2018/06/15 - 2018/06/15
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Tagucyanさん
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今回は、休日出勤の代休でポコッとできた休みを利用して、東海地方に出かけてみました。
言われてみればここ最近、名古屋周辺は通るのですが通過するだけで、行ってないなあ、と。
以前から乗ってみたいと思っていた伊勢湾を横断して鳥羽と伊良湖を結ぶフェリーと組み合わせて、伊勢湾のまわりを一周してみました。
まずは名古屋駅から「快速みえ」に乗って、鳥羽に向かいます。
鳥羽には4年前の夏、家族旅行で行きました。その時は鳥羽から近鉄特急に乗って名古屋へ。まあ、伊勢・志摩方面から名古屋へは、近鉄で行くのが主流になっていますよね。
そこで今回は、それに対向して走っているJRの「快速みえ」に乗ります。
「快速みえ」そのものは、その後3年前に松阪から名古屋まで一度乗っています。
それ以来の乗車となりました。
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- 交通手段
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- 個別手配
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このところ、東北新幹線で北の方に出かけることが続いた。
今回は、久しぶりに東海道新幹線で西へ。
東京の西にある我が家からだと、わざわざ東京駅まで出るよりも、横浜線で新横浜駅に行った方が大幅に早い。 -
今年はなかなか縁がなくて、東海道新幹線に乗るのは今年初めてだったりする。
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名古屋駅に到着。名古屋で降りるのは約2年ぶり。
私が乗っていた13号車の後ろ半分は、見事に全員降りた。
そんなに名古屋に行く人が多いんだなあと思っていたら、入れ替わりに、そこに団体さんが乗ってきた。
なるほど、そういうことか。 -
在来線ホームの12・13番線に移動。
主に関西本線の列車が発着するホーム。名古屋駅 駅
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鳥羽駅始発の快速「みえ4号」が、定刻より8分遅れで到着。
この折返しが、これから乗る快速「みえ3号」になる。
到着後車内清掃で、一旦車内は閉め切り。
到着と同時に、運転席に多数の係員が乗り込んで何やら作業をしている。
なにか起きたのか?快速みえ 乗り物
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発車まであと5分しかないんですけど。
まだ運転席での作業は続く。 -
発車3分前、ようやく扉が開く。
まだ係員がたくさん運転席にいる。 -
この列車は4両編成。そのうち先頭1号車は指定席車両である。
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そして私も指定席券を購入済み。
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キハ75系。
今や、JR東海の主力ディーゼルカーである。 -
直前までガタガタしていたが、なんだかんだで定刻通り出発。
あおなみ線の電車が見える。あれにもご無沙汰しているなあ。 -
先頭1号車、指定席車両。
「快速みえ」は、1日13往復。
うち、この列車を含む4往復は4両編成で、1号車がまるまる指定席。
残る9往復は2両編成なので、1号車のうちの前半分だけが指定席。
1両まるまる指定席だが、結構席は埋まっていた。 -
車両真ん中の扉のところにある「指定席」の表示。
2両編成の時はここより前が指定席になる。 -
扉の上にあった停車駅ご案内。
東海道線は浜松-米原間。
中央線は名古屋-南木曽間。
関西線は名古屋-亀山間。
武豊線は全線。
あとは、快速みえの停車駅も表示している。 -
しばらくは、近鉄線と並行する。
近鉄の車両基地が見える。 -
今度はJRの車両基地。
このあたりから単線。
そもそも、名古屋地区の関西線は単線区間が多い。 -
八田駅を通過。
ここでワイドビュー南紀2号とすれ違い。
本来は名古屋駅の直前ですれ違うはずの列車で、向こうは遅れてる。八田駅 駅
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庄内川の鉄橋。
ここから先、大きな川をいくつも渡る。 -
そして、集落が川面よりも低い、ゼロメートル地帯。
いわゆる「輪中」と呼ばれているところ。
地理の授業で習いました。 -
蟹江駅を通過。
電車とすれ違い。蟹江駅 駅
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永和駅通過。
永和駅 駅
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まだまだ続く単線区間。
近鉄線と対向する上で、これがネックとなっている。JR関西本線 乗り物
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運転士は多気駅構内にある伊勢運輸区の所属で、多気駅まで担当。
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弥富駅。海抜マイナス93cm、日本一低い地上駅。
ここからようやく複線になるが、この先も複線区間と単線区間が混在する。弥富駅 駅
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木曽川、長良川、揖斐川と、大きな川を連続して渡る。
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桑名駅構内。
2年前に乗った、養老鉄道の電車が見える。 -
桑名駅に到着。
名古屋を出発して、最初の停車駅。桑名駅 駅
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さっきの弥富駅付近から近鉄線が近くを走っているが、その間、この列車と抜きつ抜かれつで走っていた近鉄線の急行電車。
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四日市駅構内。
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2つめの停車駅、四日市駅。
四日市駅 駅
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四日市駅を出発。
駅構内の端っこにある、伊勢鉄道のホーム。 -
その2つ先、河原田駅の手前。
ここで関西線と伊勢鉄道が分岐する。
伊勢・南紀方面に行く優等列車は、すべて短絡線となる伊勢鉄道線を経由する。 -
今走っているのが伊勢鉄道の下り線。
向こうの築堤の上に伊勢鉄道の上り線があり、真ん中に見えているのが関西線(単線)。 -
河原田駅構内。関西線が向こうの方に分かれていった。
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単線の関西線に対して、堂々複線の伊勢鉄道線。
旧国鉄伊勢線だった第3セクター路線。
JR線ではないため、別途乗車券が必要などと車内放送している。 -
鈴鹿駅に停車。
伊勢鉄道線内で唯一の停車駅。鈴鹿駅 駅
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伊勢鉄道線の沿線は、あんまり家がない。
そもそも、名古屋から伊勢・南紀方面に行く短絡線として作られた経緯と、近くを近鉄線が走っているため、優等列車以外はほとんど利用客がなく、国鉄時代は大赤字路線で、第3セクター化された路線。
しかし逆にそのせいで、18きっぷでは通れないなどの弊害が出ている。 -
中瀬古駅通過。
ここから単線。中瀬古駅 駅
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河芸駅。
基本的にこのような簡素な駅が多い。
このような駅に停まるのは、1両編成の鈍行のみである。河芸駅 駅
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その先で紀勢線と合流、津駅構内へ。
近鉄線との共同駅である。 -
つ駅。「?駅」に見えなくもない(笑)
言わずもがなの三重県の県庁所在地。津駅 駅
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津駅を出発。
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近鉄線と並行。
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近鉄線だけにある津新町駅の横を通過。
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津からは紀勢線。
JR紀勢本線 乗り物
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松阪駅のずいぶん手前。
名松線が合流してくる。
名松線には過去2回、前回は7年前に乗車した。 -
松阪駅に停車。
指定席車両の客にも、ボチボチと降りる人が出てくる。松阪駅 駅
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松阪の次の停車駅、多気駅。
乗務員がここで交代。多気駅 駅
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周囲に何にもないが、列車運行上は重要な駅である多気駅を出発。
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多気からは参宮線に入る。
支線ではあるが明治時代にできた参宮線は直進、大正時代にできた紀勢線は右折。 -
近鉄線ができるまでは、「お伊勢参り」といえばこの参宮線だった。
JR参宮線 乗り物
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たまに現れる集落の家々も、心なしか重厚である。
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宮川駅で列車とすれ違いのため停車。ダイヤ上は通過。
この先の伊勢市駅で降りる客の一部が、勘違いして立ち上がり、また座った。宮川駅 駅
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伊勢市内を流れる宮川。
これを渡ると伊勢市の市街地である。 -
伊勢市駅に到着。
指定席車を含め、乗っていた客の大多数がここで降りる。 -
この駅で、後ろ2両切り離し。
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切り離し作業を含め、13分停車となるため、ちょっと改札口の外に出てみた。
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「伊勢」という印象に合う、和風の駅舎。
伊勢市駅 駅
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駅前からまっすぐ500mほど進むと、伊勢神宮の外宮がある。
昔から、「一生に一度はお伊勢参り」と言われているくらいで、私もいつかじっくり時間をとって行ってみたいなあと思う。 -
でも今回は13分間の滞在、すぐに駅舎内に戻る。
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伊勢市駅の構内。かつて伊勢車両区があった広い構内。
今も車庫になっていて、先ほど切り離された2両が回送されていった。 -
旧車両区の向こうには、近鉄線の伊勢市駅がある。
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ここからは2両編成。
大多数の客がこの駅で降りてしまって、ガラガラになった。
先頭1号車は相変わらず指定席車で、自由席は2号車の1両だけなのだが、それでもガラガラ。 -
指定席車にいたっては、私を含めてたったの4人になった。
むしろ、4人も残っていたのねという感じでもある。 -
伊勢市駅を出発。
すぐに近鉄線が上を通り越す。
向こうに見えるのが近鉄のターミナル駅、宇治山田駅。
今やあちらの方が伊勢の玄関口っぽい。 -
ガラガラになってしまい、シートを転換させて足を伸ばす。
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五十鈴ヶ丘-二見浦間。
五十鈴川の広い河口。 -
二見浦駅。
快速列車なので、鳥羽駅までの間の唯一の停車駅。二見浦駅 駅
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鳥羽駅の手前。
池の浦という入り江に沿って走る。 -
また近鉄線がやってきて、上を通り越す。
そして、しばらく並行する。 -
終点・鳥羽駅に到着した。
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列車は折返し「みえ12号」名古屋行きになる。
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すぐとなりには、近鉄線の駅。
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近鉄線とJR線の構内は、跨線橋でつながっている。
でも、改札口は別々。
こちらはJRの改札口。 -
改札口を出たところ。
近鉄の駅と比べると、静かな感じ。
ただし、JR線の開業は明治時代で、近鉄線は昭和45年。歴史が全然違う。 -
鳥羽駅のJR駅舎。この右側に近鉄線の駅舎がつながっている。
鳥羽駅 駅
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さて、時刻はもうすぐお昼にちょうどいい時間。
歩いて昼食をとりに出かけます。
【その2】につづく
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この旅行記へのコメント (4)
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- フロンティアさん 2018/07/21 18:09:22
- 元三重県民から見る快速みえ
- こんにちは。旅行記、楽しく拝見させて頂きました。
以前、三重県に住んでいたことがあり、その際、快速みえはたまに利用しました(笑)
たまにというのは一部を除き三重県内各地から名古屋へ向かう場合、快速みえを利用するのは運転本数が1時間に1本しかない為、非常に不便だからで、大抵の場合、近鉄の特急…でもなく…近鉄の急行を利用していました。(近鉄の急行ならば乗車券のみで利用でき、さらに1時間あたり3本あるからです。)
ただ名古屋と津・松阪・伊勢市等の利用の場合、近鉄より安く乗れる4枚綴りの回数券があり、たまにチケットショップでその回数券のバラ売りを買って利用していました。
座席は指定席も含め2人掛け転換式クロスシートですが、自由席ならばともかく指定席位リクライニングシートにしても良いかと思いますが、Tagucyan様は指定席を利用されてどう感じましたか?少なくとも僕ならば利用しないと思います。
また三重県内から名古屋の移動は一部を除き近鉄がメインと言いましたが、その一部が亀山や関もそうですが…実は桑名もそうなんです。
桑名駅の場合、近鉄とJRは同じところに駅があり、所定運賃の場合、JRのほうが安いんです。さらに桑名~名古屋間は昼間でも1時間あたり4本列車がある為、案外不便でもないのでJRも結構利用されています。
だからTagucyan様がご乗車された時も伊勢市だけでなく桑名でも結構下車があったかと思います。
何はともあれ懐かしい光景を見せて戴きありがとうございました。
- Tagucyanさん からの返信 2018/07/22 00:21:30
- イメージと現実は違うものですね
フロンティア様
こんばんは。
かつては近鉄線と並行していながら、まったく勝負になっていなかった名古屋から三重方面のJR線ですが、最近はそれなりに盛り返してきたような気もします。
指定席車両はほとんどが伊勢市までのお客でした。思ったよりこの区間で利用する人が多いんだなあ、というのが正直な印象でした。これならば、もっと本数を増やせば利用客ももっと伸びるのではないかと思ってしまうのでした。
自由席の様子はよく分かりませんでしたが、やはり急行電車20分間隔の近鉄にだって対抗できるのではないかと思います。
ただ、いかんせん単線区間が長すぎるのと、途中から非電化になってしまうので、どうしても苦戦しますね。
ロングシート車が標準仕様のJR東日本管内に住んでいる私からすると、そもそも普通電車でも転換クロスシートというのがうらやましい限りです。料金520円というのも、「確実に座れることを保証する料金」というふうにとらえました。
そういえば、私が乗った車両にも、名古屋出発時に指定席車両に座らないで立っている人がいました。何でかなあと思ったら、ちょうど桑名駅の階段が指定席車両の位置にあったんですね。他の駅よりも降りる客はたくさん見かけました。
関東だとJRは私鉄より高い、というイメージがありますが、他の地方に行くと必ずしもそうではないですね。
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Tagucyan
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- BTSさん 2018/07/18 17:52:55
- キハ75形
- Tagucyanさまへ
こんにちは~
初めての一人旅が鳥羽(相差)→大阪→四国でした。
みどりの窓口で快速みえの指定券を取ろうとしましたが満席だったので近鉄特急で鳥羽へ向かいました。あの時、キハ75形を楽しみにしていたのに…数年後に高山本線で乗ることができたのでヨシとしています。前面のフィルム式「快速みえ」と「行先」の方向幕は個人的に好きです。
関西本線は名古屋を発車すると単線区間が多いですよね。行き違いのため特急ですら運転停車があるので所要時間は近鉄に比べると劣りますね。ただ、貨物専用の引込線などが見れるのは関西本線の楽しみでしょうか。
多気を過ぎるとローカルな景色に変わりますね。先頭車両で撮影された画像は良い感じです。また乗りたくなりますね。
もしかして…この後は航路で移動でしょうか?
続きを楽しみにしています。
BTS
- Tagucyanさん からの返信 2018/07/18 20:45:16
- JR東海の一大勢力
BTSさま
こんばんは。
旅行記改めて拝見しました。四国の印象が強かったですが、まずは鳥羽に行っていたんですね。
キハ75系は、いまやJR東海の普通列車・快速系の一大勢力ですね。デザインが電車と似たような感じで、JR東海標準仕様と申しましょうか。いまだに字幕式というのもいいですね。
関西本線は、国鉄時代はかなり後期まで客車列車が走っていたりして前近代的でしたが、今は並行している近鉄線と対抗するようになりました。ただ、単線区間が長いのが泣き所ですね。南四日市まで完全複線化する構想があるそうですが。
非電化区間に入るととたんにローカルな景色になります。指定席車に乗っていたので控えめでしたが、普通の鈍行だったらかぶりつきしていたかも知れませんね。
さてこの先ですが… まだしばらく周辺をウロウロします。
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Tagucyan
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