神奈川県鎌倉市二階堂903<br />2018.6.29<br /><br />奈良時代　734年に建立されたという鎌倉でも一番の古寺<br />行基が開山と伝えられています。<br /><br /><br />本堂に続く美しい緑の苔の階段が　素晴らしいです!<br /><br />昔は　こちらを登ってお詣りしていたのでしょう。<br />今は　通行禁止となっています。<br /><br />写真におさめる方々が沢山でした!<br /><br /><br />脇に造られた階段を登って　<br /><br />〇藁葺きの山門<br /><br />両脇には　運慶作と言われる　仁王像<br />力強い像です。<br />間近に　拝見する事が出来ます。<br /><br /><br />〇弁天堂<br /><br />右側に鳥居が見えてきます。<br />こちらは　素通りされる方が　殆どでした。<br /><br />見逃さないでくださいねえ。<br /><br />杉本寺さんの　財弁天さまを　お参りすると<br />蔵が建つ!!!!!!!!!!!!<br /><br />と言われるほどのご利益があると言われています。<br /><br />変った龍の香炉がありました。<br /><br /><br />〇本堂<br /><br />珍しい茅葺です。<br /><br />1189年に本堂が火災があり、<br /><br />その時観音様は境内の大杉へ自ら非難されて無事だった!と<br />伝えられていると言うのですからすごいですねえ!<br /><br />堂内は　写真撮影禁止。<br /><br />お参りの後　右手より堂内を拝観させて頂く事が出来ます。<br /><br />納め札というのに氏名を記入<br />それをお寺に納めることによって納経がわりにします。<br /><br />名前を書いて　いよいよ静かに厳かな気持ちで　堂内へ・・<br /><br /><br />秘仏三体の十一面観音<br /><br />向かって左の像はその行基が建立時に安置したもの<br /><br />中央の像は円仁慈覚大師の作（重要文化財）<br /><br />向かって右の像　源信恵心僧都の作（重要文化財）<br /><br /><br />秘仏の他に<br /><br />運慶作の地蔵菩薩<br />不動明王などの素晴らしい仏像が拝観出来ます。<br /><br />逸話として??????ですが<br /><br />こんな話が語り継がれています。<br /><br />↓<br /><br />かつて馬に乗ったまま杉本寺の門前を通ろうとすると<br />必ず落馬したが、<br /><br />蘭渓道隆（らんけいどうりゅう、建長寺開山）が<br /><br />行基作の像の顔を袈裟で覆ったところ<br /><br />落馬する者はいなくなったといいます。<br /><br />このため行基作の像は「覆面・下馬観音」と呼ばれているそうです・・・・<br /><br /><br /><br />このほか<br /><br />本堂に入り正面は前立十一面観音像は源頼朝の寄進<br /><br />新十一面観音像は昭和期に当時の住職　慈海僧正の作　<br /><br />とされ　中で　感嘆をあげました!<br />凄いですね。美術館の中のようです。<br /><br /><br />また　杉本寺さんは<br />鎌倉・坂東三十三観音霊場の第一番でもあります。<br /><br />発願印を頂きました。<br /><br /><br />素晴らしい体験をさせて頂いた後<br />堂から　境内へ出ると<br />正面から　右手に　<br /><br /><br />〇五輪塔群<br /><br />杉本寺の裏山はかつて杉本城がありました。<br />杉本城の戦いで　討死した方々の碑となり供養塔となっています。<br /><br />ここも　やはり　合掌でしょう・・<br />無念の想いが　残っていると思います。<br /><br /><br />〇七地蔵尊<br /><br />こちらは　六地蔵では無く　七地蔵尊　です。<br />一番風化の激しい地蔵は、杉本義宗の守り本尊といわれています。<br /><br />さらに山手へ進んで行くと<br /><br /><br />〇権現堂　<br /><br />こちらも鳥居で祀られています。<br /><br />もとは白山・熊野三山に祀られる熊野神が勧請されたものだそう<br /><br />鎌倉の街の中で　ひととき　静かな時間を過ごさせて頂きました。<br /><br />拝観料　200円<br /><br /><br />

杉本寺　苔の階段が余にも美しい!　鎌倉随一の古寺。上がって仏像を拝見出来る観音堂。

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2018/06/29 - 2018/06/29

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KEN Yoshimuneさん

神奈川県鎌倉市二階堂903
2018.6.29

奈良時代　734年に建立されたという鎌倉でも一番の古寺
行基が開山と伝えられています。

本堂に続く美しい緑の苔の階段が　素晴らしいです!

昔は　こちらを登ってお詣りしていたのでしょう。
今は　通行禁止となっています。

写真におさめる方々が沢山でした!

脇に造られた階段を登って　

〇藁葺きの山門

両脇には　運慶作と言われる　仁王像
力強い像です。
間近に　拝見する事が出来ます。

〇弁天堂

右側に鳥居が見えてきます。
こちらは　素通りされる方が　殆どでした。

見逃さないでくださいねえ。

杉本寺さんの　財弁天さまを　お参りすると
蔵が建つ!!!!!!!!!!!!

と言われるほどのご利益があると言われています。

変った龍の香炉がありました。

〇本堂

珍しい茅葺です。

1189年に本堂が火災があり、

その時観音様は境内の大杉へ自ら非難されて無事だった!と
伝えられていると言うのですからすごいですねえ!

堂内は　写真撮影禁止。

お参りの後　右手より堂内を拝観させて頂く事が出来ます。

納め札というのに氏名を記入
それをお寺に納めることによって納経がわりにします。

名前を書いて　いよいよ静かに厳かな気持ちで　堂内へ・・

秘仏三体の十一面観音

向かって左の像はその行基が建立時に安置したもの

中央の像は円仁慈覚大師の作（重要文化財）

向かって右の像　源信恵心僧都の作（重要文化財）

秘仏の他に

運慶作の地蔵菩薩
不動明王などの素晴らしい仏像が拝観出来ます。

逸話として??????ですが

こんな話が語り継がれています。

↓

かつて馬に乗ったまま杉本寺の門前を通ろうとすると
必ず落馬したが、

蘭渓道隆（らんけいどうりゅう、建長寺開山）が

行基作の像の顔を袈裟で覆ったところ

落馬する者はいなくなったといいます。

このため行基作の像は「覆面・下馬観音」と呼ばれているそうです・・・・

このほか

本堂に入り正面は前立十一面観音像は源頼朝の寄進

新十一面観音像は昭和期に当時の住職　慈海僧正の作　

とされ　中で　感嘆をあげました!
凄いですね。美術館の中のようです。

また　杉本寺さんは
鎌倉・坂東三十三観音霊場の第一番でもあります。

発願印を頂きました。

素晴らしい体験をさせて頂いた後
堂から　境内へ出ると
正面から　右手に　

〇五輪塔群

杉本寺の裏山はかつて杉本城がありました。
杉本城の戦いで　討死した方々の碑となり供養塔となっています。

ここも　やはり　合掌でしょう・・
無念の想いが　残っていると思います。

〇七地蔵尊

こちらは　六地蔵では無く　七地蔵尊　です。
一番風化の激しい地蔵は、杉本義宗の守り本尊といわれています。

さらに山手へ進んで行くと

〇権現堂　

こちらも鳥居で祀られています。

もとは白山・熊野三山に祀られる熊野神が勧請されたものだそう

鎌倉の街の中で　ひととき　静かな時間を過ごさせて頂きました。

拝観料　200円

エリア

鎌倉(神奈川)

旅行の満足度: 5.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 自家用車徒歩

瑞泉寺さんから車で向かったのですが
駐車場は無いようです。
近くのコインパーキングへ
階段手前で　拝観料をおさめます。
大人200円
ご縁起

山門にむかって階段を登ります。

山号
運慶作と言われる　仁王像
屋根は茅葺

イチオシ

苔の階段です!

緑が　濃くて　美しいですね!
参拝すると　蔵が建つ!!!
弁天堂

皆様　素通りされてしまいます。
振り返ると　苔の階段

イチオシ
未だ　蔵は建っていませんが(^^;
参拝後　本堂へ　向かいます。
とても　小さな　お地蔵さまが　木の根元に・・・
イチオシ

本堂へ
屋根は茅葺
森林に溶け込む色ですね。

イチオシ

本堂　前の　
苔の階段を　逆に　見下ろした光景です。
やっぱり　美しいです
本堂

堂内で　秘仏など拝観させて頂きました。
本堂　右手へ
五輪塔群
無数の碑・・・
合掌
七地蔵尊
一番　古いものが　
杉本義宗の守り本尊といわれています。
更に奥へ進みます。

本堂脇
権現堂
山肌を掘った中に　祠がありました。
イチオシ

鐘楼
茅葺の　山門に　戻ります。

階段脇の溝にも　石にも　苔が綺麗です。
イチオシ
鎌倉二十四地蔵尊　御朱印帳
鎌倉二十四地蔵尊の第四番　「身代地蔵尊」　　　
鎌倉二十四地蔵尊　第六番　「尼将軍地蔵尊」　　
坂東三十三観音霊場　御朱印帳
坂東三十三観音霊場　第一番　御朱印
発願印
坂東三十三観音霊場　第一番　御詠歌

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この旅行記へのコメント（1）

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たらよろさん 2018/07/12 20:06:07

やっぱり行きたい～

こんばんは、KEN Yoshimuneさん

この苔むした階段の美しさ。
今は登る人が居ないから、こうして誰もいない階段を見ることができるのもポイント高いですねー
以前、鎌倉に行った時に、行こうと思っていたのですが、ちょっと遠くて断念したんです…が、
やっぱり、ここは行かないと！！って
今誓いました！！
絶対に行かないと！！！

たらよろ

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