2018/08/08 - 2018/08/19
36位(同エリア196件中)
maayさん
モザイク画が観たくて、だいぶ前からラヴェンナに行ってみたかった。
素敵なB&Bに泊まれて、宿のオーナーのロレンツォさん、パメラさんと出会えて、とても思い出深い滞在になりました。
その土地の人との触れあいは、旅の醍醐味…。
七年ぶり、2度目のイタリアは、好きなところへ・好きな時間に・気の向くままに、ひとり旅をしてきました。
ローマ(早朝街歩き)
→オルヴィエート(TVで観たあのお店へ♪)
→チヴィタ・ディ・バニャレッジョ(‥ここまで来られたんだなぁ、私ひとりで!)
→フィレンツェ(7年前のリベンジ)
→ピサ(夜と朝のピサの美しさ)
→ラヴェンナ(静かなモザイク街と人との触れあい)
→ヴェネチア(昼間と夜の違う顔‥)
→ミラノ(最後の晩餐・ロンダニーニのピエタ)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ユーロウイングス 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ピサからボローニャまで行き、ボローニャでラヴェンナまでの列車のチケットを購入。
普通列車でラヴェンナに向かいました。
ラヴェンナの宿は、B&B
ll Giardino Roccioso
イタリアのお家に泊めていただくような、
そんな雰囲気に惹かれたのと、
50EURO!というのが決め手でした。
ラヴェンナの駅から、バスで向かいます。
バス停で降り、宿の辺りをうろうろ。
この入り口かな、、と、思いきって呼び鈴を押します。
宿のオーナーのロレンツォさんが笑顔で歓迎してくれました。
簡単なイタリア語でご挨拶。
“Piacere!”って言える旅って素敵です。
ホテルでは使わないからなぁ! -
100年前の住宅を綺麗に改装してあります。
私が泊まった部屋は、1階(0階?)のツインルーム。
この上は、宿のオーナーさんの家で、なんとそのお宅の居間を通って
階段を下に降ります(笑)
だから、お宅に泊めてもらっているようなものです。 -
部屋に入った瞬間、うわぁー!と声が出ます。
広々としていて、綺麗に楽しく飾り付けられている部屋! -
一人で泊まるのがもったいない!
-
古い調度品や昔の鍋などが美しく部屋の装飾に使われています。
何だかとっても楽しい! -
シャワーブースは狭いけど、バスルームは広々していて使い易い!
-
部屋からすぐに中庭に出られます。
-
部屋の前はこんな感じ!
面白いですよね!
さて、荷物を置いて、モザイクを観に行きましょう! -
あぁ!ラヴェンナのモザイク画を見るのが楽しみでした!
-
サンヴィターレ大聖堂
ラヴェンナは1500年前に栄えた都市。
初期キリスト教建築が町中に残っている。
当時のビザンチン様式の美しいモザイクが残っているのは、特にイタリアでは珍しいこと。
都市は、時代に合わせてどんどんと発展していくもの。
でも、ラヴェンナの教会ははほぼそのまま残された。 -
ラヴェンナのモザイク教会を巡るには、共通チケット9.5EUROを購入します。
私は、サンヴィターレ大聖堂近くのチケット売り場で買いました。
サンヴィターレ大聖堂!
ラヴェンナに来る人は、100%ここに来るでしょう。
外観の地味さからは想像できない、圧巻のモザイク画! -
ガッラ・プラチディア霊廟
サンヴィターレ聖堂と同じ敷地にあります。
やはり外観は地味。ところが、、 -
狭い内部は、一面見事なモザイグ画で覆われています。
そして窓に使われている琥珀の色が神秘的で美しい。。
下に写っている、水を飲む鳩さんの絵は有名ですね。 -
この聖人は、この鉄格子の上で焼かれて殉教したとか…。
-
出入り口の上にある「良き羊飼い」
硬い石のかけらで描かれているとは思えません。。 -
アカンサスの葉に覆われ、水を飲む鹿。
詩篇42"鹿が谷川の流れを慕い喘ぐように"
でしょうか。
アカンサスの葉の装飾が美しいですね。 -
細かい!綺麗!!
-
この天井は、創建当時のまま、残されているそうです。美しいです。。
-
アリアーニ洗礼堂。
商店のならぶ大通りから、ちょっと中に入ると、ふっと現れます。
こちらは2EUROを入り口にある券売機で払います。 -
天井に,水浴びをするキリストの姿。
-
水の中で、足が透けている表現。
凄いですね。 -
サンタ・ポッリナーレ・ヌオーヴォ聖堂
-
これも、全部細かい石の欠片を張り付けているモザイクで描かれているわけですが、
一人一人の顔も違うし、本当に手が込んでいます。 -
色も鮮やか。
-
表情が出てますよね。
-
これは、ラヴェンナの街角にある、通りの名前の標識です。
街中には、モザイグ画がいっぱい。 -
ネオニアーノ洗礼堂
-
こちらも水浴びのキリスト。
12使徒に囲まれています。 -
本当に細かくて美しくて表現豊か。
立体感もあります。 -
壁を覆う装飾の一部。
-
宿の奥さんパメラさんお薦めの
Domes dei Tappeti di Pietra
18世紀の教会の地下から5,6世紀のモザイク画が偶然、発見されたそうです。
幾何学模様のシンプルなモザイクが広がるフロアの上に通路が作られていて下をのぞき込むように鑑賞します。
これは「四季の精霊のダンス」
他の教会内部のきらびやかなモザイクとは違う、独特な素朴なモザイク画です。 -
「善き羊飼い」
白い部分は、後の時代の教会の柱などが建てられていたようです。
発掘の様子がわかる展示もありました。
2002年に開館されたようで、ガイドブックなどにあまり載っていないようですが来て良かったです。 -
さて、夕食は、たまたま通りがかった
Caffe Mazzini
スムージーの写真に惹かれて中に入りました。
街の気楽でリーズナブルなカフェ。
溌剌として元気で親切な綺麗なお姉さん!が切り盛りしていました。 -
野菜不足気味だったので、嬉しい!!
種類が多くて食べ応えありました。
11-18:45 の表示に気付かず、入ったのは18:40位だったのに
快く招き入れてくれました。
途中で気づきました!
あまりにも感じのいいお姉さんだったので、次の日の昼食もここで戴きました。 -
さて、翌朝、上の階のテラスで朝食を戴きます。
8時に上に行くと、ロレンツォさんが待っていてくれて、
テラスに招いてくれます。
クロワッサンとパメラさんが焼いたフルーツケーキとコーヒー。
美味しい無花果!
パメラさんは、庭を綺麗に整えています。
“Bonsai!”と言って見せてくれたのは、この小さなオリーブの木!
10年ものだそうです。 -
食事の後に庭の草花を見せてくれました。
パメラさんはイタリア語しか話さないけれど、会話は自然に成立。
とても楽しい時間だった! -
ロレンツォさんとパメラさんは、猫を4匹飼っています。
猫が苦手な人は、泊まりにくいかな…。
私は猫が大好きなので幸せ! -
あまりお客さんには寄っていかないそうです。
私は猫が好きなので遊んでもらいました(笑) -
この子が一番なついてくれました。
-
さて、宿から少し歩いたバス停から、
サンタ・ポッリナーレ・グラッセ教会を目指します。
4番のバスで20分ほどでつきました。
バス内は空いていますが、地元の人ばかりでした。 -
今も周りには、野原が広がっています。
この祭壇画のように! -
6世紀半ばに建てられたそうですが、なんともキュートなモザイク画です!
-
“キリストと12使徒を表す羊”
素朴で心癒やされる色彩ですね。 -
荷物を取りに宿に戻ります。
部屋にあった宿のノートにメッセージを書き、小さな折り鶴と小さな箱を折ってノートの上に置いておいたのを凄く喜んでくれていました。
小さい!所をベタ褒めしてくれました(嬉しい!)
パメラさんが車で駅まで送ってくれるということで、ロレンツォさんとは宿の前でお別れ。チークキスでのさよならのご挨拶。
日本人の私には慣れない挨拶だけど、
とても自然だったのが今でも不思議。
その後、パメラさんとも駅でリズミカルなチークキスでさようなら。
とても嬉しかった。
ドイツでは、知り合いの家族は、ギューッと深くハグしてのご挨拶が定番。どちらも大好き♪
さぁ!いよいよ、15:40の列車ヴェネチアに向かいます!
ヴェネチアまで、3時間半の旅です。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- maayさん 2023/07/13 07:57:02
- おはようございます♪
- ちょんたさん
初めまして!
いいねとフォローをありがとうございます!
音楽旅行の旅!私もヨーロッパを旅するときは必ず音楽旅になっています(^-^)
ちょんたさんのドイツオーストリアチェコ旅、これから楽しませていただきます♪
私も2017年に初めてプラハに旅しました。
市民会館のビヤホールも懐かしいです!
ラベンナの旅、見ていただいてありがとうございます!
素晴らしいイタリアの街の中でも、異彩を放つ素敵なモザイクの街ですね。
2018年のイタリアひとり旅は、私にとって思い出深い挑戦の旅でした(*^-^)
あれからもう5年とは!ラベンナにも再訪したいものです!
私もちょんたさんの旅を楽しませていただきます♪よろしくお願いします!
maay
-
- ちょんたさん 2023/07/13 01:37:24
- 明るいラヴェンナのモザイク見たかったのです嬉しいです。
- 初めまして、ちょんたと申します。コロナでずっと海外に行けないので、旅行記を見るのも久しぶりです。
ラヴェンナのモザイクは忘れられない思い出ですが、何しろ2月の雨ふりの夕方ぐらいに行ったもので、明るい日差しの中のラヴェンナを見たいと思っていました。
やはり美しいですね。乙女たちの行進のモザイクが忘れられません。またお邪魔しますね。
- maayさん からの返信 2023/07/13 07:58:54
- Re: 明るいラヴェンナのモザイク見たかったのです嬉しいです。
- ちょんたさん
初めまして!
(はじめ、返信でなく、自分の旅行記にコメントしてしまいました!)
いいねとフォローをありがとうございます!
音楽旅行の旅!私もヨーロッパを旅するときは必ず音楽旅になっています(^-^)
ちょんたさんのドイツオーストリアチェコ旅、これから楽しませていただきます♪
私も2017年に初めてプラハに旅しました。
市民会館のビヤホールも懐かしいです!
ラベンナの旅、見ていただいてありがとうございます!
素晴らしいイタリアの街の中でも、異彩を放つ素敵なモザイクの街ですね。
2018年のイタリアひとり旅は、私にとって思い出深い挑戦の旅でした(*^-^)
あれからもう5年とは!ラベンナにも再訪したいものです!
私もちょんたさんの旅を楽しませていただきます♪よろしくお願いします!
maay
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