2018/06/10 - 2018/06/17
556位(同エリア1326件中)
ひよどりさん
鳥栖に所用があり、4泊。
東京への帰り道、下関で途中下車、物見遊山で3泊。7泊8日の道中となりました。
下関では、唐戸市場、赤間神社、レトロな洋館を巡り、関門トンネル人道を通り、対岸門司港を散策してきました。
今回の旅行記は、門司の観光区域を離れ、足の向くまま、歩き回った門司の商店街とJR門司港駅の記録です。
今回のシリーズの最終回でもあります。
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下関、唐戸市場で寿司を摘まみ、海峡を眺め、山陽道を歩き、海底を潜り、門司港レトロ地域を一巡りしたのに、物足りないのです。
関門海峡は、美しく、レトロな建物は、立派です。それも、良いのですが、もっと、雑然とした、日常的で、古びた景色を見たいのです。
ちょっと探してみましょうか。 -
旧三井倶楽部や鉄道記念館が面している桟橋通りを、港から離れるように南東方向に進みました。
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栄町銀天街 1
桟橋通りに直交する商店街です。
港から200~300m位の距離です。
シャッター街という程、寂れてはいませんが、活気があるとも言い難い商店街です。 -
栄町銀天街 2
「大衆向 平民食堂」
「暫く臨時休業」の張り紙があります。 -
栄町銀天街 3
後ほど検索したところ、既に廃業していました。
大正から続くハヤシライスのおいしいお店だったようです。
お店のガラスもきれいに掃除されており、再開を待っているように思えました。
この一軒の存在から、この商店街の歴史の古さとかつての雰囲気が伝わってきます。 -
栄町銀天街 4
もう少し歩きます。
「Panasonic」ではなく、「National」が健在。 -
栄町銀天街 5
こんなロケ地向けのポスターがあるんですね。
訪問した日は6月16日、放映は一月後です。 -
栄町銀天街 6
栄町銀天街に、新しく生まれる建物もあります。
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栄町銀天街も、旧門司税関の前の大通りにぶつかって終わりました。
左に曲がれば、門司港レトロの観光地区ですが、そこを反対、右に曲がり、もう少し門司の町を回遊してみます。
写真は、栄町の交差点(旧門司税関から、400m程)です。
右端に小さく写り込んでいる赤い文字の看板(「中央市場」と読めます)の場所に行ってみます。 -
中央市場 1
営業しているのでしょうか?
実は、道路を挟んだ正面の大型スーパーマーケットを背に撮影しています。 -
中央市場 2
通路に明かりは灯っていますが、営業しているお店は、数店です。 -
中央市場 3
通路天井からメッセージボードが何枚も下がっています。
幾つか紹介します。 -
中央市場 4
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中央市場 5
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中央市場 6
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中央市場 7
メッセージボードを読みつつ、市場を通り抜けました。
少々切ない気持ちになりました。 -
栄町交差点の角、この茶色の建物の看板にも「小原市場」と記されています。
「中央市場」「小原市場」を守ってきた方々は、門司の移り変わりも見守ってきたのでしょう。 -
そろそろ駅に向かいましょう。
対岸下関の唐戸に戻るので、門司港から連絡船に乗るのが一番効率が良いのですが、悩んで悩んだ結果、一度も見たことがない門司港駅構内、門司港駅→門司駅の車窓の風景を楽しむことにしました。 -
JR門司港駅 1
目下、工事中。
秋には、建設当初外観を見ることができるでしょう。 -
JR門司港駅 2
駅構内は、往時を再現しています。 -
JR門司港駅 3
駅長さんお勧めの見処、旧洗面所。昭和4年に設置。
手前の水栓は、「帰り水」と呼ばれ、駅創建時の大正3年から使われてきたものです。
戦前、戦後まもなく、門司港に帰還した人々が、この水栓を開き、安堵の思いで、喉を潤したそうです。
(参考:構内解説板) -
JR門司港駅 4
旧洗面所内部。 -
JR門司港駅 5
切符売り場付近。
新旧入り交じった、雑然とした風景が好きです。
特に、構造体に惹かれます。
外観・内装は、現在の材料で、化粧直しされてしまいますが、骨組は、建設当初の姿をダイレクトに伝えてくれます。 -
JR門司港駅 6
前の写真、左側にあった柱は、別の場所でも使われています。そのアップ写真です。
こういう装飾のセンス、今は、失われてしまったのでしょうね。 -
JR門司港駅 7
人間の手で、丈夫に頑丈に、造られた鉄骨組の柱に、張り巡らされた配線。この景観も長い歴史の一部だと思います。 -
JR門司港駅 7
今後の修復工事で、こういう部分は、どうなっていくのでしょう? -
JR門司港駅 8
古いレールを使っているのでしょうか? -
JR門司港駅 9
改札口を抜けると、構内には、「0哩標」(昭和47年)や「旅立ちの鐘」(2009年)などのモニュメントもありますが、駅そのものが、歴史の記念碑です。 -
JR門司港駅 10
停車場という雰囲気が残っています。 -
JR門司港駅 11
鹿児島本線の起点です。 -
JR門司港駅 12
1・2番ホーム。次の写真はお隣のホームで4・5番ホーム。3番ホームはありません。
気になって、検索すると・・・
かつて、機関車が客車を引いていた時代、起終点の門司港駅では、折返し発車するために、機関車を先頭に移動させる線路が別途必要でした。その線路が3番線で、乗降客用のホームはありませんでした。
・・・ということです。 -
JR門司港駅 13
下関に戻りましょう。鹿児島本線門司駅で、山陽本線に乗り換え、15分程で着きました。
門司までは、車窓から古い倉庫が見え、ゆっくり歩いたら、面白い発見もありそうです。 -
下関にて 1
関門鉄道トンネルが出来るまで、門司港駅と下関駅とは、鉄道連絡船で結ばれていました。
その下関側の鉄道連絡船の記念碑がある公園に、翌日、寄ってみました。
そこは、現在の下関駅から東に500m程、「海峡夢タワー」の隣です。
プレートには、「準鉄道記念物 関釜・関門航路 下関鉄道さん橋跡」とあります。
「ああ、ここに桟橋があったんだ」と思いました。
ところが、この旅行記を書くのに、検索すると、このプレートは、この公園が出来た時に、下関駅近くの元桟橋から、ここに、移転してきたもののようです。
一括りで言えば、ここも下関港の範囲内で、問題はないでしょうが、何も知らない者に、「駅から随分歩いて連絡船に乗ったんだね!」「昔、山陽本線は、海底トンネルが出来るまで、こちらに延びていたのかなあ?」等と勘違いをさせそうですね。 -
下関にて 2
当時の鉄道と連絡船を描いたプレートもあります。 -
下関にて 3
公園内にそびえるアート「夢見るくん」です。 -
門司港から見た下関
対岸左の高い建物が、「夢タワー」、その左側に「夢見るくん」も何とか確認できます。
ちなみに、対岸中央辺りが唐戸、現在の連絡船の発着場所です。
唐戸に3泊4日、毎日、関門海峡を眺めて過ごしました。
自然景観を楽しみ、歴史に思いを馳せることもできました。
行って見たい所が、派生的に、次から次に生まれる場所です。
是非もう一度、訪れたいですね。
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