2017/05/12 - 2018/05/12
45位(同エリア239件中)
GATさん
8日~12日までトラック諸島で計10本潜ってきました。
12日の1本目日は、チュークで3本の指に入る最上級者ポイント、駆逐艦 追風。
神奈川県の浦賀船渠で建造され神風型駆逐艦の6番艦として大正14年10月30日に竣工。
排水量1270㌧ 全長102.57m 最高速力37.25ノット
太平洋戦争開戦時には旧式化しており南方方面の攻略作戦に参加し、その後は船団護衛に従事。
戦争後期になると一部武装を撤去して高速を利用しての輸送作戦に従事。
そして昭和19年2月15日に損傷した軽巡洋艦阿賀野を護衛してトラックを出港。しかし2月17日に阿賀野が潜水艦からの魚雷攻撃を受け炎上沈没し乗組員多数を収容しトラックへ引き返す。翌18日に空襲下のトラック泊地に北水道から進入したが敵機に発見され魚雷攻撃を受け轟沈。
阿賀野乗員も含めて十数人のみが救助されたのみで悲惨な結末に。
沈没場所はトラック環礁北方Fanuela島北西水深61mの海底に船体中央部付近で真っ二つに折れて艦後部は水平状態、艦前部は横転状態で沈んでいます。
2015年1月以来2回目の追風。
2015年1月のダイビングはhttps://4travel.jp/travelogue/11032984
黙祷の後に潜行開始。
なお、前日までは日本人ショップのトレジャーズを利用でしたが、本日はボートオペレーターの手配が付かず...。
ブルーラグーンのダイブショップのベテランガイド・ギャランさんにお願いしたら追風に行くから乗ってけ!と嬉しい一言。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
追風の説明用ボード。
-
ポイント名 追風。
平均水深16.6m Max60.0m 透明度Max25m 水温30.1℃
12リットルタンク背負っての91分のダイビング。
スマフォのジャイロ情報では北緯7°36′45″東経151°49′60″
前回と位置とほぼ同じ。
今回1回目の減圧潜水!
2分で54.9mまで急速潜行! -
水深25m付近まだ何も見えません。
潜行速度さらに加速! -
イチオシ
水深35m付近で船体を視認。
今回は後甲板へ真っ直ぐ向かいます。 -
追風の艦尾。
2回目なので前回よりは多少余裕あり、結構魚影があります。 -
空しく左舷を指向したままの後甲板右舷の25㎜機銃。
70数年前まま時間が止まっています。 -
後部甲板室(左舷側)を覗くと小便器が1台あるのみ。
-
イチオシ
上甲板から見上げる後部12.7㎝砲。
-
水深57m!体調異状なし。中部甲板へ進みます。
手前の円状の装備は魚雷発射管の装備跡です。 -
潜行3分半で減圧潜水に突入。
中部甲板から後部を振り返って一枚撮影。
カメラの使用最大40m深度ですが問題なく作動中! -
魚雷の命中箇所。
-
潜行4分経過。切断面付近から右手に横転した船体前部側が見えます。
前回は周囲に目が届かず気が付きませんでした。 -
さらに水深を下げていきます。
一呼吸で一目盛減る感じでエアの減りが半端ないです! -
水深59m潜行中!5分経過、海底で60m到達。
船体前部側の切断箇所を撮影しようとしたら判断力が鈍ってる感じがあり窒素酔いか?と判断し水深を少し上げます。
切断面を正面から一枚撮影したと思っていましたが浮上後確認したらシャッターを押してませんでした...。 -
振りかえって中部の魚雷命中箇所。
一本の魚雷で真っ二つです。
この後、窒素酔いの影響か視界が狭くなる感じがあり、しかも近くにいるガイドを30秒ほど見失う(透明度35mなのですが...。) -
水深54m転覆した艦首の船体上を進みます。
-
振りかえって船体前部側の切断箇所を撮影。
手前から奥に伸びている突起物はビルジキールと呼ばれる船体の動揺を緩和するためのもの。 -
船体後部海底付近には魚が回遊しています。
-
艦首付近は月日の経過で崩壊しています。
-
崩壊している艦首を見ながら船体後部のブイラインへ向かいます。
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イチオシ
ガイドのギャランも窒素酔いか?ハイテンションの様子で鼻歌を歌ってる...。
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潜行して13分でブイラインに戻ってきました。
減圧しながらゆっくり浮上開始。 -
さらば、追風!
潜水時間91分のうち急速潜行に2分、船体付近11分で残り78分は浮上及び減圧停止の時間になります。
約3分かけて水深36mまで浮上、ここでガイドの予備タンク(ナイトロックス)を使用し30分かけて7mまで浮上。 -
水深25mまで浮上しました。
9mで減圧指示が表示されています。 -
9mで減圧しているとテクニカルダイビングのチームが浮上してきました。
-
3mで26分の減圧指示になりました。
周囲何もなく退屈です。 -
6mまで浮上後、ガイドの予備タンクもエア切れ。
船から5mの深度に吊下されているタンクで減圧開始。 -
テクニカルダイビングのチームもガッツリ減圧中。
そして、ようやく浮上完了です。
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