接室。照明はほとんど
落としてあり、かなり暗いです。 -
2階から降りる途中で写した1階の玄関と
洋室の入り口あたり。
洋館とはいえ、蔵造りみたいな感じ?
恥ずかしながら、山縣有朋について日本史で学んだ記憶は
すでに遠~~~くなり、明治の元勲にして庭の趣味が
合いそう♪ くらいの認識でした。
が、昨年の大河「西郷どん」で、お金の問題などで
追求されて辞職した下りに、印象が急降下…。
まさか、私腹を肥やした結果、生まれた庭がこれ?(汗)
ううむ…。
感激も中くらいなりおらが庭 (^^ゞ
ちょっとトホホな気分になりかけましたが、
庭に罪はありません。
政治家としての評価は云々できませんが、見事な
お庭を残してくれたことに、ただ感謝なのでした。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- うふふ♪♪さん 2019/01/28 11:07:20
- レイジーガーデナーさん! 今頃ですが、新年明けましておめでとうございます!
- レイジーガーデナーさん💕
レイジーガーデナーさん!
おはようございます! うふふ♪♪です!
今頃ですが、新年明けましておめでとうございます!
昨年も大変大変お世話になりました!ありがとうございます!!
今年もどうぞ宜しくお願い致しますネ!
いやぁ、旅行記、楽しく拝見させていただきましたよ♪
無鄰菴は私も知りませんでした。南禅寺界隈はあんまり知らないです・・うぅ・・💧
穏やかないいお庭ですね~。
知名度もあまりないのでしょうか?
今の京都で、これだけ空いてるって奇跡ですよ!!
ナイスチョイスです!レイジーガーデナーさん!
京都駅では苦労されたり(確かにあの辺りはわかりにくいですね~・・)、
お姉さまのご機嫌伺いに大変だったり・・(苦笑)
(レイジーガーデナーさんは3兄妹の末っ子でいらっしゃるのですか??
私と反対ですネ! うふふ♪♪は3人姉弟の長姉です。 親近感が!
お兄さまのコメント、笑いました!)
東華菜館、うふふ♪♪も行こうと思ってるんですが、まだ果たせてません~。
そっか。おいしいんだ。
なら、安心して、Aちゃんを連れてけるなぁ。
情報をありがとうございます♪
いずれ、パクったような形で旅行記になるかと思いますが・・(笑)。
レイジーガーデナーさんと同じく、Up.の遅いうふふ♪♪。
いつになるかしら・・💧💧
(もう京都特集、企画はいっぱいあるのに、全然実行出来てません💧)
三条通や鴨川や先斗町に感動されているレイジーガーデナーさんが、
とっても京都を楽しまれているのが印象的でした!
敬愛するsanaboさまのコメントに、大変僭越ながら、付け足しを💧
(H.P.拝見されたなら、既にご存知なのかもしれませんが💧💧
愛用者としては一言言わずにはおれず💧・苦笑。)
メンソレータムを当初販売していたのはヴォオリーズ創業の近江兄弟社なのですが、
その後、経営難で”メンソレータムの商標とナイチンゲールの絵柄”をロート製薬に売っちゃいます。
現在のメンソレータムはロート製薬のものです。
その後、会社を再生出来た近江兄弟社は、メンソレータムはメンタームと名前を変え、絵柄も頭に羽付けた僕の絵に変わってます。
人によって、相性があるとは思うのですが、うふふ♪♪は断然メンタームを愛用しております♪
と言うか・・
メンタームのリップクリーム以外だと、唇あれちゃうんですよね・・💧💧
他のリップクリームは全く使えません・・
超激弱の過敏なうふふ♪♪の肌でございます・・しくしく(涙)・・
(勿論、リップクリーム塗ってからじゃないと、口紅も付けらんない💦💦
ちなみにハンドクリームにも「これじゃないと!」という指定があります・苦笑💧
超過敏症の肌に大変苦労しているうふふ♪♪です・・
だって、ボディソープ使えないもの・・💧 牛乳石鹸の青箱しかダメで・・💧赤箱はなんでかダメ・・💧💧)
メンタームは日焼け後用のくまちゃんアロエボディジェルも愛用してます♪♪
(長々すみません💦💦)
ヴォ―リーズの建築、左京区の駒井家住宅なんかは、
催し物に利用出来ます。
大阪の大丸心斎橋店もヴォ―リーズでした。←現在、哀しいことに改装中・・💧
でっ、と・・
Wikipedia見たら、あら?!!
同志社や関学や神戸女学院など、山ほどヴォ―リーズの建築あるみたいです~。
知りませんでした~💦💦
ところで!
レイジーガーデナーさん、熊本の方だったんですか~!
うふふ♪♪、以前から、熊本訪ねてみたいと思っていまして!
(結婚前に両親が家族旅行を提案して、高千穂を希望したら、
今のうちの財政ではムリだと流れた・・💧💧)
わぁ。いつか行きたいよぉ~、熊本!
材木を多用した飛行場、めっちゃ興味あります!←元零細材木屋の娘
旅行に付き合って下さるやさしいお姉さまがいらして羨ましいです~。
うちの妹なんか絶対ムリ。
妹はTV大好き・家から出るの好きじゃない~、とうふふ♪♪と正反対でして・・💧💧
実家に居た頃は同じ部屋だったので、
妹がCD(J-Pop好き)かけてると、私が不機嫌に。
私がクラシックのCDかけてると妹が不機嫌に。
そんな全然共通項の無い姉妹でございます💧
(子供の頃も私はお人形遊び、妹は外で遊ぶのが大好きともう全く共通項無し💦)
わぁ💧
旅行記と全然関係ないコメントになっちまいました💦💦 すいません~💦💦
微笑ましくあたたかな旅行記をどうもありがとうございます♪♪
最後ですが、
うふふ♪♪の城崎編2・3、神戸編全編、なにわ食い意地紀行7、
モルディブ再訪編1・2に、ご訪問と投票をありがとうございます!
超超・お喋りうふふ♪♪より💧💧
(すいませ~ん💦💦長過ぎるわぁ~💦💦)
- レイジーガーデナーさん からの返信 2019/01/28 15:42:34
- こちらこそ、よろしくお願い致しますm(_ _)m
- うふふ♪♪さん、こんにちは!
こちらこそ、本年もよろしくお願い致します。
4トラ落ちは長いは、ご挨拶は遅れるはでホント、
あちこち無礼者なワタクシメに(汗)、温かく楽しい
コメントいただき感謝です。
無鄰菴に到着したときは、そこそこ人もいて写真も難しい…と
思ったのですが、南禅寺に行ったら、人の量のレベルの違いに
驚きました!(笑) 心和むおススメの場所ですよ~。 (^^)
東華菜館も老舗らしからぬ気取りのないお店で
美味しいし、ぜひどうぞ~♪
後日、ヴォーリズの建築物が教会や学校など熊本にもたくさん
あると知り、ビックリ。地元美術館でヴォーリズ展まで
開催されたのに、気づいたときは手遅れでした。
メンソレータムとメンタームの件、あやふやな記憶でしたが、
きちんと教えてくださってありがとうございます。
ちなみに私のリップは1本がメンタームでもう1本が
メンソレータムでした(爆)。何たるテキトーさ(汗)。
ちなみに2。私も石けんは青箱派! 香料の強い
石けんやボディソープは痒くなりますよね~。
うふふ♪♪さんは3人兄弟のお姉さんなのですね。
とっても可愛い方という印象ですが、その実、優しい
しっかり者で、きっと妹さんも弟さんも口には出さずとも
感謝してらっしゃると思います。
私もなんだかんだ言いつつ、兄や姉にはちゃっかり
お世話になってまして(兄兄姉がいる4人兄弟なんです)
たま~に反省してます(爆)。
熊本は、地元の人間でも阿蘇の景色の素晴らしさには何度
行っても感動するし、天草はとても海がキレイです。
ちょっとアクセスが不便なのが難点ですが(汗)、
機会があったらゼヒどうぞ。
高千穂は素敵なところで私も大好き♪ お隣の宮崎になりますが、
阿蘇とはほぼお隣さんみたいな感じなので、夏場に涼を求めて
阿蘇観光との組み合わせもイイかな~と。
あはは~、私も負けじと長―い返信になってしまいました!(^_-)-☆
まだまだ寒い日が続きますが、うふふ♪♪さんも体調第一で
風邪など召しませんよう、お過ごしくださいね♪
レイジーガーデナー
-
- レイジーガーデナーさん 2019/01/26 16:39:40
- ありがとうございます(^^)
- sanaboさん、こんにちは♪
いつも楽しい書き込みをいただき
本当にありがとうございます。
熊本空港のランキングの件、ついでに見つけた情報
だったのに、自分でもビックリ。
嬉し恥ずかし…えへへ、ありがとうございます。
山縣有朋、はるか昔の日本史のテストで名前の漢字が
難しいので記憶に残った、というレベルの私ですが(笑)、
まさか、こんなカタチで再び出会うとは思いませんでした。
旅行から帰って、無鄰菴の魅力を友人にアツく語って
いると、友人と共通の知人である兄がやってきて、
「別に、水前寺公園と大して変わらんタイ」と。
…風流のわからないヤツは放っておこう、うん。
ついでに、私の写真がどーもイマイチなのは、兄から譲られた
カメラのせいじゃないかと責任転嫁しています(爆)。
東華菜館の入り口がヨーロッパの大聖堂の扉口のようって、
sanaboさんならではの着眼点ですね!
ヴォーリズの名前は、4トラの皆さんの旅行記で拝見した
記憶はあるものの、今回、自分で調べたことで、やっと
いろんなピースがつながって、そのマルチな才能と
ドラマティックな人生に感動してしまいました!
…って、書くとさらに長くなるので割愛しましたが(←おいおい!)。
メンソレータムとメンタームの匂いの違いまで
把握されてるなんてスゴイ!
ヴォーリズ、草葉の陰でご愛用者の声に
喜んでますよ、きっと!(^_-)-☆
ちなみに、私もリップクリームで使ってますが、
どっちだったかなあ…(大汗)。
えへへ、sanaboさんのお陰で、この後、リップを
早速、チェックしてみようという気になりました♪
まだまだ寒い日が続きますが、どうぞ風邪など召しませんよう
お元気でお過ごしくださいね!
レイジーガーデナー
-
- sanaboさん 2019/01/25 23:57:45
- 祝・世界8位☆彡
- レイジーガーデナーさん、こんばんは~
まず初めに、熊本空港が国内線部門で世界8位に
ランキングされているのは初耳でした。
観光大使(レイジーガーデナーさん♪)もご存じなかったのだから
私が知らなくても当然ですね(笑)
国内空港が世界に一体いくつあるのかと考えたら
本当に凄いことですね☆彡
今回のご旅行の目的の一つが小川治兵衛作庭のお庭を
見ることだったのですね~。
その代表的なものが無鄰菴で、山縣有朋の別邸だったそうですね。
実は小川治兵衛さんのお名前も無鄰菴も初めて知りましたし
山縣有朋の名前もはるか昔の記憶の中に埋もれていました(笑)
「西郷どん」は観ていなかったのですが、それで知名度が
随分と上がったようですね。
紅葉少し前というタイミングでいらっしゃり正解でしたね。
私も京都には久々に行きたいけれど人混みを考えると
後回しになってしまっています。
念願のお庭をゆっくりとご覧になれて良かったですね。
『訪問した10月末は、紅葉がほんのり始まったという時季。』と
コメントしてらしたお写真が特に気に入りました。
青空が水面に映り込み、紅葉が始まったばかりの木々の色彩が
とても美しいですね~
お屋敷から眺めるお庭の表情は、心安らぐ『日本の美』そのもの✨
このようなお屋敷を別邸にされてらしたとは、なんとも羨ましい~!!
ところで、ランチをされた「東華菜館」の外観写真を拝見したとき
まるでヨーロッパの大聖堂の扉口のようだと思ったら
やはり由緒ある建築物だったのですね。
あのメンソレータムの創業者ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
(といってもお名前は初めて知りましたが)が建築家でもあり
設計をしたとは驚きでした。
ちなみに私はメンターム愛用者でーす。
(微妙に匂いが違うんですよ~)
お姉さまは優秀なツアーガイドさんがご一緒で楽ちんでいいなぁ…♪
後編も楽しみにお待ちしていますね^^
sanabo
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