北イタリア ドライブ紀行（３）湖水地方・ティラーノ

2018/10/26 - 2018/10/30

湖水地方（マジョーレ湖；コモ湖）は、2日間とも雨で、街を散策。
その後、中央北部（ティラーノ）に移動し、スイスのベルニナ鉄道を楽しみました。

第4日：アオスタ→マッジョーレ湖のストレーザへ。街を見学後、同地泊。
第5日：コモへ。街を見学後、同地泊。
第6日：スイス国境のティラーノへ、同地泊。
第7日：車でスイス（ベルニナ鉄道）のオープンループ橋往復→列車でアルプ・グリュム駅往復。
第8日：ドロミテ地方のブレッサノーネを目指すが、通行止めで大迂回ドライブ、同地泊。

エリア その他の観光地(イタリア)

• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドライブマップ。湖水地方からティラーノへは順調だったが、ティラーノから東部（ドロミテ）へは通行止めに遭遇。南方への大迂回を余儀なくされる。

マジョーレ湖の観光中心地ストレーザの遊覧船乗り場も人影なし。

ストレーザのグランド・ホテル・デ・ジル・ボッメロー。ヘミングウエイが「武器よさらば」を書いた。

Grand Hotel Des Iles Borromees ホテル

コモ湖の遊覧船乗り場も、オフシーズンと雨で閑散。

コモ湖 滝・河川・湖

コモのヴォルタ（電池の発明者）の像。ヴォルタ広場にある。

ティラーノのベルニナ線終着駅。2007年のスイス旅行以来、11年振りの訪問。

ティラーノ駅 駅

ティラーノの駅前広場。正面がベルニナ線、左がイタリア国内線の駅舎。

ティラーノの教会。

ティラーノ 散歩・街歩き

教会の内部。天蓋装飾。

車で国境を越え、スイス（ベルニナ鉄道）のオープンループ橋（ブルージオのループ橋）を下から見る。ティラーノからの“上り”列車が近づく。

ブルージオループ橋 建造物

ループに入る。
なお、画像の左端、橋の下に駐車しているのが私のレンタカー。国道から分岐して未舗装の坂道を少し下れば駐車できる。

さらにループを進む。

急勾配ループを登って姿を現す。

上のループを進む。

ループを上がりきって、ふたたび北に向かう。この先に、ブルージオ駅がある。

次の“下り”列車がループを下る。
この動画が下記にあります。
http://ken.image.coocan.jp/Brusio-loop-bridge.mp4
レーティッシュ鉄道ベルニナ線　ブルージオのループ橋
撮影日：2018/10/29
撮影時間：午前10:09～10:11（動画撮影中断あり）
天候：小雨
列車：ブルージオ駅発10:00 ティラーノ行き普通列車

ループを下り終えて、こちらに近づいてくる。左上は雨傘。
結局、ここに1時間あまり滞在し、3本の列車の走行を見ることができた。
雨が止まないので、予定を切り上げ、ティラーノに戻る。
なお、イタリアースイスの国境は、ゲートがあるだけで、フリーパス。

午後1時、ティラーノ駅から列車に乗り、アルプ・グリュム駅に向かう。高度が上がると、雪景色。

レーティシュ鉄道アルブラ線 ベルニナ線と周辺の景観(イタリア) 文化・芸術・歴史

アルプ・グリュム駅は「雪の中」。

アルプ グリュム駅 駅

2007年（10月中旬）のスイス旅行以来、11年振りに訪問したアルプ・グリュム駅で、今回は雪景色を見ながらヴァイス・ビールを楽しむ。

旅行8日目、ティラーノからドロミテ地方のブレッサノーネを目指すが、予定していたルートのSS38号線ステルヴィオ峠経由は、降雪で通行止め。そこで代替えルートのSS42号線（画像の灰色）を進んだら、アプリーカ村を過ぎたところで、通行止めに遭遇。暴風雨による倒木が原因で、復旧まで5時間以上かかるだろうとの話。結局、南廻りの大迂回を余儀なくされる。画像で青色で示した約670km、Google mapsでの所要時間7hrのルート。画像は、タブレットでのルート探索結果。最近購入したSIMフリー・タブレットに、欧州SIMを挿入。これが大いに役立った。現地イタリアの方々にも助けて頂き、感謝。

コモ湖付近まで戻り、ベルガモでの大渋滞を抜け、A4号線に入る。さらに、ベローナ直前でA22号線に分岐して北上。このA22号線は、各国の長距離トラックで一杯。夕方5時過ぎに、ようやくドロミテ地方に入る。ホテル到着は、日没後の午後6時。朝9時前に出発したので、9時間以上のドライブになった。