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神奈川県鎌倉市二階堂710<br />2018.6.29<br /><br />覚園寺さんで 仏像の数々と庭を堪能した後<br />瑞泉寺さんへ向かいました。<br /><br />場所は歩ける範囲ですが、自分の体力に相談・・の結果<br />車で移動する事に・・<br /><br />こちらの見どころは ちょっと今までの鎌倉にある寺院さんとは<br />違う雰囲気が たっぷり味わえます。<br /><br /><br />鎌倉と言えば 歴史・季節の花々・庭園など 様々あります。<br /><br />(夢窓疎石) の庭園と言えば もう 国指定の有数な数々を造られた方で<br />有名ですが 鮮やかさ!と言うものとは違いました。<br /><br />まず 本堂へ向かう山肌から苔が見事です。<br /><br /><br />〇参道の石段<br /><br />男坂・女坂の二股に分かれています。<br /><br />その苔におおわれた景色と <br />深い木々の下で 光が遮られた光景<br /><br />一段と 静かな雰囲気を一歩づつ 味わえる階段となっています。<br /><br /><br />歴史<br /><br />鎌倉時代最後の執権である北条高時の尊崇を受け<br /><br />鎌倉幕府が倒れると後醍醐天皇や足利尊氏からも帰依されました。<br /><br /><br />正に 『夢窓疎石』の元 <br />様々な関係にあった立場の武将<br />皇族からも崇敬された場所となっています。<br /><br /><br />鎌倉五山に次ぐ関東十刹の筆頭として<br />永享の乱までの約100年間隆盛を保っていた歴史を持ちます。<br /><br /><br />〇五山文学<br /><br />鎌倉五山や京都五山と言われ<br /><br />幕府の外交文書を起草する必要性により栄えた漢文学のことだそう。<br /><br />この五山文学の鎌倉における拠点が瑞泉寺であった。<br /><br />江戸時代には<br /><br />徳川光圀もこの地に滞在し<br /><br />自身の鎌倉旅行を“新編鎌倉志”として編纂させた寺院でもあります。<br /><br />まだ 読んだ事は無いのですが(^^;<br /><br />後世、多くの文人が来訪しました。<br /><br /><br />参道には <br />吉田松陰の碑<br /><br />下田で密航を 企てる前に 叔父である こちらの和尚に会いに来たと<br />書かれていました。<br /><br /><br />大宅壮一文学碑<br />「男の顔は 履歴書である」と言う有名な言葉の碑<br /><br />などなど・・・・・<br /><br />季節の木々・緑・岩肌の庭園と 時間が足りないくらいでした。<br /><br /><br />一味ちがった 鎌倉を 訪れる事が出来て <br />大満足でした。<br /><br /><br /><br /><br />

瑞泉寺 鎌倉源氏の地にあり、敵対関係に在りながらも『夢窓疎石』高僧が開山。岩庭が雄大

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2018/06/29 - 2018/06/29

1256位(同エリア7086件中)

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KEN Yoshimune

KEN Yoshimuneさん

神奈川県鎌倉市二階堂710
2018.6.29

覚園寺さんで 仏像の数々と庭を堪能した後
瑞泉寺さんへ向かいました。

場所は歩ける範囲ですが、自分の体力に相談・・の結果
車で移動する事に・・

こちらの見どころは ちょっと今までの鎌倉にある寺院さんとは
違う雰囲気が たっぷり味わえます。


鎌倉と言えば 歴史・季節の花々・庭園など 様々あります。

(夢窓疎石) の庭園と言えば もう 国指定の有数な数々を造られた方で
有名ですが 鮮やかさ!と言うものとは違いました。

まず 本堂へ向かう山肌から苔が見事です。


〇参道の石段

男坂・女坂の二股に分かれています。

その苔におおわれた景色と 
深い木々の下で 光が遮られた光景

一段と 静かな雰囲気を一歩づつ 味わえる階段となっています。


歴史

鎌倉時代最後の執権である北条高時の尊崇を受け

鎌倉幕府が倒れると後醍醐天皇や足利尊氏からも帰依されました。


正に 『夢窓疎石』の元 
様々な関係にあった立場の武将
皇族からも崇敬された場所となっています。


鎌倉五山に次ぐ関東十刹の筆頭として
永享の乱までの約100年間隆盛を保っていた歴史を持ちます。


〇五山文学

鎌倉五山や京都五山と言われ

幕府の外交文書を起草する必要性により栄えた漢文学のことだそう。

この五山文学の鎌倉における拠点が瑞泉寺であった。

江戸時代には

徳川光圀もこの地に滞在し

自身の鎌倉旅行を“新編鎌倉志”として編纂させた寺院でもあります。

まだ 読んだ事は無いのですが(^^;

後世、多くの文人が来訪しました。


参道には 
吉田松陰の碑

下田で密航を 企てる前に 叔父である こちらの和尚に会いに来たと
書かれていました。


大宅壮一文学碑
「男の顔は 履歴書である」と言う有名な言葉の碑

などなど・・・・・

季節の木々・緑・岩肌の庭園と 時間が足りないくらいでした。


一味ちがった 鎌倉を 訪れる事が出来て 
大満足でした。




旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 覚園寺さんから 車で移動しました。<br />途中 永福寺さん跡・などなど 案内版が出ています

    覚園寺さんから 車で移動しました。
    途中 永福寺さん跡・などなど 案内版が出ています

  • 駐車場入り口で 拝観料を納めます。

    駐車場入り口で 拝観料を納めます。

  • いよいよ 繁みの中へ

    いよいよ 繁みの中へ

  • 史跡 瑞泉寺境内<br />名勝 瑞泉寺庭園 の碑

    史跡 瑞泉寺境内
    名勝 瑞泉寺庭園 の碑

  • 背の高い木々で 陽が遮られてきます。

    背の高い木々で 陽が遮られてきます。

  • こんなに沢山の 文人の方々の碑が あるんですね!

    こんなに沢山の 文人の方々の碑が あるんですね!

  • ここで 男坂・女坂に 二股で 別れます。<br />

    イチオシ

    ここで 男坂・女坂に 二股で 別れます。

  • 男坂

    男坂

  • 私は こちら 女坂を 上がって行きました。

    私は こちら 女坂を 上がって行きました。

  • 竹林が 奥に広がっています。

    竹林が 奥に広がっています。

  • 側溝 水はこの日は 流れはありません。

    側溝 水はこの日は 流れはありません。

  • 山門が見えて来ました。

    山門が見えて来ました。

  • 山を背にして 瑞泉寺さんの案内図

    山を背にして 瑞泉寺さんの案内図

  • 山?方代 やまざき ほうだい氏の 碑

    山?方代 やまざき ほうだい氏の 碑

  • 参道脇に 吉田松陰先生 留跡碑 

    イチオシ

    参道脇に 吉田松陰先生 留跡碑 

  • 庚申塔

    庚申塔

  • 吉野秀雄 歌人の碑

    吉野秀雄 歌人の碑

  • 山門が また 苔があり 素晴らしい

    山門が また 苔があり 素晴らしい

  • 山門をくぐった正面です。

    山門をくぐった正面です。

  • 右手

    右手

  • 山門に続く塀

    山門に続く塀

  • 左手に歩きます。<br />整備されています

    左手に歩きます。
    整備されています

  • 鐘堂

    鐘堂

  • 鐘堂のすぐ傍に <br /><br />大宅壮一文学碑<br /> 有名な <br />「男の顔は履歴書である」が刻まれた碑

    鐘堂のすぐ傍に 

    大宅壮一文学碑
     有名な 
    「男の顔は履歴書である」が刻まれた碑

  • 藤棚<br />きっと 見事な花が見られたのでしょうね!

    藤棚
    きっと 見事な花が見られたのでしょうね!

  • 今は まだ 紫陽花の季節

    今は まだ 紫陽花の季節

  • 背景は山です。

    背景は山です。

  • 本堂へ向かう道に花が色々咲いています。

    本堂へ向かう道に花が色々咲いています。

  • 道が整備されていて<br />四方に分かれ道

    イチオシ

    道が整備されていて
    四方に分かれ道

  • 本堂へ進みます

    イチオシ

    本堂へ進みます

  • お参り

    お参り

  • また 道が続きます。

    また 道が続きます。

  • こちらの黄梅など 鎌倉市天然記念指定になっていますね。

    こちらの黄梅など 鎌倉市天然記念指定になっていますね。

  • どこもく地蔵尊 堂

    どこもく地蔵尊 堂

  • 大黒さまの像が 置かれていました。

    大黒さまの像が 置かれていました。

  • イチオシ

  • 本堂裏側を廻って<br />岩庭へ

    本堂裏側を廻って
    岩庭へ

  • 大きな 岩肌が見えて来ました。

    大きな 岩肌が見えて来ました。

  • 彫刻的手法により制作された岩庭 と記されています。<br /><br />永享の乱の後鎌倉公方足利家が滅びてから約500年放置されていたものを<br />発掘。<br />その姿を現しました。

    イチオシ

    彫刻的手法により制作された岩庭 と記されています。

    永享の乱の後鎌倉公方足利家が滅びてから約500年放置されていたものを
    発掘。
    その姿を現しました。

  • 貴重ですよね!<br />刻まれた様子がうかがえます。

    貴重ですよね!
    刻まれた様子がうかがえます。

  • イチオシ

  • イチオシ

  • 橋がふたつ 架けられています。

    橋がふたつ 架けられています。

  • 今まで 観たことの無い 岩庭を拝見して<br />瑞泉寺さんを後にしました。感激です。

    今まで 観たことの無い 岩庭を拝見して
    瑞泉寺さんを後にしました。感激です。

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