2013/08/10 - 2013/08/10
24位(同エリア43件中)
覇王樹さん
今回はチェンライの山岳部に住む少数民族の飲料水調査である。雨期ということもあり、道も悪く結構難渋した。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- その他
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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最初に訪れたのはヤオ族のポンパケーム村。
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調理は薪を使っていて、全て床での作業。結構きつそうである。
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普段から民族衣装での生活。
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豚も闊歩する村内。
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ヤオ族の親子と、
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子供達。
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村のメインストリートで遊ぶ子供達。
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今度はかなり山奥のモン族ジャコナ村へと向かう。道路は車一台が通れるだけの幅、未舗装、なおかつあちこち土砂崩れで4駆ドライバーの腕が試される。
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写真は撮らなかったが、タイ陸軍の国境警備隊の駐屯地も見かけた。山を一つ越えるとそこはもうミャンマーだとか。
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この村には電気は来ておらず、太陽電池による発電。
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実は、この村は今時非合法作物を栽培しているとのこと。時々摘発はされているのだとか。
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とはいえ、住人には子供もおり、ちゃんと幼稚園もある。
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その幼稚園の水場。濾過せず山の水を引いているので、蛇口をひねると砂混じりの水しか出ない。
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この村も家畜の豚が闊歩している。
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ジャコナ村から次はリス族のヘーコー村へ移動。国道も崩れていて車一台何とかすり抜ける。
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こちらの村は華僑系タイ人のお茶プランテーションとのこと。
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最初訪れた民家ではお婆さん一人でなおかつタイ語が通じないため調査を断念。その隣の家に行く。村には教会もあることから、村民は切支丹らしい。
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ここも国道から未舗装の細道を辿ったところ。
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一旦休憩でメーサロン村のお茶屋に入る。ここで効き茶をする。店先には酒に漬かった巨大ムカデが。このサイズのものは最近は殆ど捉まえられなくなったのだとか。
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恐ろしいことに十数杯ものお茶を頂く。お茶の味が分かる奴ということで次から次へと飲まされた。この店は国民党の雷将軍の義妹のお店だそうで、その方からたんまりお茶を頂いた。
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かつて麻薬栽培をしていた頃の背負子だとか。勿論今は使われていない。
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お昼になったので、メーサロンのラーメン屋に入る。
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はっきり言って、このラーメンの味は日本のラーメンにうり二つである。とにかく旨い。
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日本人も良く来る店なのだそうだ。
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次の調査地点はメーサロンからほど近いチャンジャーサイ集落。アカ族の集落である。
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この村では山奥から4キロ近くも水を引いてきているのだとか。
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調理はやはり薪。大人は生水だが子供達には一度沸かしたた水を与えているとか。検査結果から見ると正しい判断。
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甥っ子をだっこする15歳の女の子。ちっちゃいのは2歳半とか。
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民家の軒先の蜂の巣箱。
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最後に向かったのはカレン族のカレアンコヨー集落。首長族観光用の集落である。
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観光用ではあるが、生活スタイルは移住前と殆ど変わっていない。相変わらずの高床式住居である。
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台所の入り口。極端に狭い。
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台所は高床式ながらやはり薪。ただ、今までの調査では見かけなかった電気炊飯器などが置いてある。それなりの収入があるということか。
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今回調査に協力してくれた親子。
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この集落は各地から集められて入村料やお土産販売を生業としている。男はというと、近くで農業をしているとのこと。
今回の調査では、雨期で水が豊富であるにも拘わらず飲料水の汚染状況は惨憺たるものであった。住人も飲料水の細菌汚染は恐れているものの、その対策は殆どしていない。お湯を沸かすなどの作業が薪という扱いの面倒な熱源が障害となっているのである。
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