八雲神社の神輿

2018/10/21 - 2018/10/21

　祇園山見晴台から下りてくると、八雲神社の神輿倉の扉が開いている。扉の前に氏子代表が2人いたので、神輿の写真を撮らせて頂いた。普段はガラス越にしか写真を撮れないので鮮明には写らない。今日は修理に出していた神輿が戻ってくるというので扉を開けて待っているのだという。神輿倉の中を見ると蓮の飾りの神輿がない。これが修理に出ているのだ。
　八雲神社の4基の神輿は八雲神社の例大祭である鎌倉祇園大町祭りで提灯を着けて夜に神輿渡御（https://4travel.jp/travelogue/10799903）するもので、7月13日の夜に行われる。2基は鳳凰の飾りであるが、1基は疑宝珠、もう1基が蓮の飾りなのだ。7月13日の夜に鎌倉祇園大町祭りで提灯を着けて神輿渡御し、この1基は修理に出されたのだろう。十二所の神輿の工房（https://4travel.jp/travelogue/11196535）に修理を依頼して、今取りに行っているのだという。氏子代表は「15、6年前に千葉にある行徳の神輿の工房に修理に出した。」と言うと、もう一人が、「私が20代の頃ですから、もう40年は経ちますよ。」と言う。「もうそんなになるか。」年に一度しか神輿倉から出さない神輿ではあるが、今ある3基は綺麗で、修理してからそんなに年数が経っているようには見えない。
　八雲神社の入口に2人のおばさんがいたので、「神輿庫の扉が開いていますので、神輿が直に見えますよ。修理に出している神輿を取りに行っていますが、戻ってくるとまた扉が閉められます。」おばさんたちは「ラッキー。」と言って神輿庫に向かった。裏山に上ると今日は富士山が綺麗に見えることは教えなかった。やはり、七曲りがきつく、おばさんたちの服装では上りずらいだろうと思い言わなかったのだ。
（表紙写真は佐竹様の神輿）

エリア 鎌倉(神奈川)

八雲神社の疑宝珠の飾りの神輿。

佐竹様の神輿。一番大きい鳳凰の飾りの神輿だ。

八雲神社の鳳凰の飾りの神輿。

八雲神社の蓮の飾りの神輿は修理から間もなく戻ってくる。