2024/12/23 - 2024/12/23
364位(同エリア457件中)
サバーイさん
以前からカンチャナブリは訪れてみたかったのですが、ツアーはどれも一長一短。というより、①~③を1日で網羅するものは皆無。ツアーは費用が馬鹿らしいし。(カンチャナブリに行くだけでも1万円...)
「カンチャナブリ」と言っても、見どころは次の3つに尽きることが分かり、かつ①~③は同じ場所にない(アルヒルはカンチャナブリではない!)、という超基本的なことから勉強しました。
① カンチャナブリのクワイ川鉄橋を歩いて渡る
② アルヒルの桟橋を歩いて渡る
③ 切り通しの絶壁を車窓すれすれに鑑賞する
④ せっかくなので、帰路にナコンパトムで下車し、世界最大の仏塔を見学する
上の4つのミッションを網羅し、かつバンコク市内から日帰りできる計画を立ててみました。
カンチャナブリを独力で訪れようと思っている方は、参考にしてみてください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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カンチャナブリまでは列車で直行できるのですが、これがくせ者でした。
1)出発はクルンテープ中央駅でなく、街外れのトンブリ駅。
2)本数は1日2本。
始発に乗っても、カンチャナブリで下車してしまうと、その日のうちにタムクラセーまで行って戻ってくるのは不可能。
カンチャナブリのクワイ河鉄橋を歩くためには、先乗りして鉄橋を見学しておき、10:42(現在は10:35)に鉄橋駅に到着する列車に乗ってタムクラセーを目指す必要があります。
(時刻表はタイの公式HPより) -
そこでバンコク市内をバスで早朝に出発し、カンチャナブリを目指すことにしました。
スクンビットのホテルを5:45に出発し、MRTスクンビット5:53始発のブルーラインでバンワー駅(BL37)に6:15到着。
駅前からタクシーで15分ほど(105バーツ)、6:35にバンコク南バスターミナルに到着。 -
ターミナル2Fがチケット売り場ですが、カンチャナブリ行きは現在ミニバスのみの運行。1Fの#1ゲート脇の売店でチケットを購入(110バーツ)
ロットゥーと呼ばれるミニバスは乗客が定員になるまで発車しないのですが、このバスは7時出発だよ、と言われ、見事定刻に出発。 -
ノンストップで片道わずか2時間。9:05にカンチャナブリのバスターミナルに到着。
車内は乗客が5人ほど。スマホの電源も椅子の横にあり、充電を気にすることなく快適な車中。ただ、エアコンが効きすぎるのは要対策。 -
バスターミナルはカンチャナブリの市街の中心に。ここからトゥクトゥクでクワイ河鉄橋まで移動。
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街中を抜け、所要時間約10分でクワイ河鉄橋に到着。(100バーツ)
カンチャナブリには捕虜博物館や慰霊共同墓地などの見どころもありますが、今回のツアーは泰緬鉄道に特化です。 -
鉄橋のすぐ手前が鉄橋駅(River Kwai Bridge)。
ここに10:35すぎに到着する電車を待ちます。
それまで約1時間。周辺を散策する時間があります。 -
当時日本の占領下にあったビルマへの補給ルートとして、日本軍によって建設された鉄道路線。わずか1年4ケ月で完成された。
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タイとビルマを繋ぐことからタイを意味する「泰」とビルマを意味する「緬甸」(メンデン)の一文字をとり、「泰緬(タイメン)鉄道」と呼ばれた。
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工期を急ぐ、過酷な労働で動員された連合軍の捕虜6万2千人あまりのうち、1万3千人あまりが犠牲となった。
橋のたもとのこの碑は、亡くなった356人のアメリカ兵のためのもの。 -
クワイ川鉄橋は全長約333m、橋脚と橋脚の間に小さい曲線のアーチを連ねて組み上げている。
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1945年4月と6月、空爆で鉄橋中央部の3スパンが陥落し、鉄道機能は停止した。
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終戦後、損壊したクワイ川鉄橋は日本の戦後賠償によっていち早く修復され、現在でも再建された部分以外は建設当時の橋脚と橋梁がそのままの姿で残っている。
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この鉄橋を線路に沿って渡ってみるのが今回のハイライトのひとつ。
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線路の脇に鉄板の歩道が渡されています。
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この丸アーチは当時のまま残っている部分。
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橋の中央から眺めるクワイ河。(もともとの名前はメークロン川)
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線路の上を、しかも鉄橋を歩いて渡るという経験は貴重。
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橋を渡りきったところ。途中途中に待避場所があり、間近で目の前を通過する列車を見送ることができます。
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しかし、鉄橋を通過する列車を眺めるためには少なくともカンチャナブリで1泊する必要があるため、日帰り車窓から車窓から鉄橋の眺めを楽しむことに。
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駅の時刻表。
10:35にここ River Kwai Bridgeを出発し、
11:40に Saphan Thamkrasae Cave(タムクラセー洞窟橋駅)に着く列車に乗り込みます。 -
ほとんどの乗客はここから泰緬鉄道に乗るため、時間が近づくとホームが混み合います。
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10:40すぎにバンコクから来た列車が入線。
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車内の様子です。
団体客が多く、ほぼ席は埋まりました。 -
車窓からの眺め。
田舎の田園風景が広がります。
間もなくチョンカイの切り通しに差しかかります。 -
硬い岩盤をほぼ垂直に掘削してそのギリギリで線路を敷いた「チョンカイの切り通し」。列車一両が通り抜けられるだけのスペースを掘削したため、両側ともに窓すれすれまで岩肌が迫ります。
なぜか車内の団体客(中国人)は知らない様子で、誰一人車窓の景色に目を向けていませんでした。 -
カンチャナブリから約1時間。
左手の眼下にクウェー・ノイ川のS字カーブが見えてくると、列車は最徐行。 -
タムクラセー駅に11:55に到着です。
列車はさらに40分ほど先の終点ナムトックへ行き、再び戻ってきます。 -
上りの列車が来る13:34まで約1時間半。
駅周辺をゆっくり散策できます。 -
駅のホームから数十メートル線路を戻ると、アルヒル桟橋教が。
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岩壁すれすれに造られた全長約300mの木造橋。
この線路を歩いて渡ります。 -
左手にはカセー洞窟。
洞窟内に仏像が安置されています。 -
右手は雄大なクウェー・ノイ河の流れ。
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源流がミャンマーとの国境地帯にあり、そこから合流地点まで全長240キロと言われるタイの西部を流れる川。
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右手は切り立った急峻な岩壁。
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左手は蛇行する川に挟まれた地点に橋を架けた難所中の難所。
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事故が多発して多くの犠牲者を出したことで知られている。
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桟橋興の脇にクラセー洞窟の入り口。
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鉄道建設中は旧日本軍によって連合軍の捕虜や周辺アジア人を含む現地労働者の宿泊場所の一つとされた。
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岩肌を掘る過酷な作業の跡を目の当たりにすることができます。
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木造の構造物がこうして現役で残っていることに驚きます。
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駅の周辺は観光客向けのレストランが数軒。
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駅前の通りもご覧の通り。
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13:30過ぎに先ほどの列車が戻ってきました。
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再び乗車。
この列車でナコンパトムを目指します。 -
クワイ河鉄橋を今度は車窓から眺めることになります。
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待避している観光客とは手を伸ばせば触れられる距離。
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カンチャナブリの駅に14:45到着。
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ここから約2時間弱でナコンパトムへ。
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ナコンパトムには定刻の16:30に到着。
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列車はそのままトンブリまで帰ります。(トンブリ到着は17:40)
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さて、最後の目的地はこのナコンパトムの黄金の仏塔、プラ・パトム・チェディ。
駅を出ると、目の前にその塔が視界に入ります。 -
5時までは参拝可能とのこと。駅から歩いても10分もかからないため、十分間に合います。
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市内中心にそびえ立つ世界一の高さを誇る全高120.45メートルの黄金の仏塔、プラ・パトム・チェディ。
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ここはインドシナ半島の中で、最初にインドからの僧によってお釈迦様の教えがもたらされた仏教伝来の町。
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この時間、地元の人たちが参拝に訪れる姿がちらほら。
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正面の仏像は立位。
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7世紀から12世紀頃までは、モーン族の国・ドヴァーラヴァディー王国として栄えていた中心地でもあります。モーン族が3世紀頃に建てたといわれるのが、世界最大級の黄金の仏塔。
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仏塔の基部をぐるっと一周。
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正面の階段上から見たナコンパトムの駅前。
正面が駅舎。 -
駅前の様子。
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ナコンパトムの駅舎。
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川沿いにミニバスの出発点が。
ここでバンコク市内・BTSバンワー駅までのチケットを購入(50バーツ)。
17:30に出発して、ちょうど1時間でBang Wa駅の高架下に到着。 -
ちょうど12時間でBang Wa まで戻ってくる日帰りツアーでした。
カンチャナブリとナコンパトムを楽しめ、しかもツアーよりもずっと安上がりで自由度の高いデイトリップ。皆さんもいかがですか?
<費用>
MRT スクンビット~バンワー 45x2=90B
タクシー バンワー~南ターミナル 105B
ミニバス 南ターミナル~カンチャナブリ 110B
トゥクトゥク バスターミナル~鉄橋駅 100B
鉄道 カンチャナブリ~タムクラセー 100B
タムクラセー~ナコンパトム 100B
ミニバス ナコンパトム~バンワー 50B
以上、交通費が655B。それに昼食などの飲食代が150B。合計800Bといったところです。
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