2018/10/13 - 2018/10/19
1300位(同エリア6871件中)
お砂糖猫さん
この旅行記のスケジュール
2018/10/18
-
電車での移動
地下鉄
-
バスでの移動
ミニバス116番
-
バスでの移動
ミニバス116番
-
電車での移動
地下鉄
-
徒歩での移動
-
電車での移動
地下鉄
-
電車での移動
地下鉄
-
車での移動
タクシー
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
スペイン観光の最終日はまず、カサ・バトリョとカサ・ミラ、ガウディデザインのふたつの住宅をチェック。
グラシア通りにはガウディ建築だけでなくカサ・アマトリェールやカサ・リェオ・モレラ、そしてディアゴナル通りとの交差点付近にはカサ・アシアやカサ・デ・ラス・プンシャスといったモデルニズモ建築が集まり、壮麗の極み。
さらにバルセロナ観光にはこちらも欠かせない、グエル公園……ですが残念ながら天候には恵まれず。
カタルーニャ音楽堂では、バルセロナカードでの入場にちょっと手間取りましたが、内部はさすがのあでやかさ。
まだ見逃したところはありますが、ひとまずはバルセロナ観光、堪能しました。
PR
-
8:00すぎ、カサ・バトリョのお隣でお馴染み(?)、カサ・アマトリェールにやって来ました。
可憐な建物で素敵です。カサ アマトリェール 現代・近代建築
-
チョコレート王と呼ばれるアマトリェール氏の邸宅として建てられたこちらもモデルニズモ建築を代表する一つで、手がけたのはカダファルク。
三大モデルニズモ建築家の一人と言われています。 -
内部公開している建築にも惹かれるものはありますが、ここに来たのはまず奥のカフェスペースで朝食をいただくこと。
-
ドリンクとトーストやサンドイッチなどの軽食で2.5ユーロの朝食セット。
せっかくチョコレートのカフェなんだから、ホットチョコレートにしました。
カップに取っ手がないけどかわいい。チョコレートも甘過ぎずおいしい。 -
もちろんお土産のチョコレートも買っていこう。
アマトリェールのチョコレートはなぜかチェコの画家、ミュシャの絵のパッケージでお馴染み。
可愛いパッケージはいろいろ買いたくなる。 -
カサ・バトリョには9:00オープンの10分前に並び始めました。
事前予約する人が多いと思いますが、今回私たちはハイシーズンでもないし、日本から予約をしてきたのはここバルセロナではサグラダ・ファミリアのみ。
カサ・バトリョには予約をせずにやって来ました。
10分前の段階では私たちの前には2組だけ。よしよし、割とすぐ入れるなと思ったんですが……カサ バトリョ 現代・近代建築
-
なんとレジのトラブルで現金もカードも使えないという事態!
その場でオンライン購入しかできないと言われてしまいました。
カサ・バトリョのフリーWiFiでチケットオンライン購入して入りました。
せっかく窓口購入だとバルセロナカードの割引が使えたのに、オンラインだとそれが使えないな……と思ったのですが、窓口購入の方が割高だからどっちでも同じかな?
※写真は亀が泳ぎだしたり昔の姿を再現したり、妙に凝っていることで有名なカサ・バトリョのオーディオガイド -
そんなこんなで入場に時間がかかり、入れたのは9:30ごろ。
きのこ型の暖炉スペースはかわいいですが入ったり座ったりはできません。 -
カサ・バトリョは繊維業者の邸宅をガウディが改修したもの。
吹き抜けの青いタイルは、下から見上げた時に同じような色調で見えるように、上に行くほど濃くなっている。 -
海をテーマにしたと言われており、吹き抜けのガラス越しにタイルを見ると、まるで水中にいるよう。
-
直線を排し、うねり・ねじりを多用した内部。
これぞガウディ。 -
ダイニングルームからグラシア通りを望む。
窓の取っ手に至るまで、人間工学に基づいて握りやすいようデザインされているそうです。 -
ひとつ残念だったのは、ダイニングルームの一部が工事中でミルククランの天井飾りが綺麗に見えなかったこと。
-
屋上に上がってきました。
煙突はガウディの協力者ジュゼップ・マリア・ジュジョールの作だそうです。
ジュゼップ・マリア・ジュジョールはカサ・バトリョの外観デザインにも関わっています。 -
ドラゴンの背にも見立てられる屋根。
-
トレンカディス(破砕タイル)の植木鉢。
別格のサグラダ・ファミリアを除けば、ガウディ作品で一番楽しみにしていたのがここ、カサ・バトリョでした。
外観も青い吹き抜けもうねった内部デザインもさすがの一言でしたが、それだけに一部工事中だったのが返す返すも惜しい……
見学を終え、外に出るとレジが復活していました。 -
カサ・アマトリェールの左隣がカサ・リェオ・モレラ。
サンパウ病院やカタルーニャ音楽堂と同じモンタネールの手になるものです。
カサ・リェオ・モレラ、カサ・アマトリェール、カサ・バトリョ、三大モデルニズモ建築家モンタネール、カダファルク、ガウディの作品が並んでおりそれぞれが全く異なる個性を発揮しているこの一画を「不協和音の一画」と呼ぶそうです。カサ リェオ イ モレラ 現代・近代建築
-
バルセロナのチョコレートで有名なのがもう一つ、カカオ・サンパカですよね。
もちろん行きます。
季節限定の栗のチョコレートとガウディを意識したパッケージデザインのフレーバーチョコレートのタブレット。カカオサンパカ (バルセロナ本店) 専門店
-
時刻は11:00すぎ、次はカサ・ミラです。
ここももちろんガウディを代表する建築ですが、実はガウディが施主ともめて建築が頓挫してしまい、完成させたのはカサ・バトリョでも力を貸したジュゼップ・マリア・ジョジュールだったんだって。カサ ミラ 現代・近代建築
-
ここも予約していませんが、すぐ入れました。バルセロナカードで割引あり。
ただ、屋上へ上がるエレベーターが激混み! ひとつしかないし、6人しか乗れないし。
エレベーターに乗るだけで10分以上待ってしまった。 -
屋上のトレンカディス。
カサ・ミラはその外観からラ・ペドレラ(石切り場)とも呼ばれていますが、この呼び名は完成当時は悪口に近かったようです。
けれど今は、カサ・ミラのチケットや看板にはむしろこのラ・ペドレラという通称が用いられていました。 -
屋上にはサグラダ・ファミリア受難のファサードを手掛けたスビラックスが参考にしたという煙突がにょきにょき。
-
屋根裏はクジラの肋骨のようなアーチの展示スペースになっていて、サグラダ・ファミリアでも見たフニクラ(逆さ吊り模型)が。
-
居住スペースの展示に降りてきました。
カサ・バトリョは建築の面白さそのものを見せるという感じでしたが、カサ・ミラは建物内部はとても目を惹くというものではないからか、このような再現に力を入れている感じがします。 -
カサ・ミラ、今も賃貸住宅として利用されているんだそうで。
しかも建築当時から家賃がほとんど変わってないとか。
バルセロナ一等地の世界遺産に格安で住めるとは…… -
12:00、グエル公園に向かいます。
実は当初、グエル公園はオープン前の無料時間帯に行くつもりでした。
しかし実際スペインに来てみたら日の出が想像以上に遅い。
8:00オープン前に行っても、真っ暗なだけで何も見えなさそう……
急遽、有料でもいいから日中に行くことにし、前日チケットをオンラインで買いました。
ハイシーズンではないからか、まだ幾分チケットには余裕があって助かった。 -
そして今回のバルセロナ旅行、ずいぶん参考にさせてもらったのが「バルセロナウォーカー(http://kamimura.com/)」のサイト。
グエル公園の行き方もここを参考にしました。
地下鉄Joanic駅から出ている116番のバスでグエル公園を目指します。 -
12:30の予約にしましたが、道中混んでいることもあってか予想よりも時間がかかり、グエル公園到着は12:45(次の時間帯である13:00までに入ればいいのでセーフ)。
しかし、Joanic駅到着時点から天気が崩れてきており、グエル公園に着いたらこの通り、普通に雨です。グエル公園 広場・公園
-
まあ、雨のおかげであんまりトカゲ(ドラゴン)にも人が集まってないとも言える……かも?
-
グエル公園はもともと住宅地として設計されましたが、この柱が並ぶエリアはその住宅地の市場になる予定だった場所。
ここもジュゼップ・マリア・ジョジュールによる。 -
トレンカディスのベンチがあるギリシャ劇場(ラ・ナトゥーラ広場)は半分ほど工事中。
なので、わざわざ有料の時間帯に行くのもなぁ……と思ってたんですよね。
その上雨だし…… -
ブガデラの回廊。
-
ブガデラとは洗濯女の意。
有名な洗濯女の柱は市場手前にあります。 -
天気が良ければもう少しウロウロしたいところですが、雨ではそんな気も起きず、次へ向かうことに。
来たときと同じく116番のバスに乗車、レセップス駅で降りて、地下鉄に乗り換えます。 -
ウルキナオナ駅で降り、向かうはカタルーニャ音楽堂。
ガイドツアーのチケットを買おうとバルセロナカードを提示しますが、窓口の女性にはなぜか「これじゃない」と言われます。
あー、冊子の方ね、と思って冊子を提示しても、やっぱり「これじゃない」と。
だって冊子にちゃんとカタルーニャ音楽堂が割引の対象だって書いてるじゃない、と身振りで示しても女性は「このカードじゃない」と言うばかり。カタルーニャ音楽堂 建造物
-
このやり取りを延々繰り返し……
そのうち、窓口の女性はどこかに電話して確認し、ようやく私たちのバルセロナカードでOKだと納得したようで割引で購入できました。
でも窓口の女性からは詫びの一言もなし。
なんだかどっと疲れてしまったけど、どうにか15:00からの英語のガイドツアーに参加します。 -
で、まぁわかってたけど、英語はさっぱり理解できません!
いいんだ、ただ内部が見られれば。 -
さすが花の建築家モンタネール、華やかなりしメインホール。
孔雀の羽とバラの装飾が美しい!
サン・ジョルディというカタルーニャ地方の守護聖人を象徴する花がバラなので、カタルーニャ音楽堂にはバラの装飾が多くあります。 -
そして何よりもこのホールを特徴づけているのは、やはりこのステンドグラス。
カタルーニャ音楽堂には夜、コンサートを聴きに来るという入場手段ももちろんありますが、このステンドグラスは夜は青い照明で塗り潰されてしまうので(それはそれで綺麗ですが)、昼に見に来たかったのです。 -
舞台背景には音楽の女神たちが、上半身は立体で、下半身はタイル画で表されています。
-
カタルーニャ音楽堂は、カタルーニャルネサンスの時期にカタルーニャ合唱団のために建設されたもの。
カタルーニャ人の誇りが詰まってるんですね。 -
ガイドツアーでしか来れないところといえば、このトレンカディスの美しい柱のバルコニー。
-
ひとつひとつデザインが異なる柱は本当に素敵。
ガイドさんが説明してるのも聞かず、写真撮影に勤しむ人多数。 -
メインホールを上の席から眺める。
雫が滴るようなステンドグラス。
ところでカタルーニャ音楽堂、装飾は非常に美しいですが、音響効果は二の次だったそうです。 -
カタルーニャ音楽堂の次はスペイン唯一のデパートチェーン、エル・コンテ・イングレスでお土産購入。
日本の(?)ポテチも売ってた。エル コルテ イングレス (カタルーニャ広場店) 百貨店・デパート
-
アリオリソース(にんにく風味のマヨネーズソース)3.5ユーロとツナ缶3.9ユーロ。
スペインは缶詰大国なんだって。 -
本当は本店に買いに行ってケーキも食べたかったけど、時間がなかったbubo。
エル・コンテ・イングレスにマカダミアチョコがあったので購入。14ユーロ。
シナモンが効いてて塩の風味もする不思議な、でも後引く味。 -
地下鉄でカタルーニャ駅からリセウ駅に移動して、レイアール広場。
ここはガウディの最初の作品である街灯があることでお馴染みですね。レイアール広場 広場・公園
-
ラス・キンザ・ニッツにイカ墨のパエリアを食べに来ました。
時刻は17:00台、人気店ですがさすがにこの時間はすぐ座れます。
昼食抜きだったので腹ペコ、おいしくいただきました。
もちろんイカ墨のパエリアには欠かせないというアリオリソースつき。
ただ、パエリアの味が結構しっかりしてるので、ソースがあってもなくてもあまり変わらないような……ラス キンザ ニッツ 地元の料理
-
さて18:00には夕食を終えてホテル近辺に戻ってきてしまったのですが、グラシア通りにはまだモデルニズモ建築がありますので、ちらっと見て回ることにします。
こちらはカサ・アシア。バロン デ クアドラス宮殿 (カサ アジア) 博物館・美術館・ギャラリー
-
その名の通り、アジア文化交流会館として使われていたこの建物も、三大モデルニズモ建築家のひとりカダファルクの手によるもの。
-
続いてカサ・デ・ラス・プンシャス。
棘の家と呼ばれるとんがり屋根が目を引くこちらもやはりカダファルクの設計。カサ デ ラス プンシャス 現代・近代建築
-
カサ・コマラー。
だんだん日が落ちてきて色彩がよくわからないですが、ガウディに影響を受けたサルバドール・バレリ・イ・ププルによるもの。 -
アントニ・タピウス美術館。
バルセロナ出身の現代美術家アントニ・タピウスの作品を集めたこの建物はモンタネールの作。アントニ タピエス美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
カサ・バトリョのライトアップを見て、バルセロナ観光のシメとしましょう。
暗くなってもこのガウディ建築には人が集まっています。 -
翌朝はタクシーで空港へ向かい、10:15にフィンランド航空でバルセロナを発ち、ヘルシンキ乗り換えで成田へ。
いくつか宿題も残したスペイン旅行、また来るぞ!バルセロナ エル プラット空港 (BCN) 空港
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
お砂糖猫さんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
56