2018夏・北海道旅行①　～支笏湖・積丹半島～

2018/08/03 - 2018/08/06

7月中旬に大きな仕事で土日出勤となり、その代わりの休暇をもらって3泊4日の北海道旅行。

これまで足を踏み入れたことのなかった積丹半島を前半、後半は富良野美瑛の定番フラワーコースで旅行しました。

この旅行記は前半。支笏湖から入り、積丹や余市を巡りました。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

１１時頃の便で新千歳空港に到着。
（３０分到着が遅れたことが、あとで色々響いてくるのですが）

到着後、ドライブに出てしまうため空港内で食事。

この後の食事の構成を考え、ラーメンにしました。

札幌のラーメン店「けやき」さんです。
のれん分け？した所で色々あったらしく、今は「にとりのけやき」を名乗っています。こっちが本家のようですね。

お値段以上！？

札幌味噌ラーメン専門店 けやき 新千歳空港店 グルメ・レストラン

「けやき」と言えば味噌ラーメンのイメージなので、そのまま味噌ラーメンです。

トッピングセットのラーメンではなく、少しずつトッピングを加えてみました。
札幌の本店の方がアツアツだったように思います。

新千歳空港から西に約１時間。

支笏湖畔を通って、オコタンペ湖に行きました。
以前支笏湖経由で洞爺湖に向かった時には、水害の直後で行かれなかったのです。

国道からオコタンペ湖までは、快適な快走路がつながっています。
ただし、その水害の影響で、オコタンペ湖から先は通行止めでした。

オコタンペ湖 自然・景勝地

オコタンペ湖です！

木々が生い茂っていて湖面が見える場所が少なかったです。
道路を歩いて見える場所を探しました。

国道の展望台から支笏湖。

支笏湖は恵庭岳、風不死岳、樽前山という３つの活火山に囲まれたカルデラ湖です。
結構大きいカルデラ湖で、これ樽前山の本体なんですよね・・・

樽前山、千歳や北海道の工業地区、さらに言えば札幌に近いのに、破壊力がでかい火山なのだということを理解しました。

支笏湖 自然・景勝地

支笏湖畔からの恵庭岳。

一番近くに見えて、一部噴煙の見える場所もあり、存在感がありますね。

恵庭岳 自然・景勝地

こちらが風不死岳。

風不死岳は山っぽい山。その後ろの山頂が平たんな山（左側）が樽前山です。

風不死岳 自然・景勝地

支笏湖畔に行きました。

かつて、王子製紙が発電所を作るための物資を運ぶために走らせていた軽便鉄道の路線跡・山線鉄橋がハイライト。
それにしても虫が多かった！

山線鉄橋 名所・史跡

橋が架かっている千歳川です。

水がいい感じのブルー。

支笏湖のビジターセンター。

支笏湖ビジターセンター 公園・植物園

先に書いた３つの火山と支笏湖の起こり。
平坦なので分かりにくいのですが、非常に火山活動が活発な場所なんですよね。
（西隣が登別、その西隣が有珠山ですしね）

ジオパーク的な勉強に適したビジターセンターだと思います。

北海道の有名ホテルチェーン・鶴雅が運営する「スイーツショップ パティシエ・ラボ」。

この日はやや暑くて店内で食べたかったのですが、１５時まではテラスだけと言われ、テイクアウトしてテラスで食べることに。

でも、さすが北海道。日陰のテラスは涼しかったです。

スイーツショップ パティシエ・ラボ グルメ・レストラン

小さなケーキとカフェラテを頂きました。

お高く留まっているのかと思いきや７００円ぐらいでした。
レストランタイムでも行ってみたいお店ですね。

当初の予定では、この後京極町の「ふきだし公園」まで一気に走り、そこで早めの夕食としてジンギスカンを食べることになっていました。

が、ビジターセンターで樽前山に興味を抱き、もう少し樽前山の近くまで行くことにしました。５合目までは県道が、その先はダート道が３ｋｍほどありますが、７合目までは容易にクルマでアクセスが可能でした。

登山口で名簿に名前を書いて、展望台まで歩きます。

樽前山七合目展望台。

結構急な登山道を歩いて、ただ距離は短く５分ぐらいですかね。
振りむくと眼下に支笏湖がきれいに見えます。

樽前山七合目見晴台 自然・景勝地

登山道の先は、火山故の低い森林限界を越えた樽前山。

溶岩ドームは、この後ろにあるので見えませんでした。

１時間ぐらいで山頂まで行けるようなので、初めから樽前山狙いにすべきだったのかもしれません。また今度。

ただ、登山道はそれなりに急で、火山なので下はやや滑りやすい砂利です。
靴やスティックなどしっかり持参した方が良さそうです。

靴底の擦り切れたスニーカーの私は、階段の段差で滑ってコケましたｗ

樽前山 自然・景勝地

その後、予定通り「ふきだし公園」へ。

途中、道の駅代わりに機能してしまっているキノコ料理のお店でトイレ休憩。

きのこ王国 本店 グルメ・レストラン

ふきだし公園に隣接した「道の駅 名水の郷きょうごく」に到着したのは、１６時半手前でした。

ここでジンギスカン食べられるのですが、既にラストオーダーの時間は過ぎており・・・

道の駅 名水の郷きょうごく 道の駅

豊富な湧水を誇るふきだし公園だけ見学しました。

ふきだし公園 公園・植物園

言い方失礼ですがこんな場所、しかもいい夕暮れに、なんで外国の方（イスラム圏の方が多かった）がゴマンと観光に来ているのか、ちょっとわからなかったです・・

天気が良ければ、ここ登って、もしかすると羊蹄山もきれいに見えたのかもしれません。

ただ、見ての通りで、この旅行唯一の雨まで降ってきていたので、断念しました。
途中で見た羊蹄山も、山頂に雲をかぶっていました。

宿泊はキロロリゾート。

ただ、リゾートに行ってもご飯は期待できない（だからふきだし公園でジンギスカンを食べたかった）ので、キロロを通り過ぎて小樽に出ました。

小樽築港のウイングベイに行きました。
着いたのが１９時過ぎで、レストランも結構閉まる中、行列のできている回転寿司があったので、並ぶことにしました。

回転寿し 魚一心 小樽店 グルメ・レストラン

「回転寿し 魚一心 小樽店」。

以前来た時も、そういえばここだけ行列でした。

それほど高くなく、ネタは新鮮でおいしく大きめ。
お腹いっぱい食べて２０００円ぐらい。

お酒飲みながらお寿司つまむなんていう使い方も可能。
人気があるのも頷けます。

小樽から赤井川国道経由でキロロリゾートに戻ります。

途中、毛無山展望所から小樽の夜景を見ました。

毛無山展望所 自然・景勝地

宿泊はキロロリゾートのスキー場側のホテル。

シェラトンでございます！

シェラトン北海道キロロリゾート 宿・ホテル

ただ、お店は２２時クローズのはずが２１時半に閉めてたり・・

客室はリノベーションされていますが水回りに古さが隠せなかったり。
元々ヤマハのリゾートを買い取ってるもので、スキーリゾートなので従業員さんもラフな服装ですし、海外の留学生がワーキングホリデーなのか一杯働いているようでした。

シェラトンとトリビュートホテル（キロロタウン）の間はバスが夜２３時まで運行しています。

がしかし！

案内のどこにも書いてないのですが、このバスが上に書いた外国人の勤務者のドミトリー（キロロリゾート外）まで走るんですよ。

周りは海外の観光客風情だし、トリビュートホテルで誰も降りないので自分も乗っていたら、バスの乗客は全員海外の従業員だったというオチ。

戻れたからいいですけど、小樽まで連れていかれるかと思いましたよ。

ということで、トリビュートホテル。

豪華です！

キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道 宿・ホテル

キロロタウンは、ホテルの２階からアクセスできます。

サマーシーズンなので、当然閑古鳥ｗ

キロロリゾート テーマパーク

その一角に、キロロ温泉があります。

１日券、３日券、７日券を売ってました。
１泊なので１日券１０００円（宿泊者割引）を買って入場。
宿泊者だと、タオルは貸してくれました。

施設としては・・・
源泉は露天の１カ所だけで、他はかなり循環したお湯か下手したら温泉ではないのかなという感じ。

温泉を期待して行くとガッカリします。

キロロ温泉 森林の湯 (キロロリゾート) 温泉

トリビュートホテルの中。

ロビーで缶ビール飲んでるだけで幸せな感じｗ

教会もあるので、結婚式にも対応しているのかな。

２日目。

シェラトンで朝食バイキング。

このバイキングだけは「おー、シェラトン！」って思いました。
メニューの豊富さが嬉しい。

シェラトンの温泉ではない大浴場。

朝誰もいなかったので撮っちゃいましたがｗ

正直、キロロ温泉行くならこっちでいいじゃん、って思いました。
シェラトン宿泊者は無料ですしね。

２日目は、積丹半島を走ります。

最初は、前日夜に立ち寄った毛無山展望所。

毛無山展望所 自然・景勝地

昼間だと、小樽市街やその先の祝津の景色がハッキリ見えました。

ゆっくり朝食して出たので、予定より少し遅れ気味の出発になりました。

なので、神威岬までノンストップで向かうことにしました。

道が空いていれば小樽から１時間少々だと思うのですが、余市までそれなりに混んでましたね。

神威岬 自然・景勝地

入口には「女人禁制の地」という看板が。

何か宗教めいた理由ではなく、単純に急峻な地形が危険で女性・子供が立ち入れない場所だったのだとか。

いまでこそこういう遊歩道ですが、この鉄筋の橋は当然昔はなかった訳ですから。

となると、どこを歩いていたんだ？って感じですよね。

途中、遊歩道から見える念仏トンネルの跡。

断崖絶壁の岬を干潮時以外も通過するために掘られたトンネルで、トンネルの両側から掘り進んでいったら食い違いが出てしまったものが、念仏を唱えたらつながった、という言い伝えがあるのだそうです。

駐車場から神威岬までは、だいたいアップダウンを歩いて２０分ぐらいでしょうか。

神威岬遊歩道 自然・景勝地

岬の先には灯台。

岬の先の海には神威岩。

このあたりは、侵食されやすい組成の岩が多いので、こういう奇岩が数多くあります。

神威岬往復の疲れを癒すのが、このカムイ番屋。

簡単なレストラン（ウニなども食べられます）やお土産、アイスを売ってます。
ソフトクリーム美味しかった！

しゃこたん土産と喰処 カムイ番屋 グルメ・レストラン

神威岬から、さらに西に５分ほど行くと、このローソク岩も見られます。

神威岬の遊歩道からも見えてはいましたね。

続いて、島武意海岸に行きました。

ここは、やや高台にある駐車場からトンネルを抜けてすぐに海岸を見ることができます。

日本の海岸100選にも選ばれている美しい海岸です。

写真右手の岩の色が黄金色で独特なのも印象的でした。

島武意海岸 自然・景勝地

先のトンネルから、６００ｍほど坂を登ると灯台もあります。

とはいえ、あまり風景代わり映えしないので、海岸全体をトレッキングするような理由もなければ、ここまでくる必要もないかなとは思います。

結構な急坂です。

続いての目的地は、余市ワイナリー。

余市ワイナリー 名所・史跡

１４：３０ラストオーダーのこのレストランで、なんとかランチをと思ってました。

かくして、余市市内の裏道をかなり飛ばしまして！

余市ワイナリーレストラン グルメ・レストラン

何とか間に合いました。

ハンバーグとビーフシチューソース、ソーセージ、北海道焼き野菜がセットになった余市スペシャル。
パン、サラダ、スープ、ドリンクのハーフバイキング付きです。

いやこれ、マジで美味しかったです。
飛ばした甲斐があったというものです！

なお、ワイナリー工場の展示はイマイチ・・・

平日だったらもう少し稼働していたのかもしれませんが。

カフェ＆ベーカリーも併設されており、ここでソフトクリームを食べました。

いや、この旅行で何回ソフトクリーム食べているんだろう。

余市ワイナリーカフェ＆ベーカリー グルメ・レストラン

小樽に移動し、祝津の展望台。

水族館や鰊御殿のある地区です。

小樽市街が一望できるのかと思いきや、さにあらず・・・

祝津パノラマ展望台 名所・史跡

遠くの岬の斜面に、小樽市の鰊御殿が見えました。

こちらが建物。

このあたり、駐車場が少ない上にしっかりお金を取られるので、観光地巡りだけなら市内からバスで行った方がいいのかなと感じました。

水族館方面なら、ソコソコ本数もありますしね。

小樽市鰊御殿 名所・史跡

運河公園。

日本郵船の船入澗だった場所を整備してできた公園。

運河公園 公園・植物園

ということで、目の前には旧日本郵船の小樽支店があります。

旧日本郵船(株)小樽支店 名所・史跡

他にも、公園近くには様々な歴史的な建造物があります。

落ち着いた雰囲気の公演です。

小樽の堺町方面へ。

旧北海道拓殖銀行の建物。
ヴィブラントオタルというホテルだったよなと思って見てたら、
お値段以上美術館に変身していました！

このホテル、一度泊まりたかったな。

旧北海道拓殖銀行 小樽支店 名所・史跡

堺町本通りでは、ちょうど風鈴のお祭りが開催中でした。

堺町通り 名所・史跡

涼しげですね！

まあ、本当に涼しかったけど。（21度）

もう少し時間が早ければ、ルタオのカフェでスイーツか軽食といきたかったのですが、時間も18時近くで、出店のカットメロンに路線変更。

メロンもこの後、散々食べることになるのですが（笑）

スヌーピーカフェなるものができてました。

リラックマさんもいかがでしょう？

食事処でいいものがあれば、と思って小樽運河に出てみました。

小樽運河 名所・史跡

気温は２１．５度。

今年の関東は猛暑ですし、いいですね～。

結局、ホテルのスーパー銭湯でご飯を食べることにし、宿泊先の三笠市のホテルまで移動しました。

ホテルのすぐ近くにイオンがあったので、翌日の飲み物やビールのお土産を買うために立ちよりました。

期間限定、GLAYライブ缶（サッポロ黒ラベル）を発見。

26日、WOWOWで生放送を見ます！

宿泊は、三笠天然温泉　太古の湯の宿泊施設。

三笠天然温泉 太古の湯 スパリゾートHOTEL TAIKO・別邸 旅籠 宿・ホテル

ご飯はスーパー銭湯でのんびりとｗ

クルマで移動だとどうしても飲めないビール。
美味しいです（笑）