末娘と二人のんびり京都めぐり（３）京都刀剣御朱印めぐりは藤森神社，そのあと嵐山そして抹茶パフェと金魚鉢水玉ソーダ水

2018/08/21 - 2018/08/21

　2018年夏休み，末娘と二人で京都3泊4日の旅に出た．
京都へ行きたいっ！という刀剣女子の末娘たっての希望で連れて行った．
残念ながら嫁さんは仕事を休めず，今回はみさぱぱと娘の二人旅となる．
　三日目の8月21日，「京都刀剣御朱印めぐり」の残りの一社 藤森神社を訪ねて京都刀剣御朱印めぐりは終了，その足で嵯峨嵐山へ向かい渡月橋，竹林の道を歩いてきた．嵐電 嵐山駅中で頂いた抹茶パフェとらんでん麦酒は美味かった．さらに帰途に七条通沿いの京麩菓子店「金魚鉢の水玉ソーダ」はインスタ映えする絶品．
この日最後は京都タワー，京都を360度パノラマで一望，京都を満喫した充実の一日だった．

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はまず 京都刀剣御朱印めぐり の残りの一社 藤森神社を訪ね，その後，嵐山へ行くことにしました．JR線に乗るので，JR線で移動できる観光地を訪ねる戦略です．
JR京都駅からJR奈良線に10分ほど乗ると藤森駅に到着です．
藤森は「ふじもり」ではなく「ふじのもり」と読むのですね．これを見るまで知りませんでした (^^;)

ＪＲ藤森駅 駅

駅舎を出ると周囲は住宅地，まぁこんなものでしょう．
駅を出て道路右側へ歩き始めしばらくすると京都教育大学の正門前を通過，そこからちょっと行った先に藤森神社の参道入口がありました．

ＪＲ藤森駅 駅

藤森神社の入口です．
歩いて行くと地元の方でしょうか「どこから来たの？」と声をかけられました．
「仙台からやってきました！こちらは暑いですよね！」云々...とちょっと立ち話をしました．

藤森神社 寺・神社・教会

ずーっと奥の方に神社らしき建物が見えます．参道の幅が広いですね．

藤森神社 寺・神社・教会

藤森神社が見えてきました．立派な建物です．

藤森神社 寺・神社・教会

銘板に藤森神社の由来が書かれています．
あれ？　末娘は早速，社務所の方へ御朱印を頂きに行っちゃいました．
先にお参りしなきゃ...

藤森神社 寺・神社・教会

社務所の脇に何か置いてあるのが気になる末娘です．
社務所を含めた大きな建物は宝物館になっているようです．
帰り際に覗いてみましょう．

藤森神社 寺・神社・教会

立派な拝殿がありました．しかも拝殿の中央が往来できるようになっています．

藤森神社 寺・神社・教会

カメラを引いて周囲の様子も含めるとこんな雰囲気です．

藤森神社 寺・神社・教会

拝殿の中央から本殿を伺うとこんな感じに見えます．

藤森神社 寺・神社・教会

それにしてもこの拝殿は立派ですね．
右側から撮影してみました．

藤森神社 寺・神社・教会

拝殿を反対の左側からも撮影してみました．

藤森神社 寺・神社・教会

拝殿の奥にある本殿，藤森神社です．拝殿と本殿の間の距離がありますので，全体を撮影することができます．

藤森神社 寺・神社・教会

お参りを済ませた後，ちょっと覗かせてくださいね．

藤森神社 寺・神社・教会

神様はあの御廉の奥にいらっしゃるのですね．

藤森神社 寺・神社・教会

藤森神社は古社でスサノオノミコトをお祀りしている云々が書かれています．
先ほど手間にあった銘板の文面とは異なりますが，内容は同じみたいです．

藤森神社 寺・神社・教会

本殿の脇から造りを拝見．

藤森神社 寺・神社・教会

綺麗です．改修後，間もないのかもしれません．

藤森神社 寺・神社・教会

隣に小さな祠もありました．

藤森神社 寺・神社・教会

ときの皇后さまが新羅侵攻の際の軍旗を埋納した場所だそうです．

藤森神社 寺・神社・教会

御旗塚の由来が書かれていますが，こちらも滲みが判読できない箇所もあります．

藤森神社 寺・神社・教会

昭和40年代の映画「大魔神」に似ている神鎧像（かむよろいぞう）がおかれていました．

藤森神社 寺・神社・教会

神鎧像の由来が書かれています．ちょっと滲みが多くて読みにくいです．

藤森神社 寺・神社・教会

「府社 藤森神社」と刻印されています．府社とは神社のランクみたいなもののようです．刻印されている書体が変わっているので写真を撮りました．

藤森神社 寺・神社・教会

境内で湧水があり「不二の水」と呼ばれている御神水で，二つとない美味しい水だそうです．

藤森神社 寺・神社・教会

ご近所の方がペットボトルにたくさん汲んでいきました．

藤森神社 寺・神社・教会

湧水を正面から

藤森神社 寺・神社・教会

水六訓とはなかなか興味深い訓示です．この神社の創作でしょうか？

藤森神社 寺・神社・教会

帰り際に社務所がある建物に宝物館がありましたので，立ち寄ってみました（無料）．
内部は写真撮影NGでしたが，名刀といわれている日本刀の模写品や江戸時代末期製の大筒，単筒などの展示がありました．中でもユニークだったのは八連装火縄銃というものがあり，8本の銃身が放射状に束ねられている火縄銃なんだけど，狙いを付けるの難しそうです．

藤森神社 寺・神社・教会

藤森神社を後に，もと来た参道を戻ります．

藤森神社 寺・神社・教会

京都刀剣御朱印めぐりは、粟田神社、豊国神社、建勲神社、藤森神社の四社で完遂です。

JR藤森駅ホームです．電車は11時16分に来るようです．

ＪＲ藤森駅 駅

京都駅まで戻りました．今度は嵐山へ向かうのでJR嵯峨野線のホームへ移動します．
32番線ホームが駅の端っこにあり，遠かったです．
11時42分の電車に乗れそうです．

京都駅 駅

京都駅から17分ほどでJR嵯峨嵐山駅に到着しました．
結構，観光客が降り混雑していました．
ここからトロッコ列車に乗り換え出来るので，それが目当ての観光客も多そうです．

嵯峨嵐山駅 駅

嵯峨嵐山駅の駅舎です．

嵯峨嵐山駅 駅

駅前通り...あら意外に人が少ないのね～とここでは思いましたが．

だってのどかに観光客向け人力車も走っているし，車も少ないし，意外と観光客少ないのかな？って思いました．
でも後にその考えは「甘い」と実感させられました．

観光客が溢れている街中を歩き，ようやく目的のお店に到着です．
嵐電の嵐山駅の はんなり・ほっこりスクエア の中にありました．
京菓子の老舗 笹屋伊織「 SASAYAIORI+」です．

ササヤイオリプラス グルメ・レストラン

目的はここの「はんなり宇治抹茶パフェ」です．
末娘がガイドブックで紹介されていた写真を見て「これ，美味しそう！食べたい！ここに行く！」ということで，今回のターゲットになりました．
早速，二つ注文しました．

ササヤイオリプラス グルメ・レストラン

はんなり宇治抹茶パフェ（500円）です．
これがまた美味しい！
末娘も満足げな様子でした．

ササヤイオリプラス グルメ・レストラン

宇治抹茶パフェを頂いたので，天龍寺前の道 を渡月橋へ向けて歩き出しました．
道路の両サイドに小さなお店がたくさん並んでいます．

人通りが多いし，直射日光は当たって暑いし．
正目の方に橋の欄干が見えます．
渡月橋でしょう．

やってきました渡月橋♪
でも観光客がいっぱい溢れていました．

渡月橋 名所・史跡

大勢の観光客が橋を渡っていました．

渡月橋 名所・史跡

景色だけなら風情があります．
実際には川の水の流れの音に加え，大勢の観光客の話し声など喧噪とした雰囲気です．

渡月橋 名所・史跡

狭い河原に降りて撮影してみました．

渡月橋 名所・史跡

渡月橋の写真を撮りまくっていたら小腹が空いたので，渡月橋前の団子屋さんで買いました．みさぱぱは抹茶小豆だんごです．

寺子屋本舗 嵐山渡月橋店 グルメ・レストラン

末娘は磯部焼きだんごです．

寺子屋本舗 嵐山渡月橋店 グルメ・レストラン

渡月橋前の四差路交差点です．青信号になるたびに観光客が行き来していました．
橋は渡らず横切り，川沿いに歩いてみることにしました．

渡月橋は渡らず，橋を通り過ぎて川沿いを歩きました．

渡月橋 名所・史跡

近くに堰がありました．この辺りから遊覧船が発着しているようですが，今日は天候不良（風？）で欠航中でした．

桂川 自然・景勝地

渡月橋からだいぶ歩いてきました．さて竹林はどちらかな？
川縁を離れて緩やかな小高い丘の坂道を登ります．

桂川 自然・景勝地

おお，竹林が見えてきました．

嵐山 竹林の小径 自然・景勝地

道路の右側が竹林です．ガイドブックの写真で見たような狭い道の両側が竹林になっているのは，もっと先の方かなぁ？

嵐山 竹林の小径 自然・景勝地

ここが竹林の道であることを示す「嵯峨野の竹林」という標識がありました！
標識の隣の竹には観光客が彫ったであろうと思われる文字が...
まったくなんてことをするんでしょう！
マナー悪すぎ．

嵐山 竹林の小径 自然・景勝地

竹林の道は外国人観光客の団体で大渋滞です．

嵐山 竹林の小径 自然・景勝地

竹林の中はこんな様子です．

嵐山 竹林の小径 自然・景勝地

とにかく人，人，人，人がいっぱい！
写真を撮っても必ず人が映ってしまう状況です．
とりあえず嵐電の嵐山駅の方へ歩きました．

嵐山 竹林の小径 自然・景勝地

嵐山駅に到着，歩き疲れたのでちょっと休憩をいれることにしました．
末娘は抹茶パフェと同じお店「SASAYAIORI+」で柚ソーダ水を注文したようです．
みさぱぱは....

ササヤイオリプラス グルメ・レストラン

これが柚子ソーダ水，美味しかったようです．
んで，みさぱぱは？

ササヤイオリプラス グルメ・レストラン

はい！こう暑いと我慢できません！
缶に友禅柄がプリントされた嵐山限定クラフトビール らんでん麦酒を飲みました．
一口目はぐぐっと！のどが潤い，二口目以降は味わいながら優雅に飲みました．
ところでこのビール，製造元は 有限会社アイエヌインターナショナル となっており，後日どこかな？とネットで調べたら六甲ビール醸造所でした．
このあと，お土産をちょっと買って嵐山を離れることにしました．
なるほど美味いわけです．

嵐山駅 (京福電気鉄道) 駅

電車には結構お客さんが乗っています．
それもそのはず，電車は1両です．

嵐電 乗り物

運賃は大人220円です．

嵐電 乗り物

嵐山から約20分ほど電車に揺られ，京福電鉄 嵐山本線の四条大宮駅に着きました．
昨日休みだった三十三間堂近くにある京麩菓子屋へ行ってみることにしました．
まずはここからバスに乗り祇園へ向かいます．

四条大宮駅 駅

祇園でバスを乗り換えて三十三間堂方面へ向かいます．
実はこの乗り換え時，バス停前にある骨董屋が気になっていたので，ちょっとだけ見せてもらいました．

祇園商店街 市場・商店街

三十三間堂前でバスを降り，昨日，お休みだった七条通の「京の麩菓子屋 ゆふこころ」に到着です．既に店内に人が大勢...といっても8名ほど先客です．
そもそも座席が6名分ほどしかありません．

目的は夏季限定 金魚鉢の水玉ソーダ水です．
店舗内の座席が満席だったので予約表に名前を書き，二人で待つことにしました．
予約順は2番目です．店員さん一人で切り回しています．

店員さんに「順番をお待ちのみさぱぱさん！」と呼ばれました．
最初に注文，みさぱぱが金魚鉢の水玉ソーダ水のパッションフルーツ，末娘がブルーハワイで2つとも豪華にトッピング付（バニラアイスクリーム，生クリーム，おいり）で頼みました．
これがまぁ...インスタ映えのする素敵なソーダ水です．

こちらは金魚鉢の水玉ソーダ水のブルーハワイ（トッピング付プレミアム）です．

ねっ！　美味しそうでしょう？
本当に美味しいですよ♪
夏季の風物である金魚鉢を器として使い，中身は涼しげなソーダ水，そしてカラフルな京都らしさのトッピング，さらにミニ和傘を付け和心を付けるという心憎い演出の一品でした．

金魚鉢の水玉ソーダ水を堪能した後，バスで京都駅へ戻り，京都タワーへ行くことにしました．
三十三間堂前からバスに乗ろうと思いましたが，バス停に多くの観光客が並んでおり，3本くらいやり過ごしてから乗りました．

京都タワーの1階，展望室へ上がるエレベータがある階まで上るエレベータです．

京都タワーに登ります．
京都タワーのチケットは，ホテルから割引券を頂きましたので展望券300円でした．

京都タワー 名所・史跡

2台のエレベータの中央にある表示板です．
インジケータがタワーの形をしていておもしろいですね．

京都タワー 名所・史跡

京都タワーの展望室です．これは良い眺めです．
この方向は大阪方面，遠くに高層ビルが乱立しているのが確認できます．

京都タワー 名所・史跡

こちらは西本願寺でしたっけ？

京都タワー 名所・史跡

奥の方に清水寺，中央右側に三十三間堂の長い屋根が見えます．

京都タワー 名所・史跡

伏見稲荷方面です．薄く虹が架かっているのが確認できました．

京都タワー 名所・史跡

ご近所の京都駅です．

京都タワー 名所・史跡

写真中央に私たちが宿泊している京都タワーホテルアネックスが見えます．

京都タワー 名所・史跡

隣のヨドバシカメラのビルですが，人がありんこのように歩いているのが確認できます．高い！

京都タワー 名所・史跡

これは東本願寺でしたっけ？

京都タワー 名所・史跡

京都タワーのマスコット「たわわちゃん」です．
京都の俯瞰も堪能したので，そろそろ下へ降ります．

京都タワー 名所・史跡

京都タワーの展望室には風速風向をリアルタイムで表示するシステムがありました．

京都市内にこのような測定局が16カ所あるそうです．

京都タワーを出た後，ホテルに戻る途中で見かけた抹茶ビールの看板、美味しそう！飲んでみたいけど未成年と一緒には入れない！
残念です。次の機会かな…

ホテルに着いたとき、ふと空を見上げたら京都タワーにかかるような虹が出ていました。
京都旅行も明日まで…さてどこをめぐるか？今晩、末娘と相談しましょう。