
2018/09/01 - 2018/09/01
3位(同エリア423件中)
てくてくさん
この旅行記スケジュールを元に
2018年の夏休みは、第二次世界大戦時に旧日本軍によって造られた泰緬鉄道を追い求めてタイに行ってきました。
去年夏のカンボジアの旅行を終え、さて来年はどこに行こうかと正月ごろから話していましたが、
私「泰緬鉄道乗りにタイは?」妻「拒否します」
妻「チェコとかヨーロッパは?」私「拒否します」
侃々諤々の議論の末、中間方面のネパール(毛色は全く違うけどタイとヨーロッパの間に位置するのは間違いない)辺りに傾き始めたところ、テレビでやっていた映画「戦場にかける橋」をお酒を飲みながら無理やり見せる。
妻「・・・」
そんな努力もあってようやく10年ぶりにタイ旅行ということに決まり、出発することとなりました。
今回の旅行記は、タイ国鉄に乗車してトンブリー駅からナムトック駅へ行きました。
■日程
8/31 羽田空港
9/1 バンコク→ナムトック
- 交通手段
- 鉄道
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列車に乗りしばらくすると車掌が検札に来ました。
トンブリー駅 駅
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やがて車窓の風景が緑色に
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乗車前に駅前の真ん前にあった市場で買った餅みたいのを頬張ります。
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つるつるとした食感でこれはこれでよし。
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バナナの木、ヤシの木、田圃、原野、と単調な風景が続きます。
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手ぶらで乗り込んでも飢え死にすることはありません。3人ぐらいの販売員がお弁当やお菓子、飲み物を頻繁に売り込みに来ます。
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車窓の風景
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田舎の駅
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ノーンプラードゥック駅、ここまでは南本線の路線で第二次世界大戦前からタイが路線を建設済み、ここから泰緬鉄道の建設が始まりました。石碑があるそうですが通り過ぎてしまいました。
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しばらく真っすぐな単調な景色が続き、カンチャナブリー駅に到着です。
カンチャナブリー駅 駅
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駅前には蒸気機関車が展示されています。
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後で戻ってきますから
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乗客がぞろぞろと乗ってきます。満員になるかと思いましたが、そうでもなかったです。
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露店が出て結構賑わっています。
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5分くらい停車していたでしょうか。再び走り出すとしばらくしてクワイ川鉄橋です。
クウェー川鉄橋 建造物
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時速5キロ、10キロくらいでのそのそと通過してきます。
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実は四半世紀前にここまでは来たことがあります。バンコクからバス往復の旅でしたが。
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映画の戦場にかける橋の川とは大きく異なります。
最近知りました、あの映画の撮影場所がスリランカであることを・・・ -
線路の脇に観音様がいます。
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顔を出して外を見ている人が多いですね
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列車は半ば原野を突き進みます。
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また単調な風景が続きます。
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たまにクワイ川が左手に見えます。
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スコールが振ってきました。全開であった窓を乗客が一斉に閉めます。
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スコールがすぐに止み、また窓を全開に。
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灼熱の太陽が降り注ぐ大地を列車は突き進みます。
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またクワイ川に出会います。泰緬鉄道の路線で大きな川を跨ぐ場所は先ほどのカンチャナブリーだけです。
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ここがアルヒル桟道橋という名所でしょうか。乗車しているとよくわかりません。
降りてアルヒル桟道橋を歩くことも可能ですが、高所恐怖症の私はパスです。アルヒル桟道橋 建造物
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しばらくこの橋をゆったりと走ります。泰緬鉄道の建設時は、クワイ川鉄橋とここなどが難工事の場所だったと思いますが、当時は時間との戦いで川沿いを無理やり鉄道を引いた感じです。いまだったらその脇にトンネル掘っておしまいだと思いますが。
そういえば泰緬鉄道ってトンネル部分が現存している路線でもないですし、廃線部分のヘルファイアー・パスといわれる場所も無理やり切通しにして線路を敷いていますね。トンネル掘るより早かったのでしょう。 -
この人達はきっとこの駅で降りて、アルヒル桟道橋に向かって歩いていくのでしょうね。
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さらに奥地へ。
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またスコールです。窓を閉めました。
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また再び雨が止みました。
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濁ったクワイ川
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現存泰緬鉄道の終着点、ナムトック駅に着きました。
ナムトック駅 駅
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駅名標ナムトック駅と書かれていますね。
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駅前の様子です。
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犬が寝っ転がっています。東南アジアに来たなという風景。
日本じゃ猫の放し飼いがやり放題なのに、犬は一年中繋がれたまま。東南アジアに生まれることが出来た犬は幸せです。 -
ナムトック駅にあった泰緬鉄道の記念碑。
葉っぱ3枚を目印にしました。左上がタイとミャンマー国境のスリーパゴダパス、真ん中が現在地のナムトック、右下がカンチャナブリーです。 -
駅に接続したお店
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ここでアイスクリームを買いました。確か20バーツだったかな。暑い中胃の中にアイスクリームが染みわたりました。
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先頭のディーゼル機関車が連結しました。
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車両脇のトンブリー⇔ナムトックの表記
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切符売り場、ナムトック駅からカンチャナブリー駅までやっぱり100バーツ。外人特別料金です。
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国王に
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国王の母
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まったりとした車内
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ここから同じ車両に乗り折り返します。
帰国してから判りました、ここから車で30分くらいで連合軍捕虜が岩の切通しを作った欧米人に人気の高いヘルファイアー・パスがあったのですね。荷物があり歩けなかったですけど。
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