2018/07/15 - 2018/07/15
1位(同エリア43件中)
マサラさん
メーサロンはお茶の産地として有名ですが、コーヒーも栽培されているのをご存知ですか?
今日はメーサロンの中心地から更に6km山奥に入った村(?)にたった一軒の自家焙煎コーヒー専門店をご紹介しまーす!
メーサロンの朝市、メーサロンの見どころの一つでもある泰北義民文史館やメーサロンに行ったら外せない雲南麺餃館、可愛い猫ちゃん達なども登場しますので合わせてご覧下さい。
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メ―サロンの風物詩と言えば朝市。
毎朝、新生ゲストハウスの横の通りから市場方面に露店が並びます。 -
ほとんどのお店がこのように地べたにゴザを広げて商品を並べています。
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スカーフを頭に巻いてるのはアカ族のひとたち。
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こういう少数民族のひとたちが集まる朝市を見られる街ってタイに今どのくらいあるんだろう??
そしていつまでこういう風景がみられるのかな。 -
炭火で焼かれている粽。
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自家製の腐乳。
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自家製のガーリックチリオイル。
食べるラー油みたい。
美味しそう! -
2年前に来た時もいたトウフウン売りのお姉さん。
中国語が通じます。 -
トウフウンとはチェンマイの雲南ムスリム市場でも見たえんどう豆をベースにしたトウフのもっとドロドロしたスープみたいな感じのもの。
それに麺が入っています。
メーホンソンでも食べられるし、ミャンマーでも食べられる。
そして、雲南省の南部(シーサンパンナ辺り)でも豆湯として食べられているみたい。
納豆だけでなくえんどう豆主体のトウフも似たような地域に広がっているみたいですね。 -
感じの良いお惣菜屋さん。
タケノコの煮物とご飯を調達。 -
重湯のようにドロドロのトウフウン。
ポタージュともちがうし、なんとも形容しがたい味と食感。
でも美味しいんです。 -
タケノコの煮物とチェンマイの雲南ムスリム朝市で買ってきた味付き納豆をご飯に載せて。
日本人の味覚にも合う朝ご飯です! -
朝ご飯食べてお部屋で一休みしてたら宿の女将さんが、お茶屋さんを経営している親戚のうちに遊びに行こうと誘ってくれたので行くことに。
女将さんに遠いからバイタクで30バーツかかると言われたんだけど、いいよ~って言ったらバイタクのおっちゃんは50だと言うので話がちがう!って言ったら女将さんが渋々差額を払ってくれました。(^▽^;)
ここがお茶屋さん。
黄色のシャツのおばさんが宿の女将さんで、こちらをガン見してる人は親戚の人でこの店の店主。
泰北義民文史館の目の前にあって、お土産屋さんみたいな感じ。
この店主のおじいさんが国民党の将軍で義民文史館に祀られているので管理人を兼ねてやっているそう。
宿の女将さんはここに来る前、親戚のうちに遊びに行こうって感じで誘ってくれたんだけど、行って見たらすっかりカモ扱い(笑)
「さーどのお茶買う?うちのお茶もいいけど、ここのお茶もとってもいいのよ!日本で売るんでしょ?1㎏とか大量に買えば安くするわよ」
って。
ちょっと「えっ!?」って感じだった。
いやいや、私、お茶が好きって言ったけど、日本で商売するなんて一言も言ってないし、自分用に1㎏も要らないし。
第一ここのお店のお茶は他から買ってきてるお茶で宿のおばさんの所みたいな自社畑のものでもないし、別にここで買わなくても・・・って感じだし。
女将さん、良い人だけど中国人の商売人らしい押しの強さも天下一品でこちらはタジタジ。
普通の人なら嫌いになっちゃうだろうなってくらいゴリ押しだった(笑) -
幾つか飲ませてもらったけど、欲しいお茶もなく困ってたら、
「じゃあ・・・・・。」
と冷蔵庫からとっておきっぽいお茶を出して来てくれたのがこれ。
ミャンマー産らしいんだけど、標高2400m位のメ―サロンよりもっと高地で採れたお茶。
今まで飲ませてもらったお茶と比べても格段に香りがいい。
しかも葉っぱの柔らかさ、発酵具合も良く、茎もほとんど入っていないので雑味が全然なくてすごく美味しい!
これなら買ってもいいなと思った。
だけど、お値段が250gで1500バーツとかなりの高額。
「特別に1000でいいわよ」
と言われたけど、それでも高い。。。。
(味は落ちるけどメ―サロン産だったら同じ量で高くても600位。)
悩んだけど、台湾産でこのクオリティーだったら多分もっと高いし、ここで何も買わないで帰るわけにはいかない雰囲気だったし、姉と二人で折半すれば一人500だからと購入を決めました。 -
気を良くした店主はこのお茶は水出しでも美味しいからと、ペットボトルのお水にも同じ茶葉をいれてくれました(笑)
確かに美味しかったですけど。 -
せっかくここまで来たので泰北義民文史館も見学していくことにしました。
本当は入場料50バーツかかるけど、管理人である店主が無料でいいって言うのでお言葉に甘えました。
ま、高いお茶も買ったことだしね(笑) -
願い事をする池
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この地で亡くなった国民党の残党の軍人さんを祀っています。
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興味深い資料の数々。
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孤軍行動路線図
どのように南下してきたかが分かります。 -
台湾の雑誌の特集記事
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北タイ移民村分布図。
ほとんどがミャンマーとの国境地帯にあります。
こんなに沢山の中国人村があるなんて知りませんでした。
メ―サロンのお年寄りにお話を伺っても、やはり雲南省南部からミャンマーを抜けてここまで逃げて来た人がほとんどのようでした。 -
台湾から伝えられた製茶技術。
主にメ―サロンやメーホンソンのバンラックタイで行われています。
バンラックタイの旅行記も近々公開予定です(?) -
アヘン栽培からお茶の栽培に切り替わっていきました。
肉体労働はほとんどアカ族の人にやらせてたみたいです。 -
昔のバンラックタイの様子
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台湾から持って来た金セン茶の植樹に成功。
中国人がどのようにこの地にたどり着いたのかとか、この地でどのように生き残って来たのかが良くわかる貴重な資料館でした。
行ってよかったです。
中国からミャンマーのシャン州を通ってこの地に来たと考えると、納豆やトウフなどはもともとシャン族「も」作っていたのではなくて、中国人移動していく中でシャン族に伝えた可能性もあるのではないか?と思えてきました。 -
お昼ご飯は宿の女将さんがさっきの親戚の人と一緒に食べようねって言ってたのに、私たちが資料館を見ている間にさっさと食べちゃってて、その代わりまた違う親戚の店で食べなさいと連れてこられました(笑)
親戚の家をたらいまわしにされて、お金を落とさせて・・・・・。
やっぱりカモられてる(;^_^A -
高い店じゃなくて良かったです(笑)
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メ―サロンのミネラルウォーター
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あ、ドラゴンウォーターだ!(笑)
ドラゴンウォーター知ってる人はツウですね(笑) -
オススメはカオマンガイだというので言われるままに注文。
カオマンガイ50b。
カモられて来たので期待してなかったけど、鶏出汁で炊かれたご飯はふっくら香りも良くて、お肉もしっとりしていてとても美味しかったです。
ここの店ならまた来てもいいかな。 -
ご飯を食べてようやく解放されたので、2年前に行って気に入った山奥のカフェへ行くことにしました。
ここから片道約6㎞。
歩きますよー!! -
マカダミアナッツもこの辺の特産みたい。
沢山干してあります。 -
山奥に数キロ入ったところに現れる茶畑。
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茶畑の中にあるお墓。
この畑の持ち主だった人なのかな? -
コーヒーの木。
まだ熟してませんが、実が沢山ついてます。 -
少数民族(多分ラフ族)の村の入り口
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秘境感たっぷりののどかな風景です。
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目的地のカフェ、パナコーヒーまではあと2㎞!
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この辺のコーヒーはOTOPの認定を受けてるみたいですよ!
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たわわに実ったコーヒーの実
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一粒失敬して実を割ってみました。
真ん中に筋が入っていてちゃんとコーヒー豆の形になってますね。 -
2年前来た時は道に迷って山の向こうに見える道を更に越えて、もっともっと先まで行って幹線道路に出て、山をぐるっと一周するような感じでメ―サロンの中心部に戻ったんだけど、20㎞位歩いたと思います。
しかもビーサンで(笑)
お散歩感覚で出かけたのに、20㎞も歩くことになって、我ながらバカだなぁと笑っちゃいました。
その代わり山奥のお茶工場とか、アカ族かなんかの本当に秘境っぽい村も見れてなかなか良い経験になりましたけどね。 -
こんななにもない道を延々と歩いていきます。
バイク運転できる人はバイクレンタルすると良いです。
白人の人たちはバイクでパナコーヒーに来てました。
バイクだったら街の中心部から20分位です。
私はバイク運転できるけど、山道をモエ姉載せて運転する勇気なかったので歩きましたけど、普通の人はこの距離歩けないと思います。 -
石碑の所から1時間半位かかってようやく到着。
ここが山奥に突如現れる自家焙煎珈琲店、パナコーヒーです。 -
2年前は掘っ立て小屋だった焙煎小屋が立派な2階建ての建物になってる。
下が焙煎工房で2階のテラスが客席になってます。
何気に儲かってるのかなぁ? -
カウンター。
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パナコーヒーの歴史
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焙煎度合いを表してます。
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喉がカラカラです!
せっかくの自家焙煎の美味しいコーヒーだから、ブラックのアイスコーヒーを頂きます!
ラテとかカプチーノとかもありますよ。
お茶はサービス。
もちろんメ―サロン産の中国茶。
経営者はアカ族の方ですけどね。 -
前に訪れた時もいた猫ちゃんたちも健在です。
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この子も赤ちゃんだったのにすっかり成長してる!
猫を振り回して男の子みたいにやんちゃなじゃじゃ馬です(笑)
猫ちゃんは人形のようにおとなしく振り回されてて可哀そうな気もしたけど、お互いに良い遊び友達なんだろうね。 -
山奥の猫カフェです(笑)
癒されるわぁ。
6㎞歩いてくる価値あります! -
モエ姉が持ってたちゅーるを上げたら、この勢い!
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猫夢中、なるほど味の差(笑)
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焙煎工房の2階はビューポイントになってます。
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ビューポイントからの眺め。
気持ちいい~。 -
インスタスポット。
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アバウトすぎる地図(笑)
こんなんじゃたどり着けないよ。
グーグルマップに出てるからそちらを見てきてくださいな。
前回来た時はこの道を丸々1周したってことなんだけど、歩いて4~5時間かかります。
山道でアップダウンも激しいのでトレッキング的に歩きたい人はトレッキングシューズで来てください。間違ってもビーサンでは来ないこと! -
スズメ。
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パナコーヒーを後にして、グーグルマップに沿って近道で帰ろうとしたら、その道は行き止まりだからいけないよと言われ。
別の道を指示されたけど、その道は前回遠回りする羽目になった道だったから、おとなしく引き返すことにしました。
時々Googleマップも間違ってるし、道じゃないところを道として載せてたりするからあまり信用しすぎるのもどうかと思う。 -
仲良し猫ちゃん発見!
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鶏。
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帰り道、物凄いスコールに突如襲われ足止めを食らいました。
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バケツをひっくり返したような雨。
雨は20分位で止んで、再び歩き始めてしばらく行ったところで、バイクのおじさんが拾ってくれて街のセブンイレブンまで3人乗りで送ってくれました。
5㎞位載せて貰って非常に助かったので100bお礼で渡したらとても喜んでくれました。 -
セブンイレブンの近くにある雲南麺餃館。
ここはメーサロンの老舗麺屋さんです。
この店もオレンジ色に壁が塗られています。 -
看板は昔のまま。
最初に来たのは5年前です。
チェンライのプーチャイサイリゾートでヨガのTTC(ティーチャートレーニングコース)の合宿に来ていたとき、お休みの日にヒッチハイクでここまで来ました(笑) -
麺も手打ちで作ってるそうですが、餃子ももちろん手作りです。
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メニューがないので適当に注文。
私はワンタン入りの汁なし麺にしました。40b -
モエ姉は汁アリ。40b
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素朴な味ですが、好きです。
こういう味ってタイ料理にはないし、メ―サロンに来たら絶対食べたい麺です。 -
焼き餃子。40b
冷凍ですが、美味しいです。 -
ここでも手作り腐乳を売ってます。
この大きさで35bは安い! -
メ―サロンの中心部でもこの規模。
小さな村です。 -
新しく出来たバンガロー群。
メ―サロンも細々とですがリゾート化が進んでいます。
観光客として便利になるのはうれしくもあり、それと引き換えに昔ながらの人々の営みが失われていくと思うと寂しくもあります。 -
宿の向かい側のパン屋さん。
カフェレストランになってます。
ここの女将さんも中国人の子孫で結構商魂たくましい人だった(笑)
モエ姉が甘いものが食べたいと、菓子パンを買いに行った時トアナオ(せんべい納豆)の話になって、丁度夕飯でトアナオを使ったナムプリックを作るって言うので作り方を見せてもらうことにしました。 -
油で揚げたトアナオを臼で潰して、そこに唐辛子やホムデーン、ニンニク、塩などをいれて更に潰していきます。
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モエ姉もお手伝い。
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ディップの野菜になんとドクダミの葉と根っこが!
おぉ、こんなところでドクダミちゃんに再会するとは。 -
出来たディップは揚げた豚肉や豚皮チップのケープムー、ドクダミの根っこ、キュウリなどと一緒に白菜で巻いて食べるみたい。
私たち、作り方が見たかっただけで食べるなんて一言も言ってないのに
「食べるでしょ?150bね!」
って。
いやいや、私たちさっき麺食べてきてお腹一杯だから結構ですって断ったら、「じゃあ自分たちで食べるわ」
って。
一口くらい味見させてくれてもよかったのに(笑)
ちょっとメ―サロンの中国人のイメージが段々悪くなってきた・・・・(;^_^A
オフシーズンでお客が少ないから、少ないお客から沢山お金を引き出したい気持ちも分からなくはないけど、それにしても何でもかんでも金、金って感じでちょっと嫌気がさしました。
まぁそんなのも宿の女将さんとこの店の女将さん位だったけど、押しが強くてこの辺の中国人はみんなそうなんじゃないかって思えちゃうくらいの勢いだったからね^^;
とりあえず作り方は分かったから日本に帰ってから自分たちで作ってみよう! -
日が落ちて提灯に灯りがともって良い雰囲気。
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夕焼けもそこそこキレイでした。
朝から盛りだくさんの一日で疲れた。
でも楽しかったな。
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