２度目のイタリア！⑨番外編~ケルンにて

2018/08/19 - 2018/08/22

イタリアではなく、ドイツ ケルンにて。
8/19(日)の夜の便でミラノマルペンサ空港から、デュッセルドルフ空港へ。
飛行機の搭乗が二時間遅れ。
フライトは時間通りでしたが、心配なのは23時が過ぎてからの電車。。
DBのアプリで、デュッセルドルフから、ケルンメッセドイツ駅(身内宅最寄駅)のチケットを取っておき、駅に向かいます。
飛行機同じ方達が、鉄道の駅にも沢山いらっしゃるから安心しましたが、ほとんどの方が、デュッセルドルフで降車してしまい、
その車両に乗っていたのは私だけで、時間も０時を回っていて、ケルンメッセドイツ駅からも道が暗めだから、ちょっと不安…。
身内は今晩は留守で一人でアパートに向かい、鍵を開け、中に入ります。
やっとたどり着けたのは、夜中の１時でした！
…ほっとしました。。
ケルンの、大好きなアンティークショップをご紹介します。

エリア ケルン(ドイツ)

ホイマルクト広場の南側、Markmannsgasseをライン川の方向に向かっていき、ライン川沿いに出る一本手前の石畳の小路を入っていくと、細い路沿いに、そのお店はあります。

こんな店構えのアンティークショップです。

ごちゃごちゃ(笑)と置いてあります。

なぜ、ウィンドウ越しに見ているかというと…

このお店、

金曜日しかオープンしません！

これは、2017年の12月に初めてお店の中に入れたときの写真！
見て回るだけでも楽しすぎるお店です！

まるで、蚤の市の露店のようです。
アンティーク、というより、お手頃なヴィンテージものが楽しめます。

この12月に行ったときには、ヴィンテージのカップ＆ソーサー、100年ほど前の絵はがきなどを購入しました。

12月の時のご主人のロルフさん！
とても優しいかたです。
実は、この夏は、イタリアから帰ってきて、日本に帰るまで金曜日が無くて、思いきって、電話をしてみました。
すると、少し離れた街にあるご自宅から、車で来て、お店を開けてくれましたー！
ありがとう ロルフさん！

デミタスカップ
手書きの金の縁取りが、気に入りました。

手書きの花柄が可愛い！
80年ほど前のもののようです。
使い込まれた感じもあって…
どんな歴史を持っているのでしょう？
このカップでハーブティーいただいています。

手書きの文字も可愛いです。
12ユーロ位だったかなぁ…

これも手書きです。
こちらでは、コーヒーをいただいています。

小さな繊細なカクテルグラス。

これも小さなグラスです。

クリスタルのミルク入れ

ドイツで初めて訪れたニュルンベルクで入ったアンティークショップで見つけた古いポストカード。
デューラーハウスの入り口にあるお店。
古いポストカードに魅力を感じてしまいました。
そこでは、0.5～１ユーロで沢山ありました。

ミラノのドゥオーモ。
周りの様子が今とは違います。

裏には、１９１２年のスタンプ。
観光の記念にスタンプを押して持ち帰ったんでしょう。
これは、ブリュッセルで見つけたものですが！

ロルフさんのアンティークショップ。
お店の名前を聞いたところ、名前はないそうです！
Emailアドレス聞いたところ、パソコンは持っていないそうです！
持ってらっしゃる携帯電話も、とてもアンティークな(笑)
昔のPHSみたいな感じでした。

裏には、見事な筆記体。
１００年ほど前の、古い絵葉書が、ものすごく沢山あって、
一枚ずつ色々と解説してくれました。
手紙の内容までは…何だか聞けなかったのですが。。

古い絵葉書はありますか？
と私が聞いて、はじめて奥から
ごそごそと沢山の古い絵葉書を出してくれたロルフさん。

アールデコなデザイン。
絵は、どことなくジャポネスク。

東ドイツ時代の切手の貼ってあるものも沢山ありましたし、
…ヒトラーの切手などナチスドイツ時代のものも。
古い絵葉書見ながら、ドイツの歴史にも触れた気がしました。。

お月様に後から顔を描いたみたいです。

私には読めないので…どこに住んでいた人が
誰に当てて、どんな内容を書いたのかは、わからないけれど。
そして、永い年月どこにしまわれていて、どうしてこのお店に来たのか？
“古いものには、それぞれ物語があります。だから古いものは魅力がありますね。”
とロルフさん。

これは、フランクフルトのホテル。
とても歴史あるホテルだったんでしょう。

だいぶ、ぼろぼろですが…。
フランクフルトの街は、戦争の爆撃で歴史あるものが
全て失われたイメージしかないので、とても印象的でした。
１９３９年と書いてあります。

ローマ　コロッセオの
少し昔の姿。

１２月も今回も、その日のお客さんは私だけ(笑)
金曜日の３ｐｍ～６ｐｍに営業してます。
１９７０年にこのお店を始めたそうです。

グーグルマップには、載っていません。
載らない方がいいでしょうね。

この旅行記へのコメント （3）

• procidaさん 2021/03/14 06:06:46

  アンティーク！

  私も古い絵葉書や写真を見つけると足が止まります。手紙の内容はわからなくても、時代の深さにロマンを感じます。
  
  それにしても一週間の中で、わずかな時間だけオープンって…すごいショップですね。
  それを見つけたmaayさんもスゴイです。
  私もチャンスがあれば行ってみたいです！
  
  プロチダ

  maayさん からの返信 2021/03/14 10:55:16

  RE: アンティーク！

  procidaさん
  
  こちらにもコメントをありがとうございます。とっても嬉しいです。
  ロルフさんの名前のないアンティークショップ、素敵でしょう！
  グーグルマップに載っていませんから、今度ご案内いたしますよ！笑
  
  初めてケルンに行った時に路地裏に見つけて、中には入れたのは、その１年後でした。
  古い時計の音、そのゼンマイをロルフさんが回す音、ほこりだらけの（笑）カップ＆ソーサーを持ち上げてみて、そっとまたテーブルに戻すときの陶器がこすれる音、あの空間にまた身を置きたいですね。。
  
  ドイツ在住のロルフさん、ご高齢なので心配で、手紙を書いてみたところ、とても喜んでお返事くれました。アンティークショップもなくなってしまいそうで心配で。
  
  そしたら、最近また買い付けにいったとか（秋のことですが！）お元気すぎて、逆に大丈夫かなーと心配になりました。
  
  プロチダさんも、イタリアで出会った人たちと沢山交流してましたね。
  その土地の人と触れ合うことは、本当に旅の醍醐味ですね。。
  
  あ、そう言えば、フィレンツェの方で書いた“ベネチアの定点動画ライブ”を見ながらしていた仕事は、実はテストの採点です。プロチダさんと同業者なので(^^)V
  時々ぼーっと赤ペン止まって滲んでました笑
  
  maay
  
  
  
  

  procidaさん からの返信 2021/03/16 15:06:56

  RE: RE: アンティーク！

  maayさんへ
  
  
  > 古い時計の音、そのゼンマイをロルフさんが回す音、ほこりだらけの（笑）カップ＆ソーサーを持ち上げてみて、そっとまたテーブルに戻すときの陶器がこすれる音、あの空間にまた身を置きたいですね。
  
  想像してだけで、すごく素敵な感じがしますね。
  映画のワンシーンのように、頭に浮かんできます。
  ドイツに行くときは、絶対に行かなくちゃ！ですね。
  
  > プロチダさんも、イタリアで出会った人たちと沢山交流してましたね。
  > その土地の人と触れ合うことは、本当に旅の醍醐味ですね。。
  
  本当にそう思います。
  それが一番の目的ですね。
  最近ちょっと思うんですよ。
  今度イタリアの地方に行くことがあったら、
  （プロチダ島のようなイメージ）
  年配の方に話しかけて、
  「食事にお邪魔させていただけませんか・・・」って。
  材料費とワインは私がもちます。
  
  だめかな〜。
  質素なものでもいいから、
  普段の食事をともにできたら最高なんだけどな〜。
  
  逆だったら喜んで招き入れるんだけど。
  これができたら、旅の楽しさも倍増すると思います。
  
  今、ベネチア・リアルト橋の定点カメラからのライブ映像見ながらです。
  ベネチアに朝がやってきたようです。笑
  
  プロチダ
  
  PS 同業者だったとは！びっくりです。