年末年始に約３０年ぶりの香港　Vol.7（５日目後半１８８１ HERITAGE～帰国）

2017/12/28 - 2018/01/02

香港最後の日の後半、九龍城址から尖沙咀へブラブラと街歩き
そして６日目の１月２日は、遂に帰国の日となってしまった

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ジェットスター航空

一応、ガイドブックの地図を見ながら移動しているのだが、とりあえずここへ行ってみるか的な行き当たりばったりの散策

警察署と消防局の跡地で「1881Heritage」と名付けられている

1881 ヘリテージ ショッピングセンター

なかなか凝った建物だなあ

１８８１年から建設が始まり、香港の歴史的価値のある建築物をそのまま利用し、ホテル、高級ブティック、レストランの入った施設として２００３年１１月１１日にオープン。
美しい外観の建物で、全室スウィートルームという５つ星の高級ホテルと、貴金属やアクセサリー、ファッションの世界的に有名なブランドショップが揃ったゴージャスぶりが話題の建物らしい
観光客から地元の香港人までがカメラ片手にやってくる撮影スポットにもなっているようだ

う～ん、まあ美しい建物なんだろうな
少なくとも現代では、かなり建築費をかけないと建てられないだろう

お、大砲だ

香港でも大晦日で仕事が休みなのか、単純に観光客なのか分からないが多数の人が訪れていた

クリスマスの名残りなのか、新年用なのか、それとも香港ではいつもこんな飾り付けなのか

この観覧車は人が乗れるのかな？

この螺旋階段を登ると何かがあるのか？と思いきや庭園だけ

1881 HERITAGEと後方の高層ビルとは、余りにもアンバランス

中に入ると、まずヘリテージ全体の模型

何かは分からないけど、多数の表彰を受けた際のトロフィーや盾

建物内は、個人的にはあまり興味を持つ物が無かったので、外へ出てしまった
敷地の角には、ここが以前は防空壕の入り口だったようで、そのまま記念として残されていた

道路から改めて1881 HERITAGEの後ろの建物を見てみるとＵＢＳというスイス銀行グループの建物だった

今日は香港最後の日だったので、九龍城から星光大道へ、そして1881 HERITAGEと歩き続けたので、そろそろホテルへ戻って休憩

ホテルで小休止すると、既に外は暗くなっていた
そろそろ夕食の場所を探しに行こう

香港は海に面しているので、海鮮の店が非常に多い
ホテルから少し歩いて、観光客でも知る人ぞ知るという場所に行ってみた
１階が海鮮問屋で、食材を買って２階の店に持って行くと調理してくれる店があったり、新鮮な海鮮が食べられる店がある

渣華道街市 市場

多数の店が隣同士で並び、客席もどの店の客席なのか分からない状態

まだ時間が早いせいか客が座っていないテーブルにメニューが置いてあったので見てみた
安いかは分からないし、半分以上が時価となっている

東寶小館 中華

こちらはシェフのお薦め料理

個人的に、アジア諸国の店の雰囲気がどうしても嫌悪感を感じてしまう

ここの店は違うかもしれないが、どうしても衛生面だったり調理が生っぽかったりすると、もうダメだ
一度は食べてみたかった上海蟹の丸揚げも安くて美味しそうだったが、嫌悪感の方が勝ってしまったので、別の店を探す事にした

札幌ラーメンの店もあったが、さすがに香港まで来て食べる事もない

で、結局行ったのは香港初日の夕食を食べた添好運（ティム・ホー・ワン）
ミッドタウン日比谷にも出店したし、ワイキキのインターナショナル・マーケット・プレイスにも出店したから、まあいいじゃない同じ店で食べても

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

まあまあの味

しかし、これは失敗だった
肉の千巻でボリュームがあるから注文してみたが、ちょっと口に合わなかった
名物メニューで注文する人が多いらしいが、他の客も残す人が多かった
たぶうん香港の人には合った味なのだろう

とにかく腹も一応は満足したので、明日の出発に備えて荷物をパッキングしなければ

あっという間に１月２日の帰国の日
Ａ１１のバスで空港へ

空港には早めに着いて、ラウンジ等にも行ってみたい
と思いつつ最初に目に付いたのが灰皿
自分はヘビースモーカーではないが、灰皿が設置されているのは喫煙者にはうれしい
特に搭乗後は何時間も吸えないので助かる

空港へはかなり早めに着いたが、１３：５５発の成田行き
まだ時間があるけど、行く場所があるのでホテルを早目にチェックアウトして空港へ向かったのだ

香港国際空港は、昔は啓徳空港とも呼ばれ、九龍地区のビルの頭上スレスレで着陸していて、世界で最も危険で難しい空港と言われていた
現在の新国際空港は、１９９８年開港だから今年で３０年目、そして乗客数は世界第３位の大空港になった
ターミナル１とターミナル２は地下鉄で結ばれているので、全体では相当な広さになる

先ずは、どこに何があるのか調べなければならない

案内表示は分かり易いので助かる

広さはあるので、色々な店がある

早目に空港に着いたとは言え、搭乗までの時間で全部見て回るのは不可能

香港で、なぜ出前一丁が大人気なのか不思議だ
ここに至っては、ミュージアムの様相を呈している

もう３０年も経つが現代でも十分通じる近代的な空港だ

フードコートも充実している

和・洋・中からファストフードまで、何でも揃っている

大まかな空港内の様子は分かったので、イミグレへ行く

それほど大行列でもなかったので、スムーズに通過

ラウンジを探して直行する
ラウンジ直行のエレベーターがあった
タイ航空、エミレーツ航空そしてプラザ・プレミアム・ラウンジ

ここが目的のラウンジ
プライオリティパスの所有者が入れるラウンジ

プラザ プレミアムラウンジ (香港国際空港) 空港ラウンジ

プライオリティ・パスを所有していない同伴者の料金は、約３０００円前後をカード保有者の口座から引き落としされる

ラウンジ内はまあまあの込み具合だったが、ちょうど窓際で離発着が見える良い席が確保できた

一般的なカードラウンジとは異なり、料理も期待できる

料理については、人それぞれの好みがあるので何とも言えないが、特別不味いわけではない

もちろんアルコール類も飲み放題

ビールサーバーもあり、生ビールも飲める

この生ビールのサーバーは少し変わっていて、専用のカップをサーバーに差し込むとカップの底からビールが湧き出てくる

ツナサンド他のサンドウィッチもあり、ラップで包まれて冷蔵庫に入っている

タダだと思ってここぞとばかりに食べたので、苦しくなった
建物外部に面した場所には、喫煙所があった

免税店もありタバコも売っているが、日本タバコは数種類しかなかった

お土産類も香港・中国のお菓子が多い

空港内は広いので、早めに搭乗ゲートを確認しなければならない
ジェットスターの成田行きは２０３番、ゲートの数が２００以上もあるのか？

滑走路を眺めながら２０３ゲートへ向かう

あった、あった
これが真逆の方向だったら搭乗時間ギリギリになり、走って移動する事になる

約５時間のフライト、無事帰国できますように

そして定刻から１５分遅れの２０：５５成田空港ターミナル３に到着
５泊６日の香港旅行も終わってしまった
次回行く事があるなら、絶対に橋底辣蟹で蟹と巨大シャコを食べてやる！！

成田空港第3ターミナル 空港